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日本未来の党(所属国会議員17人)は27日、小沢一郎氏系の15人による「生活の党」(森ゆうこ代表)と、嘉田由紀子代表(滋賀県知事)の「日本未来の党」に分裂した。未来側に残る国会議員は阿部知子副代表1人。未来が13年に受け取るはずだった政党交付金はほとんどを生活が引き継ぎ、未来は政党交付金を受け取れない政治団体となる見通し。政党を作っては壊すことで政界を生き抜いてきた小沢氏に「壊し屋」の実績がまた一つ加わった。【田中成之】

「あまり傷が深くならない方がいいと私が判断した」。嘉田氏は27日、東京都内で記者団にこう語った。生活、未来の双方が「円満な分党」と主張しているが、未来側は政党要件を失い、生活側が政党として残る事実上の「乗っ取り」だ。

小沢氏が結党に関与した政党が解党・分裂するのは5例目。新生党解党後の新進党結党や、自由党解党後の民主党合流のように、大勢力に入り込み「ひさしを借りて母屋を乗っ取る」形で実権を握ってきた。一方、大勢力の内部で影響力の限界を感じれば、新進党解党や民主党離党のように「純化」を図る。

今回は嘉田氏を代表に担いで第三極の主導権を握ろうとしたが、衆院選では公示前の62議席から9議席に後退。思惑が外れた小沢氏側は、嘉田氏らとたもとを分かって純化を図ることにより母屋を乗っ取った。

24日夜に開かれた両院議員総会では、小沢氏の共同代表起用を求める旧「国民の生活が第一」系議員と、小沢氏を「一兵卒」の立場に押しとどめることで党運営の主導権を維持したい嘉田氏側との対立が決定的になった。

嘉田氏が「非民主的」との談話を出すと、生活系の15議員が嘉田氏を「独裁的」と非難する文書を発表。泥沼の対立に陥る中、嘉田氏は繰り返し「小沢さんと連絡がつかない」と不快感を示した。小沢氏はこれまでも意見の対立する側近と連絡を絶つことが多く、二階俊博元経済産業相、藤井裕久元財務相ら大物が次々と去っていった。

嘉田氏は27日、記者団に「社会的責任があるから、一緒に記者会見できたらと思っている」と語り、小沢氏は「分党」発表会見に同席することになった。
私はかつて自民党を割って出た小沢一郎を保守派の期待の星として支持した。  保守による二大政党制が日本を救うと思ったからだ。
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しかし、小沢は保守政治家でもなく日本を治める器ではなかったのだ!政治家より前に小沢一郎の人間性に問題があるのだろう。自分の足元すら固められない人物に国を治めることが出来るわけがないのだ。
選挙前突然「日本未来の党」を結党し「卒原発」と幟(のぼり)をあげても選挙対策用の政党にしかみえなないかった。「日本未来の党」はまるで凶鳥「鵺(顔は猿嘉田由紀子、狸小沢一郎の胴体、トラ河村たかし山田正彦の手足を持ち、尾はヘビ安倍知子」のようだった。そのヒステリーな「卒原発」という鳴き声は不吉な鳴き声にしか聞こえなかった。
小沢は自民党を飛び出して以降次々と側近が去り、和子夫人とも事実上離婚、地震があっても帰郷せず地元有権者にも見限られた。単なる知名度だけで今回の選挙は辛うじて小選挙区当選をした。だが数がすべての議会制民主主義政治において小沢党は事実上壊滅!小沢一郎の政治生命はついに潰(つい)えたと思う。6年続くかもしれない自民党安倍政権下で小沢が復権する道はもはやない!
反社会的な左翼人には小沢を熱狂的支持する人間は未だに多数存在する。だが基本的に中国の安企部の情報操作を真に受ける単細胞な人達だと思う。
以下のリンク記事を読んでほしい。「小沢一郎事件~今様政治家暗殺事件」
日本の民主主義の危機だとのご高説である。私から言わせれば小沢は国益など考えていない、もしかすると本気で権力奪取も考えず、趣味で政局を起こしていただけだだったのだろう。本気で国を憂い権力を奪取しようと思っていたなら、私心を捨て敵を作らず味方を増やすべきだった。
日本は海洋国家であって地政学的にリムランド国家中国や半島国家朝鮮と同盟してはならない。対米隷属と揶揄されようとも日本の同盟国はアングロサクソン・ASEANと環太平洋諸国なのだ。ところが小沢は日本を中国と半島に売り渡そうとした!第二次世界大戦前日本は地政学を無視して日英同盟を廃棄してしまい日独伊三国同盟を結んでしまった。その結果日本は未曾有の国難に遭ってしまったのだ。
小沢の皇室に対する不敬も目にあまり小沢に権力を渡してはならない考えたのは私だけではないはずだ。小沢に権力に渡してはならないと考えた保守側の人間は多かったと思う。
例え小沢が無罪であったとしても政治生命を東京地検特捜部に潰されたとの自業自得にすぎない。政治家以外に仕事をしていない人間が蓄財できるマジックを何等納得できる説明をしていないのだから当然である。
リンクの大治浩之輔が主張で小沢は「アメリカ型の新自由主義(金持ちはより金持ちに、貧乏人はより貧乏になる自由)からヨーロッパ型の社民主義的な福祉社会への基本的な転換」をしようとしたと寝言を言っている。税金が高い福祉国家を目指すのであれば小沢が消費税増税に反対することは矛盾している。まるで小沢に左翼革命の夢を重ねているに過ぎない説だ!

最早国賊小沢に居場所はない。
石原、橋下に嫌われ、みんなの党とも距離を置かれ、絶滅間近の民主に戻る路もなく、求心力を失った小沢は一部の頭の悪い反米主義者に愛国者だと勘違いされたまま引退すべきだろう。