大坂なおみさん 優勝インタヒ?ュー!

大坂なおみ選手おめでとう!なんと謙虚でチャーミングなインタビューだろうか!
[ニューヨーク 9日 ロイター] - 女子テニスの元世界ランク1位セリーナ・ウィリアムズ(36、米国)は8日の全米オープン決勝で主審に暴言を吐くなどし、全米テニス協会(USTA)から罰金処分を受けたが、これについてテニス界では賛否が分かれている。
同選手は大坂なおみに2─6、4─6で敗れた決勝で、ラケットの破壊、「嘘つき」や「泥棒」などの主審への暴言、違反とされているコーチングを受けたとして、計1万7000ドル(約190万円)の罰金を科された。

かつて女子テニス界を席巻した米国のビリー・ジーン・キングさんはツイッターで、これをダブルスタンダードだと主張し、「女子が感情的になるとヒステリックだと言われ処分となるが、男子が同じことをしても率直な意見として見なされ、問題にならない」と述べた。

他方、1960─70年代にかけて活躍したマーガレット・コートさん(オーストラリア)は「われわれは常に規則に縛られていた」と述べ、ウィリアムズ選手への共感は示さず。

「大坂選手が第1セットで彼女を圧倒し、かなりのプレッシャーを感じていたんだと思う」とコメントしたと、オーストラリア紙の「ザ・オーストラリアン」が伝えた。

男子テニスのレジェンド、ジョン・マッケンロー氏(米国)は、主審はラケットの破壊に対しては違反を取るべきではなく、もしセリーナが態度を改めない場合はどうなるかを先に伝えるべきだったとし、米ESPNで「男子に対する基準と異なるというのは、間違いなく彼女が正しい」と発言。

一方で元ATPツアー幹部で主審を務めた経験もあるリチャード・イングス氏は、「あの日、あの時に関してはセリーナが間違えていた」とし、主審の判断は男女、人種差別とはまったく関係なかったと述べた。


全米テニス、ブーイングは「恥」
【ロイター】2018年9月10日 / 11:00

【ニューヨーク共同】米ニューヨークで8日行われたテニスの全米オープン女子シングルスで大坂なおみ選手が優勝した試合について、米メディアは9日、対戦相手のセリーナ・ウィリアムズ選手の主審に対する抗議や、それを甘受した観客や大会関係者を酷評し「全米テニスが大坂選手にしたことは恥ずべきことだ」などと批判する記事を一斉に掲載した。

9日付の大衆紙ニューヨーク・ポストは作家モーリーン・キャラハン氏の論評を掲載。表彰式で観客が大坂選手にブーイングし、全米テニス協会の会長が「私たちが求めた結末ではなかった」と述べるなど、勝者を侮辱するような対応をしたと指摘した。
大坂なおみ選手が全米オープンで日本人初のグランドスラム制覇を果たした。
大坂なおみ選手おめでとうございます!

ちまたでは、大坂なおみ選手の初グランドスラム制覇の快挙を、セリーナ・ウィリアムズがぶち壊したと騒いでおりますが、逆にセリーナ・ウィリアムズさまさま じゃぁないでしょうか!

品位の欠片もない元女王セリーナ・ウィリアムズのおかげで、謙虚で礼儀正しい大坂なおみの振る舞いが、新女王に相応しいと、世界中だれもが認めたのではないでしょうか?

昭和56年初場所千秋楽優勝決定戦で横綱北の湖を破っての初優勝、その千代の富士が引退するきっかけとなった平成3年五月場所貴乃花戦と同じくセリーナ・ウィリアムズはここで潔く引退すべき・・・ってことはないか。

セリーナ・ウィリアムズはこれまで23度グランドスラムを制覇している。言わずと知れたテニス界のスーパースターである。

セリーナ・ウィリアムズが決勝戦で見せた審判への“悪態は、プロのスポーツ選手=アスリートとしてプロ意識に欠ける自分勝手な行為である。はっきり言って醜く、日本人の価値観だと、とても彼女の主張はまったく支持できない。見ていて不愉快になる、とてもいやな感じだ。

第一セットを落とし、予想を超える大坂なおみ選手のパワーショットに、本能的に負けを悟ったのだろう。負けを知らない女王は慌て、己の力の無さを、審判のせいにした。更に、かつてのマッケンローに代表される男性テニスプレーヤーは許されるのに、なぜ女性テニスプレーヤーは暴言が許されないのかと言う屁理屈で、性差別問題に話をすり替えるという醜態を曝した。

アメリカのポリティカルコレクトはあまりにもバカすぎる!

本当は、黒人差別まで言いたかったのだろうが、大坂なおみは、日本人とハイチ人とのハーフで日本国籍、マイノリティ問題は持ち出せなかったのだろう。

それでもセリーナ・ウィリアムズの問題に関してなぜ擁護する声が米国にあるのか不思議でしかたなかった。 奥山真司氏がアメ通↓で解説してくれて、まあなんとなく、多少は理解できた。でもなぁ・・・


米国人の感覚からすれば、審判は第二セットのコーチがセリーナに指示を出して警告を与えた時に、丸く収めようとせず、逆にセリーナのスイッチをオンにしてしまい試合をマネージメントせずエスカレーションさせたことに問題があると主張しているのだと言う。

米国人は黒人女性で白人中心のテニス界野中で実力で今の地位を掴んだセリーナ・ウィリアムズをリスペクトしているのだという。日本人には理解できない逆風をはねのけるには、かなりの力が要ることを、理解しているからリスペクトしているのだと言う。

確かに多国籍の移民で構成された米国は、日本人のようなあうんの呼吸や腹芸、空気を読むといった高度な文化が育つ土壌はない。むしろ米国は自分の主張をしなさいと、教育を受けてきたのだからしかたがないのかもしれない。

特にWASP白人社会が衰退し、ワガママで声がデカイ者が、黒人でもアジア系でも、弱者を語る人でなしが、ポリコネを利用して、自分の地位や居場所を作る社会だ。

弱者を語り騒ぐ連中は本当の弱者ではない。

また、白人男性は自分がレイシストと言われるリスクを嫌がり、政治的に微妙な話は、自称弱者に忖度している社会のように見える。

トランプ大統領が、リベラル派のあれだけの攻撃にもかかわらず、支持を受けているのは、米国が病んだ社会で自由なことが言えないから、トランプ大統領は代弁しているからであろう。

米国のは白人男性は、レイシストと呼ばれると社会的地位を失ってしまう、だから自由なことが言えない。↓のビデオは白人キャスターがセリーナを擁護し、黒人キャスターが非難している。

※白人キャスター
・私は審判が大坂なおみの最高の瞬間を奪ったと思ってる。
・審判のせいでゴタゴタしてたけど、私は大坂が勝つと思ってた。
・凄いことなのに皆セリーナの話をして大坂が影に隠れてしまった。

・女性軽視だからやったと言ってたけど、ゆくゆく考えると正しいのではと思った。
・そもそも客席からのコーチイングは皆やってるし、だからコーチもそれを認めてた。
・ダブルプレーで二塁に触れてないからってイチイチ指摘する審判は居ないでしょ。そういうものだよ。
・何故あえてここで警告を与えたんだろう。
・ラケットを投げるのがいつもだとは言わないけど。
・私はジョン・マッケンロー世代だから”泥棒”よりひどいことを言ってたよ。
・セリーナがダメになったように見えるけど、勝つために正しいことをやろうとしただけ。
・その結果、大坂が犠牲になった。

※黒人キャスター
・黒人として彼女のテニスを超えた多様性への貢献を誇りに思ってる。
・だけどこの問題に関してはセリーナが間違ってる。誰かが言わなきゃいけないことだ。
・この審判を女性軽視だと言った時点で彼女の負けだ。
・2017年仏オープン、ノバク・ジョコビッチがこの審判を怒鳴りつけて警告を受けてる。
・同仏オープン、警告を不服に思ったラファエル・ナダルがこの審判に抗議してる。
・2018年ウィンブルドン。ジョコビッチはラケットを壊して警告を受けてる。
・テニス関係者なら彼がルール通りにやることを知ってたし、判定を覆さないことも知ってた。判定も一貫してるという過去がある。

・私は大きな問題のことを言ってる。相手選手だけでなく審判にも備えないといけない。
・過去にも同じことをしてるから、この審判が厳しいのは知ってたわけだ。
・そこに女性軽視を持ち込んだ時点で負けてる。男性に対してもやってるなら性別は関係ない。

黒人のキャスターの方がより自由に発言できるから」この問題は興味深い。

私は、保守主義者ではあるが、鎖国主義者ではないつもりでいたが、日本語が話せないし、二重国籍・肌の色が日本人に見えないなどから、大坂なおみが、日本代表と心の隅に思っていたことを認めます。今回のインタビューで私の心の片隅で無意識にそう思っていたと言うことに気が付いてしまった。

でも彼女のインタビューを見て、自分の無意識な差別的意識を恥ずべき偏見であると思った。

彼女は見た目はハイチ人の父親の肌の色をしているが、米国で育ってもメンタルは日本人の母親から引き継ぎ、平均的日本人女性より大和撫子指数が高い。おかしな日本語を話し、日焼けサロンに通い、下手すればタトゥーを入れているような日本人と比べれば、大坂なおみは日本人であることは疑いようがない。

大坂なおみの日本語は、帰国子女並かそれ以下かもしれないが、シャイな振る舞いは日本人に多いものだ。試合も最後まで、対戦相手や審判をリスペクトしていた。
そういう姿勢は、平均的日本人アスリートと同じである。

日本文化は相手をリスペクトし、他の国に比べれば謙虚で、感謝の気持ちを持っている。彼女は正真正銘日本人である。

緩やかな帰化は容認

私は阿修羅掲示板時代から移民問題は否定ではなく容認の方向だ。
日本列島は大陸の東の海上に浮かぶ、最果ての島であり、基本行き止まりである。
古来から人々が断続的に流れ込み今日の日本人を形成したのである。

南方の海から海流に乗って日本列島に到達した人々、中国雲南や北東部、シベリアのバイカル湖付近から南下したブリヤート人が北海道から日本列島を南下して縄文人の集団を形成した。

その後、中国揚子江流域の呉、越、楚の人々が亡国の民となって脱出し、朝鮮半島を経由して、または船で直接に北部九州に到達。さらに朝鮮半島の南部に住んでいた人々が南下してきた北方系狩猟民族に押されて日本列島に移住し、縄文人と混血し弥生人となった。

さらに、シュメール・ヒッタイト・ユダヤといった中近東~西アジア民族が断続的に日本に辿りつき、日本人になった。

ゆえに、日本は元祖移民国家なのだが、それはゆっくりと時間をかけて日本の文化を形成したもので、チャイナや半島、ましてアフリカから大挙して押し寄せる難民を無条件で受け入れるということを意味するものではない。

日本は古来から、少しづつ海外から日本列島に辿りついた人々を時間をかけて呑み込み、今迄日本に住んでいた人々と混血して日本人となっていったのだ。

大坂選手の父はハイチ出身のアフリカ系米国人であるが、大坂で英語教師をしていた際は、誰からも愛される関西弁を操る人気者だったと言う。

大阪なおみの心は紛れも無く、他の日本人の若者より伝統的日本人の心だ。
確かに肌の色は、他の日本人より些か黒いが、紛れもなく日本人だ。

電車に乗ると、日本人母と、他の日本人より些か肌が黒い親子連れを見かける。
そんな時私は、「この子は学校で苛められてはいないか?」「自分は悪くは無いのに日本では、肌が黒いだけで白い目で見られることも多いんだろうなぁ」とか、「肌が黒いのに英語がもし話せなかったら、将来どうするのだろう?」などと、私は間違いなく、上から目線で、黒人とのハーフの子供達を、憐れんでみたり、偏見を持っていた。

私も、未だ偏見がゼロになったと言い切れない。民族や国籍、性別、障害の有無、文化や価値観の違いははたして個性なのだろうか?

たとえ、三代以上遡っても、外国人の血が混じっていない純粋な日本人だったとしても、日本を貶めるようなことを言う生物学的に日本人だとしても日本人として認めない。反対に、一滴も日本人の血が混じってなくとも、前世は日本人であったような日本を愛してやまない外国籍の人は日本人であると私は思っている。

国籍が日本人なら、それぞれの能力をフルに発揮できる差別や偏見のない社会をつくるべきだが、島国である日本人の多くの意識にはまだ大きな壁が存在するように感じる。

今でもサニブラウンやケンブリッジ飛鳥選手の活躍について、ネット上には「やっぱり純粋な日本人ではないから」などのコメントを時々見かける、もちろん多数ではないが……だが、大坂選手の大活躍、宮本エリアナさん 、ケンブリッジ飛鳥選手 サニブラウン選手 オコエ瑠偉選手、宮部藍梨選手・・・・の活躍はそういった偏見を打ち砕く原動力となるだろう。