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6月12日米朝会談は開かれるのか?例え幸運にも朝鮮半島が一時的でも平和が達成できたとしても、北朝鮮以上の地球上最大の軍国主義国家中国が、台湾および日米、アジア各国はじめ世界中を支配しようと危険な動きを止めようとしていない。

大東亜戦争で、唯一米国に敗れはしたが、結果として白人支配の歴史を終わらせた。かつてモンゴル帝国の侵攻も食い止めた神国日本が、日米同盟を基軸に、爆発的に軍拡を進める中国共産党人民解放軍を抑止するには、もはや専守防衛の楯だけでは難しくなってしまった。

現在の世界情勢は現在の日本国憲法が出来た70年前の世界とは余りに異なってしまっている。70年前の憲法九条の精神ではもはや、アジアの平和を維持するには、残念ながら、不可能となってしまっている。楯だけではなく自ら刀や槍)を持たなければならない時代となってしまった。

2018年末には、防衛大綱が見直される。中国の海洋進出を念頭にした南西地域の防衛強化や北朝鮮の弾道ミサイルへの対応と同時に、宇宙・サイバーなど新領域における活動も踏まえ、新大綱では敵基地攻撃能力を持つ兵器が整備されるだろうと予想されています。

現時点で持つ敵基地攻撃能力がある兵器と次の大綱で導入が予想される兵器にについてまとめてみました。

自衛隊は設立当初から自衛隊は無誘導爆弾を装備していたが、現在は多様な誘導爆弾を装備している。1985年度から精密誘導弾の開発を始め、1991年、Mk.82用のものが91式爆弾用誘導装置として制式化され策源地攻撃能力を限定的にだが、保保持はしていた。
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通常爆弾に取付け、誘導機能を付加する装置。開発名称はGCS-1。Mk.82 500ポンド爆弾用の物がI型、340kg普通爆弾(JM-117)用の物がII型と呼ばれる。

対艦用誘導装置であり、赤外線ホーミング誘導方式を採用しているため、ファイア・アンド・フォーゲット能力を備えており、母機による継続誘導を必要としない
その後
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Mk.82 500ポンド爆弾にGPS/INS誘導装置を付加した精密誘導爆弾(及び追加キット)。2007年度導入。F-2A/Bに搭載可能。

GBU-31 JDAM
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2016年3月に調達が決定した2000ポンド精密誘導爆弾。

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GBU-38にセミ・アクティブ・レーザー・ホーミング誘導(SALH)方式を追加した精密誘導爆弾。F-2A/Bに搭載可能。2015年7月時点で築城基地第6飛行隊において訓練弾の配備が確認されている。

GBU-39 SDB 2015年自衛隊で試験導入
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ミサイルと違い推進装置は持たないが、投下時の高度をエネルギーとして投下後に展開する翼で目標までの距離を滑空し突入・破壊する。このような種類の爆弾は「滑空爆弾」と呼ばれる航空爆弾に属する。爆弾自身が誘導装置を備えて長距離を滑空できるため、発射母機は攻撃目標から距離を置いた安全圏から爆弾を投下することが可能である。最大滑空距離110km 新大綱で正式に大量されるか?

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敵基地攻撃について、政府は「誘導弾等の攻撃を受けて、これを防御する手段がないとき、独立国として自衛権を持つ以上、座して死を待つべしというのが憲法の趣旨ではない」として合憲との見解を示してきた。しかし、実際には、攻撃は米軍に任せて自衛隊は専守防衛に徹し、敵基地能力は保有しないはずだった。

だが、中国の脅威的軍拡と、北朝鮮の固体燃料中距離弾道弾が出現し、北朝鮮の弾道ミサイル基地など敵基地攻撃等、現憲法における「専守防衛」の枠組みを踏み越える事態も想定ざるをえなくなってしまった。

2017年8月末に「島嶼防衛用高速滑空弾(弾道ミサイル)」と「島嶼防衛用新対艦誘導弾(巡行ミサイル)」という2種類のミサイルを開発する予算を計上した。 

しかし、敵基地攻撃能力の導入を主張してきた小野寺五典防衛相が目指す攻撃能力を国産兵器で獲得するには10年近くかかってしまう為、当面自衛隊の新たな矛として、防衛省は、航空自衛隊の戦闘機に搭載する長射程の巡航ミサイルを導入する関連経費約22億円を2017年末2018年度予算案に追加要求した。


防衛省が当面導入を目指す長射程の巡航ミサイルは三種類。F-35の弾庫に収用可能なルウェーなどが開発中の「JSMJoint Strike Missileジョイント・ストライク・ミサイル)」。射程は原型のNSMの100km+から伸延され低空180Km高空約550kmとされ、空から艦艇を攻撃する「空対艦」と、地上目標を狙う「空対地」の2つの能力を持つ。自衛隊が空対地ミサイルを導入するのは初めてで、現有93式空対艦誘導弾
ASM-2射程170kmよりも大幅に射程が伸びる。

だが、まだ開発中であり、F-35の弾庫に積めるというメリット以外ないが、F-35のソフトバージョンアップは2021年以降で、それまでは搭載できない。

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JSMの構造は、先端部に2波長(中・長波長)の赤外線を捉える高精度 画像センサーおよび、INS(慣性航法装置)、GPS(全地球測位システム)、レーザー高度計、ATR(Autonomous Target Recognition:自律目標識別装置)、自動操縦装置などを内蔵する誘導・制御部分である。なお、画像赤外線センサー部分は、ミサイルが急旋回しても安定した目標画像を捉えるため弾体機軸周りに回転する。 

この後方はチタニウム製ケースに高性能炸薬を内蔵するMBDA TDW120kg装甲貫通・爆風破片 弾頭で、目標に応じて起爆するタイミングを変更可能な信管を装着する。 

弾頭部分後方は、燃料タンクと、小型ターボジェット・エンジンWJ38-7Kを搭載する。弾体側面両側には、エンジン空気取入口、発射後 展開される折りたたみ式主翼と、これらを覆うカバーが取り付けられる。上面には、双方向データ・リンク(Link-16等)装置を搭載し、発射後の目標変更、任務中止、攻撃精度の評価も可能である。 

弾体最後部はエンジン噴射口と、外部に操舵翼4枚を装着する。弾体は複合材料で作られており、敵防空レーダーからの探知を困難にするため、ステルス性に配慮した機体形状となっている。 
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事前にプログラムされた飛行経路に従い、時間と共に増大するINSの誤差を、GPSで補正しながら、敵防空レーダーの探知を避けるため、レーザー高度計を使用して超低空飛行する。 

目標に近づくと画像赤外線センサーを作動させ、目標を識別、その重要部分を自動選択し、ピンポイントで攻撃可能だ。CEP(半数必中界)は0.6m以内とされる。終末誘導にレーダーを使用しないJSMは、敵防空網にとって、その接近を探知することが非常に困難なミサイルである。 

なお、目標突入前、急激な上昇、降下、進路をランダムに変更して、対空火器による迎撃を困難にさせる。また、目標到達時間を秒単位で調整し、多方向から同時に攻撃し、敵防空網の対処能力を飽和させることも可能だ。 

JSMはロケット・ブースターを追加した艦艇搭載型の他、電波探知センサーを追加する改良も検討されている。 

性能・諸元

全長:4.00m
全幅:0.48m(搭載時)
射程:180km(低高度飛行時)以上、550km(高高度飛行時)以上
速度:マッハ0.7~0.95
重量:416kg
弾頭重量:120kg
誘導方式:INS・GPS+画像赤外線(終末誘導)
メーカー:コングスベルグ社、レイセオン社 他
JSMは航空自衛隊が三沢基地に配備したF35戦闘機への搭載を想定していますが、なにせF-35はソフトがバグだらけの未完成戦闘機の為 機関銃も赤外線ミサイルも未だに撃てない。JSMが一体いつから運用できるようになるか明確な日程は未だ公表されていない。F-35Bが導入される頃には発射できるかもしれないが、今はただの絵に描いた餅である。
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AGM-158JASSM-ER

米国製で射程約900kmの対艦対地用の「AGM-158 JASSM-ERJoint Air-to-Surface Standoff Missile-ERジャズム)」と対艦用のAGM-158C LRASM(Long Range Anti-Ship Missileロラズム

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AGM-158JASSM-ER

防衛省は「日本の領土・領海に侵攻する敵の艦艇や上陸部隊への攻撃を想定しており、敵基地攻撃を目的としたものではなく、専守防衛に反するものではない」と強調するが、射程の長いジャズムとロラズムは日本海上空から北朝鮮のミサイル基地を攻撃できる。敵基地攻撃を可能とする兵器以外の何ものでもない。

AGM-158 JASSM-ER(Joint Air-to-Surface Standoff Missle-Extended Range)、略して「ジャズム」と呼ばれるこの空軍の長距離巡航ミサイルシリーズの最新作「JASSM-ER」は、レーダー反射断面積がなるべく小さくようデザインされた14フィート(約4メートル)最大射程925km+(575mi+)ステルス亜音速ミサイルです。

約454kgの通常弾頭を搭載し、B-2Aスピリット、B-1Bランサー、B-52Hストラトフォートレスなどの爆撃機や、F-15Eストライクイーグル、F-16ファルコンなどの戦闘爆撃機など、様々な航空機で使用可能となっています。ミサイルにはGPSも搭載され、最終進入は赤外線追尾装置によるものとなっています。

そしてこのJASSM-ERは、JASSMより大きくなった燃料タンクと、より効率的なターボファンのお陰でJASSMの2.5倍以上もの距離、575マイル(約925km)もの距離を飛べ、GPS妨害電波にも対抗できるようになっています。

クラスター爆弾搭載も考慮されていましたが、最終的には除外されました。JASSMとJASSM-ERの部品の70%は同じものとなっているため、製造コストはJASSM(1発85万ドル/約1億円)JASSM-ER(1発132万7,000ドル/約1.6億円)

AGM-158JASSMは対地上目標兼対艦ミサイルだが、対艦用のAGM-158C LRASMはAGM-158B JASSM-ERをベースに発展した兄弟ミサイルである。

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LRASM はハープーンの後継として計画された。GPSや戦術データ・リンクなど外部の情報システムとの連接が絶たれた状態においても、ミサイル搭載の測的システムにより自律的に攻撃を実施できる。
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AGM-158B JASSM-ERを発展させ、シーカーは対艦船用に性能を向上したBAE Systems製を使うマルチモード無線周波数センサー、新しい武器のデータリンクと高度計、強化された電力システムが組み込まれています。明確な目標識別、移動目標に対する精密攻撃、敵対的環境における初期目標の確立能力を有するものとされている。これにより、このミサイルは、敵のハードキルを回避しうるよう設計されている。米海軍は空対艦ミサイルより、水上艦のVLSに装填可能なハプーンSSM後継と考えているようです。
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AGM-158JASSM-ER(ジャズム)とAGM-158C LRASM(ロラズム)はF-15戦闘機や
F-2戦闘機への搭載を検討されている。

航空自衛隊はF15Jを201機保有しているが、主に迎撃専用機でAGM-158JASSM-ERやAGM-158C LRASMを搭載するには改修しなければ、いかなる巡航ミサイルも搭載することができない。特にF-15は改修されたF-15MISIP機と未だ一度も改修されていないF-15J・PreMSIPに別れ、PreMSIP機にも改修できるか否かに注目している。F-15PreMSIP機を支援戦闘機・ミサイルキャリアー化することを私は当ブログにて度々提言している。

F-15PreMSIP機の再生は可能か? 2018/3/4(日) 午前 5:52 

F-2も防空兼務の対艦攻撃型戦闘機だが、AGM-158JASSM-ER(ジャズム)もAGM-158C LRASM(ロラズム)も搭載できるか試してみなければ分からない。

この長距離巡航ミサイルは、米政府が一方的に売り値や納期を変更できるF-35同様有償対外軍事援助(FMS)方式である。2012年に1機あたり96億円だったF-35の費用は2017年基準で147億円へと大幅に膨れ上がっている。

単に北朝鮮攻撃用であれば1発1億円程度まで値段が下がったトマホークで充分ではなかろうか?1000億円もあれば1000発トマホーク巡航ミサイルを持てる。

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対地攻撃用のトマホークは様々なバージョンがありますが、最新のタクティカル・トマホークは射程が3000kmもあります。タクティカル・トマホークは部品の見直しなどで1発あたり約7000万円という価格になっています。その他のバージョンは1,200~2,500kmの射程距離となっています。

基本的には水上艦から発射されますが、潜水艦からも発射可能です。発射されたトマホークはTERCOM(地形等高線照合システム)と搭載されているレーダー地図や慣性航法システムを使用して目標に向かって進みます。そのため、地形を利用した飛行を可能であり、探知されにくいようになっています。 

それでもTERCOMなどの誘導システムのおかげで誤差6mという高い命中率を誇るので今でも有効な攻撃手段として多く使用されています。

現在空自が保有している空対艦ミサイル(93式)射程170km、海上自衛隊が保有している艦対艦ミサイル(90式)射程170kmk、そして陸上自衛隊が保有している地対艦ミサイル(88式、12式)最大射程距離が200キロメートル、ASM-3が250km

尖閣防衛ミサイルと言われる新対艦ミサイルシリーズは射程300km台、新たに長距離巡航ミサイルを導入するのに、中途半端な射程距離で開発する意義はあるのだろうか?
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JSM(射程500km)やAGM-158JASSM-ER(ジャズム)、AGM-158C LRASM(ロラズム)射程1000kmは中国海軍を意識しての導入であるが、国産巡航ミサイルや、国産中距離滑空弾を開発するのであれば、本当に必要なのか私は疑問に思う。

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YJ-62A

だが、中国海軍艦艇には最大射程400キロメートルのYJ-62A対艦ミサイルを装備している。現状では海自艦艇の攻撃射程圏外から中国艦艇から攻撃を受ける可能性がある。このようなスタンドオフ対艦ミサイルを装備することは、海上自衛隊艦艇にとって焦眉の急である。最速で可能なのはAGM-158JASSM-ERをF-2もしくはF-15JMISIP機への配備ではあるが、F-15J戦闘機は、敵戦闘機との戦闘を想定して設計されている。そのため、F-15JMISIP機といえど艦艇や地上目標を攻撃するためのF-15E戦闘爆撃機に相当する能力を持たせるように大改装しなければ、JASSM-ERを運用することはできない。現在実戦配備中のJASSM-ERといえども、空自が実戦配備するまでには数年は必要となる。

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ASM-3

また、極超音速対艦ミサイルASM-3の艦対艦/地対艦ミサイル化はすでに水面下で着手されていると思うが、JSMや LRASMロラズムよりもASM-3の長射程化をするべきではないのか?

日本に軍事侵攻を企てる中国艦艇や航空機が装備する各種巡航ミサイル(対地、対艦、対空)の射程圏よりも長射程の巡航ミサイルを保有し、南西諸島に監視部隊やミサイルを置いて抑止力を高め、有事には戦闘機や潜水艦などと連携しながら相手の動きを封じ込める戦略「敵海洋戦力を日本の領域からできる限り遠方で撃退し、日本領域に寄せ付けない」という戦略は、中国の軍事戦略「接近阻止・領域拒否(Anti─Access/Area Denial、A2AD)」の日本版の国防方針ということができる。


JSM、JASSM-ER、LRASMであれば、中国のミサイル射程圏外から敵艦艇を攻撃可能なスタンドオフ対艦ミサイルであるが、安易に外国製ミサイルを輸入するのではなく、日本自身が開発して調達すべきである。

次に、EA-18Gグラウラー電子戦機の導入である。詳細は↓リンクにて確認下さい。

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メイン装備のAN/ALQ-99戦術妨害装置(TJS)ポッは胴体下に低周波用ジャミング用、主翼下に高周波用ジャミングポッドを搭載。両翼端に取り付けられたAN/ALQ-218(V)2無線周波受信システムは、ジャミング中でも敵通信を監視できる。通信対抗手段セット(CCS)を搭載。火器管制レーダーF/A-18E/F Block2と同じAN/APG-79アクティブ電子走査アレイ(AESA)レーダー

EA-18GグラウラーにはAGM-88 HARM対レーダーミサイルを搭載するので、日本がグラウラーを導入するということはAGM-88 HARM対レーダーミサイも導入する。

EA-18Gグラウラーを保有するということは、本気で敵国内に侵入し、策源地攻撃を行う能力を持つということだ。電子戦機は、敵のミサイル基地や軍艦を先制攻撃するのに先立って、敵レーダーや通信機器、コンピュータの電子機器、地対空ミサイルシステムを妨害・攻撃し、無力化にさせるものだ。

私はアクティブレーダー照射による電磁パルス攻撃と理解しているが、一部情報ではこのEA-18Gグラウラーが広範囲で電磁パルス攻撃を行うことが可能との情報があるが、私の理解力が足らないのかもしれないが高高度核爆発によるEMP効果と同じ能力は持ち得ないと思う。

いずも空母化+F-35B導入はどちらかといえば象徴的な意味合いがあるが、グラウラーの導入は、地味だが自衛隊の敵基地攻撃能力を本気で持つことになる。

自衛隊は専守防衛を掲げる組織であり、遠く離れた敵地で活動することはまずない。空中給油機を使えば多少離れた、日本海や東シナ海程度なら陸上戦闘機の行動半径に入るので、基本的には空母は不要である。

しかしながら、いずも+F-35Bの運用で、
①離島/艦隊防空
敵基地攻撃
両用戦航空支援
④敵機動部隊/艦隊攻撃
以上の任務が、新たに可能となる可能性がある。

仮にいづもに12機F-35Bを搭載しても艦隊防空と、限定基地攻撃は可能であっても、自衛隊艦隊単独で、敵基地攻撃や、南シナ海での艦隊決戦は空想でしかなく、現在の自衛隊の戦術においては現実的ではない。

もし、いずもがF-35B+無人戦闘攻撃機を搭載し、E-2DやAWACSを陸上基地から発信させ、陸上戦闘機とリンクして、F-35Bを最前線のセンサー兼指揮機となれば、①②③④の任務を遂行する可能性があると思う。もしかすると、21世紀の艦隊決戦も非現実的ではなくなるかもしれない。

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いずもは、F-35Bを搭載するよりは、対潜作戦に用いる方がよほど有効であるが、いずも+F-35Bは離島防衛や艦隊防空にはある程有効かと思われます。

小さな飛行場が1つか2つしかない離島の場合、弾道ミサイル攻撃や爆撃で簡単に滑走路が無力化されてしまう。たとえ10機でもF35Bを搭載した空母がいれば制空権を維持できる可能性がある。

敵基地の攻撃には「戦闘機」の他に「攻撃機」「電子戦機」「偵察機」が必要で、搭載機が10機前後のいずも型の場合、単独で全ての任務をこなせるF35であっても、艦隊の護衛に何機か残したら攻撃に使えるのは6-7機となるので攻撃には使いにくいが、無人機をウイングマンとして発射する方法を検討すべきだ。

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先島諸島にF-35Bが航空進出をした場合、整備補給用の航空支援基地的に運用したり、いずもを無人機母艦として運用するのであれば、画期的に運用できる可能性がある。
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第六世代戦闘機には無人機の固定翼ウイングマンを同行させる構想であるが、無人戦闘機を第二次世界大戦で使用したような火薬カタパルトもしくはロケットランチャーで撃ち出し、いずも甲板で回収すると有効な攻撃兵器となる可能性が高い。

F-35Bもウイングマン無人機も研究されているので、F-35B+無人機もありうる組み合わせだ。

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2030年F-3+無人ウイングマン構想 2016/10/6(木) 午後 11:21

敵基地攻撃能力で、気になるところだが、高速滑空弾と潜水艦との組み合わせである。
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将来潜水艦
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将来原子力潜水艦

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30SS以降 垂直発射筒を装備する具体的な構想は何一つ発表されてはいないが、尖閣防衛にはオーバースペック過ぎる高速滑空弾であるが、自衛隊の将来潜水艦に垂直発射筒から発射されるのではないか?

2015/6/16(火) 午後 11:55

自衛隊の潜水艦には実は密かに対地攻撃能力を2015年から持たせている。
将来潜水艦に、対地攻撃巡航ミサイルと高速滑空弾を潜水艦垂直発射筒に積む可能性は大いにある。

高速滑空弾は少なくとも射程は3000kmは下らないだろう。射程が5000kmもあれば日本近海から打って中国本土全部が射程収まる。核兵器を持たなくとも抑止力としては有効な装備となるであろう。