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あはは?地上波を見てるとこれが平和の象徴だと?
世界中のバカはこれをノーベル平和賞だと・・・・笑わせるなよ・・・
いや、ノーベル平和賞は、世界一いい加減でどうしようもないバカの欺瞞が、リベラル系情報弱者が有難がる、世界一権威があるようでまったく権威が無い賞に相応しいかもしれない。

小物すぎて、ヒトラーとムッソリーニに失礼だが、まあ、私には下の写真の程度にしか見えない。偽りの友好、破滅の同盟。日本は間違っても金正恩と、文在虎の蚊帳の中に入ってはいけないと思う。

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金正恩と文在虎の二人のパフォーマンスは、米国による北朝鮮攻撃をいかに遅らせるかと邪魔をしているにしているパフォーマンスにすぎない。

オバマといっしょで、口でどんだけ平和、平和と偉そう言っても、中身が無い宣言にしか見えない。

■1.南と北は南北関係の全面的で画期的な改善と発展を成し遂げることにより、途絶えた民族の血脈をつなぎ、共同繁栄と自主統一の未来を引き寄せていく。
南北関係を改善し、発展させることは、すべての同胞の一途な願いであり、これ以上、先延ばしにすることができない、時代の切迫した要求だ。

(1)南と北は、わが民族の運命は、われわれ自ら決定するという民族自主の原則を確認し、これまでに採択された南北宣言と、あらゆる合意を徹底的に履行することにより、関係改善と発展の転換的な局面を開いていくことにした。

(2)南と北は高位級(閣僚級)会談をはじめとする、各分野の対話と協議を、早い日時に開催し、首脳会談で合意された問題を実践するための積極的な対策を立てていくことにした。

(3)南と北は、当局間協議を緊密にし、民間交流と協力を円満に保障するために、双方の当局者が常駐する南北共同連絡事務所を開城(ケソン)地域に設置することにした。

(4)南と北は民族的な和解と団結の雰囲気を高めていくために、各界各層の多方面的な協力と交流、往来と接触を活性化していくことにした。

内には、6.15をはじめ、南と北に同じように意義がある記念日を契機に、当局と国会、政党、地方自治体、民間団体など、各界各層が参加する民族共同行事を積極的に推進し、和解と協力の雰囲気を高め、外には2018年アジア競技大会をはじめとする国際競技に共同で進出し、民族の誇りと才能、団結した姿を全世界に誇示することにした。

(5)南と北は民族分断により発生した人道的な問題を至急に解決するために努力し、南北赤十字会談を開催し、離散家族・親戚再会をはじめとする諸般の問題を協議、解決していくことにした。

差し当たって、来たる8月15日を契機に、離散家族・親戚再会を進めることにした。

(6)南と北は民族経済の均衡的な発展と共同繁栄を実現するために、「10.4宣言」で合意した事業を積極的に推進していき、一次的に東海線および京義線鉄道と道路を連結し現代化させ、活用するために実践的な対策を行っていくことにした。

 
■2.南と北は朝鮮半島で尖鋭な軍事的な緊張状態を緩和し、戦争の危険を実質的に解消するために共同で努力していく。

(1)南と北は地上と海上、空中をはじめとするあらゆる空間で、軍事的な緊張と衝突の根源となる、相手方に対する一切の敵対行為を全面的に中止することにした。

差し当たって、5月1日から、軍事境界線一帯で拡声器による放送と、ビラ散布をはじめとする、あらゆる敵対行為を中止し、その手段を撤廃し、今後、非武装地帯を実質的な平和地帯として作っていくことにした。

(2)南と北は西海の北方限界線(NLL)一帯を平和水域にし、偶発的な軍事的衝突を防止し、安全な漁労活動を保障するため、実際的な対策を立てていくことにした。

(3)南と北は相互協力と交流、往来と接触が活性化することによる、様々な軍事的な保障対策を立てることにした。

南と北は双方の間に提起される軍事的な問題を遅滞なく協議解決するために、国防部長官会談をはじめとする軍事当局者会談を頻繁に開催し、5月中にまず将星(将官)級軍事会談を行うことにした。

■3.南と北は朝鮮半島の恒久的で強固な平和体制構築のために積極的に協力していく。
朝鮮半島での非正常的な現在の停戦状態を終息させ、確固とした平和体制を樹立することは、これ以上、先延ばしすることができない歴史的な課題だ。

(1)南と北はいかなる形態の武力も互いに使わないという不可侵合意を再確認し、これを厳格に遵守する。

(2)南と北は軍事的な緊張が解消し、互いの軍事的な信頼が実質的に構築されることにより、段階的に軍縮を実現していくことにした。

(3)南と北は停戦協定締結から65年になる今年に、終戦を宣言し、停戦協定を平和協定に転換し、恒久的で強固な平和体制の構築のための南北米3者、南北米中4者会談の開催を積極的に推進していくことにした。

(4)南と北は、完全な非核化を通じ、核のない朝鮮半島を実現するという共通の目標を確認した。

南と北は、北側が行っている主動的な措置が朝鮮半島の非核化のために大きな意義を持ち、重大な措置だという認識を共にし、今後、各々が自己の責任と役割を果たすことにした。

南と北は朝鮮半島の非核化のため、国際社会の支持と協力のために積極的に努力することにした。

両首脳は、定期的な会談と直通電話を通じ、民族の重大事項を随時、真剣に議論し、信頼を強固にし、南北関係の持続的な発展と朝鮮半島の平和と繁栄、統一に向けた良い流れをさらに拡大していくため、共に努力していくことにした。

差し当たって、文在寅大統領は、今年の秋に平壌を訪問することにした。

2018年4月27日 板門店

大韓民国            大統領         文在寅
朝鮮民主主義人民共和国 国務委員会委員長 金正恩

まあ、中身がない。
古くは1972年の金日成と朴 正煕が秘密裡に交渉して出した南北共同声明に、はじまり、※中身は興味がある方はリンクのWikiから読んで下さい。

1991年 「朝鮮半島の非核化に関する共同宣言」により韓国と北朝鮮が合意。 
1993年 北朝鮮が核拡散防止条約(NPT)から脱退。 

1994年 北朝鮮と米国が核問題の解決について大枠で合意。 
2000年 第1回南北首脳会談 金大中 金正日
2002年 核開発発覚。その合意が破綻。(なお、合意が破綻するまでの間、北朝鮮は毎年50万トンの重油を受けとる。) 

2005年 6ヵ国合意(日米韓中露北)で北朝鮮が核放棄を約束した共同宣言を採択。 
2006年 北朝鮮 初の核実験 

2007年 6ヵ国合意で原子炉停止・年末までに核開発活動の全てを公表することに同意 
2009年 北朝鮮が2回目の核実験。 

2012年2月 核実験の中止と国際原子力機関査察に合意。 
2012年4月 長距離ミサイルを発射、2か月前の米朝間合意を破棄 

2018年 朝鮮半島の「完全な非核化」明記した共同宣言に署名 

南北首脳会談 浮かぶ過去との共通点 
【日本経済新聞 】2018/4/26 15:04

【ソウル=峯岸博】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長は27日、軍事境界線にある板門店で会談する。南北首脳会談は2000年、07年に続いて3回目。これまで北朝鮮が対話に動いた背景には幾つかの共通点が浮かぶ。会談はどのように実現し、何が話されたのか――。

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2000年6月に行われた南北首脳会談で談笑する韓国の金大中(キム・デジュン)大統領(左)と金正日(キム・ジョンイル)総書記(平壌)=ロイター

 00年6月、金正日(キム・ジョンイル)総書記は自ら金大中(キム・デジュン)大統領を平壌の空港まで出迎え、世界中を驚かせた。注目される会談でのサプライズ演出は北朝鮮のお家芸。韓国世論の金総書記へのイメージは大きく改善した。

 両首脳が署名した南北共同宣言は(1)統一問題の自主的な解決(2)離散家族など人道的問題の解決(3)経済協力を通じた南北の発展とあらゆる分野の交流――を盛りこんだ。「自主統一」「経済協力」は南北首脳会談のキーワードだ。

 会談に先立つ同年3月、金大中氏はやはり分断国家だったドイツ・ベルリンの大学での演説で、北朝鮮の道路や電力などの社会資本整備を韓国政府が支援する準備があると表明。北朝鮮に対話を呼びかけ、間もなく南北接触が始まった。

 北朝鮮は1990年代後半に発生した飢饉(ききん)で300万人が死亡したともいわれ、2000年代に入っても深刻な食糧・エネルギー不足に苦しんでいた。北朝鮮は南北対話を経済難と対米外交の突破口に位置づけた。

 首脳会談後の00年10月、金総書記の特使として趙明禄(チョ・ミョンロク)国防委員会第1副委員長が米国を訪問。ホワイトハウスで金総書記の親書をクリントン大統領に手渡した。同年11月、金総書記はオルブライト国務長官を米国の現職閣僚として初めて平壌に迎えた。

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2007年に2回目の南北首脳会談が開かれ、韓国の盧武鉉大統領(左)と金正日総書記の会談が実現した(平壌)=ロイター

 7年後の07年10月、2回目の南北首脳会談は金大中氏を継いだ盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権時代に実現した。会談後に発表された首脳宣言は「統一をめざし法制度を整備」と明記。北朝鮮の経済特区や工業団地の建設など経済協力のメニューがずらりと並んだ。北朝鮮への投資拡大に向け、韓国はインフラ整備を支援。北朝鮮にある地下資源の共同開発もうたった。

 朝鮮戦争の終戦宣言のために南北が協力するとし、米国と中国を含む形での首脳会合の開催も提唱した。金総書記の視線の先には米国があった。

 ただ2回目の南北首脳会談も結局、北朝鮮の核・ミサイル開発を食い止めることはできなかった。盧武鉉氏は翌年2月に大統領任期切れを控えて求心力が低下し、合意を実行する推進力は残っていなかった。

 当時、首脳会談の準備は大統領秘書室長だった文在寅氏が取り仕切った。文氏が大統領就任後、早期の首脳会談にこだわったのは当時の反省がある。

 11年ぶりとなる今回の南北首脳会談も国際情勢が密接に絡んでいる。先制攻撃すら辞さないトランプ米政権の軍事圧力と、中国も参加した厳しい経済制裁が北朝鮮を追いつめた。米中から挟撃された金正恩氏は、民族主義の色濃い革新系の韓国政権に狙いを付けた。
毎度南が親北政権が出来るたびに、宥和を示し、金を引き出してきた。
だから今回も、米国が北を攻撃しようとしなくても文在寅政権最後の2年目あたり2020年に行うパフォーマンスであったはずだ。

だが、今回は、北も南も米軍の北朝鮮攻撃をいかに遅らせるかの相談で、行ったにすぎず、北朝鮮は、核を保有したままで、将来非核化という目標を言ったにすぎない。

米国に追い詰められ、石油を閉められ経済も危機的になりつつある北朝鮮金王朝が悪知恵を働かせ如何に生き残るかを模索している。

おそらく、米朝会談で北朝鮮はリビア方式を飲まざるを得ないだろう。トランプ大統領に保有する核爆弾すらも渡すだろう。

私が思うに、金正恩は1枚だけ非常に取って置きのカードをちらつかせ、体制の維持を狙ってくるだろう。難民カードである。

国家が破綻し、難民が韓国や中国に炙れ、米国にも流入したら困るだろうと、周辺諸国を脅せばいい。核を放棄する見返りとして、多額の援助を引き出そうとするだろう。120万人の軍を縮小するとかなり面倒なことになるので、その見返りも要求するに違いない。もし私が金正恩であれば、兵員を米国にリースして、アフガニスタンやイラクの戦場で、消耗品として供給する申し出をするかもしれない。

格安で、使い捨ての兵員を得たら、米国としてもメリットがある。
シリアや中東での米軍の駒として韓国軍軍人といっしょに使いまわせばいいだろう。
韓国も北の脅威が無ければ、韓国軍を大幅に縮小せざるを得な。

金正恩は国民や軍と言った国益など関係ないのである。自分が生き残る為なら、伯父さんを高射砲で撃ち殺し、異母兄を海外で毒殺してしまう男だ。常識では考えもつかない方法で、生き残りを謀るだろう。




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