森友学園が新小学校を開校するにあたり、不正行為があったのではないかと報じられております。
大阪府豊中市の国有地が学校法人「森友学園」(大阪市)に小学校建設用地として評価額より大幅に安い価格で売却された問題。敷地内の地中からごみが見つかった後に、学園側が賃借していた土地の購入を希望して契約が結ばれたが、契約は異例づくしだった。

「価格が安くなるのではとも…」

 学園は平成27年5月、まず定期借地契約を結び、小学校建設に着手した。産経新聞の取材に答えた法人の籠池泰典理事長(64)は「28年3月にごみが見つかったことで工事が止まった。(借地のまま)国にごみ撤去を任せれば、入札などが必要になり、今年4月の開校に間にあわなくなると思った。価格が安くなるのではとも考えた」と語った。

売却経緯に疑問

 土地売却をめぐっては、希望時に「時価」で購入できる特約付きの賃借契約だった。地中からごみを撤去する費用の算出も「開校予定が迫っている」として、第三者ではなく国が行う異例の対応だったという。

 支払いは分割払い。8億円を超える“値引き”があったうえ、学園側が当初、資金不足を訴えていたのに土地の購入希望に転じたこともあり、経緯を疑問視する声も相次いでいた。

 さらに、工事にあたったごみ処理業者が「ごみがまじった土砂を埋め戻した」「汚染土と呼ばれていた」とも証言した。だが、籠池氏は「除去済みの土壌汚染の問題と、普通のごみの問題が取り違えられている」と強調した。

約45人入学希望

 一方、今年4月の開校予定が迫るなか、大阪府による小学校認可の行方も課題になっている。

 私立学校審議会は27年1月に学園の小学校設置認可を「認可適当」と答申したが、寄付金や入学希望者数など開校への準備状況を報告する、との条件付きの状態だ。小学校には1年生約40人、2年生5人が入学を希望しているという。

 府は今月下旬に再び審議会を開き、最終結論を出す方針だが、仮に不認可となれば、入学希望者は公立小などに入学する手続きを取らねばならない。

 籠池氏は「認可適当の答申を受けて、校舎建設工事も入学申し込みも受け付けてきた。認可できませんでしたということではどうしようもない」と訴えた。


私は、幼稚園児に教育勅語を暗唱させる大阪の幼稚園があると聞き、なんて素晴らしいのかと思っておりました。

しかし、問題が発覚後、表に曝された理事長の言動には些か失望してしまいました。我々保守側の見識が疑われるような箇所をマスコミに切り取られて報道されてしまっています。脇が甘い。彼の著作や文章も読んでいないし、直接会って話してもいないので、私が人物を批評する段階ではないが、安倍首相も鴻池議員にもあのように突き放される人物であるので、印象は良くない。

安倍晋三に連戦連敗の野党民進党&共産党が、嬉々雀躍で大騒ぎして、マスコミも必死で油を注ごうとしておりますが、この騒動は、欲得にまみれた大人のエゴに辟易しております。

4月まであと一月を切ってしまい、マスコミも与党も野党も、理事長も、今度新小学校の新一年生になる予定の子供達のことを思いやる気持ちがあるのか?

野党やマスコミには、欠片もない!これじゃ、国民の支持など上がるはずもない。

真っ直ぐに育った子供達にいらぬ心配をかけ、恥ずかしくないのか!

テレビでは教育勅語を暗唱させられる幼気な子供達が可哀そうだとヌカした呆れるパヨクがいたが・・・そもそも教育勅語を読んだことがあるのか?一度塚本幼稚園のの幼稚園児に教えてもらった方が良いだろう・・・ため息がでる。


     教育勅語
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日本には幸か不幸か、宗教的戒律が受け入れられず、本来厳しい戒律があったはずの仏教も換骨奪還されて日本的宗教になってしまい、道徳規範は、宗教に頼らずに形成されていった。日本の道徳規範は、儒教や仏教、神道、修験道、安土桃山以降はイソップ童話も加わり、故事古典に基づいて、庶民レベルで練られ形成していった。明治の大帝が交付した教育勅語は、日本が開闢以来精選してきた道徳の集大成、日本文明そのものだと思うのです。これを繰り返し朗唱することによって、道徳が形成されていくと信じています。

善悪の区別がつかない幼稚園児に暗唱させるのは良くないと左翼の大学教授は主張しております。

特定の時代の特定の価値観や文化を頭から正しく美しいと教え込み、他の時代の他の価値観や文化を頭から否定する教育は、私には、子供たちから自ら学ぶ能力を奪い、未来を閉ざすものにしか思えません。
バカか!
幼児教育は大人が責任を持って行うものであって、幼児期にその民族が培ってきた規範を覚えることは理に適っている。判断力より善悪を自分で判断するのは、大学に入って、色々な書籍を読み自分で考えれば、自分で論理を組み立てればよいことです。

私のように、親が日教組で共産党で、赤旗・朝日新聞を読んでいたという地獄のような悪環境で育ったとしても、大学で色々な書籍を読めば、子供時代に洗脳された考えを捨て、私ですら日本の伝統に基づいた道徳と規範を持つことができます。

     愛国行進曲

愛国行進曲も歌詞をよく読めばクールジャパンそのものではないか!・・・
幼稚園児が歌ってなぜ問題なのか理解できない




話は脱線してしまうが今回の森友学園問題の本質は、ファーストレディ(権力者親族)の問題ではないかとトトメス5世の管理人氏は喝破している。《「ファーストレディ」なんか要らない 安倍昭恵氏とヒラリー》が秀逸だったので紹介しておきます。

「ファーストレディ」なんか要らない 安倍昭恵氏とヒラリー
【世界のニュース トトメス5世】2017年03月02日18:00

淀殿は秀吉没後に秀吉自身のように振る舞い、何度も西軍を裏切って徳川に通じ、ついに無敵だった豊臣を崩壊させた。

引用:http://senjp.com/wp-content/uploads/2014/05/530x320xyodo.jpeg.pagespeed.ic.UB-zylr1S-.jpg


ファーストレディは廃止したほうが良い


ファーストレディという制度上は存在しない権力について、以前から強い疑問を抱いていました。

法的にはどこにも存在しないにも関わらず、事実上大統領に匹敵する権力を持っている。

ファーストレディの活躍が報じられるのはほとんど悪い事をした時で、歴史的に見てもそうです。
         
選挙などで選ばれたのは大統領や首相なのに、夫の権力を笠に着るタイプの人ほど、表に出て称賛されたがる。

その最悪の例は最近ではヒラリークリントンで、夫が大統領に就任した直後から、クリントン財団を創設して金儲けを始めました。

ヒラリーは自分が大統領であるかのように振る舞ったので、大統領と親しくなるにはまずヒラリーと親しくしなければならなかった。


ヒラリーはこれまた当然のように「クリントン財団への寄付」を要求したので、大統領と会うには財団への寄付が必須になった。

外国人に対してもこの要求は適用されたので、世界の国々は民間人を通じてクリントン財団への寄付を行い、財団は肥え太った。

驚く事にヒラリーは自分が国務長官(外務大臣)に就任してからもこれを続け、アフリカの独裁者や中国人スパイ、ロシアの実業家など敵対国家から金を受け取っていた。


ヒラリーが日本人なら逮捕されるか袋叩きにされる所だが、大らかなアメリカではその程度の事は見逃され、もう少しで大統領になれる寸前まで行った。

もちろん如何わしい手段で財団に集めた金が、ヒラリーの選挙資金に活用されました。

ファーストレディの活躍はこんなもので、男でも女でも親族の権力を振りかざすのに、碌な人間はいません。



ファーストレディの悪行

日本のヒラリーともいえるのが安倍首相の妻の安倍昭恵氏で、学校用地の不正取得や許認可で「口利き」をした疑いも出てきている。

昭恵氏はヒラリー同様「自分が称賛されたがるファーストレディ」で、やはり安倍首相に接近するには昭恵氏を攻略しなくてはならない。

こうなると安倍首相に近づいて利益を得ようとする人は、皆昭恵氏に近づいて褒め称え、利用しようとします。


昭恵氏は森永製菓創業者の森永太一郎の曽孫(孫の子ども)に当たる資産家のお嬢様で、安倍首相は彼女と結婚することで資金的なバックアップを得た。

鎌倉幕府を起こした源頼朝は北条正子と結婚することで、北条氏の資金と兵力を使う事ができたのに似ている。

安倍首相にとって昭恵氏は政治活動の資金源になる重要人物で、なおさら彼女は自分を「重要人物」と見なすようになっている。


安倍首相は2015年に「すべての女性が輝く社会」という変なスローガンを国民に押し付けたが、昭恵氏の要望があったと言っている。

その後女性の雇用促進政策や、大臣に女性を多く登用したり、公務員や企業に女性の出世を義務化するよう迫っている。

これらの政策や人事を立案し、強要したのは昭恵氏だった疑いが強く、ヒラリーが妻の地位を乱用して、社会保険制度を強引に進めたのに似ている。


問題は首相の妻でも将軍の娘でも、あるいは夫でも息子でも、「法的に存在しない権力」を行使する人間が居てはならないという事です。

あれほど権勢を誇った豊臣政権は、秀吉の側室の淀殿が権力を掌握した為に滅んでしまいました。

まず秀吉の息子の母親という地位を利用して権力を掌握し、関が原合戦のとき、淀殿は「西軍が負けた時のために」西軍を妨害し徳川方に事実上味方した。


次に2度に渡る大坂の陣でも西軍を裏切って徳川と取引し、堀を埋めさせるなどして負ける原因を作った。

淀殿は公式には権力を持たないので失敗しても責任は取らず、息子や夫を利用して権力だけを振るっていた。

ヒラリーと昭恵氏も権力だけは振るっておいて、問題になると引っ込んでしまい表に出てこなくなります。



楊貴妃と西太后

中国は武家政権ではなく貴族と官僚制度だったので日本より古くから腐敗が進み、こうした例も日本より多く、かつ深刻です。

豊臣が滅んだのは淀殿から権力を奪う人材が居なかったからで、すぐに徳川に滅ぼされてしまいました。

中国の3大女帝として良く華流ドラマに登場する呂雉は漢の皇帝・劉邦の妻で、皇帝の母になり独裁者として国を破壊しました。


西太后は清の皇帝・咸豊帝の妻でやはり皇帝の母として権力を握り、清国を弱体化させて日清戦争敗戦や中国を西洋の植民地化する原因を作った。

則天武后(武則天)はやはり唐の皇帝・太宗の側室だったが、太宗が没すると息子の高宗の妻になり、高宗没後は自分が皇帝になった。

唐は則天武后以後も200年ほど続いたが、楊貴妃という怪物を生み出し、中国の伝統文化になっていきます。


もうひとり中国は楊貴妃というファーストレディを生み出していて、唐の皇帝・玄宗の息子の妻から、父の玄宗の側室になった。

楊貴妃はたいそうな美人で玄宗は常に傍に置いたので、家来達は楊貴妃を皇帝のように扱い、増長させていきました。

楊一族は「平家に非ずんば人にあらず」と自賛した全盛期の平家のように振る舞ったが、国中の恨みを買い内乱で滅ぼされた。


唐の国も楊貴妃以降衰退に向かい、大陸では王朝が変わっても同じ失敗を繰り返してきた。

原因はどれも「皇帝の妻や側室」という法的に存在しない権力に、皇帝と同じ権力を持たせてしまった事にある。

ファーストレディの問題は、その人自身は選挙で選ばれたわけでも、法的根拠があるわけでもないのに、周囲がチヤホヤする事で権力を握ってしまう点です。