=「落ちるナイフは掴むな」= =「落ちる短剣をつかもうとするな」=
まさに、今日の日の為にある格言です。下げ相場で無理に掴もうとすると、怪我をする。

人は底値の瞬間で買い天井で売りたくなるものです。しかし、そんなことは、株の神様でも無理です。=「頭と尻尾は、猫にくれてやれ」 = ぐらいの気持ちで構えることが望ましいのかもしれません。この相場環境では =「売りは迅速、買いは悠然」 =買いについては悠然と向かうべきなんでしょう。

相場の格言は、人間社会を生き抜く知恵でもあり、相場の格言は常に心に持ち続けています。相場の格言といえば、なんといっても思い浮かぶのは、
=「人の行く裏に道あり花の山」=
「多くの人が花見に行く場所より、人の知らない所に行けば、花の山をゆっくりと楽しめる」と言う格言。相場の格言集には必ずある格言です。株式格言の真髄は「逆張りの勧め」なのかもしれません。
もう一つ有名な格言が=「相場は悲観の中に生まれ懐疑の中で育ち楽観の中で成熟し幸福感の中で消えていく」=相場の生成から終末の過程を四段階に分け、各場面における投資家の心理状態を、巧みに洞察した傑作な格言です。

今日は、新しい相場の誕生日かもしれません。でも、誰にもわかりません。=「もうはまだなり、まだはもうなり」 =この格言は相場の予測の困難さを、巧みな表現で説明したものですが、結局天井と底にいるときは=「天底では、少数意見につけ」= =「総弱気は買い、総強気は売り」=
=「万人が万人ながら強気なら、たわけになりて、売るべし」= 何処が天井で、何処が底かは、その時点ではわかりません。後から振り返ると、天井では総強気、底では総弱気が市場を支配しているのです。

=「株価は頂上において強く見え、底で弱そうに見える」=そういうものです。
=「大衆は常に間違っている」= 「大衆は錯覚で投資するから常に間違うのです。大衆というものから抜け出さなければ相場での成功は無いだろう」という格言です、けして上から目線での言葉ではないので、「人の行く裏に道あり花の山」と同じ意味ですので誤解なきようお願いします。今日のネット掲示板では世界恐慌に恐怖するだけの大衆が存在しています。

=「知者は惑(まど)わず、仁者は憂(うれ)えず、勇者は懼(おそ)れず」 =
「道理をわきまえている人は事に当たっても迷わない。情け深い人は天命に安ずるから心配しない。勇気のある人はおそれない。」論語からの引用ですが、自分はとても此のレベルではない、ただの愚者かもしれません。せいぜい、=「幽霊と相場師は淋しいほうに出る」=と相場師を気取った単なるへそ曲がりにすぎません。
「相場師は人気のない銘柄を、底値で買い集めるべきである。(逆張り)」
「相場師は、目立ってはいけない。幽霊のような存在であるべきだ。」ブログなんてやってる場合じゃないかもしれません。

これだけの下げ相場となると、もはやテクニカルで計算した下値の予想数字はあてになりません,
=「相場は値より日数」=です。こういった相場は値段よりも日柄で見たほうが確かでしょう。10月10日のG7と16日のシティの決算発表日は相場の転換の要注目日です。=「天井3日、底百日」=などの言葉があるように日柄を注意して見なければなりません。波動などにおいては値幅より日柄の方を重視することが必要です。

=「株価は悪魔の鏡」= 私は株価や市場価格というものは、ある意味で神聖なものだと思っています。森羅万象あらゆる情報を反映させる鏡のようなものかもしれません。人が命から2番目に大切なお金を出して投資する株価は、常にその時その時で常に正しいのです。http://members.at.infoseek.co.jp/J_Coffee/keizaishi0.html#chuurippu /17世紀のチューリップ球根の高値も、バブル時の日本の株価や地価も、サブプライム問題の核の債券CDOも売買をされた時点での取引価格は正しかったのです。
つまり、市場価格を形成する情報とは、経済的合理的なもの以外、群集心理、間違った噂や誤解、作為的嘘、恐怖心、熱狂的な思い込みなど全てを含めたあらゆる心理をも映し出した「悪魔の鏡」なのです。

10月が底値になる可能性は高いと思ってはいますが、米国市場が底を打たない限り日本だけが底打つことはできません。これから厳しい米国の中小銀行が1000件も倒産する金融再編が始まったばかりです。物凄いスピードで処理をしていますが、早くても来年後半にならないとまだみえてきません。=「相場の金と凧の糸は、出しきるな」=を心がけ、賢い投資をしてほしいものです。

=「しまったは手仕舞え」= =「見切り千両」= =「利食い千人力」=を心がけ、皆様も是非ご精進ください。私も=「曲がりやに向え」=」「Ddogに向え」などと陰口を言われないように私も頑張ります。

最後に一つ
=Colors fade,temples crumble,empires fall,but wise words endure. =
=「色は褪せ、寺は朽ち、帝国は滅びる。しかし賢者の言葉は永遠である」=
byエドワードソーンダイク


追伸:外資系のトレーダーからの又聞きですが、NYでは、此の下げ相場で4000億円儲けている方がいるそうです。