【産経新聞】2021.3.3 11:20 

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海上自衛隊の新型護衛艦「もがみ」=3日午前、長崎市

 海上自衛隊の新型護衛艦「FFM」の1番艦の命名・進水式が3日、三菱重工業長崎造船所(長崎市)で開かれ、「もがみ」と名付けられた。FFMは船体をコンパクト化し、従来型より少ない隊員で運用できる。機雷除去の能力を備え多様な任務に対応できるのも特徴。令和4年に就役予定。

 海自によると、全長132・5メートル、全幅16メートル。基準排水量3900トンで、乗員約90人。レーダーで捉えられにくくするため、外観の凹凸を減らした。納入部品の製造工程でトラブルがあり、昨年11月予定の進水が遅れた。建造費は同月に進水した2番艦「くまの」と合わせ約1055億円。

 防衛装備庁や三菱重工によると、FFMは5年度までに10隻建造する予定で、将来は22隻に増やす。同造船所では、3番艦の建造も進んでいる。
•2021/03/04

3月3日桃の節句の日に、昨年11月に進水する予定であった
30FFM・3900トン型護衛艦1番艦が4カ月遅れで進水した。昨年川崎重工業においてガスタービンエンジンを試験稼働中、部品が脱落し、それをエンジンが吸い込んでしまい修理に時間がかかってしまったのだ。


ご存じのように、2番艦「くまの」が2020年11月に命名進水式が行われた。

わたしは、1番艦の艦名を「しなの」と予想していたのだが・・・・
海上自衛隊内で艦名を募集し検討を経て、岸信夫防衛相が「もがみ」と決定した。今後30FFM・3900トン型護衛艦は、「もがみ」型となる。

過去に似たようなことがあった。帝国海軍の重巡洋艦古鷹型は、当初2番艦である加古が先に計画されていた。ところが1番艦となるはずであった「加古」は、竣工直前にクレーン事故があったため工事が遅れ、結果的に竣工は当初2番艦の予定であった古鷹が先になった。 そのため計画時は起工1番艦から「加古型一等巡洋艦」と呼ばれていたが、後に、竣工の先である古鷹がネームシップとなり古鷹型となった経緯があった。その為、後に古鷹・加古型と呼ばれることもある。

30FFM・3900トン型護衛艦は竣工時まで艦名がきまっていなかった為、後々2020年に先に進水した「くまの」名を冠して「くまの型」とか、「もがみ・くまの」型と呼ばれることはないであろう。

当ブログの2018年04月21日記事「30FFM 3900トン型護衛艦の艦名について」において

予想した一応22隻の艦名候補リストには「もがみ」を挙げていたので大外れではないが、2番艦が「くまの」となった段階で、
「もがみ」を本命とすべきであったかもしれません。旧帝国海軍重巡「熊野」は「最上型」4番艦に当たるので可能性はなきししもあらずと、一瞬思いましたが、1番艦ということは同型艦の「ネームシップ」となるので、海自護衛艦のネームシップは意図的かどうかはわかりませんが、旧帝国海軍軍艦のネームシップと被ることを避けていたように思っていました。

海自護衛艦で旧帝国海軍のネームシップと同じとなったのは、海自初のイージス艦が帝国海軍巡洋戦艦「金剛」を戴き
「こんごう」として誕生したことがありました。

「こんごう」は例外として海自は意図的に旧帝国海軍軍艦のネームシップを護衛艦のネームシップには用いない傾向にあるので、「もがみ」は一番艦候補名から外していました。

日本の艦艇として「もがみ」は、四代目となる。初代は、日露戦争前に計画され、開戦とともに長崎の造船所で起工し急いで建造したが、ギリギリ間に合わず、日露戦争の終戦と同時期に竣工した旧帝国海軍 通報艦「最上」、二代目が旧帝国海軍重巡洋艦「最上」、三代目が海自のいすず型護衛艦2番艦「もがみ」そして本艦が四代となった。ちなみに、いすず型護衛艦「もがみ」も三菱造船長崎造船所(現・三菱重工業長崎造船所)で建造された。
なお、二代目重巡最上は、呉海軍工廠で建造された。

私は小学生の頃プラモデル作りに熱中していました、もちろん航空巡洋艦「最上」も作りましたが、11機もの水上機を後部甲板に搭載した雄姿に、私はとても魅せられた。

航空巡洋艦最上は、重巡として最後に計画された利根型、軽巡洋艦大淀、航空戦艦に改装された伊勢・日向とともに、その充実した航空兵装が第二次世界大戦後ヘリコプターが実用化した後の海自護衛艦や戦後各国海軍の軍艦に多大な影響を与えたとも言われている。


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四代目もがみ型の乗員は、通常型の汎用護衛艦の半分程度の約90名です。二代目旧帝国海軍重巡最上は、乗員数は944名。基準排水量11200tと、大きさが違うとはいえ十分の一である。三代目護衛艦「もがみ」は基準排水量1490tとはいえ乗員数は四代目の倍の183名、この四代目の90名がいかに少人数であるかが分かります。この調子でいくと、おそらく50年後あたりの5代目は・・・まちがいなく無人になっているかもしれません。(笑)

ちなみに、一番艦が「もがみ」となったので、これで今年の11月に予定されている三番艦・四番艦の名前はもう「みくま」「すずや」で決まりだろうという噂だ。だが、「すずや」の場合命名元の鈴谷川は現在ロシア領の樺太南部を流れる川であるから採用されないかもしれません。

ちなみに第二次世界大戦後ソ連に占領された後も鈴谷川の名前はрека Сусуя日本語表記はススヤ川(рекаは川)で鈴谷川を継承しています。

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2019年05月18日

一番艦「もがみ」が就役したことで「もがみ型」が始動した。

「もがみ型」護衛艦の上部構造体は傾斜した板で覆われた日本のステルス型軍艦の始祖となる。ステルス型軍艦は、1996年のフランスのラファエット級を皮切りにスウェーデンのヴィスビュー級コルベットなど米国のズムウォルト級ミサイル駆逐艦など米国や欧州はステルス化で先行していた。

中国が最近完成させた1万2千トンを超える055型駆逐艦はもはやや巡洋艦といえる大きさだがステルス軍艦である。

もがみ型は基準排水量3900トンだが満載排水量は5,500トンと半分、乗員も055型300人に対し90名に過ぎないが、VLS搭載後はミサイルの数こそ少ないが、能力的には中国の055型駆逐艦の対潜戦、対空戦、対水上戦能力を凌駕する。

当初「もがみ型」は日本版のフリーダム級を意識した沿海域戦闘艦(LCS)になりかけたが、当ブログのように米LCSは失敗作であるから、重武装化すべきであるという意見が沸き上がった。



2017年02月17日

2015年11月08日


2014年05月11日


2013年11月08日

2015年5月南シナ海の南沙諸島周辺海域で偵察活動を実施していた米海軍のLCSフォート・ワース(LCS‐3)が中共海軍054A江凱II型フリゲート追尾を受け、「海上衝突回避規範」に沿って海上での偶発的な衝突を回避するための行動基準を取るような緊迫した状況に何度も陥ったという。フォート・ワースは3000トン級の最新鋭艦であるにもかかわらず、追尾する中国のフリゲートを撃沈できる対艦ミサイルを搭載していない。敵艦を攻撃できるLCSの武器は、射程6.5kmの57mm単装砲が1門にすぎなかった。

この事件をきっかけに
沿海域戦闘艦(LCS)は失敗作として、今日の「もがみ型」が誕生したのである。

「もがみ型」はより従来海上自衛隊汎用護衛艦の装備をより小型のステルス艦に詰め込んだ上に、掃海・機雷戦を戦えるマルチ軍艦となった。

欧米諸国や中国などでもステルス形状の駆逐艦が増加しており、「もがみ型」世界的時流に対応したものと言える。搭載機器の性能は中国より優れているので、055型駆逐艦より小型だが対抗できる優れた軍艦となった。

今後、あさひ型護衛艦の後継型として建造されるであろう07DDは「もがみ型」を大型化して上部に高性能レーダーを追加する可能性が高い。


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以下はDdogのちょっとした会社に対する愚痴。

省人化無人化は今のご時世である。コンビニやスーパーのレジは自動払いとなり、ネットショッピングは配送以外無人である。その影響は私が勤務する会社にも及んでいる。

長年第一線の
営業マンとして働いてきたが、定年間際の私は現在はバックオフィス部門である。昨年までは各支店でそれぞれバックオフィスが設置されていたが、バックオフィスの集約化が急ピッチで進んでいます。会社は、お客様第一主義と看板に掲げていますが、看板とは裏腹に、駅前1等地の路面店舗から、来店が不便な空中店舗へ、テレワークの普及で固定席の廃止を行い、営業員のテレワーク化を恒久的制度として、要するにお客様の都合に関係なくコストカットが行われています。

私のケースでは、昨年6支店2営業所の事務を私が勤務していた支店が基幹店となり集約して事務を行っていたが、この正月には3つの基幹店に設置されていた集約オフィスを再統合し12支店7営業所を約30名で担当しています。4月からは地方店舗も担当するようになる予定である。ほとんどの増員がないまま20数支店+10数営業所の担当となるようだ。現在既に業務がパンクしているのにこの状態で無理やり集約化して仕事量を倍増になればどうなるか?

現実を無視し机上の空論で兵站を無視し、無茶な目標を設定すればどうなるか・・・緒戦の真珠湾やマレー攻略は、優秀な現場の下士官と兵員の奮闘で日清日露戦争同様に成功してしまった。だがそのまま、消耗戦(デフレ経済)が続く戦局が不利な状況下でも通用するわけがない。私は、特攻隊とまではいかないが、ほとんどインパール作戦かマリアナ沖海戦に臨む帝国陸海軍兵士の気分である。

我が部のトップは一人10%スキルアップすれば乗り越えられると理想論気休めを言っているが、算数もできないのか!ほとんど精神論である。時代の流れなので仕方がないのだが、表看板がお客様目線のお客様第一主義を掲げたままのが腹が立つ。皇国不敗理論を終戦直前まで信じて裏切られた戦前の皇国臣民同様、そのうちお客様が怒りだしかねないと思う。

参謀がアホで兵站を無視した作戦を立てれば結果がどうなるか?おのずと結果が分かっている。我が社の経営陣は頭が悪い米系の経営コンサルティングの言うなりの経営を行っているようにしか思えない。そんなことを続けたらいったいどうなるか・・・・確かに人気の就職先ランキングは上がったが、私から言わせれば会社が「茹でカエル理論」に陥っているように見えます。だから株価も給料も下がりっぱなしなのである。

その点、失敗の本質を当社経営陣より少しだけ理解していると思われる防衛省の岸防衛相は昨年11月の記者会見で、FFMについて複数クルーでの交代勤務の導入などによって稼働日数を増やす方針を明らかにした。我が社もクルー制で朝夕二交代にしてもらいたいものである。

ところでこれ読んでるY次長?10%理論はおそらくO部長の発言だろう?隣のT次長と私はほぼ同時に算数もできないのかよ」と失笑してしまったが、これが本音! 

なお 鍵の件は m(;∇;)mゴメンネ.