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ロシアの新世代爆撃機 
【Sputik】2017年02月27日 07:36

ロシア航空宇宙軍用の新たな戦略爆撃機(長距離飛行用の次世代航空複合体、PAK DA)の開発者たちは、素案を擁護した。国立航空システム研究所が伝えた。

現在装備されている長距離爆撃機
Tu-22M3、戦略爆撃機Tu-95Tu-160の3種類の航空機全てが長距離航空機PAK DAに代わる予定。

PAK DAを製造する際には、経済的要素も考慮される。ツポレフ160は未だにそれを凌駕するものはない傑作だが、非常に高価だ。新たな爆撃機はツポレフ160よりも安価となり、より大量に生産される。                        
От ТУ-22М3 до ПАК ДА 5М Будущее ВКС России

新たな爆撃機の開発は2013年から行われている。「全翼機」の図式で製造され、亜音速で飛行する予定。


ロシア次世代爆撃機PAK-DAは本当に飛ぶのか
【航空宇宙ビジネス短信・T2:】2017年2月28日火曜日

いろいろ苦境にあるロシアでこんな機体が本当に実現するのかわかりませんが、米国の国防筋は同機の存在を脅威としてこれから大々的に騒ぎ立てて予算を獲得するのでしょうか。

Russia to start building its next generation flying wing stealth bomber to replace the Tu-22, Tu-95 and Tu-160 aircraft

Feb 27 2017 - 
By David Cenciotti

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PAK-DA想像図(出展 militaryrussia.ru、スプートニクニュース提供)は公式な想像図ではなく、実際の機体と異なる可能性がある。

およそ四年前ロシアの次世代ステルス爆撃機のコンセプト図が承認をうけていた。今や同機が現実のものになりそうだ。

ツボレフ設計局が2009年から取り組んできたPAK-DA(高性能長距離航空機)はロシアが2023年に就役ををねらう新型爆撃機で既存のTu-95ベア、Tu-22M3バックファイヤー、Tu-160ブラックジャックの後継機をめざす。

国営スプートニク通信は新型戦略爆撃機の初飛行を2021年頃とし、その数年後に一号機を引き渡すとしているが、楽観的すぎる予測だ。

いずれにせよステルス爆撃機は亜音速飛行の全翼機となる。米X-51、ファルコンHTV-2他が極超音速の攻撃機材を狙う中で、ロシアは超音速も視野に入れていない。スピードの代わりに高度ステルス性能、電子装備と人工知能による誘導ミサイルを搭載する。

「ミサイル搭載爆撃機を完全にレーダーから隠しつつ超音速飛行させるのは不可能。このためステルスを重視した。PAK-DAが搭載する人工知能ミサイルは射程7千キロに達し、状況から進路、高度、速度を自ら決定する。このミサイル開発はすでにはじまっている」とのロシア航空宇宙軍司令官ヴィクトル・ボンダレフ発言をロシア紙ロシスカヤガゼータが伝えている。
このロシア全翼機は空対地ミサイル・空対空ミサイルを搭載の上、通常型および誘導式爆弾を運用する。2016年の報告書ではPAK-DAは6,740カイリの航続距離になるとしていた。兵装ペイロードは30トンだ。

このPAK-DAから名称未定の「第六世代」戦略爆撃機が2040年代から50年代に登場すると噂されていたおり、昨年の資料によるとロシアは第六世代、第七世代の軍用機の開発に取り組んでいるという。

ただしロシアが本当に新型ステルス爆撃機に加え第六、第七世代機を運用できるか断言できない。

ロシアは現実には次世代ステルス戦闘機もAESAレーダーもまだ試験段階であり、実戦化していない。

第五世代戦闘機となるT-50 PAK-FAは各種の開発課題に直面したまま、費用も超過し、日程も遅れたまま未だに就役していないことを忘れてはならない。

スホイはこのPAK-FAを原型に第六世代機をつくるといわれており、Su-27からSu-35を完成させた前例もある。

ということはPAK-FAが5++世代機に発展する可能性があり、それが第六世代機に将来発展するかもしれない。

一方、PAK-DA想像図がインターネットに流布しているがその通りのクールな機体になるのかしばらく待とう。
実に様々なPAK DAの想像図が出回っています。
一番最初に出回ったのが、可変翼を持った二等辺三角形のような機体であった。
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エンジン:AL41F1(T-50に搭載するエンジン)
航続距離(?):12000~15000km
ペイロード:24000k
最大離陸重量12400k
巡航速度(?):マッハ2
燃料重量:5000
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次に、正三角形に近い無人機のような機体が流布していた。
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明らかに超音速爆撃機で、一部では米国で開発の噂があった極超音速偵察機ファルカンやオーロラに対抗するマッハ3以上の極超音速爆撃機ではないかとの憶測が流れていました。

それが、2013年にロシア空軍のViktor Bondar中将の発言としてPAK DAは「ステルス性能を有した機体となっており亜音速での飛行する。Tu-160爆撃機よりも多くの兵器を搭載できる。」と設計が変更となったようだ。
現在(2017年3月5日現在)のロシア語wikiのPAC DAスペック 
エンジン:Кузнецов(クズネツォフ)
最大離陸重量: 100〜200トン
最高速度:亜音速
航続距離:NA

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風洞実験モデルの画像を見ると、ステルス三角翼機になる可能性は高い。


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この設計図では、大口径のターボファンエンジンが二基となっているが、2017年2月更新の最新の情報によると、B-2のような高価格な機体にしないながらも超音速性能を有するTu160戦略爆撃機の後継機体になるというと書かれており、まだ実際のところの詳細はわからない。

因みに米国のXB-21爆撃機が超音速機なのか亜音速機なのか明確に示されていない。B-2の最高速度は1000km/hであるので、XB-21も同程度と思われる。故に似たような形状の全翼機であるこのロシアのPAK DA爆撃機も飛行速度もM0・8、最大速度1000km/h程度ではなかろうか?

冒頭のCGはファンサイトだというが、ただの個人のファンサイトにしては手がこんでおり、そこにはエンジンが4基で描かれている。
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エンジンが4基のPAK DAについては超音速性能を有するか否かは不明である。