細川・小泉氏「脱原発連合」=動揺広がる自民―都知事選    【時事通信 】1月11日(土)20時41分配信

細川護熙元首相(75)が東京都知事選(23日告示、2月9日投開票)に無所属で立候補する意向を固め、自民党都連が推薦する舛添要一元厚生労働相(65)と対決することになった。細川氏は「脱原発」の主張で一致する小泉純一郎元首相と連携し、原発再稼働を推進する安倍政権に政策転換を迫る世論のうねりを起こすことを狙う。自民党は発信力の衰えない小泉氏が敵方に回り、「情勢は全く読めない」(幹部)と動揺を隠せない。

「政党色を排し、出馬表明を告示近くまで引っ張るよう小泉氏が細川氏にアドバイスしている」。関係者の一人はこう明かす。郵政民営化を争点に2005年の衆院選で自民党を圧勝させた小泉氏が、今度は都知事選を舞台に、脱原発をテーマに「劇場型政治」を再現しようというわけだ。

細川氏は公には知事選への対応に言及を控えているが、11日は自らに近い元国会議員らと選挙公約取りまとめ作業を行うなど、着々と準備を進めた。「脱原発実現には世論の力しかない」と訴えてきた小泉氏が出馬を促し、細川氏が応えたという。細川氏は周囲に「脱原発の国民運動を展開したい」と意欲を示しており、週明けにも小泉氏と会談して連携を確認する。

細川氏擁立には、首相特別補佐として同氏を支えた田中秀征氏ら細川政権ゆかりの元議員に加え、小泉氏に近い中川秀直元自民党幹事長らが動いた。中川氏は昨年末、菅義偉官房長官に細川氏支援で共闘を持ち掛けたが、菅氏は安倍政権の原発政策と相いれないとして即座に断った。

◇自民、小泉氏の露出警戒

かつて除名した舛添氏を「勝ち馬」とみて支援を決めた自民党は、細川・小泉の元首相連合がもたらす突破力を計りかねている。党内には「若い人は細川氏をよく知らない。接戦になっても勝てる」と強気の見方もあるが、「小泉氏が街頭応援に入り、メディアに積極的に露出すれば、小泉氏に一票入れるつもりで細川氏を選ぶ人が続出するのではないか」(閣僚経験者)と警戒する声も出ている。

安倍政権は脱原発の争点化にも神経をとがらせ、エネルギー政策は国政の課題だとして「国政選挙とは違う」(菅長官)とけん制。森喜朗元首相も10日のテレビ番組で「原発という大事な問題で(地方)選挙を争うのはルール違反だ」と細川、小泉両氏の動きにいら立ちをあらわにした。 

自民党は舛添でいいのか?もし細川+小泉連合で都知事選を戦ったのなら舛添では勝てないかもしれない。都知事選は国政を左右しかねない重要な選挙である、もちろん私が都民であれば田母神俊雄氏に投票するであろうが、神奈川県民である私には残念ながら投票権が無い。

鳩山を筆頭に、小泉、菅と元首相と名がつく人物は始末が悪い問題人物ばかりだ。
そのなかでも比較的優等生であったはずの細川護煕が都知事選出馬で脱原発の単独スローガンを掲げで立候補するという。いやはや迷惑な話だ。

細川護煕元首相は1993年に成立して、自民党をはじめて野党に追い落とした。組閣後の世論調査では、内閣支持率として空前の71%を獲得している。

 期待は大きかったのだが、政治改革を掲げ衆院選への小選挙区制導入、政党助成金制度の創設などを実現したが、消費税増税問題で旧社会党と揉め佐川急便グループからの1億円の借入金問題で追及を受けるなどして、細川護煕は9ヶ月で突如政権を投げ出した。肝心の政治改革も多くの死に票を生み、20年経った今お世辞にも成功したとは言えない。

東京都民の選挙立候補者に対する目の節穴度は全国有数のところだ。古くは都市博中止だけを唯一の選挙公約で戦った意地悪ばあさんこと青島幸男を都知事に当選させ、あの、山本太郎を当選させた前科がある。小泉元総理と池上彰が応援すれば、細川護煕が東京都知事に当選する可能性が十分にある。

有名ブロガーやまもといちろうの妄想にすぎないがネット上で根拠のない票読みが流れています。

しかし考えてみれば、細川首相辞任の理由になったのが佐川急便からの1億円借入問題であるから、5000万円を借りた知事が辞めた後の選挙で、1億円を借りて総理を辞めた人間を選んでいいのかということになる。政界から引退し15年、今は陶芸家であり、いくら県知事・首相経験者といえどもにわかに小泉に担ぎ出されただけではないであろうか? 

細川元首相の擁立は誰が見ても安倍政権に対する小泉元首相の刺客である。小泉元首相の安倍政権への嫌がらせにしか見えない。いや脱原発をダシに政界再編を睨んだ小泉の趣味の政局遊びではないであろうか?

ナルシスト小泉純一郎という男が嫉妬している姿は醜い。 かつて第三次小泉内閣の官房長官であった安倍晋三が日本の再生をかけ闘っているにも関わらず、応援するのではなく明らかに大人げなく足を引っ張っているようにしか見えない。小泉は日本の未来を憂えているのではなく、己の感情が先走っているようにしか見えない。

東京都の知事選であるので、都には原発があるわけではなく、エネルギー原発政策は国が担うもので、都知事選挙で争う意味はない。細川元首相を担ぎ出し、反原発を主たる争点とする選挙はどうしても違和感を感じる。

細川氏は1993年8月、「政治改革」を使命とする細川連立政権を立ち上げながら、消費税を3%から7%に引き上げる国民福祉税構想を深夜に発表したり、佐川急便からの1億円借り入れ問題を徹底追及され、翌94年4月に突如、政権を投げ出した人物である。

1億円借り入れ問題では、国会に返済の証拠として、「コクヨの市販されておる領収書で、名前も、だれが発行したかもわからない、判も押してない、番号もない、そんな領収書を出されて…」(94年5月24日、衆院予算委員会、自民党の野中広務氏の質問)など、猪瀬氏の不可解な「5000万円借用書」を彷彿させる騒動を起こしている。

ネガティブキャンペーンは既に始まっている。すでに細川1億円とググると沢山ヒットします。多くの人間が細川元首相の立候補に疑問を持っています。

20年近く前の贈収賄事件は今更立証することはできない。だが、佐川急便の贈収賄疑惑があったから首相を辞め、首相を辞職することで贈収賄罪は不問にしたのだから、政界に復帰したいのであれば国民に説明してから政界に復帰するのが筋だと思う。

佐川急便1億円ネガティブキャンペーンが都民に周知されれば細川-小泉も年寄りの冷や水で終わるだろう。

舛添先生も下半身のスキャンダルがまた出るかもしれない。3度の離婚歴がある。最初の妻は東大で革マル派として活動していたころ学生結婚し離婚、次が留学時代出会ったフランス人、3度目の妻は官僚時代の片山さつきであり、1986年に結婚。しかし、3ヶ月後には破綻、調停を経て89年に離婚。1996年6月に現在の妻である元秘書の女性と3度目の結婚をし、2児をもうけている。他に日本人女性2人との間に婚外子が計3人いる。強い性欲を持ち小金がある男性が新しい女性を物色する習慣を止めることは難しい。自制しているようには思えないので、ここ数年スキャンダルが表に出ていないだけに何かしら新しい下半身のスキャンダルが選挙戦中に出る可能性もあるだろう。また、実の姉が生活保護を受給している問題もネガティブキャンペーン合戦となれば噴出することだろう。

細川と舛添がネガティブキャンペーン合戦で乱戦となれば田母神閣下にも勝機もあるかもしれません。

デビ夫人も田母神閣下を応援しはじめた・・・案外閣下が当選するかもしらん。


いずれにしても、東京都知事選は気が重いものになりかねない。
いっそのことスマイル!マック赤坂氏にでもお願いしよう。