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いはらき新聞:Yahooニュース】7/9(木) 13:00配信

北茨城市の景勝地、五浦海岸一体の海底深部に約1650万年前、大規模な油田・ガス田があったことを解明したと、茨城大などの研究チームが8日発表した。海岸に広く分布する岩の塊を分析して天然ガス成分の検出に成功。埋蔵量950億立方メートル以上の巨大ガス田に匹敵する油・ガス田が存在していたと推定した。国内の探査船による地下資源探査では茨城沖も調査対象海域となっており、同大は「茨城沖に石油、天然ガス資源があるポテンシャルが高まった。今後の地下資源探査の進展が期待される」と指摘している。

研究成果は地質学の国際学術誌に公開された。

五浦海岸を含む海域は、炭酸塩による岩の塊を主とした堆積岩でできている。研究チームは2013年以降、炭酸塩の岩塊から多くの岩石試料を採取し、光学顕微鏡やイオン化検出器などを使った高感度分析法により、微量なガス成分の測定に成功した。炭酸塩の体積は少なくとも600万立方メートル(東京ドーム5個分)以上あり、そのほとんどが天然ガスに由来する成分で、海底の約73億立方メートル以上のメタンガスが化学変化して作られたとされる。

炭酸塩の岩塊ができたのは、大陸から日本列島が分離し日本海が拡大する地質時代(約2000万年~1500万年前)に当たる。激しい地殻変動によって海底深部の油・ガス田に亀裂が生じ、重量の軽い天然ガスが数万年以上にわたって断続的に海底に湧き出したと分析している。

五浦海岸は岡倉天心が晩年に居を構え横山大観らを指導した場所として知られ、国の登録記念物になっている。天心史跡の六角堂を取り囲む岩の奇景は炭酸塩の岩塊層になっている。

石油天然ガス・金属鉱物資源機構が運航する探査船「たんさ」による国の地下資源探査は、2019~28年度に全国の5万平方キロメートルで行われる計画。海底に音波を放つ方法を使い、油田やガス田の可能性を見つける。茨城県の50~100キロ沖も調査対象に選ばれている。

茨城大大学院理工学研究科の安藤寿男教授は「海底で出た天然ガスは風化したものを含めるとはるかに大量で、研究結果は巨大油・ガス田の存在を示す証拠となった。自然の風景や芸術で由緒ある場所で、地質の不思議さが明らかになったことは意義深い」と強調した。

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五浦海岸で採取した岩を手にする安藤寿男教授=茨城大水戸キャンパス

私がまだ高校生の時分、 1979年イラン革命政権が石油国有化に踏み切ったため第二次オイルショックが発動した。閉鎖された常磐炭鉱から装遠くない高校に通っていた私は、希望的観測で、常磐炭鉱の沖合いにでも海底油田があったらいいなという話を地学の先生としたことがある。石炭と石油が出るところは根本的に違うと一蹴された。だが、もし茨城県沖に本当に海底油田が存在するならば、妄想が現実になる。

はたして、北茨城の海底に巨大油田などあるのであろうか?


中国が侵略を試みている尖閣諸島周辺の海底資源の可能性は、1961年東京水産大学の新野弘教授 と米ウッズホール海洋研究所の地質学者のケネス・O・エメリー博士 が、論文を発表して初めて指摘された。1968年、国連・アジア極東経済委員会(ECAFE)が東シナ海で海底調査を行い、1969年に出されたその報告「東シナ海海底の地質構造と海水に見られるある種の特徴に就いて」の中で、ECAFEは「台湾と日本との間の浅海底は、世界的な産油地域となるであろうと期待される」として、石油有望地域と評価した。

これを受けて、日本、中国のそれぞれが、尖閣諸島周辺海域で調査した。日本は1969年、70年に、スパーカ震源による地震探査法で調査し、推定埋蔵量1,095億バレルとはじいた。中国側調査(1980年代初め)で 700億~1,600億バレルと埋蔵量評価した。爾来、この海域に巨大な石油・天然ガス田の存在が有望視された。

イラクの推定埋蔵量に匹敵するという推定埋蔵量の信用性は、1660年代の調査技術の水準から考えると希望的観測にすぎなかった。1994年近代的地震探査による政府公表の埋蔵量によると、約5億キロリットルと国会で答弁している。バーレル換算32.6億バーレルという数字である。参考ソース

中国は尖閣諸島は中国の核心的利益だと主張していたが、最近は中国固有の領土だといい始めている。実はそんなに埋蔵量がない尖閣よりも、茨城沖のガス田/油田の方が大消費地首都圏に近く日本にとって、メリットが大きい。だからといって尖閣を中国に1mmとも譲るわけにはいかない。寸土を失うものは全土を失う。
尖閣で中国を放置すれば、次に茨城県沖にどんな屁理屈を付けやってこないともいえない。

ガス田で言えば南房総に既に巨大なガス田があり、房総からさほど遠くない常陸沖に巨大なガス田があってもおかしくはないであろう。また、ガス田があるならば、もしかとすると、房総~常陸沖に油田があっったとしてもおかしくはないであろう。

関東天然瓦斯開発株式会社

天然ガスはどこに眠っているの?
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当社が開発している南関東ガス田は、千葉県を中心に、茨城・埼玉・東京・神奈川県下にまたがる広大な水溶性天然ガス 田です。可燃性天然ガスは、その存在している状態により、構造性天然ガス、炭田ガス、水溶性天然ガス等に分類されます。水溶性天然ガスは、微生物起源のメタンガスが、地下の地層水に溶解しているものです。

千葉県で天然ガスが産出するのは、上総層群(かずさそうぐん)という地層です。これは第四紀更新世(こうしんせい)という地質時代(今から約300~40万年前)に海底に堆積した、主に砂岩と泥岩からなる地層です。

この砂岩と泥岩の互層中にある地層水にガスが溶けた状態で存在し、ガス層を形成しています。この地層水は、「かん水」と呼ばれ、昔の海水が地層の中に閉じ込められたものです。その成分は現在の海水とよく似ていますが、現在の海水と比べて約2,000倍のヨウ素分を含む等の特徴があります。

豊富な埋蔵量

南関東ガス田は可採埋蔵量が3,685億m³にも達する、わが国最大の水溶性天然ガス田です。その中でも茂原地区は、(1)埋蔵量が豊富で、(2)鉱床の深度が浅く、(3)ガス水比(産出水量に対するガス量の容積比)が高い等、天然ガス開発に有利な条件を備えています。

当社鉱区における天然ガス可採埋蔵量は、約1,000億m³。現在の年間生産量で計算すると約600年分にもなります。
(算定方法はJIS(M-1006-1992)の容積法による。)

メタンハイドレードよりも、現状では期待が持てる案件である。

石油・天然ガスとは|採用情報|国際石油開発帝石 [ INPEX ]
https://www.inpex-recruit.com/energy/about01.html

日本のエネルギーの20%を占める。日本の年間天然ガス消費量はちょうど1000億㎡。
茨城沖に巨大ガス田があっても輸入に頼らざるをえないことにはかわらない。
メタンハイドレード開発もあわせて国策としてすすめていただきたいものだ。

一般に石油は太古のプランクトンなどの生物が堆積してできたケろジェン説が有力で、プレートの境である日本近海で、温暖で浅い海面が長期的に存在していたとは思えず、事実秋田や新潟には小規模ながら油田があっても太平洋岸にはガス田はあっても油田は一切無い。

石油ってどうやってできたの?【石油情報センター】

大昔の生物がくれた贈り物

 石油は、数億年前の生物の死骸が化学変化を起こしてできた化石燃料といわれています。石油の成因については、長い間「有機(生物)起源説」と「無機(無生物)起源説」の両論が主張されていましたが、現在ではほぼ、有機説に統一されており、その中でも「ケロジェン起源説」が有力です。この説では、生物の死骸が海底や湖底に堆積し、その大部分が化石化してケロジェンと呼ばれる物質になり、長い間に地熱と地圧の影響を受け熟成されて石油に変化したとされています。
 できた石油は、地下の圧力で上へ上へと浸透し、油を通さない岩層(帽岩)で遮られた背斜トラップに移動集積して、貯留したものが石油鉱床です。
 石油は、岩石の隙間に貯留しています。石油は、地下に沼や湖のように貯まっているわけではありません。「貯留岩」と呼ばれる砂岩や石灰岩などの孔や隙間に貯留しているのです。
 現代の生活に欠かせない石油は、実は過去の生物が私たちに残してくれた偉大な贈り物なのです。




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少なくとも常磐沖はずっと海底であったようで、プランクトンが降り積もっていた可能性は高いのだが・・・私は山師ではないので石油があるのか無いのかは断言できません。

わたしは石油の起源について圧倒的多数派である石油有機起源説(ケロシン説)ではなく、主に東欧やロシアで唱えられている石油無機起源説(マントル起源説)を支持したい。


無機起源説は1870年代、元素の周期律表で知られるロシアの化学者メンデレーエフが唱えたのが始まりで、旧東側諸国では従来から定説とされていた学説で ある。ただし、旧西側諸国では、定説とされてきた石油「有機」由来説に真っ向から反対するものであったため長く顧みられることがなかった。その後トーマ ス・ゴールドが取り上げたことで、西側諸国でも脚光を浴びることとなった。 天文物理学者であるゴールドの説く石油無機起源説は、「惑星が誕生する際には必ず大量の炭化水素が含まれる」「炭化水素は地球の内核で放射線の作用により 発生する」「この炭化水素が惑星内部の高圧・高熱を受けて変質することで石油が生まれる」「炭化水素は岩石よりも軽いので地上を目指して浮上してくる」と いうものである。

無機起源説の根拠としては「石油の分布が生物の分布と明らかに異なる」、「化石燃料では考えられないほどの超深度から原油がみつかる」、「石油の組成が多 くの地域でおおむね同一である」、「ヘリウム、ウラン、水銀、ガリウム、ゲルマニウムなど、生物起源では説明できない成分が含まれている」などが挙げられ る。 また、有機成因説が根拠としている、石油中に含まれる炭化水素の炭素同位体比を調べた結果、炭素数の少ない炭化水素ほど、質量の軽い炭素同位体を含む割合 が多くなるという傾向は、地下から炭化水素が上昇する過程で、分子の熱運動により重い同位体が分離され、炭素12比率があがることも説明可能となる。

この石油無機起源説であれば、太平洋プレートが北米プレートの下に入り込む常磐沖にマントル起源の炭化水素が湧き上がってきて油田を形成しているという説の方がしっくりくる。
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https://www.hinet.bosai.go.jp/about_earthquake/sec4.1.html

あるのか無いのかはわからないが、あったらいいな常磐油田。