中国が最新兵器を公開、軍事パレードで戦闘能力誇示
中国が披露した最新兵器の一部を紹介
【WSJ】2019 年 10 月 2 日 07:10  By Jeremy Page


 【北京】建国70周年を迎えた中国で1日、天安門広場の軍事パレードで新型の超音速ミサイルやステルス・ドローン(無人機)など高性能兵器が次々と公開された。米国の中国に対する技術的優位性は急速に縮まっている、という明確なメッセージを発した格好だ。

 軍事専門家は、人民解放軍がミサイルや無人戦闘システム、電子戦にますます力を入れていることが明らかだと指摘している。

 兵器公開は国内向けに威力を示すことが主な目的だが、中国が米国やその同盟国にひけをとらない、場合によってはさらに高度な自国製兵器の開発と配備を進めていることも裏付けられたと専門家は受け止めている。

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中国建国70周年の軍事パレードでは多くの最新兵器が公開された PHOTO: LI XIN/ZUMA PRESS

 中国は全般的な兵力や戦闘経験でなお米国に大きく後れを取るとはいえ、今や自国からはるか遠くまで力を誇示でき、アジアの紛争を巡る米国および米同盟国の介入を阻止する自国製兵器を幅広く取りそろえている。

 米中が技術面および地政学的な覇権争いで膠着(こうちゃく)状態にある中、米国では今回のパレードを受け、軍事転用の恐れがある技術や専門知識の中国移転を巡る管理強化を求める声が強まりそうだ。

 中国軍高官は先週、パレードで公開する機器は全て実際に配備されていると述べていた。

 中国が今回披露した最新兵器の一部を紹介する。

<極超音速滑空ミサイルDF-17>

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極超音速滑空ミサイルDF-17 PHOTO: GREG BAKER/AGENCE FRANCE-PRESSE/GETTY IMAGES

 パレードで初公開されたDF-17は中国初の超音速ミサイルとみられ、音速の5倍以上の速度で飛行可能だ。軍事専門家によると、こうした武器が配備されるのは世界でも初めてだという。

 DF-17は発射後、極超音速滑空体が切り離され、比較的低空をマッハ5(時速約6200キロメートル)超のスピードで必要に応じて方向を変えながら滑空する。現行のミサイル防衛システムをくぐり抜けることが可能だ。

<大陸間弾道ミサイル(ICBM)DF-41>

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大陸間弾道ミサイル(ICBM)DF-41 PHOTO: WU HONG/SHUTTERSTOCK
 
公開された中で最も大型の武器であるDF-41は移動式のICBMだ。射程距離は推測7500マイル(約1万2000キロメートル)あり、米国全土のすべてを核攻撃の標的とすることができる。

 また、複数の再突入体を搭載でき、ミサイル防衛システムを突破できる設計になっている。

<ステルス攻撃ドローンGJ-11>

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ステルス攻撃ドローンGJ-11 PHOTO: SHEN HONG/ZUMA PRESS

 ステルス無人攻撃機GJ-11も初公開。中国国営メディアはGJ-11が旧型機「利剣」の最新バージョンだと伝えている。

 米軍のステルス戦略爆撃機B-2に似た全翼型デザインで、検知されずに敵の管制空域に侵入し、有人戦闘機では到達できない標的にミサイルを発射することができる。

 戦闘ジェット機よりはるかに長距離を飛行でき、南シナ海や台湾などを巡る紛争が発生した場合に、空中の射撃能力を大幅に強化できるとみられている。

<無人潜水艇HSU001>

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人潜水艇HSU001 PHOTO: MARK SCHIEFELBEIN/ASSOCIATED PRESS
 
軍事パレードのハイライトには多くの専門家が息をのんだ。大型の無人潜水艇(UUV)が初めて公開されたのだ。

 個別の名称は明らかではないが、側面に「HSU001」と表示され、センサー一式が取り付けられているようだった。

 こうしたことから、外国船の追跡、中国の核ミサイル発射型潜水艦の護衛、さらに遠隔地における外国海軍の作戦を監視するために利用される可能性がありそうだ。

<超音速無人航空機DR-8>

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超音速無人航空機DR-8 PHOTO: GREG BAKER/AGENCE FRANCE-PRESSE/GETTY IMAGES
 
公開された無人航空機の中には超音速偵察ドローンも含まれる。一部専門家の間ではDR-8とされているが、WZ-8と呼ばれることもある。

 軍事専門家によると、中国の対艦弾道ミサイルやその他の弾道ミサイルによる破壊状況の評価など、敵の管制空域での情報収集用に設計されている。                                       
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香港でデモに参加していた高校生が警官に撃たれた。
画像を見ているとデモ隊に追い詰められた警官が市民に向け発砲した。
その追い詰められた警官はまるで
追い詰められた習近平に重なる。米国の経済制裁で追い詰められ、香港情勢の沈静化の目処がたたない習近平にとってこの軍事パレードは威嚇の拳銃であろう。

党内を完全に掌握仕切れれていない肝っ玉の小さな習近平は、この6年間で3回目の大規模な軍事パレードを今回実施したことになる。前任の江沢民や胡錦濤がそれぞれ10年間で1回しか軍事パレードを実施していないのとは対照的だ。歴代最高指導者の中で最も数多くの、軍事パレードを行ったことになる。今回も、軍関係者約1万5000人と、戦車などの軍事装備580台、航空機160機が軍事パレードを行ったが、その経費は数千億円単位であろう。

中国の軍事パレードは壮大な無駄使いだ。軍事パレードは実戦的訓練とは程遠いからだ。
このパレードのために長い人で数年前から、短い人でも半年以上前からただパレードのために時間を費やしているはずだ。その間、実戦的訓練を行っていない。

軍事パレードを頻繁に行う軍隊は精強ではない。実戦的訓練を重視する米軍が大規模な軍事パレードを実施しない理由がここにある。

ちなみに2015年の抗日戦争勝利70周年記念行事の軍事パレードには4000億円の費用がかかったとされている。今回のパレードにどのくらいかかったのか公表されてはいないが、エコノミストの柯 隆教授によれば、中国政府関係者が、パレードに掛かる予算のことを気にする発言があったという。外資を導入して輸出で外貨を稼ぎ、国内不動産投機と無人のビル群を建てることで膨らませてきた中国経済が、いよいよ回らなくなって財政がも緊迫化し始めたのではないか?

中国を支配する共産党は十数億の中国の人々の悲劇の根源であり、ウイグル・チベットを支配する圧政者であるが、経済が弱まれば、支配力も弱まってくる。

一連の香港民主化運動で連想するのは30年前1989年6月4日の天安門事件である。天安門事件の死者は数百人~数万人に及ぶなど諸説あるが、おそらく3000人(KGBによる報告書の死者数・中国赤十字の推定数2600)もの中国市民の命が失なわれた。今回のパレードの冒頭でも国旗よりも先に共産党旗が登場したことが如実に示すように、国家よりも共産党が優先される中国において、共産党の軍隊である人民解放軍とは人民解放軍とは名ばかりで、人民抑圧軍だ。外国の軍隊とは戦うより逃げ回り、自国の市民に対しては、銃口を平気で向ける共産党の私兵集団、人民抑圧軍である。共産党一党独裁が続く限り、共産党の軍隊である人民解放軍の増強が進むことを我々は覚悟すべきだ。

軍事パレードの目的は、単なる虚仮威しにすぎない。人民解放軍は、不法占領中とはいえ、仮にも自国民であるウイグル族やチベット族を武力弾圧を起きなっているが、今度は香港で民衆に向け、その暴力装置を稼動し始めている。

またたとえ漢族の国民であっても例外ではない。毛沢東時代のようなアナログな監視組織ではなく、ITを駆使した現代中国の顔認証システムといった監視システムは、かつてジョージ・オーウェルの小説「1984」ですら想像できなかった高度なITハイテク検閲システムが張り巡らされている。国家レベルでの広範なハイテク監視は、中国共産党幹部も含め、すべての人々は常に不安を抱えさせている。

共産党の執政70年は、残忍な抑圧と検閲の連続であり、多くの善良な中国人にとっては悲劇である。ハイテクIT監視によって維持されている中国共産党専制体制は、世界の自由に対する最大の脅威であるといえよう。

建国70年を迎え、台湾総統府は声明を発表し、中国の独裁を非難した。中国は台湾に脅威を与え、「平和的な統一」を主張しながら、軍拡と武力行使の選択を捨てていないとした。

習近平国家主席は、北京での大規模な軍事パレードでの演説で「祖国の完全な統一のために努力し続ける」と述べた。この発言を受けて、台湾政府の大陸政策を担う大陸委員会は、台湾は「一国二制度」を決して受け入れないと述べた。

香港において、現在は自由を維持するために、必死で抵抗しているうちはまだ良いだろうが、日本をはじめ米国欧州の自由主義陣営からの支援があったとしても、このままでは、やがて抵抗運動も無くなり、自由を求める香港人は海外に脱出するであろう。そうなると、香港は年々痩せ細り、国際金融都市香港の衰退は避けられないような気がしてならない。

今回登場した新兵器は多岐にわたりる、ミサイルだけでも「DF-41新型ICBM」「
DF-17極超音速滑空ミサイル」「超音速巡行ミサイルCJ-100(長剣100)」「DF-5B改良型ICBMDF-31AG・ICBM」「DF-26対艦弾道ミサイル」「HQ-6A短距離地対空ミサイルシステム」「HQ-9B長距離地対空ミサイルシステム」「HQ-12A中距離地対空ミサイル」「HQ-16艦隊空ミサイルHQ-22地対空ミサイル」「YJ-12B空対艦ミサイル」「YJ-18新型長距離巡航ミサイルなどだが、もっとも注目を浴びたのがDF-17極超音速滑空ミサイルである。

【航空宇宙ビジネス短信 T2】伊 2019/10/2水曜日

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Check Out China's New DF-17 Hypersonic Glide Vehicle: A Real Killer? 中国の極超音速滑空ミサイルDF-17が要注目、威力はどこまであるのか。
Can the U.S. military match it? How capable is it? 米軍に匹敵する装備はあるのか。どこまでの性能があるのか。
by David Axe 
October 1, 2019  Topic: Security  Region: Asia  Blog Brand: The Buzz  Tags: ChinaMillitaryTechnologyWorldDF-17HGV

https://nationalinterest.org/blog/buzz/check-out-chinas-new-df-17-hypersonic-glide-vehicle-real-killer-84946
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中国人民解放軍が2019年10月1日公開した新型極超音速ミサイルは太平洋に展開する米軍に新しい脅威となりそうだ。

DF-17極超音速滑空飛行体(HGV)は15千名を動員した人民共和国体制発足70周年を祝うPLA軍事パレードで初公開された。

極超音速兵器の開発に取り組む各国が、音速の5倍超の速度で移動する動力付きあるいは滑空方式の精密誘導攻撃手段の実現をめざす中で、DF-17は初の、または二番目の極超音速滑空体として配備される装備となる。ロシアはHGV配備を2019年に発表している。

パレードにはDF-17が16基登場し、DF-16中距離弾道ミサイルと思われるものの上に搭載されていた。DF-16がDF-17をマッハ5超まで加速し、DF-17が分離されて標的に向かい飛翔経路を変更しながら敵の防空網を回避する。

DF-17が弾頭を搭載しているか不明だ。「DF-17は通常弾薬を装備しHGVの運動エナジーから破壊力を発生する構想だろう」とJane’sのアンドリュー・テイトがコメントしている。

推定射程が1000マイル程度なのでDF-17は西太平洋に展開する米軍に脅威となる。

元陸将の日大の吉富 望教授はDF-17の登場で既存の防衛体制は陳腐化するとロイターに述べている。「もっと高性能の弾道ミサイル防衛体制がないと日米両国は対抗できなくなる」

「こんな兵器が配備されれあば対応できる装備がない」とジョン・ホイテン米戦略軍司令官(当時)は上院軍事委員会で2018年3月に発言していた。

極超音速兵器は拡散しつつある。2018年12月にロシア大統領ウラジミール・プーチンがロシア軍が高性能極超音速滑空体をテスト中と認め「技術面ではすべて実証に成功した」と国営TASS通信が報じていた。

他方で米国は初のHGV部隊を発足させようとしている。ペンタゴンは2018年末にダイネティクスおよびロッキード・マーティンにあわせて7億ドル相当の契約を交付しており、「共通型の」極超音速飛翔体20基、誘導装置8式、発射台4基の製造をさせる。米陸軍がHGV発射部隊をはやければ2023年に発足させる。

米海軍、米空軍も同じHGVの導入を予定している。このうち海軍はトマホーク巡航ミサイル同様に潜水艦から垂直発射させるとする。

空軍は爆撃機に搭載する。B-1爆撃機を発射母機とする意向だが、B-1では信頼性が引き続き問題となっている。

一番乗りを競うロシアと中国は信頼性が低いままで配備することになるかもしれない。米国防次官(研究開発)マイケル・グリフィンが2018年にライバル国が進展をみせているものの、極超音速兵器研究では米国が世界のリーダーであることに変わりないと2018年7月に述べている。

ペンタゴンとしては未完成の装備品を第一線配備する必要はなく、焦る必要もないと達観している。「その必要もない」

米国の極超音速兵器の成熟化には「2020年代をかけて」かかるとグリフィンは述べる。「今後はテストのペースが加速し、2020年代初めに装備品が実現し、2020年代通じて成熟化する様子が今後見てもらえますよ」とグリフィンは語っている。■

David Axe serves as Defense Editor of the National Interest. He is the author of the graphic novels  War Fix, War Is Boring and Machete Squad.
各国が開発に鎬(しのぎ)を削る極超音速飛行体だが、これこそ張り子の寅である。米国は、偵察衛生を使い逐次こういった新兵器の開発状況は把握している。極超音速飛行体が数度にわたって飛行実験を行ったことは私のような一般市民も知っている。だが、その飛行体が目標に命中したか否かは定かではない。 

米国のDARPA(HTV-2:マッハ20/HTV-3:マッハ5)や日本が開発中の島嶼防衛用高速滑空弾はマッハ5以上で飛翔し、途中で軌道を不規則に変えることができる極超音速滑空兵器である。
2017-10-26 23:30:00

中国のDF-17はマッハ5以上で飛翔し、もしも実戦で使用できる兵器として完成していれば世界初の快挙となる。日米の既存のミサイル防衛網では現在のところ対処が難しいと言われている。※日本は対極超音速滑空弾迎撃ミサイルを開発中である 
DF-17の射程は(推定射距離2000km~2500km)グアムや沖縄の基地のみならず、日本の全体がその射程内に入る可能性がある。

2018-10-22 02:37:07

長剣100(CJ-100)
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長剣100は、長剣10地対地巡航ミサイル(射程1500~2000km)の改良版で、速度M3.5、射程2000~3000kmであり、第2列島線に到達する。「長剣10」に比較して精度と飛翔速度も向上し、これに対処することは難しくなっている。ターゲットは地下の標的および米国などの大型艦艇である。

How 1 Parade Proves China's Military Is Becoming Very Dangerous
この軍事パレードは中国の軍隊が非常にデンジャラスになりつつあることを証明した
Drones, missiles and much more.ドローン、ミサイルなどなど
【NationalInterest】2019年10月4日  Bradley Bowman Andrew Gabel

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DF-41

今週中国は建国70周年の 大規模な軍事パレードが行われた。このパレードは、中国軍の成長能力、米国の軍事的優位性を揺るがし、米議会や同盟国が継続的な防衛努力をしなければいけなくなった多くの恐るべき武器システムが披露された。

予想通り、パレードではDF-21D対艦弾道ミサイル(空母キラー)とDF-26ミサイルに注目があつまりました。後者は  地上移動式中距離弾道ミサイルであり、北京から発射してグアムまでほぼ正確に攻撃できる能力を手に入れた。これらのシステムにより、北京政府はこの地域の船舶と基地を標的にできるようになり、米軍とその同盟国が接近阻止・領域拒否区域を作成する可能性があります。このA2/AD戦略が成功すれば、北京政府は、例えば台湾に対する軍事侵略を成功させることができると結論付けるかもしれない。

今週のパレードでは、DF-41  大陸間弾道ミサイル(ICBM)もデビューしました  。最大射程9,300マイル(15000km)の地上移動ICBMであり、  複数の個別にターゲット設定可能な再突入弾頭を搭載できます。その攻撃可能範囲は、米国本土を全てを標的とすることができます。さらに、DF-41の迎撃をより困難にする機動可能な弾頭、おとり弾頭、および妨害技術を開発しています。

また、JL-2  潜水艦発射弾道ミサイルもパレードに登場しました  。これは、中国の運用中4クラス<031型 (ゴルフ型) | 032型 (清型) | 092型 (夏型) | 094型 (晋型)> の  1つ晋級弾道ミサイル潜水艦から発射されるように設計されています  。JL-2の航続距離は、 その前身であるJL-1の航続距離の  ほぼ3倍です。

また、中国は、 米国のミサイル防衛を回避するために設計された弾道ミサイルブースターおよび極超音速滑空機で  あるDF-17も展示し  ました。2019年の米国ミサイル防衛レビューで  指摘されているように、中国は「既存の防衛システムに挑戦する予測不可能な飛行経路を備えた並外れた速度で移動できる高度な巡航ミサイルと極超音速ミサイル機能を開発しています」。それを追跡する-米国 の宇宙ベースの極超音速および弾道ミサイル追跡センサーの必要性を強調する  。このようなセンサーは、宇宙から見える大面積を利用し、米国が高度な脅威を追跡して標的にできるようにします。


さらに、パレードには2つの新しい無人航空機と1つの無人潜水艇(UUV)が含まれていました。GJ-11(利剣)無人機は、ステルス特性を誇り、WZ-8は  ロケット推進式高高度偵察機である。巡航速度を向上させるために二軸スクリューを備えた大型UUVであるHSU-001も展示されました  。

米軍は、現在の作戦を支援し、準備を維持し、部隊を近代化するのに必要な、適時、十分かつ予測可能な予算を獲得するのに苦労しています。一方、北京政府はアメリカがどのように戦うかを研究し、それに応じて軍隊を近代化した。その結果、一部の地域では、米軍の優位性が  侵食または消滅しました。DF-41とDF-17、および今週北京が展示したその他の能力は、米国の核の三本柱(ICBM・SLBM・戦略爆撃機)を完全に近代化する必要性がでてきた。インド太平洋における米国の火力の増強、より優れた国土ミサイル防衛の必要性を再び強調しました。

明確に策定された2017年国家安全保障戦略と、2018年国家防衛戦略は、今までの中国の脅威に大して遅々とした対応と違い、過去2年間にわたる堅実でタイムリーな防衛資金投入のおかげで、米国防省は、ここ数十年で最も積極的かつ重要な近代化の取り組みを開始しました。

しかし、これらのステップには 、議会からのタイムリーで十分かつ予測可能な資金投入が必要です。それがなければ、米国民の安全はさらに脅かされ、米軍は将来の紛争に直面し、ますます中国軍に打ち勝つためには苦労することでしょう。

例えば対艦弾道ミサイルDF-21だが、試験を行ったが、砂漠に描いた空母の形の地上絵に着弾しただけだ。DF-21は 飛翔途中に衛星等から受けた情報に基づき軌道修正を衛星から受け取り、空母の現在地に近い海域へと順次誘導され、弾道ミサイル弾道には探知範囲は数十km四方のレーダーや赤外線センサーによる最終誘導システムが組み込まれているとされているが、止まった目標に最終誘導にレーダーでも赤外線以外の方法で誘導したか?或いは最終誘導なしで着弾した。 はっきり言ってDF-21には最終誘導は無いに等しい可能性が高い。

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Want China Times より

 今回登場した航空機は、「Y-20大型輸送機」「KJ-2000早期警戒機」「J-20ステルス戦闘機」「J-15艦上戦闘機」「J-16戦闘機Su-30MK2」「J-10B戦闘機」「H-6N戦略爆撃機」「H-6U空中給油機 」無人機では、攻撃型の無人機のGJ-11(利剣/Sharp Sword)と無人超音速偵察機「DR-8(WZ-8)」が注目された

中国の軍事パレードで公開された『WZ-8』、空中発射型超音速偵察機か
【ZAPZAP】2019年10月04日


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先日中国の北京市で開催された軍事パレードでいくつかの新兵器が初公開されました。その一つ、トラックの荷台に搭載される形で披露されたWZ-8(Wuzhen 8、DR-8)という兵器に関して、爆撃機に搭載される形で空中発射する超音速偵察機である可能性があると指摘されています。

アメリカの軍事系ニュースサイトThe Aviationistによると、軍事パレードで公開された中国のWZ-8という無人機に関してH-6Nという中国空軍の爆撃機を母機とすろ空中発射に対応した設計となっていると報じています。



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記事によると、この無人機は中国メディアによると「高高度を飛行する高速偵察無人機」という発表が行われていたらしく、機体には2基のエンジンを備え着陸装置も備えていることが確認されました。具体的な性能については発表されなかったものの最高速度はマッハ4から5程度の超音速飛行可能な兵器ではないかと主張しています。

WZ-8image157


ただこの兵器については見る限り吸気口というものが存在しておらず、エンジンノズルも通常のジェットエンジンのそれと明らかに異なっていることから固体燃料や液体燃料を燃焼させるものと考えられています。

WZ-8は2015年に初飛行が確認されていたらしく昨年には人工衛星が捉えた画像が公開されており機体の存在は明らかになっていました。

この手に兵器に関してはアメリカが高高度無人偵察機として1960年代にD-21という最高速度3,600 km/hで飛行可能なラムジェットエンジンを搭載した機体が開発・運用されていたことがあります。

▼M-21(SR-71)に搭載されたD-21
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▼D-21
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 DR-8無人偵察機は、かつて米国がSR-72に搭載された米国の超音速無人偵察機 「D-21」 と似ている。
 DR-8は、「DF-21D」対艦弾道ミサイル、「DF-26」弾道ミサイルの攻撃に情報を収集する任務が主目的のようだ。防空網を突破し、情報を持って無事に戻ってくることができるという。

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China Showcases Stealthier Sharp Sword Unmanned Combat Air Vehicle Configuration 中国はステルス無人戦闘機利剣を公開
The rear of the design on display during a parade to mark the 70th founding of Communist China is completely different from an earlier prototype.中国建国70周年パレードで公開された機体は、以前のプロトタイプとはまったくデザインが異なる。
【WarZone】2019.10.1 JOSEPH TREVITHICKOCTOBER 

中国は、建国70周年を記念するパレードで、利剣(シャープソード)ステルス無人戦闘機(UCAV)の新しい試作機を公開した。中国がGJ-11と指定したドローンは、無人機のレーダー回避能力を大幅に改善できる初期のプロトタイプと比較して、ステルス排気を備えた完全に再設計された後面を特徴としています。

中国は、2019年10月1日に北京の天安門広場で、この改良されたGJ-11利剣(シャープソード)ステルス無人戦闘機を公表しました。

イベントはDF-41固形燃料道大陸間弾道ミサイル(ICBM)DF-17極超音速滑空飛行体を含むいくつかの新しいおよび先進兵器システムが公の場で初公開された。DR-8(WZ-8)、特大の武器と多数の武器を運ぶことができるH-6爆撃機、HSU-001無人潜水艇(UUV)、未知のDF-100高速巡航ミサイルも公表された。

シャープソードの写真は2013年に中国のソーシャルメディアで最初に登場し、その同じ年にプロトタイプが最初の飛行を行いました。当時、このデザインは、完全に露出し、明らかに非ステルス性の排気を備えたエンジン配置を特徴としていました。

表示されたGJ-11は、隠された排気口と、一般的にはより合理化された背面を備えています。摂取量も変更された可能性があります。パレードで入手可能な写真とビデオから、吸気システムまたは排気システムのいずれかがエンジン、特にファンの顔をさらに隠し、ドローンのステルス品質をさらに向上させる可能性のあるダクトを備えているかどうかを判断することは不可能です。これらの設計機能を組み込むことが少なくとも最終的な目標であると想定するのは安全なようです。

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The GJ-11 Sharp Sword on parade on Oct. 1, 2019.
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CHINESE INTERNET
A side view of the Sharp Sword prototype in 2013 with its completely exposed engine exhaust.
エンジン排気が完全に露出した2013年のシャープソードプロトタイプの側面写真。

それ以来、GJ-11利剣の特定の役割と特殊任務が何年にわたって何なのか多くの憶測がありましたが、以前のレポートでは、内部弾庫に2つの2,000ポンドクラスの弾薬を運ぶことができ、衛星データリンクを使用できることが示されています。中国本土をはるかに超えた長距離ミッションを実施する。より最近では、人民解放軍海軍(PLAN)が空母からのGJ-11利剣のバージョンを非武装の監視、偵察(ISR)能力で使用することに関心があるかもしれないという未確認の報告がありましたが、不合理ではありませんでした。

軍事パレードで武器について実況を行っていた中国中央テレビのナレーターによれば、伝えられるところでは、GJ-11の主要な任務は重要なターゲットに肉迫し攻撃を行うことであると述べた。指定の「GJ」は、英語の「gonji」または「attack」も表します。これは、この無人航空機が何よりもまず攻撃重視のUCAVであるということを意味するとのこと。 

もちろん、これはISR(情報・監視・偵察)の任務を遂行することを妨げるものではありません。陸上基地や中国の空母からのものであろうと、そのような役割のために特別に作られたものであろうと。以前のレポートでは、GJ-11利剣のプロトタイプは、2020年までに機能する改善された設計につながると想定されていました。

同時に、北京でパレード中のGJ-11は、実際の飛行可能な航空機ではなく、まだ開発中の改良型のモックアップである可能性が非常に高いと思われます。展示されているドローンには、目に見えるパネルや継ぎ目線、それらを密封するテープ、排気エリアへの熱保護処理の兆候、または空気データシステムなど、飛行中の航空機で見ることができるさまざまな機能が欠けていました。 

2018年の珠海航空ショーで、中国航空宇宙科学技術公司(CASC)は、ノースロップグラマンX-47Bと非常に幅広い類似性を持つ独自のUCAVデザインCH-7を発表しました。CASCにはモックアップが展示されており、実際の航空機で見られると思われるパネルラインを含む多くの機能がまだありました。さらに高い忠実度のモックアップは、このような、そこに存在するための一つとして、 X-47Bそのもの。

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中国のインターネット
2018珠海航空ショーでのCASC CH-7 UCAVのモックアップ。

一部のオブザーバーは、パレードのシャープソードの翼の後縁にある多くのファセットが、従来の操縦面ではなく空気の爆発を使用する非伝統的な操縦装置の一部である可能性があることも示唆しています。一般的に中国がこの種の技術に興味を持つ可能性はありますが、世界の他の場所での「モーフィング翼」と「流体推力ベクトル化」の実際の作業例は、これらの開発が初期段階にあることを示しています。 
とにかく、パレードの公式写真は、従来の操縦controlの明確な輪郭を示しています。このように、ファセット領域は、コントロールサーフェスが接合に近づく場所、または単にデザインの特徴である場所を示します。

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A look at the rear of the GJ-11 showing the revised exhaust and the faceted areas in the trailing edges of the wings.修正された排気と翼の後縁のファセット領域を示すGJ-11の背面を見てください。

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Another rear shot of the GJ-11 Sharp Sword on parade, making it clear that the design has traditional control surfaces.
パレード中のGJ-11シャープソードのもう1つの背面ショット。デザインに従来のコントロールサーフェスがあることが明確になっています。


GJ-11の背面について言えば、エンジン排気は有人または無人のステルス航空機を開発する上で最も有名な複雑な要素の1つであることを忘れてはなりません。ロシアは、S-70オホートニク-Bまたはハンター-B、UCAVについても同様の問題に直面しています。

オリジナルのシャープソードプロトタイプと同様に、S-70の最初の飛行例にもエンジン排気が露出しています。しかし、2019年8月に隔年開催のモスクワ郊外のMAKS航空ショーで、メーカーのスホーイは、大幅に修正されたステルス性のリアアスペクトを備えた将来の反復モデルを展示しました。

何もない場合は、記念日のパレードでは、GJ-11利剣UCAVの一般的なレイアウトは、中国が開発中である投資しどのように最新の兆候であるステルス無人航空機だけでなく、一般的にドローン。シャープソードは、中国の航空会社が近年生産している無数の飛行翼スタイル無人設計の1つです。これらはウォーゾーンが非常に密接に追跡してきた開発です。

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ANNA RATKOGLO / SPUTNIK  VIA AP
アンナラトグロ/ AP経由のスプートニク
Another view of the GJ-11 Sharp Sword on parade.
パレード中のGJ-11シャープソードの別のビュー

中国はまた、小型無人機の自律的なネットワーク化された群れの開発において大きな進歩を遂げてきました。これは、中国の既知の仕事や、2つのステルス爆撃機の開発を含むステルス有人飛行機の進歩を報告したことは言うまでもありません。 

また、特に中国がステルス型UCAVに投資したのは、米国がこの概念を公に遠ざけた後、またはそれらの努力を完全に機密扱いの領域に移した後に生じたことを覚えておく価値があります。最近、米空軍と米海軍が再び進路を変えるかもしれないといういくつかの兆候がありましたが、彼らは今、追いついているかもしれません。

GJ-11の開発の実際の状態が何であれ、そうでないとしても、中国は間違いなく真のステルスUCAV機能の開発をさらに前進させることを熱望しており、公にそう望んでいます。

GJ-11利剣は、中国初の国産空母 「001A型」 に無人偵察機として搭載されるという。空母などの大型艦艇に無人機を搭載することは世界中でトレンドになっていて、中国も例外ではない。

 一方で、GJ-11利剣は、飛行中に他と航空機に燃料補給が可能な無人偵察機 「MQ-25」 ほど多用途ではなく、その主要任務は300キロから400キロ離れた目標にミサイルを正確に命中させることを補助するために、艦艇搭載ミサイルシステムの情報を収集することだという。

また、敵の防空網が密集している地域の偵察や、外国の艦艇の追跡に利用できるという。


最後に


孫子の国中国は、孫子の「不戦屈敵」に源を発した三戦輿論”よろん”戦、心理戦、法律戦)戦略は中華人民共和国の国家戦略である。こういった軍事パレードは国内に向けては山積する問題から中国国民の目をそらすとともに、国外に向けては中国の能力が実力よりも高いと認識させることも目的の一つとされている。

新兵器導
入のプロパガンダは必ず実力以上の印象を与え、こういった軍事パレードは宣伝戦に注意しなければいけない。

DF-26対艦弾道ミサイルや DF-17極超音速滑空弾がこのプロパガンダ通り、実戦で本当に使用し得るレベルに達していることはまずない。だが、どこまで真の実力があるのか、継続してウォッチしていかなければいけない。実力以上にこれらの兵器を評価してしまえば、中国共産党の戦略に載せられてしまう。そういった愚は避けなければいけない。

最近、トランプ大統領による経済制裁の痛手を被っている習近平は、日本に擦り寄り来年4月に国賓として来日するという。習主席は軍事パレードの演説で香港について触れ、香港の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官の目の前で「一国二制度の堅持とともに香港の長期的な繁栄と安定を維持する」と話した。

香港民主化運動は、第二の天安門事件にならなければいいのだが、体制維持第一の習近平は言っていることと、やっていることが違いすぎて、とても信用できない。

我が国は、たとえ虚仮脅しの軍事パレードでも中国の軍事力の脅威に真剣に備え対処しなければいけない。

余談だが、日本の元号が変わると中国が動乱となる偶然というか奇妙なシンクロニシティ偶然の一致)が認められる。

1989年(平成元年)1月7日の昭和天皇崩御と翌日の新天皇即位、そして平成が始まりました。2019年元号が令和に改元され、令和元年香港で民主化デモが始まりました。

天安門事件と香港民主化運動も30年の時を経て奇妙なシンクロニシティ(偶然の一致)が認められる。

平成元年4月に消費税が3%で開始され、30年後令和元年10月消費税が増税となり10%となった。平成元年6月に天安門事件が発生し、香港民主化運動は遅かれ早かれ第二の天安門事件の悲劇が発生する可能性が高いのではないかと・・・。

昭和元年(1926年)は実質6日しかなかったが、その翌年(1927年昭和2年)に第一次国共内戦が開始され、中国の内戦が始まり、日中戦争~大東亜戦争を経て現在の中華人民共和国が誕生していった。

大正元年(1912年)は中国最後の王朝「清」が孫文らにる辛亥革命によって倒され、中華民国が樹立した。

明治元年(1868年)には大陸では特に何も起きていないが、日本が西洋文明を巧みに取り込み明治維新を成功させたことが刺激となり、清朝は明治維新を模倣した改革を行うも、 明治維新に先駆けていた洋務運動は失敗、西太后が実権握り清朝は末期に突入した。
ある意味で、明治の改元は中国動乱のきっかけであった。

日本の元号が替わると大陸で動乱が起きる奇妙なシンクロニシティ ・・・
令和になった今年、大陸に動乱が起きる・・・かも?


The Police Synchronicity 1 HQ



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