イエローストーンで噴火の前兆とも考えられる群発地震や動物の異常行動が起こっている。もしイエローストーンが大噴火した場合その被害は地球規模にも及ぶという説もある。最近起こっているイエローストーンの異変、噴火したらどうなるのか?噴火の威力、被害、噴火はいつなのか? 【NAVERまとめ】 更新日: 2014年04月07日

イエローストーン国立公園
 
http://viewts.net/wp-content/uploads/2013/04/E9927D5A26BC6F5F765FD7F5FB039C7284AACD8B-470x340.jpg出典viewts.net
公園内には美しい間欠泉がいくつかある
イエローストーン国立公園は1872年に設定された世界初の国立公園です。モンタナ州・ワイオミング州・アイダホ州にまたがっていて、5つある公園の入り口のうち3つがモンタナ州内にあります。この土地には高山湖や川・間欠泉・沸騰している泥の池などがあり、沢山の間欠泉を有するところは世界で他になく有名です。
出典イエローストーン国立公園 [ MONTANA ]                        
イエローストーン地区は北アメリカ大陸最大の火山地帯である。現在でも地下には非常に大量のマグマが溜まっており、近い将来(数十万年以内)にまた破局噴火を起こす可能性が高いとされている。
出典<い size="3">イエローストーン国立公園 - Wikipedia                        

https://livedoor.blogimg.jp/dutdut/imgs/d/d/dd08d894-s.jpg 
出典イエローストーン国立公園最大の温泉、グランド・プリズマティック・スプリング                                                

イエローストーン、噴火頻発の可能性 National Geographic News

Richard A. Lovett 
for National Geographic News 
May 2, 2012
アメリカ、イエローストーン国立公園全体に広がる超巨大火山(スーパーボルケーノ)は、定説よりも高い頻度で噴火する可能性が明らかになった。

イエローストーン、噴火頻発の可能性


 事実であれば、“超巨大噴火”の威力は予想よりいくぶん落ちるかもしれないが、それでもイエローストーン全体を破壊するには十分だという。 

アイダホ、モンタナ、ワイオミングの各州にまたがるイエローストーンは、直径約70キロのカルデラの中にある。カルデラは約64万年前に起きた大噴火で巨大な火山円錐丘が崩壊し、形成された。 

この超巨大噴火の前にも、イエローストーンでは同規模の噴火が2度発生している。 

最初の噴火は特に巨大で、2500立方キロの溶岩を噴出したと長らく考えられてきた。しかし、実際には1回ではなく2回に分かれて噴火が起きていた可能性があると、今回の研究で明らかとなった。 

200万年前の溶岩堆積物の地層が3層に分かれている事実は、地質学者の間では異論がない。 

「3層の溶岩は、1回の噴火で形成されたのか、それともそれぞれ別の噴火の痕跡なのかという疑問が生じた」とワシントン州立大学の博士研究員で、今回の研究を率いた火山学者ベン・エリス氏は言う。 

同氏のチームは、各層から採取した岩石のサンプルを最新の同位体年代測定技術を用いて分析。特定元素の崩壊率を基に年代を割り出せるという。 

測定により、溶岩堆積物の約12%を占める最上層は、下の2層よりも6000年ほど後に形成されていたことが判明した。 

◆超巨大火山の噴火は間違いなく大きい 

調査結果はイエローストーンの地殻変動が定説よりも弱いことを示唆するが、エリス氏は噴火の規模は巨大だったと指摘する。「1980年にセントへレンズ山で起きた大噴火と比べても約300倍だ」。 

また、下部2層もそれぞれ別の噴火で形成された可能性がある。しかし、最新の年代測定技術でもかなり大きな誤差があるため、現時点ではどちらとも断定できないという。「今のところ、少なくともプラスマイナス4000年の幅がある」と同氏は話す。 

別々の場合でも、それぞれの規模は巨大という。また、1回で形成されたとすれば、地球上で発生した噴火の中で4番目の規模に相当する。「大規模であったことだけは間違いない」とエリス氏は語る。 

同規模の噴火が今起きれば、イエローストーン全体が大きな被害を受け、火山灰はアメリカ全土に降り注ぐと同氏は予測している。イエローストーンは、マグマ溜まりの膨張により地表面が隆起し、熱せられた間欠泉や温泉で常に煮えたぎっている。いまだに衰えを知らないことだけは確かだろう。 

今回の研究成果は「Quaternary Geochronology」誌6月号に掲載される。 

Photograph by Michael Melford, National Geographic

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イエローストーン火山緊迫、バイソンたちも逃げる【ロシアの声】

米ワイオミングのイエローストーン国立公園に位置する巨大火山の噴火の危険で米国市民は心配している。

   最新データでは、イエローストーン国立公園の火山性の湖の水温は20度にまで達している。通常よりはるかに高い数字だ。
   近隣住民の心配の種は地震である。地震はすでに60回発生している。最大のものは3月30日に発生した震度4.8のもの。
   2014年、超火山イエローストーン噴火で世界崩壊
   まずは動物たちが危険を察して非難している。バイソンが数十頭で群れをなして火山から自動車道を通ってまっしぐらに逃げていくビデオがインターネットに上げられている。

もし世界最大規模のイエローストーン火山が大噴火を起こした場合には、米国は全土が灰で覆われて視界はどこでも20cmが限界になり、大気圏に放出された何百万トンもの火山灰で太陽光線がさえぎられてしまって地球の気温は21度も下がるとも予測されています。

太古の人口は今とは比べ物にならないほど少なかったかもしれませんが、イエローストーン火山が7万3千年前も前に大噴火を起こした時には、この噴火は恐ろしい破壊力を発し、地球上の人口は1万5千人足らずとなってしまったそうです。

当初、火山活動の再開は2075年頃になると予想されていたようですが、2003年にイエローストーン国立公園で“噴火が予定よりも50年は早まる兆し”が確認されたようで、そうすると2025年以降にはいつ大噴火が発生してもおかしくはなく、もしかするともっと早くに噴火する可能性だって考えられます。


※ヨーロッパ最大の活火山のエトナ山

昨年頃から活発に噴火しているイタリア南部の“エトナ火山”は、ヨーロッパ最大の活火山とも言われており、噴火の規模は富士山とも同等と見なされていますが、もしもイエローストーン火山が大噴火した場合は、このエトナ火山の噴火の2500倍もの威力を発揮すると予想されています。

富士山を「1」とした場合の他の火山の噴火威力の比較
▶ 富士山 1 エトナ山 1 
▶ 北海道駒ヶ岳 3 有珠山 3 
▶ 樽前山 4 浅間山 4 
▶ 九重山 5 
▶ 燧ヶ岳 7
▶ ピナツボ 10
▶ 桜島 12
▶ 箱根山 14 ※横浜まで火砕流に飲み込まれた
▶ 摩周湖 19
▶ 大雪山 20
▶ 十和田湖 56 ※青森県の大半を火砕流が焼き尽くす
▶ 霧島山 100
▶ 屈斜路湖 150
▶ 洞爺湖(有珠山の本体) 170
▶ 支笏湖(樽前山の本体) 225  ※火砕流が札幌を飲み込んで日本海に到達
▶ 姶良カルデラ(桜島の本体) 450
▶ 阿蘇山 600  ※火砕流が九州の4分の3と山口県を焼き尽くす
▶ イエローストーン 2500


もちろん富士山は噴火規模だけが問題ではなく、富士山は世界の大陸プレートの交差する場所の要石として存在している「鍵」であり、この鍵が外れた場合には世界中の大陸プレートが動きだし、単なる地震や噴火とは別次元の大異変が発生してしまいます。

富士山とイエローストーンは太平洋を挟んでエネルギー的にも繋がっているといわれ、どっちが先になるのかわかりませんが、イエローストーンが動き始めているのであれば、やはり富士山の今後の動きも気になるところです。

いずれにしても、地球の地上にいる限りは自然災害は“起こらない”ではなく“いつ起こってもおかしくはない”のが当然であり、それを前提とした上で、今後はいかに自然と共生しながらも自然災害の影響を受けにくい都市、国を作っていくかが重要だと思います。

2012 DVD Clip - Yellowstone Volcano Erupts 映画「2012」のイエローストーンの噴火シーン

トバ・カタストロフ理論 wiki

トバ・カタストロフ理論(トバ・カタストロフりろん、Toba catastrophe theory)とは、今から7万年前から7万5千年前に、インドネシア、スマトラ島にあるトバ火山が大噴火を起こして気候の寒冷化を引き起こし、その後の人類の進化に大きな影響を与えた(参考:カタストロフィー)という学説である。地質学・古人類学の分野では、火山の噴火とその後の気候変動を指してトバ事変(Toba event)と呼ぶ[1][2]。 人類の進化における、ボトルネック効果の例を示す学説として言及されることが多い。この学説は1998年にイリノイ大学のStanley H. Ambrose教授によって唱えられた。

学説の概要 

いまから7万-7万5000年前に、トバ火山が火山爆発指数でカテゴリー8の大規模な噴火を起こした。この噴火で放出されたエネルギーはTNT火薬1ギガトン分、1980年のセントヘレンズ火山の噴火のおよそ3000倍の規模に相当する。この噴火の規模は過去10万年の間で最大であった。噴出物の容量は1,000 km3を超えたという(参考として、8万年前の阿蘇山火砕流堆積物の堆積は600km3であった)。

トバ・カタストロフ理論によれば、大気中に巻き上げられた大量の火山灰が日光を遮断し、地球の気温は平均5℃も低下したという。劇的な寒冷化はおよそ6000年間続いたとされる。その後も気候は断続的に寒冷化するようになり、地球はヴュルム氷期へと突入する。この時期まで生存していたホモ属の傍系の種(ホモ・エルガステル、ホモ・エレクトゥスなど)は絶滅した。トバ事変の後まで生き残ったホモ属はネアンデルタール人と現世人類のみである(ネアンデルタール人と姉妹関係にあたる系統であるデニソワ人がアジアでは生き残っていたことが、近年確認されている)。現世人類も、トバ事変の気候変動によって総人口が1万人にまで激減したという。

イメージ 1


トバ火山の位置。

イメージ 2

ランドサットの画像。湖中央の島はトバ・カルデラの中央火口丘である。



この仮説の証拠 

いくつかの地質学的証拠から、トバ・カタストロフ理論は支持されている。

トバ火山噴火による火山灰は東南アジア・南アジアを中心に厚く降り積もった。ベンガル湾を越えたインド・パキスタンでは、トバ火山由来のものとされる約7万年前の火山灰が2mもの層厚で堆積している。グリーンランドの氷床コアの酸素同位体比からはこの時期の急激な気候の寒冷化が推定されている。これは北半球で気候の寒冷化が生じた証拠とされている。

しかし、一方で南極の氷床コアにはこの気候変動は記録されていない 。

人類の進化におけるトバ事変

かろうじて生き残った現世人類も人口減少によってボトルネック効果が生じ、その遺伝的多様性は失われた。現在、人類の総人口は70億人にも達するが、遺伝学的に見て、現世人類の個体数のわりに遺伝的特徴が均質であるのはトバ事変のボトルネック効果による影響であるという。遺伝子の解析によれば、現世人類は極めて少ない人口(1000組-1万組ほどの夫婦)から進化したことが想定されている。遺伝子変化の平均速度から推定された人口の極小時期はトバ事変の時期と一致する。

この学説は6万年前に生きていた“Y染色体アダム”や14万年前に生きていた“ミトコンドリア・イヴ”を想定した学説とは矛盾しない。また、現世人類の各系統が200万年~6万年の時期に分岐したことを示している現世人類の遺伝子の解析の結果もトバ・カタストロフ理論とは矛盾しない。なぜならば、トバ・カタスロトフ理論は総人口が数組の夫婦まで減少したという学説ではなく、そこまで凄まじいボトル・ネック現象を想定している訳ではないからである。現世人類の遺伝的多様性はトバ事変によって、現世人類の人口が一度減少したことを示唆する。一方で、近年の考古学的研究によれば、インドのとある遺跡では現世人類はほぼ無傷でトバ事変前後の年代を生き抜いているという結果も提出されている。

衣服の起源

また、衣服の起源をトバ事変に関連づける向きもある。

ヒトに寄生するヒトジラミは2つの亜種、主に毛髪に寄宿するアタマジラミ(Pediculus humanus capitis)と主に衣服に寄宿するコロモジラミ(Pediculus humanus corporis)に分けられる。近年の遺伝子の研究からこの2亜種が分化したのはおよそ7万年前であることが分かっている。

つまり、およそ7万年前にヒトが衣服を着るようになり、新しい寄宿環境に応じてコロモジラミが分化したと解釈される。そこで研究者らは、時期的に一致することから、トバ火山の噴火とその後の寒冷化した気候を生き抜くために、ヒトが衣服を着るようになったのではないかと推定している。

その後の人類の移動

近年のヘリコバクター・ピロリ菌の遺伝子解析によれば、その遺伝子の多様性は東部アフリカにおいて減少するという。遺伝子距離を用いた解析によると、ヘリコバクターピロリ菌は5万8000年前に東アフリカから世界各地へ広がったものと解釈された。この結果は、ヘリコバクター・ピロリ菌はその時期から現世人類の体内に寄生しており、また現世人類がアフリカから世界各地へ拡散していったのは少なくとも5万8000年前以降であることと示している。

また、Ambrose (1998)はトバ火山噴火後にふたたび人類はアフリカから広がったと主張している。現世人類は始めにアラビア半島やインド、インド洋づたいにインドネシアやオーストラリアへと移住していった。その後、ヴュルム氷期の終わり頃(1万1000~1万年前)までに北南米大陸へと広がったとされる。

破局噴火 wiki

メカニズム

地殻上部にある地下数kmにあるマグマ溜まりに様々なガスを封じ込めたマグマが存在する場合がある。マグマ圧が高まると珪長質マグマは発泡し大量のガスを噴出し、マグマ溜まり自体が爆発して地殻表層部を吹き飛ばす大噴火となる。通常の噴火と異なり、噴火の破壊力は壊滅的な威力となり、火砕流も放射状360度の方向に流走し広大な面積を覆う。半径数十kmの範囲で生物が死滅するばかりでなく、その大量の噴出物で地球の気温が下がったり、種族の絶滅の原因になることもある。爆発の後は、地表は大きく陥没しカルデラが形成される。

破局噴火を起こすマグマ溜まりは扁平な形で存在することが多く、噴火せずに地下で固結した珪長質火成岩体の形状が扁平であるという最近の地質学的知見も、それを裏付けている。

第四紀を通じてこのような噴火は九州や北海道をはじめ本州でも何度も起こってきた。阿蘇カルデラ、姶良カルデラ(鹿児島湾北部)、摩周カルデラ、鬼頭カルデラ、十和田カルデラなどがその例である。とりわけ阿蘇カルデラは四回にわたって巨大噴火をした。

通常の噴火との比較

火山噴火の規模を表す火山爆発指数 (VEI) は、噴出物(テフラなど)の量によって決定され、破局噴火はVEIは7から最大の8に相当する。例えば1990年から1995年にかけて噴火した雲仙普賢岳では、火砕流1回あたりのマグマ噴出量としては10 - 1000m3 (VEI=0)、5年余りに渡る活動期間中の噴出物の総量では0.2km3 (VEI=4) 程度、また20世紀最大の火山噴火とされる1991年のピナトゥボ山噴火はVEI=6であったが、北米のラガリータ(英語版)[9]、サンホアン(英語版)、イエローストーンなどでは1,000km3の規模となり、火砕流の規模だけでも雲仙普賢岳の1000万倍程度となる。このように破局噴火は火砕流堆積物に代表される噴出するマグマの量が途方も無く多いのが特徴である。

日本における破局噴火

日本では7000年 - 1万年に1回程度の頻度で、破局噴火が起きている。鬼界カルデラが生まれた噴火を最後に、ここ7300年日本では破局噴火は起きていない。

穂高岳では170 - 180万年前に破局噴火が起こり、1914年(大正3年)の桜島噴火の10倍、雲仙普賢岳の噴火の2000倍の火砕流が流れた。

首都圏近郊の事例としては、5万2000年前に箱根カルデラの噴火で、西は富士川から東は現在の横浜市郊外にまで火砕流で覆われた。

7300年前に鹿児島県南方沖の海底火山(鬼界カルデラ)で起きた巨大噴火が、当時の南九州で栄えていた縄文文化を壊滅させたことは、考古学上よく知られている。東北地方や朝鮮半島でも赤橙色を帯びた“アカホヤ”と呼ばれる火山砕屑物が見つかっており、極めて規模の大きな破局噴火であったとされる。火砕流は半径100kmの範囲に広がり、大分県でも50cmもの厚みのある火山灰層が観察される。

阿蘇山では分かっているだけでも過去4回大きな噴火を起こし、約9万年前に起きた噴火は最大級の「破局噴火」であった。この噴火で阿蘇山は山体が崩壊。根子岳だけが唯一残されたが、奇妙な姿を残したのは、その影響を受けていると考えられる。その後、カルデラ湖が一時期出来ていた。カルデラの真ん中に中央火丘が隆起・噴火し、現在の姿になった。

今後予想される破局噴火

アメリカ合衆国のイエローストーン国立公園には、公園の面積に匹敵する(8,980km2)超巨大なマグマ溜まりが存在することが確認されている。約220万年前、約130万年前、約64万年前の計3回破局噴火を起こしており、現在貯留している9,000km3のマグマ溜まりが噴出した際には、人類の存亡の危機となることが予想されている。約64万年前の比較的小さな噴火でも、ワシントン州セント・ヘレンズ山の1980年の噴火 (VEI=5) の1,000倍の規模である。そして噴火の周期は約60万年であり、既に最後の噴火から64万年経過している。

イエローストーン公園では地震が活発化しており、21世紀初頭の10年間で公園全体が10cm以上隆起し、池が干上がったり、噴気が活発化するなど危険な兆候が観察され、新たに立ち入り禁止区域を設置したり、観測機器を増設したりしている。アメリカ地方紙デンバーポスト(英語版)は、米国地質監査局のリーズ地質科学者が、イエローストーン公園内の湖の底で高さ30m以上、直径600m以上の巨大な隆起を発見したと伝えている。

イギリスの科学者によるシミュレーションでは、もしイエローストーン国立公園の破局噴火が起きた場合、3 - 4日内に大量の火山灰がヨーロッパ大陸に着き、米国の75%の土地の環境が変わり、火山から半径1,000km以内に住む90%の人が火山灰で窒息死し、地球の年平均気温は10度下がり、その寒冷気候は6年から10年間続くとされている。
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確かに、イエローストーン火山が爆発したら太陽が何年も遮られ人類の大半が餓死する可能性が高い。

ディスカバリーチャンネルの人類が滅亡する可能性が高いベスト10で、破局的火山噴火が取り上げられました。

過去破局的な噴火が何度かあり、トバ湖、デカン高原や鬼界カルデラなど幾つもあり、破局噴火が起きれば人類は数万人程度まで減ってしまうかもしれません。

ただ、イエローストーンの異変はここ数日の話ではなく、ずっとその危険であることは変わっていない。

にわかに言われ出したのはチリ地震とバッファローがイエローストーンから逃げ出している動画以降だが、イエローストーンの危機情報はだいぶ前から言われている。今更騒いだところで何を今更と思いたい。

明日爆発したって、我々はどうしようもない。心配したってしかたがない。心配するだけ損である。


聖書にはハルマゲドンという世界の終末が掛れている。そのせいか1999年ノストラダムスの大予言や、2012年マヤ滅亡予言がキリスト教徒は無意識に興味があるようだ。イエローストーン破滅爆発は新たな滅亡予言が無くなった空白を埋める、新たな滅亡論/願望かもしれない。

地震も火山噴火も水害も小惑星衝突もウィルスも飢餓もあるのかもしれない。
でも人類は過去に沢山の出来事を乗り越えて来た。今日この一日生きていられるだけ有難いものです。我々が築いた平和な社会は、実は奇跡的な幸運が続いたに過ぎません。この事についてはネガティブに考えるのではなく、この危機を受け入れるならば救われます。今日無事にご飯が食べられる幸せを感じ、感謝する気持ちをもつこともできます。云わば神が与えし試練だと考えましょう。