image117
89式装甲戦闘車後継 新装甲戦闘車

image115
73式装甲車後継 新型共通戦術装甲軌道車

image111
新型自走大型臼砲?

image116
16式機動戦闘車搭載 新型RWS(遠隔操作式無人銃架)

image122
新型施設作業車

image132
96式自走臼砲後継臼砲

私の目を盗んで、陸自は新型兵器を複数開発していることがわかった。ツイッター上では昨年12月中旬にはツートされておりましたが、私は正月からのチャイナウイルス騒動で、うっかり情報をキャッチしそこねていました。

ATLA防衛装備庁のHPや防衛省関連のネットにまったく言及されていなかった。さらっと調達公募に紛らわしく混ぜた開発品がいくつか存在するらしいことは知っていので、日常的に
公募調達のページをパトロールしていますが、3月25日からこの数日、ネットをサーチしていた私は、別な宇宙に来てしまったのではと、開発中の新装備品情報がネット上で次々検索してしまい、いささか興奮してしまった。

きっかけは、↓の記事からである。

航空新聞社・WING】2020.03.25 

WING
image136

次期装輪装甲車と共通戦術装輪車、陸自装輪装甲車両の両輪で調達

 かつての陸上自衛隊においては、師団戦力の中核となる普通科連隊の各中隊は自動車化されておらず、60式装甲車(60APC)や73式装甲車(73APC)を装備する一部の機械化した普通科連隊や装甲化した輸送隊を除き、本部管理中隊の輸送小隊が装備するトラック輸送により機動していた。1990年代には高機動車を広く導入したことをはじめ、96式装輪装甲車(96WAPC)を導入したことで、普通科中隊が固有の装備で機動することが可能となった。さらには2000年代初頭に軽装甲機動車(LAV)を導入したことで、陸上自衛隊の自動車化、装甲化が進展する結果となっている。

 だが、現有装備の73APC、89式装甲戦闘車(FV)、96WAPC、高機動車、LAV、これらの導入から相応の年数がたった現在においては、多様化した脅威や新たな戦い方に適合する必要性が生じている。そうした中、96WAPCの後継車種として、国内外の候補車種を取得し、2021(令和3)年から約1年の試験を行った上で、多様な脅威や新たな戦い方に適合する次期装輪装甲車を選定することとなっている。今回WINGでは陸上幕僚監部防衛部にインタビューを行い、陸自が次期装輪装甲車に求める事項や装軌式も含めた装甲車の考え方について聞いた。

 陸上自衛隊における装輪装甲車の役割について聞くと、「新大綱において、防衛力の果たす役割として、島嶼部を含む我が国への攻撃に対しては必要な部隊を迅速に機動・展開し対応することとされている。また、ハイブリッド戦、グレーゾーン事態のようないつ、どこで生起するか分からない事態に即応するためにも、陸上自衛隊には機動・展開能力の強化が求められている」とし、「迅速に部隊・隊員を輸送するためには、まず自動車化があげられるが、戦略機動に引き続き、各種脅威下において行動するためには、装甲化することも重要であると考えている」と述べた。

 「こうした全国にわたる機動・展開か、・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
次期装輪装輪車は各種部隊が使用する汎用的車両

 共通戦術装輪車は近接戦闘を行う戦闘職種向けに
 LAV後継は20年中に具体的な検討進むか
 装軌式装甲車の後継も将来的には調達検討

※写真=普通科部隊を中心に配備している96式装輪装甲車(96WAPC)。

コロナ関連の情報収集中にふと航空新聞社の↑の記事を見て、そろそろ73式装甲車も導入して半世紀近くになる。第7師団も73式APCの後継は装輪装甲車になるのだろうか?戦車に随伴する装軌道車輌が必要ではないか?

image139
初公開:機動性能確認用車両@ 陸上装備研究所一般開放2016 
2016年10月15日16:27 

陸上装備研究所のハイブリッド動力システムの発展系について、その後は?と、ふと思った。ハイブリッド動力システムの研究の発展した、
装軌道車輌のニュースなど見落としていないか?と検索を始めた。

すると、

と、↓の記事を見つけた。
【軍@ふたば】2020.3.25
を、発見した。

画像ファイル名:1585136924581.jpg-(524375 B)
524375 B
無題Name名無し20/03/25(水)20:48:44 IP:1.75.*(spmode.ne.jp)No.1299632+ 4月29日頃消えます
なんだこれ…
削除された記事が1件あります.見る
1無題Name名無し 20/03/25(水)20:48:54 IP:1.75.*(spmode.ne.jp)No.1299633+
    1585136934938.jpg-(406156 B)
406156 B
本文無し
2無題Name名無し 20/03/25(水)20:49:02 IP:1.75.*(spmode.ne.jp)No.1299634+
    1585136942173.jpg-(424868 B)
424868 B
本文無し
3無題Name名無し 20/03/25(水)20:50:10 IP:1.75.*(spmode.ne.jp)No.1299636+
    1585137010353.jpg-(294958 B)
294958 B
本文無し
4無題Name名無し 20/03/25(水)20:50:18 IP:1.75.*(spmode.ne.jp)No.1299637+
    1585137018363.jpg-(343993 B)
343993 B
本文無し
6無題Name名無し 20/03/25(水)21:51:34 IP:119.241.*(mesh.ad.jp)No.1299641+
> なんだこれ…

96式120㎜自走迫撃砲の後継モデル(候補)かな?
後装&自動装填式 かつ120㎜以上の口径に見える。
7無題Name名無し 20/03/25(水)21:53:15 IP:2400:4053.*(ipv6)No.1299642+
    1585140795812.png-(88611 B)
88611 B
ちょっとだけこのクソ車両ぽいなと思った
8無題Name名無し 20/03/25(水)22:19:53 IP:122.213.*(ucom.ne.jp)No.1299646+
どうせまた数揃えられないなんてオチじゃないだろうな
9無題Name名無し 20/03/25(水)22:33:40 IP:240f:60.*(ipv6)No.1299648+
99式自走の車体改修だけとかなんやろか?
10無題Name名無し 20/03/25(水)23:22:07 IP:119.241.*(mesh.ad.jp)No.1299649+
> 99式自走の車体改修だけとかなんやろか?

転輪数は99式HSPと同じですね。エンジン及び運転席位置も同じに見える。改善はされているだろうけど、車体は99式の発展型と思われる。あるいは、試作車だから99式のそれを流用しているのかな?
99式HSPは89式FVの発展改良型。従って

>>どうせまた数揃えられないなんてオチじゃないだろうな

といいつつ、陸自の中では珍しく一大勢力を形成している。89式FVは68両、99式HSPは136両なので、200両を超えるファミリーを形成している。
96式自走迫撃砲は第7師団のみとなってわずか24両。しかし、それも仕方ない。第7師団以外が装輪化してしまったから。これが自走迫撃砲ならば、装軌型は多くても50両前後しか製造しないだろう。頑張って、IFVとセットで250両ほど量産して欲しい。装軌機甲化戦力は第7師団と富士の機甲教導連隊、それに九州に1個連隊程度しか残らない予定だから。

なお、現在の96式自走迫撃砲は日立製作所が製造。92式地雷原処理車とファミリーとなっている。この辺りを一気にファミリー化するのだろう。
11無題Name名無し 20/03/25(水)23:22:08 IP:2400:4051.*(ipv6)No.1299650+
    1585146128916.jpg-(840818 B)
840818 B
単に共通装軌車に模擬155mm榴弾砲塔を載せただけでは?
以前89式の砲塔をそのまま載せてたのと同じ
12無題Name名無し 20/03/25(水)23:27:35 IP:2400:4051.*(ipv6)No.1299651+
    1585146455569.jpg-(56684 B)
56684 B
> 96式120㎜自走迫撃砲の後継モデル(候補)かな?
後装&自動装填式 かつ120㎜以上の口径に見える。
陸自が採用予定とされてるのは前装式のR2M2だしそもそもこのサイズは120mmじゃぁ無い
国産開発ならそのための予算が通った形跡も無いのであり得ないのよね
13無題Name名無し 20/03/26(木)00:13:29 IP:240f:e1.*(ipv6)No.1299652+
>単に共通装軌車に模擬155mm榴弾砲塔を載せただけでは?
あたくしもそう思いますです。
仮に迫撃砲だとすると、車体正面の砲身支持具は必要とされないはずでございます。
14無題Name名無し 20/03/26(木)00:55:13 IP:240f:71.*(ipv6)No.1299654+
>前装式のR2M2
それは「2R2M」ですし、装填方式も後装式です。
現在の120迫で前装式のものはないですよ。
15無題Name名無し 20/03/26(木)01:14:58 IP:126.209.*(bbtec.net)No.1299657+
まぁ共通車体を手広く広げただけだけど「やっと」か
16無題Name名無し 20/03/26(木)01:49:51 IP:118.4.*(ocn.ne.jp)No.1299662+
月刊PANZERの共通装軌車の記事に99HSPの後継シルエットに
87AWの後継シルエットが書かれてたけど
87AWの後継車両も試作してるのか気になるな
対ドローンとか考えるとこの手の車両重要になってくると思うのだけど
17無題Name名無し 20/03/26(木)02:42:50 IP:124.86.*(ocn.ne.jp)No.1299665そうだねx1
99式は、採用されて20年以上たっているから、後継というか
近代改修型じゃないの
Win98の頃でしょ、パーツがなくなってきたとか
18無題Name名無し 20/03/26(木)04:27:22 IP:118.4.*(ocn.ne.jp)No.1299667+
スレ画よくみたら模擬砲身にウェイトぽっい物付いてるね
19無題Name名無し 20/03/26(木)06:05:03 IP:240d:1e.*(ipv6)No.1299669そうだねx5
>なんだこれ…
乗ってる人なんか嬉しそう
20無題Name名無し 20/03/26(木)11:18:28 IP:182.251.*(au-net.ne.jp)No.1299679+
砲塔に重りが装着されている?
21無題Name名無し 20/03/26(木)13:21:59 IP:110.233.*(mesh.ad.jp)No.1299682そうだねx1
>1585137010353.jpg
これはなに?
16式じゃないってこと?
22無題Name名無し 20/03/26(木)13:35:23 IP:240f:60.*(ipv6)No.1299683そうだねx2
>これはなに?
16式じゃないってこと?

リモート機銃のテストじゃない?
23無題Name名無し 20/03/26(木)13:43:55 IP:106.133.*(au-net.ne.jp)No.1299684+
    1585197835154.jpg-(68221 B)
68221 B
> それは「2R2M」ですし、装填方式も後装式です。
>現在の120迫で前装式のものはないですよ。
普通に前装式
後装式自動装填迫撃砲を全面的に採用したのはソ連/ロシアだけ
西側でもAMOS/NEMOがあるけど導入コストが迫撃砲が持つメリットを相殺してるから普及しなかった
その反省で西側では前装式自動装填システムが普及しつつあるのよ

https://youtu.be/1QjlCKmBzF8
さすが、「軍@ふたば」掲示板 マニアの巣窟!
私が知らなかった情報がありすぎて・・・少なからずショックを受けた。

順番に整理します。


新型の大型自走臼砲?/自走レールガン??
image111


image142
一見、↑99式自走りゅう弾砲の改良型か?とも思ったが、砲に蓋があり、寸胴な砲は、臼砲の特徴を備えており、後装式自動装填迫撃砲の可能性が高い。

後装式自動装填迫撃砲はロシア連邦軍の自走迫撃砲の2S31 ヴェーナ(露:2С31 Вена)などが有名で、フィンランドのAMSも自走大型臼砲もある。

陸自がなぜ突然後装式自動装填迫撃砲を開発しているのか、正直なところ驚く。しかも155mm以上の口径がある。まさかとは思うが、92式地雷原処理車の後継車の可能性も否定できない。

仮に大型自走臼砲だとしたら、やはり島嶼防衛用で、上陸を目指す中国上陸用舟艇に雨霰の誘導迫撃弾や、陸上装備研究所で開発中の高密度EFP弾頭を発射するのではないか?

image147
image113

image114

この車輌は、もしかしたらディーゼルではなくハイブリッド車輌ではないか?

そして・・・もう一つ日本でいま大型臼砲の開発をしているという話は聞いたことが無いが、日本は長年レールガンの開発を行っている。しかも数年前の防衛技術シンポジウム でレールガンにブレイクスルーがあったと小耳に挟んだ。

image140

ということで、もしかしたら、もしかしたら、砲身はまだダミーだが自走式レールガンの可能性もある。

16式機動戦闘車搭載 新型RWS(遠隔操作式無人銃架)

image111

image156

右のRWSは2013年防衛技術シンポジウムで展示されたもの。

車輌搭載型RWSにはサーマルイメージャー、ビデオカメラ、レーザー測距儀、自動追尾装置、安定化装置などが組み込まれており、5.56mm、7.62mm、12.7mm機銃及び、40mmグレネードランチャーを搭載して評価試験が行なわれたが、搭載を想定していた装輪装甲車(改)の開発が中止されたため、16式機動戦闘車に搭載テストを行っている

73式装甲車後継 新型共通戦術装甲軌道車

image115

陸上自衛隊で唯一の機甲師団 第7師団には装輪装甲車ではなく装軌道車が必要である。
北海道は、高速道路より広大な原野での戦闘が想定されており、装輪装甲車では随伴できない可能性がある。

戦車と行動を随伴する歩兵戦闘車の主力は半世紀前の73式装甲車であり、その後継は装甲軌道車が必要となります。第7師団は機甲師団の体裁を保つために73式APCをかき集めていて、稼動する車輌は減り続け、73式APC
の後継は必要である。

image095
73式APCの遺伝子である前部ガンポートが中央部に確認できる。また、1970年代後半に試験的に第7師団で改装された車両が存在したが、まさにその遺伝子だ。

73式APC改造車は
車体後部の後部兵員室上に板金をリベット止めで組み立てた箱型の天蓋を設置し、M557のように兵員室内部の容積を増加させていた。天蓋には左右各2か所と後部2箇所と後部にガンポートが、上部には複数のペリスコープが設置されており、兵員室で立ち上がった状態で車内から射撃可能になっていた。

image162
まさに73式APCの遺伝子を感じる。
image097

image099
ディーゼルエンジンの排気跡が確認できるが、ハイブリッドである可能性がある。
image129
image122
新型施設作業車
image118
新型救急型装甲軌道車

89式装甲戦闘車後継 新装甲戦闘車

image117
第7師団と富士教導団だけ配備されている、89式装甲戦闘車等の砲塔を継承する新型装甲車の設計が2014年から進んでいるようです。現在この車輛の評価試験が本格化していると、北大路機関2020年1月21日号で見かけたが、まさかここまで進んでいたとは驚いた。

ツイッターでも東富士演習場にて陸上自衛隊装備実験隊の新型装甲車両が目撃され89式装甲戦闘車試作車を流用し後継車輌を開発中であるという情報が流れたが、どうせ89式装甲戦闘車のガンポートを塞ぎ追加装甲を施した改造車輌程度の認識だった

image125
https://twitter.com/kusurou_/status/1148219680340844544

富士装備実験隊の新型装甲車両は、
2019年富士学校創設記念富士駐屯地祭の式典会場に隣接する装備実験隊地区、立ち入り禁止地区の一番手前にカバーと共に並んでいたとのことです。
image101

image154

image119
89式装甲戦闘車の砲塔は35mm機関砲と79式対舟艇対戦車誘導弾を搭載していましたが、35mmエリコン機関砲は引き続き主砲となる可能性は高い。
image161
だが、さすがに40年前の骨董品のような79式対舟艇対戦車誘導弾はそのまま新装甲戦闘車の砲塔に採用されないだろう。砲塔のミサイルは中距離多目的誘導弾 MMPMか、
その改良型多目的誘導弾システム(改)と思われる。
image176

89式装甲戦闘車(ライトタイガー)は、戦闘重量26tと比較的強力な防御力を有し、90式戦車に随伴可能という機動力を有していました。しかし生産数が限られ、製造された車両も老朽化が進んでおり、このまま装軌道歩兵戦闘車は絶滅へと進んでいくものと達観しておりました。
しかし、装備実験隊の新型車両の存在は、 一条の光明です。89式装甲戦闘車の特色であった車体側面のガンポートは廃止されるようだ。1970年代ベトナムのジャングルで効果的であった乗車戦闘よりも、世界の時流は30年ほど前から機動打撃力を重視した設計となってガンポートは廃止されていました。ガンポートは重機関銃の大口径銃弾が被弾した際には貫通する恐れががあり、世界の装甲戦闘車では一部を除きガンポートは増加装甲で覆われるようになった。

共通車両の試作は2014年に三菱重工がシステム設計を二年間で3億円にて受注し、共通車体は2016年から二年間で14億円にて受注、装甲戦闘車の砲塔再利用に関する技術開発は日本製鋼所と三菱重工が2016年から2018年にかけ、3億円で受注しています。

image165

ハイブリッド動力システムはファミリー化を検討していた。

image173

防衛装備庁は陸上自衛隊が現在運用している75式ドーザを後継する、新型装甲ドーザ「ドーザ(装甲付き)の開発・製造契約を日立製作所との間で締結した。

新型装甲ドーザに関しては、国内開発品と外国製品を参考器材として導入し、試験を行なった上で導入する方向で検討が進めれていたが、比較試験を行なわず、国内開発で開発する方針に転換された。日立製作所と三菱重工業が応札し、日立製作所が落札した。

試験用参考器材の要求性能が全長8,000mm以下、全幅3,600mm以下、全高3,300mm以下、戦闘重量26t、最大速度30km/h以上であることは明らかにされているが、押土性能、防御レベルなどは明らかにされていない。

防衛装備庁は日立製作所との契約金額が6億3,470万円であることを明らかにしているが、防衛省は現時点では量産にあたっての調達計画や価格などは明らかにしておらず、また現在開発中であるために車体の写真も存在しない。

                                 

【4/3追記】
【航空新聞社:WING】2020.04.03  

image053

image066

image086


将来的には共通戦術装輪車を含め、ライフサイクルコスト低減図る

 三菱重工業が16式機動戦闘車(MCV)を開発した頃から人員輸送型の8輪式装甲車をユーロサトリ2014など海外の防衛展示会にMAVとして模型を出展するなど、装輪装甲車の開発を進めてきたのは周知のことだろう。今回、WINGでは次期装輪装甲車候補に選定された機動装甲車について、三菱重工業に話を聞くことが出来た。

 この機動装甲車がどのような姿となるのかについては、「既に(防衛装備庁との)契約履行中であり、仕様についてはお答えできない」としつつも、契約前の提案ベースで行っていたものはMAVで、前方にパワーパックと操縦席、後方にキャビン区画がある形の一般的な装輪装甲車のスタイルであると説明した。そして、その特徴・長所を「16式機動戦闘車(MCV)との部品共通化(ファミリー化)を念頭に、高品質な国内サプライチェーン基盤を活かし、維持整備、教育訓練にかかるライフサイクルコストの低減を図ることが出来る」ほか、「MCVと同等の機動力を有しており、随伴が可能となっている」と強調した。・・・

社内試作したMAVベースにMCVを
そして機動装甲車を開発

社内研究は先を見越した
各種取り組み・研究を進める

※写真=三菱重工業が防衛省に提案する機動装甲車のイメージ図(提供:三菱重工業)
image079

※写真=三菱重工業の装輪装甲車の源流といえるMAV。この社内試作車の技術をもとに、MCVが開発された(DSEI JAPAN2019で撮影)