The Advanced F-15: Ready for the Fight

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The F-15X will feature a new pylon system allowing it to handle heavier weapons loads, upgraded electronic warfare suites, an electronically scanned radar array, and even a sweet new multi-function sensor known as the “Legion Pod.” It will also feature the relatively low, low price of $27,000 per flight hour to fly, compared to the $35,000 it costs to fly the Raptor for an hour.

F-15Xは、より重い兵器を搭載が可能となり、アップグレードされた電子戦用装置一式、電子走査式レーダーアレイ、さらに「Legion Pod」として知られる新しい多機能センサーを扱うことができる新しいパイロンシステムを備えています。  また、1時間にラプターを飛行するのにかかるコスト35,000ドル(約380万円)と比較して、飛行するのに飛行時間当たり27,000ドル(296万円)という比較的低価格である。

Legion Pod Flies on F-16

The U.S. Air Force has been secretly organizing a plan to replace its F-15 C/D fleet with brand spanking new F-15X Eagle air superiority fighters, the Drive  reported on Wednesday. This move could take the heat off of the service’s handful of F-22 Raptors or make up for F-35 shortcomings — and cushion the  expenses involved  in operating and maintaining two 5th-generation fighters.

 Drive誌の水曜日の記事によると、「米空軍は、F-15 C / D 飛行隊を新しい優秀なF-15Xイーグル戦闘機と交換する計画をこっそりと計画を立てている」、とのことだ。この動きは一部のF-22ラプターに偏った過剰な負担を軽減し、F-35の欠点を補うことができ - そして 2つの第5世代の戦闘機の作戦稼動能力を維持する費用を緩和する。

(This first appeared mid last year.) これは、昨年中頃から提案されはじめました。


Originally commissioned in the mid-’70s to take on  Soviet hordes over the skies of Europe , the Eagle has become a staple in the warzones of the Middle East and Central Asia. The age of the Air Force’s  200-plus Eagle fighters  has been a cause for concern — especially as they age faster than F-35s are getting operational.

もともと70年代半ばにヨーロッパ上空でソビエト空軍機の大群を迎撃するように設計されたが 、イーグルは中東と中央アジアの戦場で主力戦闘機となりました。空軍の200機以上のイーグル戦闘機の耐用年数は F-35が作戦配備になるよりも前に耐用年数に到達すると、懸念されています。

The F-35 is a Swiss army knife of an aircraft, laden with stealth features and air-to-ground missions, making it a  less capable dogfighter  than the F-15 in close quarters. And if the F-35 is used as a stand-off missile-hauler, carrying a full complement of 16 air-to-air missiles on external pylons, it  loses the stealth characteristics  that make it so valuable (and pricey).

F-35はスイスのアーミーナイフのような航空機です。(※多芸無芸 器用貧乏とネガティブな意味だろう) ステルス機としての特性として、空対地任務中、近接戦闘においてF-15に比べ無能な空戦能力に苦しんでいます。F-35がスタンドオフミサイルを胴体内武器庫に格納しそして、外部のパイロンの上に16発の空対空ミサイルを満載して使われるならば、それはステルスの特性を失いコスパが悪く(そして、高価な)戦闘機となってしまいます。

The F-15, on the other hand, is arguably the  king of 4th-gen air to air fighters.  Boeing has continued to refine the internal avionics of the Eagle, exporting upgraded variants to  Israel, Saudi Arabia , and  Qatar. The proposed F-15X would be able to hold 22 air-to-air missiles, and would slide right into the systems already in place to field and service the F-15 C/D fleet. The F-15X’s weapons loadout would make it a beast in any “Beyond Visual Range” fight, and in the age of China’s anti-access/area denial strategy or A2/D2, BVR  will be  the name  of the game  in the opening phase of any hypothetical conflict in Asia.

一方、F - 15は、おそらく  第4世代の制空戦闘機の王者です。 ボーイングはイーグルの内部アビオニクスを改良し続け、イスラエル、  サウジアラビア、そして  カタールに改良版を輸出した。 提案されたF-15Xは22発のの空対空ミサイルを収容することができ、そしてF-15 C / D飛行隊を運用しそして整備する既存のシステムを活用することが出来る。F-15Xの搭載兵器ははどんな「有視界戦闘範囲を超えた」戦いでもイーグルを野獣(ビースト)にするでしょう、そして中国の接近阻止・領域拒否またはA2 / D2の戦略に対して、BVR  (視界外ミサイル)は    どんな想定されているアジアにおける紛争にいおても、序盤戦段階の一番大事なポイントに  なるでしょう。

The F-15X will feature a new pylon system allowing it to handle heavier weapons loads, upgraded electronic warfare suites, an electronically scanned radar array, and even a sweet  new multi-function sensor  known as the “Legion Pod.” It will also feature the relatively low, low price of  $27,000 per flight hour  to fly, compared to the  $35,000 it costs  to fly the Raptor for an hour.

F-15Xは、より重い兵器を搭載が可能となり、アップグレードされた電子戦用装置一式、電子走査式レーダーアレイ、さらに「Legion Pod」として知られる新しい多機能センサーを扱うことができる新しいパイロンシステムを備えています。  また、1時間にラプターを飛行するのにかかるコスト35,000ドル(約380万円)と比較して、飛行するのに飛行時間当たり27,000ドル(296万円)という比較的低価格である。(※原文でも同じことが2度書かれています)

In the  novel Ghost Fleet , reliance on 5th-gen fighters paints Uncle Sam into a corner when a war kicks off with China and Russia in the Pacific. In this nightmare scenario, the U.S. Air Force pulls retired F-15s out of bone-yards to supplement the skeleton fleet of F-22s and F-35s that survived the surprise attack.

Well, at least that’s  one war scenario we can actually preempt now.

近未来小説  ゴースト飛行隊においては、第五世代戦闘機-への依存しすぎたがゆえに、太平洋で中国やロシアとの戦争が始まればたちまち合衆国はコーナーに追い詰められると描いています。この悪夢のシナリオでは、アメリカ空軍は引退したF-15をスクラップ置き場から引っぱり出して、奇襲攻撃を乗り切った F-22とF-35の残存飛行隊をサポートしたという筋書きである。

さて、少なくともそれは、私たちが実際に今先取りできる1つの戦争シナリオです。

米国の主要軍事専門サイトでは、F-35の期待外れであったこと、F-15Xが、コスパに優れ、有能で期待できるかという記事を書いています。




F-35についてはイタリアは定数を削減、カナダ白紙検討中、オーストラリア削減、に対でドイツは導入を中止した。

私は、F-15PreMSIP機の存続を当ブログにおいて主張しておりましたが、米軍が
F-15X戦闘機再生産を始めるのであれば、F-15Jを米軍に売却して、F-35ではなく
F-15Xを購入したほうがどれだけ日本の国益にかなうか声を大にして言いたい。


防衛大綱は今からでも修正が効く、F-35Bも問題が大きいが、いずも空母化との兼ね合いもあり、F-35Bの2飛行隊分の42機程度の導入は止む無しよは思うが、耐用時間が2000時間と報道されたが、F-35Bではスクランブル任務には荷が重過ぎる。
F-35Bは増加枠で、105機のF-15PreMSIP機の代替はF-15X-JapanとF-2後継のF-3で更新すべきであると思う。

現在防衛大綱における戦闘機の定数は14飛行隊(現行12)保有機数は280機(現行260機)
現行保有機状況は
F-35A13機(2019年2月現在)定数42機 追加F35A65機F-35B42機
三沢で編成中

F-15J/DJ PreMSIP99機 F-15J/DJMSIP機102機合計201機
第2航空団 第201飛行隊(千歳) 第5航空団 第305飛行隊(新田原)
第2航空団 第203飛行隊(千歳) 第9航空団 第304飛行隊(那覇)
第6航空団 第303飛行隊(小松) 第9航空団 第204飛行隊(那覇)
第6航空団 第306飛行隊(小松) 航空戦術教導団 飛行教導群(小松)  

F-2A/B 92機 
第3航空団 第3飛行隊(三沢)  第8航空団 第8飛行隊(築城)
第8航空団 第6飛行隊(築城)

F-4EJ改48機 RF-4E/RF4EJ13機
第7航空団 第301飛行隊(百里)  第7航空団 第302飛行隊(百里)
偵察航空隊 第501飛行隊(百里)
以上であるが、

現政府案F-35A107機F-35B42機 F-15J/DJMSIP機102機 F2/F2後継機(F-3)92機ではなく

Ddog案① F-35A42機・F-35B42機 F-15J/DJMSIP機102機 F-15XJ66機 F2/F2後継機(F-3)92機

Ddog案②F-35A42機・F-35B21機  F-15XJ201機 F2/F2後継機(F-3)113機 
いっそのことF-15はすべてF-15XJで置き換えてはどうか?

★★航空自衛隊F-15新規改修の方向性が見えてきた
【航空宇宙ビジネス短信・T2:】 2018年12月04日 

US government, Boeing to help Japan upgrade missile, electronic warfare capabilities for F-15 jets 
米政府、ボーイングが日本のF-15改修を助け、ミサイル搭載本数、電子戦能力の向上をめざす



By: Mike Yeo   
https://www.defensenews.com/digital-show-dailies/japan-aerospace/2018/11/30/us-government-boeing-to-help-japan-upgrade-missile-electronic-warfare-capabilities-for-f-15-jets/


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ボーイングが発表したF-152040Cミサイル搭載本数増加版の想像図 (Courtesy of Boeing)

日本がF-15イーグル戦闘機の改修を企画中で米国政府、ボーイングの支援を想定と防衛省関係者が語った。
宇野 茂行(防衛政策局防衛政策課主席次長)は米国・ボーイングは海外軍事販売制度を使う想定で日本国内の防衛産業も加わるとDefense Newsに語った。

防衛省はでF-15J/DJのうち2機の改修予算を概算要求89百万ドルとしているが、これが今後の改修作業の原型となるのだろう。さらに386.7百万ドルを経常外予算で要求している。

改修で「新型電子戦装備で周辺国の能力向上に対応する」とある。また搭載ミサイルの本数を増やすねらいもあり、AGM-158共用空対地スタンドオフミサイル等のスタンドオフ兵器搭載も可能となる。

ボーイングは日本国際宇宙展でF-15高性能版の模型を展示した。現行F-15は最大8発搭載仕様だが、大幅に増える。

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Mike Yeo 杨启铭@TheBaseLeg
While Boeing has a model of the F-15 Advanced Eagle bristling with AIM-120 AMRAAMs
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7:22 PM - Nov 28, 2018
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宇野によればF-15Jのレーダーも改修対象だが概算要求では特記していないという。
宇野は口にしなかったが新型レーダーが電子スキャンアレイになるのは確実で、米空軍のF-15C/D型、シンガポールのF-15SG、サウジアラビアのF-15SAがレイセオンAN/APG-63(V)3レーダーを搭載しており、米空軍F-15EストライクイーグルはやはりレイセオンのAN/APG-63(V)1を積んでいる。

宇野はもともと多段階改修を想定して製造されている日本の後期型F-15J/DJの88機にこれまでLink 16含む追加装備が搭載されているが今回の改修ではまずこの各機が対象となると述べた。

2018年末公表見込みの中期防衛ガイドラインが改修内容をより詳しく述べ対象機数も明らかになるだろう。
三菱重工はライセンス方式でF-15を213機1981年から1999年にかけ生産し、うち約200機が日本国内7ヶ所の飛行隊に配属されている。うち一個飛行隊はアグレッサー部隊だ。■

 これは費用対効果が高い考え方ですね。F-15にはまだ活躍して貰う必要があります。人口の高齢化とともに運用機材の高齢化も必然なのでしょうか。従来より長く運用に耐える機材の設計、製造、運用維持が必要ですね。

空自F-15J/DJ戦闘機、新たな改修でどう変わる? 新中期防、まずは20機から実施 【乗り物ニュース】2019.01.05  竹内 修(軍事ジャーナリスト)

空自F-15J/DJ戦闘機は、おおむね半数ずつの旧型と新型に二分されます。改修困難な旧型がF-35戦闘機で代替される一方、新型はさらなる能力向上改修を受けることが、新しい「中期防衛力整備計画」で示されました。

F-35Bやいずも型空母化が注目される一方で

 防衛省は2018年12月18日(火)、今後およそ5年間でどのような政策を行ない、どの防衛装備品をどれだけ調達するかを示した「中期防衛力整備計画」(以下「中期防」)を発表しました。この新しい中期防には、現在、航空自衛隊が運用しているF-15J/DJ戦闘機20機に対し、能力向上改修を行なうことが盛り込まれています。

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航空自衛隊のF-15J戦闘機(画像:航空自衛隊)。

 航空自衛隊は2018年12月の時点で、F-15J/DJを201機保有しています。同隊は1980(昭和55)年から1999(平成11)年までに、F-15J/DJを213機導入していますが、1985(昭和60)年以降に引き渡された機体と、それ以前に引き渡された機体のうち事故修理の際に改修を受けた1機には、処理能力が向上したセントラルコンピューターの搭載や、ミサイルなどの兵装の制御盤をアナログ式からディスプレイに変更するといった、段階的な能力向上が施されています。この能力向上型のF-15J/DJは「J-MSIP(Japan-Multi-Stage Improvement Program)」機、そうでないF-15J/DJは「Pre-MSIP機」と呼ばれて区別されています。

 2018年12月の時点で、航空自衛隊において99機が運用されているPre-MSIP機は、発射後に母機からの誘導を必要としないAAM-4空対空ミサイル(99式空対空誘導弾)が使用できず、急速に近代化した周辺諸国の戦闘機戦力へ対抗することが困難になりつつあります。

 このため政府は2018年12月18日、前述の中期防に沿って、将来的に(STOVL〈短距離離陸・垂直着陸〉型ではない基本型の)F-35A戦闘機63機と、F-35のSTOVL型であるF-35B戦闘機42機を、Pre-MSIP機の後継機として導入することを決定しています。12月24日(月)付の日本経済新聞は、政府がPre-MSIP機をアメリカに売却して、F-35を導入するための資金の一部にすることを検討すると報じており、今後の推移が注目されます。

■J-MSIP機への新たな改修は3項目

 一方102機のJ-MSIP機は、全機に対してではないもののこれまでに、より高性能なレーダーへの換装や、ヘルメット装着型照準装置の追加といった改修が施されており、現在でも周辺諸国の戦闘機へ対抗できる能力を備えているため、今後も長期に渡って運用される見込みとなっています。今回、中期防に盛り込まれた能力向上改修は、このJ-MSIP機に対して行なわれます。

 防衛省は、2018年8月31日に発表した平成31年度防衛予算の概算要求で、F-15J/DJのJ-MSIP機における新たな能力改修の内容について、空対空ミサイルの搭載数を増やす「搭載弾数の増加」、敵の攻撃を回避して生存性を高める「電子戦能力の向上」、敵防空システムの射程外からの攻撃能力を持たせる「スタンド・オフ・ミサイルの搭載」という3項目を上げています。

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「JA2018」にボーイングが出展した、AIM-120空対空ミサイルを18発搭載するF-15の大型模型(竹内 修撮影)。

「搭載弾数の増加」について、そもそもF-15J/DJは、胴体下のステーション(兵装装着部)に4発、左右両主翼のステーションに各2発、合計8発の中距離空対空ミサイルを搭載できます。F-15のメーカーであるボーイングは、アメリカ空軍のF-15C戦闘機に対し、能力向上改修案「F-15C 2040」を提案していますが、この案には胴体左右に設けられた増加燃料タンクのステーションにAIM-120「AMRAAM」空対空ミサイルの2連装ランチャーを、左右両主翼下のステーションにAIM-120の4連装ランチャーをそれぞれ装着し、空対空ミサイルの搭載数を16発に増加させる計画が含まれています。またボーイングは2018年11月に東京ビッグサイトで開催された「国際航空宇宙展2018東京」(以下「JA2018」)に、AIM-120を18発搭載するF-15の模型も出展しています。

■ミサイルもりもり、電子戦装置やレーダーの換装も
 
航空自衛隊のF-15J/DJは増加燃料タンクを装着していません。また、一部の機体は胴体側面に、敵のレーダー波などをキャッチして電波妨害とチャフ・フレアの発射を自動的に行なう、統合電子戦装置「IEWS」のアンテナを追加装備しているため、そもそも増加燃料タンクの装着が不可能です。このためJ-MSIP機における「搭載弾数の増加」は、胴体に搭載するミサイルの数はそのままで、両主翼下のステーションに4連装ランチャーを搭載して、中距離空対空ミサイルの搭載数を12発に増加させる形になるのではないかと、筆者(竹内 修:軍事ジャーナリスト)は思います。

 J-MSIP機は通常、中距離空対空ミサイルとしてAAM-4を搭載していますが、能力向上改修を受けたJ-MSIP機は、AAM-4のほかAIM-120の搭載も検討されているようです。


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「JA2018」にエルビット・システムズが出展した「F-15先進コクピットシステム」(竹内 修撮影)。

「電子戦能力の向上」については、前述した「IEWS」の追加を軸に検討されることになるのでしょうが、BAEシステムズが開発した最新型の統合電子戦システム「DEWS」が採用される可能性もあると思われます。レーダーの換装も計画されており、一部のメディアは、F-15の戦闘攻撃機型であるF-15Eの近代化改修計画にも採用された、レイセオン製の「AN/APG-82(V)1」レーダーを採用すると報じています。

■改修の先にF-15J/DJの新たな役割

 前にも述べたようにJ-MSIP機は、一部の計器盤をアナログ式からディスプレイに変更していますが、後述する「スタンド・オフ・ミサイルの搭載」にあたっては、コクピットのさらなる改修も必要になると思われます。たとえば、イスラエルのエルビット・システムズは「JA2018」に、大型カラーディスプレイを使用する「F-15先進コクピットシステム」を出展しています。このような近代的なコクピットには、アナログ計器の削減による重量低減に加えて、パイロットの負担を減らせるというメリットがあります。

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「JA2018」にて、欧州ミサイルメーカーMBDAのF-15模型。両主翼下に地中貫通型巡航ミサイルKEPD350、胴体下に長距離空対空ミサイル「ミーティア」を搭載(竹内 修撮影)。

 敵防空システムの、射程外からの攻撃能力を持たせる「スタンド・オフ・ミサイルの搭載」については、すでにF-15への搭載に向けた調査が行なわれている、空中発射型巡航ミサイル「JASSM」(Joint-Air-to-Surface-Missile)と長距離対艦ミサイル「LRASM」(Long Range Anti-Ship-Missile)の採用が検討されているようです。加えて、これらを搭載するための改修を加えたJ-MSIP機には、航空自衛隊がF-35用の対艦ミサイルとして導入する「JSM」(Joint-Strike-Missile)や、移動目標への攻撃能力を持つ誘導爆弾「ストームブレーカー」、地中貫通型巡航ミサイル「KEPD350」などの搭載も可能になります。

 F-15J/DJは、これまで空対空戦闘を主任務としてきましたが、ここまで述べてきたような能力向上改修を受けたJ-MSIP機は、空対空戦闘能力がさらに向上するだけでなく、空対艦、空対地戦闘も可能な「マルチロールファイター(多用途戦闘機)」へと生まれ変わり、今後も日本の空を守っていくことになります。

【写真】アナログ計器ズラリ、F-15初期型のコックピット
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F-15初期量産型である、F-15Aのコックピット。1970年代に生産されていた型で、アナログ計器が主体(画像:アメリカ空軍)。

01/05 10:30 乗りものニュース


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