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この経過表を見て、加計学園問題は、安倍総理のお友達だから認められたと言う論理を擁護する知識層はいるのだろうか?

加計学園問題についてマスコミや野党が流布してきた「学園の理事長が安倍首相の友人であるから、特別に優遇された」という筋書きは、加戸前愛媛県知事の国会証言と7月14日(金)、京都産業大が国家戦略特区を利用した獣医学部の新設を断念した経緯についての記者会見など、獣医学部新設にかかわった関係者が次々と証言によって、通用しなくなった。新たに文春が投下した、獣医師会議事録も、即、当事者である山本大臣と日本獣医師会の蔵内勇夫会長によって否定されしまった。

安倍総理のお友達だから認められたと言う論理」はまったくの「フェイクニュース」であると、確定したのではないか!

今後、安倍総理のお友達だから認められたと言う論理」を口にする者は情弱者もしくは、バカか工作員くらいになるだろう。もちろん、野党の国会議員は全てに該当するので、まだ暫くサワグダロウ

【加計学園 行政は歪められたのか(上)】
新設認めぬ「石破4条件」は獣医師会の政界工作の「成果」だった! 民主党政権でも献金攻勢…【産経ニュース】2017.7.18 10:00

 「学部の新設条件は大変苦慮しましたが、練りに練って、誰がどのような形でも現実的には参入は困難という文言にしました…」

平成27年9月9日。地方創生担当相の石破茂は衆院議員会館の自室で静かにこう語った。向き合っていたのは元衆院議員で政治団体「日本獣医師政治連盟」委員長の北村直人と、公益社団法人「日本獣医師会」会長で自民党福岡県連会長の蔵内勇夫の2人。石破の言葉に、北村は安堵の表情を浮かべながらも「まだまだ油断できないぞ」と自分に言い聞かせた。

石破の言った「文言」とは、会談に先立つ6月30日、安倍晋三内閣が閣議決定した「日本再興戦略」に盛り込まれた獣医学部新設に関わる4条件を指す。

具体的には(1)現在の提案主体による既存の獣医師養成でない構想が具体化(2)ライフサイエンスなどの獣医師が新たに対応すべき分野における具体的な需要が明らか(3)既存の大学・学部では対応が困難な場合(4)近年の獣医師の需要の動向も考慮しつつ、全国的見地から本年度内に検討-の4つ。要するに、新たな分野のニーズがある▽既存の大学で対応できない▽教授陣・施設が充実している▽獣医師の需給バランスに悪影響を与えない-という内容だ。

このいわゆる「石破4条件」により獣医学部新設は極めて困難となった。獣医師の質の低下などを理由に獣医学部新設に猛反対してきた獣医師会にとっては「満額回答」だといえる。北村は獣医師会の会議で「(4条件という)大きな壁を作ってもらった」と胸を張った。

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愛媛県と今治市が学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部誘致を計画したのは平成19年に遡る。相次ぐ家畜伝染病に悩まされ、「獣医師が足りない」という畜産農家の切なる声を受けての動きだった。

だが、構造改革特区に何度申請しても却下された。ようやく構想が動き出したのは、21年9月に民主党の鳩山由紀夫が首相となった後だった。

民主党愛媛県連副代表で衆院議員の白石洋一は、民主党幹事長室で「今治市に獣医学部の枠を取れないか」と陳情した。幹事長の小沢一郎は自民党から業界団体をいかに引きはがすかに腐心していた。資金力のある獣医師会を揺さぶるにはちょうどよい案件に映ったのだろう。22年3月に特区申請は「対応不可」から「実現に向けて検討」に格上げされた。

慌てた獣医師会は、民主党衆院議員、城島光力と接触し、城島を会長とする「民主党獣医師問題議員連盟」を発足させた。22年7月の参院選では、民主党の比例代表の候補1人を推薦した。民主党議員に対する政治献金もこの時期に急激に増えている。

ところが、その後の民主党政権の混乱により、またも構想は放置された。それがようやく動き出したのは24年12月、自民党総裁の安倍晋三が首相に返り咲いてからだった。

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安倍は25年12月、「岩盤規制をドリルで破る」というスローガンを打ち出し、構造改革特区を国家戦略特区に衣替えした。27年6月、愛媛県と今治市が16回目の申請をすると、国家戦略特区ワーキンググループ(WG)が実現に向け一気に動き出した。

絶体絶命に追い込まれた獣医師会がすがったのはまたもや「政治力」だった。

北村と石破は昭和61年の初当選同期。しかも政治改革などで行動をともにした旧知の間柄だ。日本獣医師政治連盟は自民党が政権奪還した直後の平成24年12月27日、幹事長に就任した石破の「自民党鳥取県第一選挙区支部」に100万円を献金している。

蔵内も、長く福岡県議を務め、副総理兼財務相で自民党獣医師問題議連会長の麻生太郎や、元自民党幹事長の古賀誠ら政界に太いパイプを有する。

北村らは石破らの説得工作を続けた結果、4条件の盛り込みに成功した。

実は北村には成功体験があった。26年7月、新潟市が国家戦略特区に獣医学部新設を申請した際、北村は「獣医学部を新設し、経済効果が出るには10年かかる。特区は2、3年で効果が出ないと意味がない」と石破を説き伏せた。石破も「特区にはなじまないよな」と同調し、新潟市の申請はほどなく却下された。

今治市の案件も4条件の設定により、宙に浮いたかに見えた。再び動きが急加速したのは、28年8月の内閣改造で、地方創生担当相が石破から山本幸三に代わった後だった。

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獣医学部は、昭和41年に北里大が創設以降、半世紀も新設されなかった。定員も54年から930人のまま変わっていない。この異様な硬直性の背景には、獣医師会の絶え間ない政界工作があった。「石破4条件」もその“成果”の一つだといえる。石破の父、二朗は元内務官僚で鳥取県知事を務め、鳥取大の獣医学科設置に尽力したことで知られる。その息子が獣医学部新設阻止に動いたとすれば、皮肉な話だといえる。

石破は、加計学園の獣医学部新設について「(4条件の)4つが証明されればやればよい。されなければやってはいけない。非常に単純なことだ」と事あるごとに語ってきた。ところが「石破4条件」と言われ始めると「私が勝手に作ったものじゃない。内閣として閣議決定した」と内閣に責任をなすりつけるようになった。

一方、石破は産経新聞の取材に文書で回答し、新潟市の獣医学部新設申請について「全く存じ上げない」、獣医師会からの4条件盛り込み要請について「そのような要請はなかった」、平成27年9月9日の発言についても「そのような事実はなかった」といずれも全面否定した。=敬称略。いずれも肩書は当時

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【加計学園 行政は歪められたのか(中)】
日大総長「加計にろくな教育できっこない」 愛媛知事「じゃあ、あなた作ってくれるか?」【産経ニュース】2017.7.19 01:00 

 第1次安倍晋三政権当時の平成19年2月。東京・赤坂の料亭「佐藤」で、日本獣医師会顧問で元衆院議員の北村直人は、学校法人「加計学園」(岡山市)理事長の加計孝太郎と向き合っていた。

「愛媛で獣医の大学を作りたいんですよ。ぜひ協力してくれませんか?」

加計がこう切り出すと、北村は強い口調で「なぜそんなことを言い出すんですか?」と聞き返した。

加計が「息子の鹿児島大獣医学科の入学式に行き、設備をみたら20億~30億円でできそうなんですよ」と説明すると、北村は怒気をはらんだ声でこう説いた。

「そんな動機で獣医学科を作りたいなんて、とんでもない話だ。獣医学部創設には500億円はかかりますよ。教育を金もうけに使われたらたまらない。やめた方がいい!」

さらに北村が「親しい政治家はいるんですか」と問うと、加計はこう答えた。

「強いていえば安倍首相ですが…」

北村の脳裏に、安倍への疑念が刻まれた瞬間だった。北村は今も「全ては加計学園ありきなんだ」と息巻く。

だが、愛媛県今治市に加計学園が運営する岡山理科大の獣医学部を新設する構想は、安倍と加計の親交とは全く無関係の切なる地元事情から始まっていた。

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昭和50年、今治市は高等教育機関を誘致する学園都市構想を打ち出した。タオル産業の衰退などにより、人口減が続く地域を活性化させることが目的だった。松山大や東海大などの名も挙がったが、いずれも誘致には至らなかった。

加計学園の名前が浮上したのは平成17年の正月だった。今治市選出の愛媛県議、本宮勇は市内の友人宅で、小学校から高校まで同級生だった加計学園事務局長と久々に再会した。本宮はこう水を向けた。

「今治市で大学を誘致しているがどこも来てくれないんだ。お前のところの大学が来てくれないか?」

だが、事務局長は「少子化の時代に地方に大学を進出させるのは難しい」と首を縦に振らなかった。それでも本宮はあきらめず、その後も説得を続けた。事務局長はついに根負けして「人気があり、競争率の高い獣医学部だったら考えてもいいよ」と応じた。

同じ頃、知事の加戸守行は県内の公務員獣医師の不足に頭を悩ませていた。

11年の知事就任後、鳥インフルエンザなどの家畜伝染病が相次いだ。22年に口蹄(こうてい)疫が発生した際には各港で検疫態勢をとり、四国への侵入は水際で阻止したが、獣医師たちに不眠不休の対応を強いねばならなかった。

そんな中、本宮がもたらした加計学園による獣医学部新設の話は願ってもない朗報だった。加戸は「地域活性化と公務員獣医師確保ができ、一石二鳥じゃないか」と小躍りした。

加戸の大号令の下で愛媛県と今治市は獣医学部新設に向け、タッグを組んだ。目をつけたのが、元首相の小泉純一郎が肝煎りで創設した構造改革特区だった。

愛媛県と今治市は19年に構造改革特区に獣医学部新設を申請したが、あっさり却下された。農林水産省は「地域・分野に偏在はあるが、獣医師は足りている」とにべもなく、文部科学省は、歯科医師や獣医師に関する大学設置を認めないとする「15年文科省告示」を盾に聞く耳さえ持たなかった。

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愛媛県と今治市はそれでもあきらめず、毎年のように特区申請を続けた。

これに業を煮やしたのか、北村は22年春、獣医師会の権威で日大総長の酒井健夫と連れだって愛媛県庁の知事室に乗り込んだ。

「獣医学部を作るのなんかやめた方がいい。公務員獣医師の待遇をよくしたり、愛媛県出身の学生に奨学金を出したりした方が安上がりですよ」

北村がこう言うと、酒井は「奨学金をつけて東京まで学生を送ってくれたら日大で立派に育てて愛媛にお返ししますよ」と合いの手を入れた。

加戸は「こっちは手当たり次第、獣医師を採用しても足りないんだ」と説明したが、2人は納得しない。酒井は「加計学園が獣医学部を作っても、どうせろくな教育はできっこないですよ」と言い放った。これにカチンときた加戸は怒りを隠さずこう迫った。

「こっちは別に加計学園でなくてもいいんだ。じゃあ、あなたのところで愛媛に第2獣医学部を作ってくれるか?」

酒井と北村は押し黙ったままだった。

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加戸が獣医学部新設にこだわったのは、獣医学部・学科が東日本8割、西日本2割と偏在しているからだ。加戸は旧文部省出身で官房長まで務めた人物だ。文科省と日大、そして獣医師会の密接な関係は十分承知しているだけに、文科省や獣医師会の対応には怒りが収まらない。

「(現在のように)定員を水増しすれば、少ない教授で安上がりな授業ができる。ドル箱じゃないか。自分たちの大学で定員を増やすのはよいが、他の大学にはやらせない。商売敵ができるとおまんまの食い上げになるからじゃないのか」

第2次安倍内閣の国家戦略特区により、ようやく風穴が開き、10年越しの悲願がかなった。にもかかわらず、獣医学部新設にからみ、あたかも不正があったかのように報じられるのは我慢できない。

「『加計学園ありき』と言われているが、愛媛県と今治市は10年以上前から『加計学園ありき』でやってきたんだ。本質の議論がなされないまま、獣医学部がおもちゃにされるのは甚だ残念だ」

文科省から流出したとされる「首相の意向」などと記された文書に関しても加戸は「安倍さんと加計学園理事長が友達だと知っていたら、直訴してでも10年前に獣医学部を作ってもらっていたよ」と一笑に付す。

「行政が歪(ゆが)められたのではない。歪められていた行政が正されたんだ」


=敬称略。肩書は当時

【加計学園 行政は歪められたのか(下)】
文科省はサボタージュで抵抗しただけ…挙証責任果たせず「白旗」 「ご意向」文書の真意とは?
【産経ニュース】2017.7.20 01:00

学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設計画をめぐる批判が吹き荒れる6月26日、地方創生担当相の山本幸三は内閣府での会合でこう語った。

「この話は、去年3月末までに文部科学省が挙証責任を果たせなかったので勝負はそこで終わっている。半年後の9月16日に延長戦としてワーキンググループ(WG)で議論したが、そこでも勝負ありだった」

多数のメディアや野党は、首相の安倍晋三と加計学園理事長が旧知の仲であることから「加計ありきだった」という批判を続けている。その最大の根拠は、内閣府幹部職員が文科省職員に「総理のご意向」「官邸の最高レベルが言っている」などと語ったとする同省の内部文書だった。

ところが、「官邸の最高レベル」という文書の日付は「平成28年9月26日」。この時点ですでに獣医学部新設の議論は決着しており、安倍の意向が働くことはありえない。

では、日本獣医師会の強い意向を受けて、獣医学部新設を極めて困難とする「石破4条件」が27年6月30日の閣議決定「日本再興戦略」に盛り込まれたにもかかわらず、愛媛県今治市の獣医学部新設の特区申請が認められたのはなぜだったのか。

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国家戦略特区WG座長でアジア成長研究所所長の八田達夫は「4条件により制限は加えられたが、達成可能だ」と踏んだ。日本再興戦略で「獣医学部新設に関する検討」という文言が明記されていたからだ。

文科省は、農林水産省による獣医師の需給推計を根拠に「獣医師は足りている」として学部新設や定員増を拒み続けてきた。

八田はこれを逆手に取った。日本再興戦略を読み解いた上で「成長戦略につながる高度な研究や創薬など新たな部門に携わる獣医師の需要が明らかになれば、クリアできる」と理屈づけたのだ。

しかも日本再興戦略では「28年3月末までの検討」を農水省や文科省に義務づけた。八田はこれこそ最重要ポイントと考え、WGは両省に「再検討」を求めた。

だが、ここから文科省は猛烈なサボタージュを始めた。八田は内閣府を通じて文科省に検討状況を何度も尋ねたが、期限である「28年3月末」が過ぎても明確な回答はなかった。結局、WG会合が開催されたのは、期限の半年近く後の同年9月16日だった。

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WG会合では、新たな部門での獣医師需要について農水省は「特に説明することはない」と関与を避けた。文科省は「各大学で取り組んでいる内容だ」と従来の説明を繰り返した。

「家畜の越境国際感染症など、これまで対応する必要がなかった部門で需要が出てきた。新たなニーズに対応するマンパワーの増強が必要ではないか」

「新しい分野も既得権を持った大学の中だけでやろうというのはあり得ない。本来は28年3月末までに検討するはずだったのに、今になって需要の有無の結論が出ていないのは遅きに失している」

委員たちは矢継ぎ早に文科省を攻め立てたが、同省側はひたすら4条件をそらんじるばかりで挙証責任を果たせなかった。そこである委員が詰め寄った。

「文科省は需要の有無についてちゃんと判定を進めているのか」

文科省は「わが省だけでは決められない。政府全体で決めてほしい」と需要推計を内閣府に委ねてしまった。事実上の「白旗」宣言だった。山本の言う「勝負あり」とはこれを指す。

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では、この直後に作成された文科省の内部文書とは一体何だったのか。政府関係者はこう明かす。

「誰の目から見ても文科省はあまりに無残に敗北した。漏洩(ろうえい)した内部文書は、省内向けの敗北のエクスキューズ(言い訳)のために作られたのだろう」

では「総理のご意向」とは何か。WGの議論では一切登場しない。強いて言うならば「岩盤規制をドリルで崩せ」という国家戦略特区の大方針を指すのではないか。

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28年9月16日のWG会合で獣医学部新設の道筋は開けたかに見えたが、11月9日の国家戦略特別区域諮問会議では「広域的に獣医学部のない地域に限り新設を認める」という新たな条件が加わった。

これには理由があった。八田は10月末に山本にこう耳打ちした。

「獣医師会がまた厳しいことを言ってくる可能性がある。ニーズの高い地域に絞ることで反対勢力と合意しやすくしよう」

八田は「獣医学部の定員規制そのものがナンセンスだ」と考えていたが、座長の職務を通じて獣医師会の政治力のすさまじさを思い知った。山本も「早く岩盤規制を突破するには仕方ないな」と渋々応じた。

それでも獣医師会は猛反発した。獣医師会会長で自民党福岡県連会長の蔵内勇夫は11月22日の獣医師会のメールマガジンで「必ずや将来に禍根を残すであろう無責任な決定に対し、総力を挙げて反対して行きましょう」と呼びかけた。

蔵内らは12月8日、山本に直談判し、「新設は1カ所1校」とするよう求めた。やむなく山本も受け入れた。これにより新設は加計学園1校に絞られた。

前文科事務次官の前川喜平は「『広域的』という条件により京都産業大(京都市)が排除され、加計学園に絞られた」「行政が歪(ゆが)められた」と批判している。

だが、京産大副学長の黒坂光は今月14日の記者会見で「広域ということで対象外となったとは思っていない」と明言した。京産大とともに獣医学部誘致を目指した京都府知事の山田啓二も同日、こう語った。

「愛媛県は10年間訴え続けたのに、こちらは1年。努力が足りなかった」

果たして安倍政権は行政を歪めたのか。むしろ歪めたのは獣医師会であり、文科省ではなかったのか。獣医学部の問題の本質に踏み込まず、「安倍はお友達の加計を優遇したに違いない」という印象操作を繰り広げたメディアの罪もまた重い。=敬称略。いずれも肩書は当時


この企画は沢田大典、今仲信博、広池慶一、田北真樹子が担当しました。
もしビーチ前川の自爆テロがなかったなら、加計学園の獣医学部新設は人々の耳目を集めることなく獣医学部が四国に新設されただけであったろう。

村社会日本、日本人が忌み嫌う抜け駆けをしているといった印象操作を安倍総理に掛けたビーチ前川は、日本を破壊するテロリストである。

「総理のご意向」といった文章は関係者だけが読み、文科省のフォルダーで外部に出ることはありえなかった。ところがメモ書きが外に出れば怪文書の類になったのである。普通に考えれば、国家戦略特区は「総理のご意向」で、岩盤を崩すわけであるから、強い官邸主導の意思がありますと、文科省内の岩盤を守っている側に、諦めろよと言っている降伏勧告でもあり、降伏した側の、降伏理由であって、文科省内での文章であり、内輪の文章である。怪文書が作成されたのは今治に加計学園で決定後の2016年9月26日であれば、何が問題なのか理解できない。

この文章をビーチ前川がマスコミ各社に持込んだため大事になったのである。

参考人招致で自民党の議員から「文章をマスコミに渡したのはご本人ではないか」と質問され、ビーチ前川は「その質問に対する答えは差し控えさせてもらう」と答えているが、持ち込んだ犯人はビーチ前川以外に考えられない。

加計学園問題のポイントは、マスコミや中韓朝と結託した反日護憲勢力が、ビーチ前川を踊らせ、私怨から安倍に最後ッペを掛けようと正義感に溢れた勇気ある告発者を演じさせていることだ。

一つ不思議なことがある、なぜか文春が天敵の朝日と歩調をあわせの反安倍の論陣に加わり政権を攻めている。加計学園の獣医学部新設が法的に適切に決められたと私は理解している。ところが、朝日や毎日などの新聞、さらに文春などの雑誌は、一貫してビーチ前川の言い分を丸呑みした報道を続けている。

文春も巻き込む護憲勢力は、なりふり構わない攻勢で、森友学園から始まった反安倍報道が半年も続いた結果、大した政治上の失策がないにもかかわらず安倍内閣の支持率は急落した。

朝日や文春、民進、共産党は、森友や加計を取上げることで、安倍総理の友達や近親者だけが利益を得ているという印象を世の中に広めることに成功してしまった。

よくよく考えると、これは韓国の朴槿恵政権が、大統領の友人への利益供与に民度の低い国民が反応し、ローソク持ってデモをして、政権を倒した二番煎じを狙ったものだ。朝鮮人が入り込んだマスコミは、母国における勝利の方程式を日本でも実行したいのだ。本気で朝日新聞とかテレ朝、TBS関口宏あたりは日本でも「ローソク革命」が起ることを妄想している可能性がある。

私は善人ではない。貧困女子に代償なしに小遣いを渡すほど財力もない。だが、50過ぎても妻以外に対しては現役の「雄」ではあります。私の世界観からすれば前川が買春せず小遣いを渡した話など、断じてありえない。人間の本能、生物学的論理に反している。たとえ前川も妻に対してはEDでも、妻以外特に若い女性であれば獣に変るはずである。更年期の女性は性欲が増す女性もいれば、まったく興味がなくなる女性もいる。前川の奥さんも家に金さえ入れれば、旦那に興味が無くなるタイプだったと思いますね。(経験から)

前川が足長おじさんの訳がない。そんなありえないファンタジーを信じる人はいったいどんな人生経験をしてきたんだ?あきれるどころか、つまらない人生を過ごしているようで、気の毒でならない。多少金と権力を持った男が、どういう生き物なのか知らないのか?もちろん私は金も権力もない。でも、自分の器の範囲内で、いかに充たされたエッチをするか日々腐心しています。それが、男の性だと思っています。

金と権力を持っても、聖人や菩薩のようになる人の多くは、若い時から苦労に苦労を重ねた苦労人がなるのが相場、生まれてから生きる苦労も社会の最下層も知らないお坊ちゃんが聖人となった例はお釈迦様くらいだろう。

我々インテリ保守は、安倍政権が、加計理事長が安倍総理の友人だということで、強引に行政を歪めて学部新設を決めた疑いが強いという安倍首相を引きづり降ろしたい官僚や反日護憲マスコミの論調は、明らかに印象操作プロパガンダであると認識している。

印象操作プロパガンダの最たるものは、報道しない自由を実行していることだ。
反安倍側は、加戸守行・元愛媛県知事の国会での発言をほとんど報道していない。これは加戸証言を握り潰したに等しい。反安倍側からすると加戸証言は本当に不都合な証言だからだ。


加戸守行前愛媛県知事は、10年以上前、今治に獣医学部を誘致しようと東京の有力大学をいくつか尋ね回ったが「えっ、四国に獣医学部」とどこからも相手にされなかったと証言している。そんな中で手を挙げてくれたのが加計学園だったと話している。

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前川発言を完全に覆し真相を語るこの参議院での加戸氏の証言は、残念ながら民放のテレビでは一部を除き放送されていない。新聞は、読売と産経が加戸証言を一般記事と詳細証言の両方で大きく取上げている。ところが朝日、毎日は一般記事で全く取上げていない(詳細証言で取上げているが、理解できるように書いているとは思えない)。反安倍にこり固まった人々に加戸証言は届いていない。姑息な護憲勢力は、卑怯にも加戸証言を葬ろうとしているのである。

反安倍護憲勢力は、加戸証言が知られるとこれまで自分達が作って来た前川善人説が崩れると恐れ、なるべくこの証言に触れないようにしている。加戸証言が理解されれば、前川氏の「加計ありき」「行政が歪められた」発言がいかに間違いであるか理解できるはずである。

10年以上前から獣医学部新設で動いていたのは今治市であり加計学園だけである。もし、2~3年しか獣医学部新設に動いていない京都産業大学が、決まる方が不自然であり、京産大の理事長は政治家の誰か知り合いか友人はいるはずで、京産大にもし決まれば、そちらの方がかえって怪しいことになる。

京都産業大が浮上して来たのは加計学園の新設が事実上決まった16年9月16日の二回目のワーキンググループの会合である。この時の議事録の最後に「この要望(獣医学部新設)は京都のほうからも出てまして(京都産業大のこと)」と簡単に触れられているだけである。つまり加計学園と京都産業大を同列で扱うことがそもそも大間違いである。

京都産業大は7月14日、国家戦略特区を利用した獣医学部の新設を断念し、総合生命科学部を再編して新たに「生命科学部」を開設する構想を発表した。


京都産業大が候補を降りたのは、「広域的」は関係なく加計学園が先行して多くの教員を集めてしまっていたから、教員を期限までに集めることが出来ないと判断したからである。

安倍首相のお友達だから加計学園が利益を享受したという論理はもはや成り立たない。

そこで、告示前に加計学園が決まっていたという論理を文春が持ち出した
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けれど、中吊り広告が出た瞬間、早くも崩れてしまった。
山本幸三地方創生担当相は20日、学校法人「加計学園」(岡山市)による獣医学部新設計画をめぐり、事業者決定の約2カ月前の平成28年11月に日本獣医師会(東京都)の幹部に同学園の名前を挙げて「四国で新設することになった」と伝えたとする面会記録があったとする報道について、記録の内容を否定した。内閣府で記者団の質問に答えた。やりとり全文は次の通り。


山本氏「11月17日の獣医師会との会合ですけれども、私から『広域的に獣医学部が存在しない地域に限り新設を認めることになり、パブリックコメントを始めることになった。申し訳ないがご理解いただきたい』と発言いたしました。これに対して獣医師会側はそれは当然、四国の今治と決めつけた言いぶりで対応しておりました。私は獣医師会の言い分をずっと、前半は聞いていたところであります。したがって、記事で会合の概要というのが出ていますが、この獣医師会側の思い込みと、私の発言を混同したものでありまして、正確ではありません」

「また、私からは京都もあり得るという旨述べたところ、獣医師会側は『進めるのであれば今治市のみであることを明記してほしい』との発言もございました。なお、今治市の財政状況については従来、北村直人(日本獣医師会)顧問から調べるよう要請がありまして、今治市に聞いたところを概略説明いたしました。その際、あくまでも公募が大前提であるため、事業実施主体といった表現をしており、加計学園と特定して言ったことはまったくありません。京都の財政状況については話題にもなりませんでした」

--獣医学部を四国に創るようになったという発言はしていないのか

山本氏「四国に決まったという発言は全くしていません。向こう側が当然そうだろうという風に思い込んで、いろいろ発言していましたが、私はじっと聞いていて、それで最後に京都産業大からも提案があるのでその可能性もありますよといったところ、そりゃ困るということで、進めるなら今治市だけと明記してほしいという発言が向こうからありました」

--メモは意図的に作られたということか

山本氏「メモは全体の会合を一緒くたにまとめて作っているようで、そこは獣医師会側の思い込みで書かれた部分もあるということです」

--獣医師会側は全員が思い込みをしていたということになる

山本氏「全員というか、最初から四国に(認可が)おりたという感じで対応していた。私のほうからは9日の審議会の広域的に存在しないところに限りということだけを申し上げて、パブリックコメントになりましたので、申し訳ないけどご理解くださいといって、あとは相手の言い分をきいていただけであります」

--「四国に」ということを切り取られてメモが出たことについてはどう思うか

山本氏「その辺は非常に正確ではない、残念だと思います。というのは、京都もあり得るとはっきり私は言っておりまして、向こうからは『それは困る』というような話もありましたのでね」

--今治に限ってほしいというのは、その場で先方から話があったのか

山本氏「それは前提でいろんなことを言ってました。良い大学ができないんじゃないかとか、いろんなことを言っていましたけれども。この席は獣医師会の言い分をじっくり聞くことだと思ってましたので、大体黙って、ずっと聞いていたということであります」

--12月8日に1校に限ってほしいという要望が向こうから来たのでは

山本氏「これは11月17日ですから。それ以降、京都もあり得るということを、私も言ったこともありまして、それに危機感を覚えたのか、『1校に是非してくれ』というように、強くまた要請してきたということだと思います」

--山本大臣から加計や今治ということは発言したのか

山本氏「加計というのは一切ありません。私はその点は十分注意していて、用意した文書でも事業実施主体という言い方で徹底しています。それを先方がそういう風に思い込んだということでしょう」

--大臣側にメモはあるのか

山本氏「議事録というのはありませんが、京都にいったときに、『進めるならば今治に限ると明記してほしい』というようなことについては、後ろで聞いていた秘書官もメモ書きみたいに書いていたようでありますので、確かであります」

--メモを出すことはあり得るのか

山本氏「メモっていうものではないからね。ちょっと走り書きみたいなことでしたから。それは確認した、私も覚えていましたけれどね」

--そういうものがないと水掛け論になるのでは。言った、言わないの話になる

山本氏「何が? どこが? 京都もあり得るという話もしたんですから。四国ではないということもはっきりしていると思いますよ」

--今回のことについて安倍晋三首相や菅義偉官房長官とは協議したのか

山本氏「そんな暇はありませんでした。私は昨日の夕方帰ってきたばかりですからね」
山本地方創生大臣の話は一貫性があり、真実だと私は思います。

普通に考えてその獣医師会の議事録なるものは、一方の当事者側が出してきたものであり、信憑性に疑問をいだかれても然るべきものである。仮に裁判などで証拠として提出された場合、この議事録が証拠としては採用されるとは思えない。

今回の事態は、認可権限を持つ文部科学省の前事務次官ビーチ前川が「行政がゆがめられた」と告発したことに端を発した。告発動機は、当初私怨であると思ったのですが、最近の報道を見ていると、大学・学部の許認可権という既得権益を守りたい文科省の組織的抵抗と反撃に思えてなりません。

内部文書が野党やマスコミに流出したことや、政治主導への反発が通底している。政治家を引きずり降ろす際の役人の常套、手段。それに乗るマスコミ。踊らされる情弱な庶民。


事実関係があきらかになればなるほど安倍首相によって「行政が歪められた」のではなく、既得権を持った獣医師会、官僚によってずっと「行政が歪められ続けてきた」事実が暴かれてしまったのである。

加計学園問題は官僚、護憲、反日、反安倍勢力にとってブーメランになり始めてきたようだ。

獣医師会長 山本大臣発言追認
【FNNnews】07/21 06:16

日本獣医師会の会長が、「『京都もあり得る』と言った」との山本地方創生担当相の発言を追認した。
日本獣医師会の蔵内勇夫会長は20日、「四国につくるとするならばという話はしていた。それと京都についても(山本大臣は)言及されていたね」と述べた。
日本獣医師会の蔵内勇夫会長は20日、獣医学部の新設計画をめぐり、2016年11月、日本獣医師会を訪れた山本地方創生担当相が、獣医学部を新設する候補地について、「四国」だけでなく、「京都」も挙げていたと述べた。
さらに、「獣医師会側が1校に絞るよう求めた」と述べ、その時期は、山本地方創生担当相の訪問のあとだったことを明らかにした。
日本獣医師会・蔵内会長は、「山本大臣から報告を受けたあとに、われわれとしては、1校に絞ってほしいという要請をした」と述べた。
獣医師会の蔵内会長と、獣医師連盟の北村委員長の認識が食い違う事態となっている。
どうやら、文春のスクープは誤報もしくは話題のフェイクニュースのようだ。

これ以上加計学園を責めると、反安倍勢力は、自滅しかねないようだ。どうやら稲田防衛大臣に次の矛先を向けざるを得なくなったようだ。

森・加計騒動で、はっきりしたことがある。もはや、インターネットで情報収集、発信することができるようになった我々知識層の国民は、従来の朝日新聞がオピニオンリーダーとなって作り上げられた、従来の腐旧メディアの主張を今後誰も信用しないだろう。

従来の腐旧メディアは、都合の悪い部分を報じず、結論ありきで視聴者を誘導する様を、リアルタイムで観察することができた。ネット上ではメディアが偏向報道に手を染めた証拠が沢山記録された。従来の腐旧メディアが行った稚拙な情報操作は、もはや知識層に対しては絶対不可能。やっていたことは単純で、見えすぎた児戯に等しい。いままでも従来の腐旧メディアが、真実を報じているのではなく主義主張に基いて意見を報じているのではないかと、疑念を抱いてきたが、疑念は確信となったエポックメイキングな騒動となった。

おそらく、加計学園問題は、突如報道されなくなるかもしれない。情弱な国民にとっては厭きもきているので、不思議かもしれないが、我々知識層からすれば、「相変わらずメディアは悪よのぅ」ということになる。

今回の騒動で、週刊文春まで朝日と同列程度であることが明らかになった。
今回も、敗者は朝日・毎日TBSなどの左翼メディア、加えて新たに左翼メディアのお仲間に加わってしまった週刊文春ということでしょう。


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【追記】前川が全てを歪ませた!この国会中継をちゃんとクソメディアは報道しろ!
【国会】諸悪の根源が前川だとバレた決定的瞬間!※地上波で放送できない加計学園の真相※


【ご参考】
新宿 歌舞伎町 恋活BAR LOVE ON THE BEACH ラブオン ザ ビーチ