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朝日新聞社長木村伊調(ただかず)が、福島原発吉田調書報道において、原発事故発生時「東電社員がその場から逃げだした」のような印象をあたえる記事が誤報であると認め、「命令違反で撤退」との記事を取り消すとともに読者と東電の社員に対してお詫びした。担当役員の解職と社長は改革後進退を決めると報道

どうやら私(Ddog)は朝日新聞の読者ではないから、朝日新聞社長は私に詫びていないようだ。朝日は日本人の名誉を傷つけたのだから日本人全員に謝罪すべきではないか?

産経や読売、週刊誌各紙が朝日の誤報をとりあげ、朝日と論争になったが、政府が吉田調書を公開したため、朝日新聞は記事の捏造が白日の元にさらされてしまい、もはや言い逃れできなくなり誤報であることを認めるに至った。報道担当最高責任者 杉浦信之 編集担当の職を解き関係者を厳正に処罰するとトカゲの尻尾切りだ。誤報の原因は記者の思い込みとチェック不足だと言い逃れをした。日本は悪と思い込んでいる朝日新聞全体が問題ではないか?吉田調書は機密性が高い資料の為、目にする記者が数人に限られたためチェックが働かなかったと、本当は日本を貶めることで、自紙だけは最後の良識だというイメージ作りをする目的を隠す言い逃れをした。もしかすると、その裏に更なる闇もあるはずである、いずれ朝日が廃刊となった暁には表に浮かび上がるであろう。

木村社長の会見は吉田調書をめぐるおわびが中心で、吉田清治証言を、吉田調書の陰に隠し、慰安婦問題の吉田証言が誤報について会見した。

(1)初めての謝罪、「裏付け取材が不十分であった点は反省します」誤報を認めたが謝罪がなかったことについて批判を受け「事実に基づく報道を旨とするジャーナリズムとしてより謙虚であるべき」と謝罪した。まったく謙虚さがないのにより謙虚とは片腹痛し!吉田証言が嘘であって訂正が遅くなったことについて、読者に対し謝罪した。ここでも、名誉を傷つけられた私を含む日本人への謝罪を言っていない。私は読者じゃないから・・・
(2)第三者委員会による検証記事の検証。慰安婦強制連行の誤報が世界に伝搬してこれからどう誤解を解くのかという質問に対し、社内に新しい第三者機関を設け検証したうえで、具体的な検証をゆだねたいと考えているとしか答えず、世界に対してはだんまりを決め込むそうだ。そして(3)社長辞任の示唆をした。

池上彰氏のコラム掲載見合わせについて、言論機関が言論を封じていいのかと批判が殺到!会見では掲載しなかったのは編集担当の責任であるが、社長として責任を痛感しているという言い逃れのような謝罪を行う。

一連のビデオを流し終りキャスター古舘は、担当者がなぜ掲載を見送ったのか、原発の吉田調書について何故記者が読み誤ったのかきちんと説明していない、慰安婦問題の謝罪は付け足しのように見えたと発言。本気でお詫びモードにするのか・・
朝日新聞論説委員 恵村順一郎も申し訳ないと、報道に関する三つの姿勢を裏切ったと謝罪した。①吉田調書に対しては事実に謙虚であること、②慰安婦問題は説明責任を尽くす③池上氏のコラムでは多様な言論を大切にする・・・以上を約束し、
さすがに朝日新聞木村社長が謝罪したのだから番組開始部分は当たり前の反省謝罪モードであった。番組は多少期待はずれではあった。

まずは、従軍慰安婦を強制徴用したと話す吉田清治証言はデタラメであったことを検証、このことはもはやここで説明することはないだろう。吉田清治は天性の嘘つきである。ビデオが終わり、古舘は慰安婦狩りを行ったという吉田証言がデタラメであると認める。
さて、いよいよ期待通り、さすが報道ステーション!吉田証言と慰安婦問題の言い訳が始まる。この点は期待を裏切らないところは逆に評価したくなる。河野談話を見直せとの声に対し、当時の河野談話は吉田証言の影響を受けているか受けていないかの検証を始める。   
挺対協の初代代表尹貞玉(90)の証言では吉田清治の本も読んだし、本人にも会い、話を信じたが、誇張された部分もあったと認めた。「新聞にも出たので吉田証言の影響は無かったとは言えません」と日本語で答えた。尹貞玉曰く、「慰安婦が名乗り出たのは吉田証言ではなく当時の宮沢総理が韓国訪問する理由が謝罪にくるからだと思ったから」・・・元慰安婦は金学順はじめ次々名乗り出たと言う。これって「金目当て」と、とられてもしかたないだろう。ちなみに郁彦は、金学順の4つの異なる経歴証言を比較し「重要なポイントでいくつかの差異があるのは問題」と疑問視している。特にキーセン学校に行った事を重視し「彼女の場合も典型的な身売りケースだったと思われる」としている。わたしも金学順は典型的な身売りのケースであると思われる。

韓国政府は吉田証言を引用してアフリカでの奴隷狩りに似た人間狩りで日本は慰安婦を補充したと日本を非難。元韓国外務省アジア局長金錫友が吉田証言が影響を与えたことを認める。しかし、強制性は周知の事実であり吉田証言の影響力はないと証言する。当時韓国側で慰安婦問題が強制性があったのが周知の事実であったのならば、日韓基本条約の時に取り上げないわけがない。百歩譲って吉田清治の証言後韓国で周知の事実問なったならば、吉田証言の影響がないと言うのは全くの偽証である。金錫友証言が如何に信用できないかを証明したようなものだ。だいたい今回のインタビューで「強制性は周知の事実」だというのには驚いた、初耳である。

韓国側は日本に対し強制性があったこと強く求めた。日本の外務省は強制性もあったと認め河野談話になったと・・・河野談話の正当性を言い出す。そして河野談話の作成に携わった元官房副長官石原信雄の登場。
石原信雄は吉田証言を根拠としたのかとの問いに、「当時から吉田証言は眉唾物であるという認識であった。」と証言した。

石原信雄は「吉田証言は直接的な影響はなかったが間接的には影響した」と吉田証言の河野談話への影響がゼロではないと証言、だが「吉田証言を根拠にして韓国側と議論したのではない」「河野談話作成過程で吉田証言を直接根拠に強制性を認めたものではない」ということをキーワードに仕立て上げます。政府慰安婦問題担当者も「信憑性が無くとても話にならないと、まったく相手にしないことにした」と慰安婦問題と吉田証言の切り離しによって論点のすり替えが始まります。河野談話は日本政府軍による強制性が問題ではなく、慰安婦の意に反する形で募集があったのかが問題で、慰安婦の存在そのものが問題であると言う論理だ。どうしても強制連行の慰安婦は存在したのだということを認めたいらしい。

米国の公文書館や日本中の公文書等を調査した結果「慰安所の設置や運営について当時の軍が関わったのは明らか」だが、「意に反し形で慰安婦とされたかどうか直接裏付ける資料は出てこなかった」。しかし、韓国側が用意した自称元慰安婦16人の話を聞き、募集の過程で意に反する場合があったとして、河野談話に繋がったという。
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古舘は石原信雄の証言は重要だと言う。今度は石原証言である。

ところが、元官房副長官石原信雄の国会証言(22分~)米国の図書館で資料を探しても資料がなかったが、慰安婦は強制性があったと日本は認め河野談話となったが、慰安婦証言の裏付けをとってなかったことを報道ステーションは意図的に報道していない!

そして1996年国連人権委員会クマラスワミ報告。ここで吉田証言が盛り込まれ軍用性奴隷と初めて使われ世界に慰安婦問題が広がる結果となる。

クマラスワミ報告書は吉田証言と朝日新聞により書かれているという、日本政府の主張をまず述べた。次のVTRではクマラスワミ氏は直接自称元慰安婦から直接話を聞いているんだ、慰安婦は毎日レイプされ続け、多くは殺害されたと言う根拠のない証言を聞くクマラスワミ氏のVTRを流した。ここでも吉田証言と慰安婦問題を切り離しを謀る。
クマラスワミに朝日の誤報をどう思うか?と取材し、「吉田証言はほんの一つの証言にすぎません、独自に行った聞き取り調査によって、慰安婦には逃げる自由がなく、性奴隷と定義したのは妥当、報告書の修正の必要はない」と証言させた。
報道ステーションの報道意図はここに凝縮されている。

吉田証言は嘘でも慰安婦はセックススレイブ性奴隷である、女性の尊厳を踏みにじられた女性がいたことは確かです。故に朝日新聞の報道姿勢は正しいのだ!と報道ステーション(朝日新聞系列)は言いきっている!「慰安婦問題は、ナチスのホロコーストと同じ」と言われた元外交官東郷和彦京都産業大学教授のコメンを流し、世界的には従軍慰安婦問題を取り上げる朝日新聞は正しいといという構成だ。

朝日新聞論説委員恵村順一郎は最後に、「慰安婦の問題は消すことのできない歴史の事実である、旧日本軍の元で自由を奪われ、人権や尊厳を踏みにじられた女性がいたことが確かなことなんです。・・・・(略)・・・日本と韓国が未来志向の関係を取り戻すためにも、55人の慰安婦の方々を救済するためにも日本と韓国の政府はやらなければならないことは沢山ある。」この後に及んでもまったく謙虚じゃない。

恵村は番組冒頭謝罪した後①吉田調書に対しては事実に謙虚であること、慰安婦問題は説明責任を尽くす③池上氏のコラムでは多様な言論を大切にする。と言ったのだが、古館も恵村も他人事で本当に反省しているようには見えなかった。
①朝日新聞が日本人を貶めた事実をまったく謙虚に反省していない。そもそもそんな事実がまるでないかのように、番組は構成されている。②朝日新聞の説明責任はまるで果たされていないことに対して、自分達の番組でフォローしていない。
むしろ、問題のすり替えに必死だった印象をうける。③多様な主張を取り上げるのなら、保守側の主張をほとんど取り上げていなかった。

結局、朝日新聞は慰安婦問題と吉田偽証の切り離しを報道ステーションを使って行った。そして慰安婦は人権問題であると論点をすり替えて自己正当化を謀ったと認識してよいだろう。結局朝日新聞はまったく反省していないのである。

朝日新聞の慰安婦問題等の数々の意図的な誤報によって多くの人が苦しみ、国際社会で日本の名誉が傷つけられた。朝日新聞系列がやっていることは「日本と日本国民全体への名誉毀損」である。 

朝日新聞は社長が謝罪した裏で系列TVの報道ステーションで朝日新聞の従来の主張を追従させ、論点のすり替えを行いまったく反省していない!社長は表向き謝罪したが朝日新聞全体としては従来の主張は曲げていない。慰安所における「広い意味の強制性」があったとして日本糾弾の論調を続ける、反日宣伝機関としての役割を放棄するつもりはないと、番組で国民に言い放ったようなものだ。朝日は予想通り反省するつもりは全くないらしい。少なくとも私にはそう思わせた。

 安倍晋三首相は14日のNHK番組で、朝日新聞が従軍慰安婦の一部報道を取り消した問題をめぐり、朝日新聞に対し「世界に向かって取り消していくことが求められている」と指摘、事実関係を国際社会に説明すべきだとの認識を示した。「事実ではないと国際的に明らかにすることを、われわれも考えなければならない」とし、政府としても対応する意向を明らかにした。

自民党の稲田朋美政調会長はフジテレビ番組で「誤報を放置してきたのは不作為による虚偽(報道)と言っても過言ではない。おわびではなく、日本の名誉回復のため、何をするかを発信すべきだ」と注文した。

次世代の党の平沼赳夫党首はNHK番組で「国益に相当大きな悪影響を与えており、真相を究明しなければならない」と述べ、朝日新聞関係者を国会に参考人招致する必要性を強調した。

当然である!記事について誤報を認めて1カ月余り。この間、この木村はバリ島でバカンスを楽しみ、社員に宛てた反省ゼロメールも週刊新潮にすっぱ抜かれている。安倍首相は朝日に対してもっと鉄拳制裁をしてほしい。

社長を辞めない! 「木村伊量」社長の夏休み――おごる「朝日」は久しからず 週刊新潮】Book Cafe 矢来町ぐるり 9月12日(金)16時51分

(略)                                                朝日新聞が検証記事の続報を紙面に掲載した8月28日、木村社長は、社内ホームページに“揺るがぬ決意で”というメッセージを社員向けに発した。

それは、“誤った情報をまき散らし、反朝日キャンペーンを繰り広げる勢力には断じて屈するわけにはいきません”などと朝日包囲網への対抗心が剥き出しで、反省の言葉は微塵もなかった。

おまけに、その日の夕方には、朝日バッシングもどこ吹く風で、知り合いの政治ジャーナリストが主催するパーティに旧交を温めるべく出席している。

「そのパーティは、財務省、経産省などの現役幹部やOB、それに大手新聞社の政治部出身者を集めて、東京・内幸町の日本記者クラブで、午後6時半から始まりました」

と話すのは、参加者の1人。

「さすがに、決まりが悪かったのか、木村さんは開始30分前くらいに来て、ほんの20分ほどで引き上げてしまった。でも、すでにその場に集まっていた数人から、“よっ、時の人!”なんて声をかけられていた。さらに、“高校野球の優勝旗を渡しているのはテレビで観たけど、それまではどうしてたの?”と聞かれると、“バリ島で休暇だったよ”とニコニコして答えていました」

言葉通りであれば、世間から“嘘つき”“信用できない”“謝罪すべきだ”などと猛烈な批判が噴出するさなか、木村社長自身は、南の国でバカンスをエンジョイしていたわけだ。(略)
朝日をまともな新聞の原点に戻すべきだが、社長ポストに居座った木村は「編集部門の改革を行い、速やかに進退について判断します」と強調しているが、この木村社長が中心となって改革をしようというならまともな改革は難しい。安保闘争のころから反体制でごりごりに凝り固まってしまった。だからこそ、一連の誤報になった。

▶ 全世界で日本人が「性暴力民族」の子孫をを大宣伝
▶ 在ソウル日本大使館前に屈辱の慰安婦像
▶ 全米7つの碑に削除できない「sex slave」
▶ 稀代の詐欺師「吉田清治」に騙された
▶ 突かれると痛いから「元慰安婦証言」記事に頬っかむり
▶ 検証記事も自己正当化と論理すり替えのペテン 
▶ 怖い相手には平身低頭でも国民には謝罪すらなし

さも社会の木鐸を気取って、歴史を捩じ曲げておきながら一言の謝罪もない。朝日新聞が去る8月5日と6日、自らの慰安婦報道を検証する記事を掲載した。だが、その中味はご都合主義の言い訳ばかり。こんなにも日本人を辱めた大罪の落とし前はどうつけるのか。

朝日新聞が32年間にわたって、慰安婦問題の誤報を垂れ流した影響は、屈辱的な慰安婦像が在ソウル日本大使館前に建てられただけでは済まなかった。

8月4日には、米国ニュージャージー州ユニオンシティで、あらたな慰安婦碑の除幕式が行われ、参列した地元市長は、「このような過ちを繰り返してはならない」と日本を非難する言葉を口にした。

全米では、すでに7つの慰安婦碑が完成している。
そのうちの一つ、ニューヨーク州ナッソー郡に建てられたそれには、こう刻まれている。
〈”慰安婦”として世界で知られている20万人以上の婦女子を偲んで。彼女たちは、1930年代~1945年、日本帝国軍によって性奴隷とする目的で誘拐された〉

他の碑もほぼ同様に、。SexSlave(性奴隷)という言葉が使われているが、20万人という数字、誘拐……、すべて史実に基づかない真っ赤な嘘なのだ。
にもかかわらず、日本人は公然と辱められている。

それだけではない。 1996年、”慰安婦は強制連行された性奴隷”だと認定したクマラスワミ報告が国連に提出され、米下院においては、”慰安婦に対する日本政府の謝罪を求める”という決議が2007年になされている。なおかつ、オランダ下院、カナダ下院、欧州連合もそれに同調した。加えて、今春訪韓したオバマ米大統領は、「とんでもない人権侵害だ。戦時中であったことを考慮しても、彼女たちは過酷とも言える暴行を受けた」などと記者会見で述べる始末……。

要するに、我々日本人は悪魔のようなレイプ魔の子孫であると、全世界から見られているのだ。

だとすれば、韓国の朴槿恵大統領が図に乗って、フランスやイギリスなど各国首脳との会談で、慰安婦問題を執拗に持ち出し、日本批判を繰り返すのも当然のことかもしれない。8月15日に開かれた”光復節”の式典でも、相も変わらず慰安婦問題の解決を日本政府に迫った。

つまり、朝日新聞によって、日本人の名誉と尊厳は計り知れないほどに貶められたのである。

読者をミスリード

朝日はなぜ、いまさらながら慰安婦報道の検証に踏み切ったのか。
同社の中堅幹部によれば、「2月末に、菅義偉官房長官が”河野談話を検証する”と明言したのがきっかけなのは間違いない。4月の頭に、渡辺勉・東京本社編成局長のもと、特別報道部を中心に政治部や社会部などから10人足らずのメンバーを集め、取材班を編成しました。安倍政権になってから、慰安婦問題の報道について風当たりも強くなり、読者からの批判の声も急増していたし、どこかで見直しをする必要に迫られていたのです」

要するに、外部からの批判に耐え切れず、仕方なく検証記事を掲載したに過ぎないのだ。
朝日は8月5日付の朝刊で、『慰安婦問題どう伝えたか』という大見出しを打ち、”強制連行””「済州島で連行」証言””「軍関与示す資料」””「挺身隊」との混同””「元慰安婦 初の証言」”という5つのテーマを掲げて、検証に見開き2ページの紙面を割いた。ただ、どれも、自らを正当化するための論理のすり替えや欺瞞のオンパレード。

朝日の慰安婦報道は、1982年9月2日付朝刊(大阪本社版)から始まる。

のちに、”稀代の詐話師”と呼ばれた吉田清治なる人物の「1週間に済州島で200人の若い朝鮮人女性を狩り出した」というホラ話に丸乗りしたのだ。その後、『私の戦争犯罪 朝鮮人強制連行』を著した吉田氏を、少なくとも16回、紙面に登場させた。

今回、朝日が取り消したのは、この”吉田証言”にかかわる記事だけだった。

しかし、「それが瓦解すれば、軍が慰安婦を強制連行したという証拠は
一つもなくなるのです」と解説するのは、慰安婦問題に詳しいジャーナリストの水間政憲氏である。

「当然、一連の朝日の記事は誤報となったわけですが、往生際の悪いことに、”女性の意に反して慰安婦にされる強制性はあった”などと未だに言い張っている。むろん、貧困のために親に売られたり、業者に騙されたケースはあったかもしれません。けれど、朝日は国家が女性を力ずくで捜って売春婦にしていたと報じてきたのですから、論理のすり替えというほかないのです」

他にも、朝鮮人を強制連行した”吉田証言”が虚偽となると、今度はインドネシアで軍が現地の女性を無理やり連行した資料があると主張している。

「それは、スマラン事件と呼ばれるものなのですが、軍が主導して起こしたわけではなく、むしろ、軍の規律を無視した兵士の個人的な犯罪です。事件が発覚すると、軍はすぐさま慰安所を閉鎖し、当事者は戦後、戦犯法廷に引き出され、死刑になった者もいる。逆に言えば、軍が組織的に強制連行をしていなかった証拠なのに、実に抜け目なく、読者をミスリードしようとしているのです」(同)
だいたい、朝日はこれまでに何度も”吉田証言”報道を轍回する機会かあったはずなのだ。92年には、現代史家の秦郁彦氏が済州島を調査し、”信憑性は疑わしい”と産経新聞などに発表している。なにより吉田氏本人が、本誌の取材に対し、「本に真実を書いても何の利益もない。関係者に迷惑をかけてはまずいから、カムフラージュした部分もあるんですよ。(略)事実を隠し、自分の主張を混ぜて書くなんていうのは、新聞だってやることじゃありませんか。チグハグな部分があってもしょうがない」と答え、つまりはデッチ上げを認めていたのだ(96年5月2・9日号)。

その吉田氏は、2000年に他界している。そこで、長男に話を聞くと「3週間くらい前、2人の朝日の記者が突然、自宅に押し掛けてきた。そして、”お父さんはいつからどこで仕事をしていたんですか?””いつ大陸に行ったのですか?”などと質問を浴びせかけられました。正直、父が亡くなる前に取材に来ればよかったのにと思わずにはいられなかった。いまさら、父の証言が虚偽だったと記事に書かれても、私には反論する材料もありませんから、ただ泣き寝入りするだけです」
吉田氏の家族もまた、朝日に翻弄されたのだ。

女子挺身隊は嘘

朝日は、稀代の詐話師に騙されたマヌケだったとは認めても、”元慰安婦 初の証言”というテーマでは一歩も引く構えを見せていない。

それは、植村隆・元記者(当時、大阪社会部)が1991年8月11日(大阪本社版朝刊)に報じた、『元朝鮮人従軍慰安婦 戦後半世紀重い□開く』という記事だった。

東京基督教大学の西岡力教授はこう指摘する。「この記事には見過ごせないゴマカシがありました。植村元記者はこの女性について、”女子挺身隊の名で戦場に連行された”と書いている。その後、この女性は金学順という実名を明かし、”40円でキーセンに売られた”と告白した。ですが、女子挺身隊だったとは、一度も話したことはないのです。勝手に女子挺身隊という経歴を付け加え、国家総動員体制に基づく強制連行だったと印象付けたわけです」
さらに、植村元記者の韓国人の義母は慰安婦などを支援する『太平洋戦争犠牲者遺族会』の実質トップだったのだが、検証記事では縁戚関係を利用して特別な情報を得てはいないと弁明している。

「でも、情報提供の有無が問題なのではありません。義母の団体は金学順さんらを担ぎ出し、日本政府に対して賠償請求訴訟を起こしている。検証記事ではそのことに一切触れていない。裁判で義母を利するために、間違いを承知で記事にしたと勘繰られてもおかしくはないのです」(同)
ましてや、大阪社会部の記者がなぜわざわざソウルに飛び、慰安婦の記事を書いたのか、その説明もされていない。朝日としては、突かれるとダメージが大きい植村元記者の握造問題には頬かむりしたのだ。

ところで、朝日は検証記事に〈他紙の報道は〉という項を設け、読売、毎日、産経各紙の紙面を遡っている。そこでは、産経新聞が吉田清治氏を「証言者」として大きく取り上げたことや、読売新聞が従軍慰安婦を〈朝鮮人女性が『女子挺身隊』の名でかり出され〉と書き、朝日同様に慰安婦と挺身隊とを混同したことなどをあげつらっている。

むろん、産経はいち早く吉田証言に疑義を呈したし、読売もまた然り。杉浦信之編集担当は、〈似たような誤りは当時、国内の他のメディアや韓国メディアの記事にもありました〉と言ってのけたが、32年間も頬かむりしてきたのは朝日だけなのである。

「慰安婦報道について、社内でおかしいという声がたくさんあっても訂正してこなかった朝日が、他紙の報道を検証するなんて、まったくおかしい」 と言うのは、朝日新聞社OBの本郷美則氏。90年代前半に朝日新聞のソウル特派員を務めたジャーナリストの前川恵司氏も、
「人様のことを言っても仕方ない。今必要なのは、朝日がなぜこんな報道をしたのか、しっかり説明すること。潔さが感じられない」そう呆れ返るのだ。別の項にはこんな記述もある。
〈70年6月、作家の故千田夏光氏が週刊新潮で「慰安婦にさせられた」という女性や旧軍関係者の聞き取りを紹介。73年にルポ『従軍慰安婦』を刊行した〉朝日は「挺身隊」との混同を検証するくだりで、記者が『朝鮮を知る事典』を参考にしたのが原因だとし、事典の執筆者の元ネタが千田夏光氏の『従軍慰安婦』だとする。その起源はそもそも週刊新潮の記事だ――。朝日はそう、読者に示唆しているように読める。

だが、「日本陸軍慰安婦」と題された本誌の記事には、日本人と朝鮮人双方の慰安婦について、検診が大変であったという軍医の証言や、最前線で玉砕する例もあったことなどが、淡々と綴られているにすぎない。

千田氏の”罪”はむしろ、その後に著した『従軍慰安婦』の中の本誌記事が起源でない部分にある。
「千田氏はソウル新聞からの引用として”挺身隊という名のもとに彼女らは集められたのである””女子挺身隊に動員された女性20万人のうち、5万~7万人が強制的に従軍慰安婦に従事した”と書いた。でも実際には、ソウル新聞には。挺身隊に動員された韓・日の2つの国の女性は全部でおよそ20万人、そのうち韓国女性は5万~7万人と推算されている”とある。元の記事に挺身隊と慰安婦の混同はないのに、吉田氏が千田氏の誤記を紹介したため、20万人という数字が一人歩きしたのです」(西岡教授)それを広めたのが朝日なのは、言うまでもない。

加害者、被害者、公文書

さて、検証された項目のうち、「軍関与示す資料」にっいての記事は、92年1月11日付朝刊の1面トップに掲載された。

「朝日は82年、吉田清治氏という自称”加害者”を取り上げ、91年8月に金学順さんを”被害者”として載せた。そして92年1月、軍関与の資料を”公文書”として報道することで、従軍慰安婦問題をフィクションとして完成させたのです」

西岡氏がそう断じる記事は、(日本軍が慰安所の設置や、従軍慰安婦の募集を監督、統制していたことを示す通達類や陣中日誌が、防衛庁の防衛研究所図書館に所蔵されていることが〉と始まって、〈これまでの日本政府の見解は大きく揺らぐことになるズ宮沢首相の16日からの訪韓でも深刻な課題を背負わされた〉等々、鬼の首でも取ったかのような勢いだ。さらには、従軍慰安婦は〈主として朝鮮人女性を挺身隊の名で強制連行した。その人数は8万とも20万ともいわれる〉という”メモ”も附されていた。

実際、この記事に当時の政府は狼狽して、加藤紘一官房長官は謝罪談話を出し、5日後に訪韓した宮沢喜一首相は8回も謝罪するハメになったのである。

このため、首相の訪韓直前を狙って掲載したという見方が根強いのだが、朝日は検証記事で〈記者が情報の詳細を知った5日後に掲載され、宮沢首相の訪韓時期を狙ったわけではありません〉と、結論づけた。

本当なのか。執筆した当時の社会部記者、辰濃哲郎氏に聞くと、
「作成過程は検証記事にあったとおりで、デスクから”年末あるいは年明けの早い時期に出せないか”と言われていましたが、自信が持てず”無理です”と答えました。それに、政治部でないので首相訪韓への認識はなかった」 とのこと。すると、デスクは”時期”を意識していたということか。また、「宮沢首相の訪韓に触れたくだりは、私ではなくデスクが書いたのです。従軍慰安婦の”メモ”も、誰かが過去のスクラップから書き写したもの。もちろん、私かきちんとチェックしなければいけなかった」

個々の記者の意図を超えて、記事が政治性を帯びていく過程が垣間見えるようだ。ちなみに、辰濃氏は04年、医大が補助金を不正にプールした問題を取材した際、関係者の話を無断で録音して第三者に渡したため、退社処分になっている。

それはともかく、朝日は掲載時期の話だけでお茶を濁し、軍関与の内容の検証はおざなりのままだが、「この資料は基本的に、業者が軍の了解を得ていると翻って、誘拐まがいの行為をしたりするのを、警察と協力して取り締まろうという内容。むしろ、強制連行をなくすための”善意の関与”なのに、朝日は逆の意味に用いている」

と、西岡氏。拓殖大学客員教授の藤岡信勝氏も、
「戦前は売春が合法で、慰安婦か戦闘に巻き込まれないように保護し、衛生検査を軍が代行しました。だから軍が関与したのは当たり前。朝日は論点にならない論点を作り出し、”日本政府の見解は大きく揺らぐ”と芝居を打ったんです」

と語る。慰安所には利用者である軍が関与していた、という常識を、あたかも大スクープのように報じ、ご丁寧に「強制連行」という言葉まで絡ませたのだ。

「ここからです、慰安婦問題が大きくスタートしたのは。それまで少しずつ流れ出していたマグマが、この記事を契機に。気に爆発し、国の関与、軍の関与が取り沙汰され、大きなうねりになっていくんです。たとえば韓国では、この報道を機に、慰安婦が大使館に押し寄せて謝罪を要求する、今も続く”水曜デモ”が常態化しました」(水間氏)

こうして、藤岡氏が、 「朝日新聞の従軍慰安婦報道によって失われた国益は、天文学的な数字になる」 と嘆くほどの状況に日本を追い込んでいったのだ。

読者の反応を載せられない

だが、朝日には、国益をご蝕んできたことへの反省の色はみられない。
「”世界有数のクオリティーペーパー”が、虚報を撤回しますと言う一方で、なんら謝罪をしていない。そのうえ、他紙も間違った、当時は研究が進んでいなかった、などと言い訳を書き連ねて、弁明に終始していた。彼らが口にする”社会の公器”という衿持が、この人
たちにはまったくないことがよくわかりました」

そう言うのは、京都大学名誉教授の中西輝政氏。同じことをコラムニストの勝谷誠彦氏に語らせると、「朝日のこの開き直り記事は、白旗を揚げながら、近づいてきた武装解除要員を射撃するようなもの」

となる。その姿勢は、この新聞が日ごろ、他者に求める姿勢と大いに矛盾していると言うほかない。麗澤大学の八木秀次教授は、「これまで朝日は、食品偽装など企業が問題を起こすたびに、必ず社長を引きずり出し、吊し上げてクビをとり、場合によっては倒産にまで追い込んできた」と指摘。

もっとも、この新聞は強くモノを言う相手には、面子をかなぐり捨てて謝罪してきた。12年、「週刊朝日」が橋下徹大阪市長の出自を題材にした記事を掲載し、怒った橋下氏が朝日の取材を拒んだ際は、関係者をすみやかに処分し、責任者たちが橋下氏を訪れ、深々と頭を下げている。むろん今回も、いや、日本の国際的な信頼を著しく既めた今回こそ、「自分たちの報道がもたらした結果を分析し、評価を下し、記者会見を開いて謝罪すべき」(藤岡氏)

であるし、また、「問題を放置してきた現社長、担当役員から、報じた当時の担当に至るまで、責任をとるべき」(本郷氏)に違いないが、二枚舌は朝日の朝日たるユエンである。だから現実には、

「検証記事のほとんどの項目に共通するのは”うちは騙された、被害者だ”と書いていること。しかし、これは裏づけなど新聞社としての”取材のいろは”が欠落していたと自分で言っているようなもので、僕はびっくりしました」と、先の朝日OBの前川氏は言う。また、逃げ腰は、こんなところにも透けて見える。

防衛大学校名誉教授の佐瀬昌盛氏が言う。「朝日は〈読者の疑問に答えます〉と書き、あの特集は読者に向けたという建前になっています。そして、読者の反応が表れるのは投書欄ですが、8月5日以降の”声”欄に、この問題に関するものが1通も出ていません。こんなに大きな2日連続の記事を載せたのに読者が反応しないわけがない。投書の多くは。何やっているんだ゛というものでしょう。朝日はそれを載せられない。正面から向き合う勇気がないのです」

自浄作用が期待できない朝日には、外から訴えていくほかあるまい。自民党の石破茂幹事長が言う。「世間には朝日新聞しか読んでいない人が大勢いますし、その記事を元に韓国をはじめ様々な国の世論が形成されてきたであろうことは、十分に想像がつきます。そうした影響力がある新聞による慰安婦問題についての一連の報道を、国民の代表が集う国会の場で検証するのは、やはり必要ではないかと私は思います」

朝日が求める〈隣国と未来志向の安定した関係を築く〉(5日付朝刊1面)ための早道は、真実よりプロパガンダを優先し、都合が悪ければ頬かむりする、この詐話師ならぬ詐話紙にご退場いただくことだろう。
虚報を垂れ流して日本と日本人を国際社会で貶めた朝日とともに見逃せないのは、自民党の暗黒面であるリベラル派の存在である。自民党国賊宮沢喜一内閣、同じく国賊加藤紘一による事なかれの“謝罪外交”も元凶だ。勿論 国賊 元社民党党首福島みずほはA級戦犯である。

朝日の報道ぶりと宮沢政権の対応をみると、両者が不思議なほど緊密に連動していた実態が浮かび上がる朝日の慰安婦報道の背景には、傾きかけた自民党政権にダメージを与え、野党へ転落させようとした、朝日新聞の恣意的な情報操作であったとしか思えない。報道を悪用した情報操作である。朝日は神聖な報道および報道の自由を汚しているのである。

朝日の目論みは成功し、強制性を示す資料がないにもかかわらず、強制性を認めた河野談話は細川政権発足直前の平成5年8月4日、政変のどさくさの中で閣議決定を経ずに発出された。
 朝日は今年8月28日付朝刊で「河野談話は吉田証言に依拠せず」という反論記事を掲載している。 河野談話は、強制連行があったとする一連の朝日報道の影響を受けていたのではないかとの疑問に対し、直接的には関連は希薄とはいえ、問題の発端は朝日の報道にあることは間違いない。今回の報道ステーションの報道姿勢も、慰安婦は人権問題であるとやはり論点をすり替えを行い、あくまで争う様子。我々日本国民に対する挑戦と感じました。
 国際社会では旧日本軍が「強制連行して性奴隷にした」(国連のクマラスワミ報告)という虚構が独り歩きし、米国内で慰安婦像が建てられるなど、いまだに日本と日本人を貶め続けている。クマラスワミ報告は吉田証言を根拠の一つとしている。朝日と宮沢政権が共鳴し合い、日本の国益はどこまでも損ねられてきたのである。
政府は、河野談話にかわるメッセージを世界中に発しなくてはならないと思う。



おまけ、
ちょっとした動画を見つけてしまいました。

日本の軍艦マーチが名曲であることが証明されたようなものですね。
停職処分って・・・現実には戦争をしてもいないのにこの処分は中国は民主主義国家ではない証明ですね。