私は2006年に地方支店から異動となり横浜に転居して以来、パソコンに向かっている時や、読書をしているとき、車を運転している時はずっとJ-waveを聴いているJ-waveのヘビーリスナーである。

もちろんショーンKがパーソナリティを務めるJ-wave土曜の夜のビジネス番組”Make It 21”も10年ほどずっと聴いてまいりました。外資系のコンサルタント会社から独立したコンサルタント会社の経営者の割には、ホリエモンがかつて漂させていたギラギラしたヒルズ臭もなく、物腰が低く若いベンチャー企業の経営者達から話を引き出す能力は卓越してたと思う。番組のクオリティとしてはけして低くは無くむしろ高かったと思う。日本のベンチャービジネスのインキュベーターとしての役割を担った好感がもてる番組だった

私自身ほぼ毎週のように”Make It 21”を聞き流しながら本を読んだりブログを書いている時間が多かったので、今回の騒動は正直なところ驚いています。

世間ではだいぶ叩かれていますが、彼の番組パーソナリティとしての能力はとても高かった。すかしているけどほどよいスノップさはむしろベンチャー企業を興し野望を抱こうという番組の趣旨に沿ってプラスに働いていた。ショーンKのプレゼン能力についても申し分なく、偽物の経営コンサルタントであると、偽物だと言われてはじめて気がついた。番組開始から16年間、彼の能力があるからこそ続いたのだ。むしろ16年間も続く経済番組を続けたショーンKの実績を評価してもいいのではないか?

数年前ショーンKがホリディスペシャルで10時間くらいの番組のホストを務めたことがあったのだが、その時はさすがに彼の本業はいったいどっちだ?経営者が1時間番組ならまだしも10時間番組のパーソナリティを務めるなんてできるのか?と思ったこともあった。それでも有能な秘書がスケジュール管理をしているのかとも思っていました。

でも考えてみれば自分の会社のことについてあまり多くを語らなかった。たまに、昔先輩からこう指導されたことが有ったとか、話がでてくるが、現在手掛けているビジネスについては全く語らないから逆に守秘義務を守れる有能な人材なのではないかと思っていたが、実態が無かっただけなのか・・・そう思うと合点がいく。

J-Waveを自分の会社の広告塔にしているのだろうと思っていたので、J-Waveにだけ出演しているのであれば、大騒ぎされずに私達J-Waveリスナーたちを騙せとおせたかもしれない。

何の学歴や経歴もなければラジオのパーソナリティになれなかっただろう。常識的に何も実績が無ければパーソナリティになれないだろうと考えていた。
仮に太っ腹の番組プロジューサーが彼の才能を見抜きラジオのパーソナリティに起用したとしても、もしショーンKが川上伸一郎、熊本の私立真和高校卒業、テンプル大学ジャパン中退の経歴のプロフィールだったら私は彼の話を聴いただろうか?
おそらくテンプル大学ジャパン?しかも中退?おそらく私は川上君のことを馬鹿にして話など聞く気になれなかったろう。

悲しいかな私を含め日本は学歴で相手の能力や人格を推定してしまう。一定の学歴が無ければ話すら聞いてもらえないのである。一定の学歴以上の人間の中で競争をしている学歴社会なのである。残念ながら日本もそうだが自由の国アメリカは日本以上に学歴社会である。ビルゲイツもイーロンマスクもザッカ―バーグも皆超高学歴である。

大人は子供達に、ビジネスの社会で成功するには日本は一定の学歴が無い限り、スタートラインに立たせてくれないと言う厳しい現実を教え、学歴を獲得する厳しい戦いをするか否かを言い聞かせたり、子供の能力を見極めなくてはならない。
ショーンKの騒動は良くも悪くも日本は学歴偏重社会である証明になってしまった。

ニュースステーションに出演するショーンKを見つけた時は正直驚いた。そこまで時間があるのかよ?本業は?と、さすがに私も違和感を感じた。そしてそのコメントが経営コンサルタントであればクライアントの企業経営者や私達保守派のビジネスマンが納得できるコメントをするのではなく、朝日新聞側のコメントをした時に確かに大きく違和感を感じた。でも、文春が暴くまでここまで嘘で塗り固めていたとは思わなかった。

日本でなぜにベンチャー企業が育たないか少しわかった気がする。
ショーンKのような強い上昇志向とハッタリが効かないとベンチャーを目指せないこともあるが、日本はまだまだ出る杭は打たれる依然村社会である。
しかも、権威には弱く、権威と肩書さえさえあれば内容を吟味する前に有難がってしまうのも問題であって、日本の弱点である。

高学歴社会のアメリカは、日本より優れているとすれば、高学歴社会でありながら、
一定の実力さえあれば、学歴が無くとも日本よりは伸し上るルートは無くはなさそうだ。 ホリエモンもショーンKはもしかしたら、このまま成功していたかもしれない。
日本人は男も女も嫉妬心はけして弱くないのである。そして嘘つきは許さない。

本当にショーンKがハーバードを出てMBAを持っていたら整形疑惑もでなかったかもしれない。逆にイケメンでなければ経歴詐称も露見しなかったかもしれない。

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地上波のニュース番組のアンカーが決まればもう詐称に気づいた人間はいい加減にしろと告発するのは当然の成り行きだ。サラリーマンは人事にうるさいのも嫉妬からだ。J-waveは熊本には放送されなかったら良かったが、全国ネットではほらっちょ川上を暴露したような高校の同級生が黙っていられるわけがない。

ショーンK自身が自己暗示にかかり本当の自分と嘘で塗り固めた自分との区別がつかなくなってしまっていたのだろう。だからバレナイとでも思っていたのだろう。

わたしの経験から野心がある中小企業の経営者に多いのだが、皆そういった人は自分を大きく見せたがる。ショーンKはそういったありがちな経営者と同じくほら吹きだった。

中小企業ベンチャー企業経営者は多少ほら吹きでなければ務まらない職業である、良く言えば夢を語ることだ。だが、あまり背伸びをしすぎて失敗し、嘘がばれれば、爆風スランプの名曲“リゾラバ“のように、夢から覚めてしまう。


全部嘘さそんなもんさ
夏の恋はまぼろし
嘘じゃないさうぶじゃないさ
夏の女はまやかし
季節変わりはちょっとね身悶える

南風に誘われて浜辺で君と出会った
えぐるような水着に恋におちた
十字星の岩陰でコクのあるキスそのうえ
キレもよくて気持ちいい人魚姫
すてきこんなの初めてよもう離さない二度と
独りにしないでなんてこと

全部嘘さそんなもんさ
Kの声はまぼろし
嘘じゃないさうぶじゃないさ
Kの経歴はまやかし
季節変わりはちょっとね身悶える

地上波に誘われてワイドショーで君と出会った
えぐるような顔と声におちた
華麗な経歴の陰でコクの深い顔そのうえ
キレもよくて気持ちいいコメンテーター
すてきこんなの嘘初めてよもう話せない二度と
メディアに出演しないなんてこと
さて、今後ショーンKはどうしたらいいか?

まずは謝罪会見を開き、心に響く記者会見を行うべきだろう。その上で開き直るのだ!”経歴を詐称していたのは事実です謝罪します、しかし日本は学歴が無ければスタートラインにも立てない、私のことを、顔と学歴だけで見ていたのですか?人間としてとして見て下さい!、そして私は肩書や学歴だけで人を評価する日本を変えたいと思います!”とぶち上げれば、、ビジネスパーソン向け番組での復活は難しいだろうが?、マスコミの中で生き残れるかもしれない。いっそ”ほらっちょ川上”の芸名で売りだしたらいいだろう。


整形外科の広告塔・・・イエスほらっちょクリニック!

ほらっちょは今年の流行語大賞の予感!

そうはいってもショーンKはマスコミから抹殺されるであろう。彼は歌舞伎町の高級ホストにでもなるしかないだろう。いっそ中国人の富豪の奥さんを誑し込むジゴロにでもなればいいだろう。ここまでだまし続ける能力があるのだから、おそらくぴか一の才能で日本一東洋一のホストになれるかもしれない。



この画像は笑った・・・

転落戦隊後憐者ー
ミドレンジャー野々村竜太郎(カラレンジャー)
キレンジャー  佐野研二郎 (パクレンジャー)
アカレンジャー ショーンK (イケメンジャー)
アオレンジャー 佐村河内守(ミエルンジャー)
モモレンジャー 小保方 晴子(アリマスンジャー)

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この5人集めてテレビに出演させたらものすごい視聴率稼げそうだな・・・
フジTVやってみたら?


・・・・
J-waveは開き直って・・・Make ショーンK 21を放送したらどうだろう?
J-waveリスナーは許すと思うけどなぁ~