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ミサイル護衛艦しまかぜ

 
まず昨日、3月30日(月)20時28分頃、屋久島の西約650kmの東シナ海の公海上において、警戒監視中であった海上自衛隊護衛艦「しまかぜ」と中国籍の漁船が衝突しました。中国籍であることはAIS並びに船に書かれている船名から確認しております。事故発生直後から、「しまかぜ」が搭載艇により中国籍の漁船の状況を確認するとともに、佐世保地方総監部を通じて、海上保安庁にも状況を通報しました。また、中国の海軍の艦艇が近傍を航行していたことから、「しまかぜ」との間で情報交換を行い、状況の確認に努めていたと報告を受けております。細部は引き続き確認中でございますが、「しまかぜ」に人的被害は発生しておりません。左舷の後部に若干穴が空いていたり、船体に若干の損傷がありますが、航行には支障がないようです。中国籍の漁船につきましては、「しまかぜ」が搭載艇を下して確認に行きましたが、1名、腰を痛め負傷中とのことですが、13名、死者及び行方不明者はありません。海上自衛隊は安全の向上のために事故調査委員会を昨晩立ち上げたところです。今後、海上保安庁の調査に全面的に協力をしていきたいと思います。また、防衛省においても事故原因の究明、再発防止に努めて参りたいと思います。

Q:漁船との衝突事案について、「しまかぜ」には左舷後部に穴が開いているという状況なのですが、「しまかぜ」側に回避理由はなかったという御認識なのか、また、現在この事案について、外交当局を含めてどういったやり取りをされているのでしょうか。

A:左舷後部に、「しまかぜ」損傷がございます。私も写真を見て確認しました。詳細については、海上保安庁がこれから様々調査を行いますので、現時点で私から憶測を申し上げるのは適切ではないと思いますので、分かっている事実関係のみ申し上げることにしたものでございます。

Q:損傷状況について、「しまかぜ」だけでも写真を公開するとか、じ後、そういった状況の公開とかというのは予定されているのでしょうか。

A:まず、海上保安庁と色々と調査・協力をする中で公開をしても構わないということであればやりたいと思いますが、事故でございますので、海上保安庁の指示に一義的には従っていきたいと思います。


Q:漁船の衝突ですが、少なくとも現時点で、12時間経っておりますので、これから、海上保安庁に協力ということをおっしゃっておりますが、今回の事故は、漁船が自衛隊の護衛艦に対してぶつかってきたのか、護衛艦が漁船にぶつかったのか、どちらなのかをお聞かせください。

A:海上保安庁の調査を待って、そうしたことは発表があると思います。

Q:護衛艦が衝突回避の動作をとったのでしょうか。

A:詳細については、海上保安庁の調査を経てから発表いたします。

Q:この事件が発生したのは、昨日20時28分ということですが、しかし、防衛省で発表があったのは、23時過ぎでした。この発表はリアルタイムだったのでしょうか。

A:そうです。

Q:漁船の衝突についてですが、発生場所の具体的な場所は分かっていますでしょうか。

A:屋久島西約650kmの公海上と聞いております。

Q:この辺りは、日中共同開発に合意しているガス田に近いという見方もありますが、大臣はどのようにお考えでしょうか。

A:詳細については、別途、分かり次第説明があると思います。

Q:大臣、先ほど、中国海軍の艦艇とやり取りしているとおっしゃいました。これはどういうことでしょうか。

A:中国側とコミュニケーションを現場で取れているということでございます。

Q:中国海軍と漁船との関係性はどのように御覧になっていますでしょうか。

A:ちょうど現場の近傍、近傍と言ってもどれくらい離れているか分かりませんが、中国海軍が航行中でしたので、中国海軍について通報したということです。中国側の漁船の被害状況を確認するという意味でも、その海軍の艦艇と連絡をその後続けていたということだと思います。
【産経ニュース】2020.3.31 12:13  

 河野太郎防衛相は31日午前の記者会見で、30日夜に海上自衛隊護衛艦「しまかぜ」と中国籍の漁船が鹿児島県屋久島の西約650キロの公海上で衝突した事故について、海自に事故調査委員会を設置したと明らかにした。事故原因に関しては海上保安庁が現在調査中だとして「憶測を申し上げるのは適切でない」と述べるにとどめた。

 「日中の外交当局もやりとりを始めている」とも説明し、外交問題には発展していないことを示唆した。

防衛省関係者によると、現場は漁船などの船舶が多く航行する海域で「漁船側に挑発の意図はなかったとみられる」という。死者や行方不明者はいなかった。
 
防衛省関係者によると、現場は漁船などの船舶が多く航行する海域で「漁船側に挑発の意図はなかったとみられる」というが、世界中にコロナ騒動が湧き上がっているなか、中国漁船が、自衛艦しまかぜに対し当たり屋行為を行ったと私は思う。

米軍の西太平洋配備空母2隻のうちの1隻「セオドア・ルーズベルト」において陽性患者が100人程度発生し、ルーズベルトの乗員約4800人のうち約1000人が退避を終え約2700人が、グアムに上陸隔離された。残りの乗員は原子炉の保守の為に船内に残るという。

西太平洋に配備されているあと1隻「ロナルド・レーガン」は米海軍横須賀基地でドック入りしており、緊急事態に対応できない。エスパー米国防長官は、「何かあれば、海外に展開する米軍10万人以上に警戒態勢を取らせる」とも述べているが、日本近海における軍事バランスに大きな穴が開いたことは確実で、中国の今回の
自衛艦しまかぜに対し当たり屋行為はけっして偶発的に起こったものではない。

中国は日本の出方を見守っているのだ。具体的な航路は公表されていないが、回避行動をとる自衛艦の船腹に漁船が突っ込むような接触だったと私は推定する。

自律航行可能とはいえ自衛艦の左舷後部船腹縦20cm横1m程度の亀裂ができ穴があいたとのこと。

最近の軍艦の脆さは漁船以下ということなのだ。21世紀を戦う現代の軍艦はスピードを出すため、甲板が薄い。下手すればアルミ製であり前大戦の頃の軍艦とは大違いである。

出来るだけ早く、遠くで敵を発見し、長距離のミサイルとヘリで敵を攻撃するのが、その役割である。ところが、2000年に発生した米艦コール襲撃事で自爆テロによる軍艦の脆弱性が問題となったが、米軍は軍艦構造の脆弱性を問題とせず、コストの問題に傾き、SLC沿岸域戦闘艦という中途半端で、間違った答えを出してしまった。その後イージス艦2隻が相次いで商船と接触、戦闘不能となった。

米軍の2017年に相次いで発生したイージス艦接触事件にも中国のサイバー部隊の暗躍が噂されているが、今回も海自護衛艦の船体強度の調査実験である可能性も否定できない。

中国は尖閣諸島
周辺に海警局の公船を派遣し日本の接続水域への侵入を繰り返している。
今までの侵入行動から一段上げた、行為が始まった可能性を疑う。

日本政府は、2010年の海上保安庁と中国漁船による尖閣諸島中国漁船衝突事件の時の管直人民主党内閣ようなのような、生ぬるい日本政府の対応をしている限り徐々にエスカレートすることは間違いない。そのうち、民間漁船を装った船ではなく公船使った衝突事故も発生する可能性もある。毅然とした態度で対応しなくてはならない。

中国外務省 華春瑩報道官は31日夜、「発生した海域は中国近海で、日本の自衛隊がこの海域で活動し、中国船の航行の安全に影響を与えた」と不快感を示し、航行の安全に対する懸念をすでに日本側に伝えたと発表しているが、一漁船の動きを把握しているような報道は、衝突を指示したかもしれないと私は疑ってしまう。

ここで、この事件を騒がず無視したり、野党や反日マスコミが自衛艦バッシングを行えば、中国の思う壺になってしまう。皆さん中国に抗議しょう!


新型コロナウイルスの爆発的感染拡大を受け、世界全体の感染者は2日、100万人を超え、死者は5万人を超えた。米ジョンズ・ホプキンズ大学の集計で分かった。こうしたなか、中国絡みの海上での特異なニュースが続いている。東シナ海で先日、海上自衛隊の護衛艦と中国漁船が衝突したが、直前には、中国軍の駆逐艦や哨戒機が沖縄や台湾周辺を航行・飛行していたのだ。太平洋上では、中国軍の駆逐艦が、米軍の哨戒機に軍事用レーザーを照射する事件も発生していた。米海軍の原子力空母セオドア・ルーズベルトは現在、感染者急増で米領グアムに停泊を余儀なくされている。一連の動きは、習近平国家主席率いる中国の国家ぐるみの挑発なのか、共産党内部にほころびが出ているのか。


防衛省によると、海上自衛隊の護衛艦「しまかぜ」が3月30日夜、鹿児島県屋久島の西約650キロの東シナ海(公海上)で中国籍の漁船と衝突した。死者や行方不明者はいなかった。

河野太郎防衛相は翌日、「海上保安庁の調査に全面的に協力していく」と発言。中国外務省の華春瑩報道官は「自衛隊の艦艇が関係海域で活動し、中国船舶の航行の安全に影響を与えた」と懸念を示した。

この直前から、中国軍による特異な動きが日本周辺で確認されていた。

統合幕僚監部によると、海上自衛隊のP-3C哨戒機が3月18日、沖縄県・宮古島の南東約80キロの海域を東進する中国海軍ルーヤンⅢ級ミサイル駆逐艦1隻、ジャンカイII級フリゲート2隻、フチ級補給艦1隻を確認した。これらの艦艇は、沖縄本島と宮古島の間の海域を北上して、東シナ海へ航行したという。

この複数艦艇の動きについては、台湾の通信社「中央社」の日本語サイト「台湾フォーカス」も同20日、「中国軍艦4隻が台湾東部海域を航行」「国防部(国防省)は19日、台湾周辺の海域、空域の状況は十分に把握していると説明した」と報じている。

その後、中国軍のY-8早期警戒機1機が同23日に東シナ海を、Y-9情報収集機1機が同25日に日本海と東シナ海を飛行し、自衛隊機がそれぞれ緊急発進(スクランブル)して対応した。

さらに、中国海軍のジャンカイⅡ級フリゲート1隻が同24日、対馬海峡を北上して日本海に進出し、翌日に対馬海峡を南下して東シナ海へ航行している。

世界中にコロナ禍が広がるなか、発生国である中国は、甚大な被害を受けている日本を挑発しているのか。

実は、中国軍は2月、世界最強の米軍にも仕掛けていた。

米CNN(日本語版)は2月28日、「中国軍、太平洋で米哨戒機に軍用レーザー照射」とのタイトルで、中国海軍の駆逐艦が前週、太平洋上空を飛行する米海軍の哨戒機P-8に対し、軍事用のレーザーを照射したと報じた。

米太平洋艦隊は同27日の声明で、「(中国海軍駆逐艦の行動は)危険かつ職業規範にそぐわないものだった」「兵器級のレーザーは、航空機と艦船の乗員並びにそのシステムに対し、深刻な損害をもたらす恐れがある」との見解を示したという。

そして、中国発の新型コロナウイルスは、米原子力空母セオドア・ルーズベルト艦内でも感染者を急増させている。米海軍は1日、感染者や感染の疑いがある乗組員計約2700人を下船させ、停泊中の米領グアムの基地などで隔離措置をとる方針を明らかにした。

米軍の中国への即応能力低下が懸念されているが、一連の中国側の動きを、どうみるべきか。

軍事ジャーナリストの世良光弘氏は「新型コロナウイルスに世界が苦しんでも、中国は関係はないといわんばかりだ。中国は、東シナ海などを自国の“領海”とみなし、ハワイなどを通る『第3列島線』までの海域では何をやっても良いと一方的に考えているようだ。まさに傍若無人。沖縄・尖閣諸島周辺に連日、中国当局の公船が侵入するのも、その一環といえる」と語った。

違った見方もある。

中国事情に精通する評論家の宮崎正弘氏は「習主席が、人民解放軍の海軍司令官を陸軍出身に代え、海軍はムクれている。一連の動きは、海軍の一部や管轄下の組織による『暴発』の可能性がある。軍を掌握しきれていない習氏への『嫌がらせ』かもしれない。中国海軍は予算配分も待遇も不満が鬱屈している。その表れかもしれない」と分析している。

ただちに、中国が戦争行為を仕掛けてくるとは思えない。なぜなら、中国は米国以上に中共ウイルスが蔓延しているからだ。もはやだれも中国国内で中共ウイルスの感染を封じ込められたなどと信じていない。中国軍内部にも水面下で相当数感染が拡大していると考えるのが妥当ではないか?

また、中国共産党内部でも、習近平独裁に対する怒りが蔓延しており、中国内部も一枚岩ではない。

内部対立激化で囁かれる政変!中国政治における「拡大委員会」とは何か? 
2020/04/02

中国軍の暴発は恒常的に行われてきている。海南島沖のP-3Cと中国空軍のJ-8Ⅱ戦闘機の空中接触事故など、英雄になり共産党の上部に上りたい軍人が軍内部には沢山存在する。
傍若無人な軍人が意図的に護衛艦に当たり屋行為を指示した可能性も高いのではないか?
また、習近平政権に対する海軍の造反とか、偶発的事故でないと私は確信しています。

「防衛省関係者によると、現場は漁船などの船舶が多く航行する海域で『漁船側に挑発の意図はなかったとみられる』」などというようなことは言うな!

最低限、護衛艦の修理費と謝罪を中国政府に要求しろ!