習近平 プーチン会談で、プーチンは中国から砲弾や半導体等の供給を求めるだろう。そして引き続き石油天然ガスを中国に買い取ってもらうことは既定路線だ、では習近平は プーチンと会談を行って引き換えにロシアから何を引き出そうと言うのか?私は第5世代戦闘機Su75チェックメイトの供与ではないかと予想している。どこからか情報が入ったわけではない。あくまでも私の勝手な予想だ。もし当たったらサプライズかもしれません。


現在中国は空母を建造したが載せる戦闘機がない、現在稼働しているのが第4世代戦闘機のJ-15であり、離発着訓練には使えるが実際の作戦行動はとてもできないというのが現状です
中国第5世代戦闘機J-20は大きすぎて艦上戦闘機化は難しそうであるし、同じくロッキードマーチンF35をパクった中国第5世代戦闘機J-31を艦上戦闘機化したJ35をJ-15の後継機にしようと目論んでいるが、J-31の評判はかなり悪く中国空軍ですら採用しないのである。J35が艦上戦闘機として成功するとは思えないのである。


折角空母を建造したが載せる戦闘機がなければ話にならない、第5世代戦闘機Su75チェックメイトを導入し艦上戦闘機化すれば第5世代の艦上戦闘機を入手できる。同じ第5世代の艦上戦闘機でもJ35とSu75ではおそらく比較にならない実力差だろう。

習近平 プーチン会談は砲弾武器との引き換えに艦上戦闘機化したSu75チェックメイトの供与を取り付けるためではないか?

ちなみに中国はロシア第5世代戦闘機Su-57の供与を何度も求めたが、ロシアは拒否をし続け供与に至っていない。ロシアは勝手にコピー機を作り輸出までする中国へ最新戦闘機の供与をしないことにしたのだ。ただ、ロシアはウクライナ侵攻戦争以降世界中から経済制裁を受け、このままだとSu75チェックメイト開発の資金繰りもできず半導体等の入手もできず2023年に予定されている初飛行もできるかどうか怪しい。開発資金の投資を期待していた一っか国だったUAEに投資を断られ、Su75チェックメイトの開発は現在お蔵入り寸前である。

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Su-75
ベトナム戦争(1955年11月1日 – 1975年4月30日)や中東戦争で米軍のF4戦闘機やフランス製ミラージュ戦闘機の好敵手として空戦を繰り広げたのがソ連のベストセラー戦闘機だったのがMig21であった。
今日戦闘機市場における買い手の多くは第三世界の国々でありステルス技術や打ちっ放しミサイルよりも信頼性が高くより安価なモデルに興味を持っていてMig21は今でも中東などで愛されており復刻版の話が出ているが、デッドコピーした中国製戦闘機は安かろう悪かろうで人気が低い。アメリカやヨーロッパ製戦闘機は高価であるのでロシア製戦闘機の需要は旧ソ連圏中東中南米アジアにある。

ロシアの最新戦闘機スホーイ75チェックメイトは21世紀のMig21を目指した戦闘機だった。

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Su-75
ロシアの第3世代ジェット戦闘機は、大型戦闘機のMig25、軽量戦闘機のMiG-21だっはたが、ロシア第4世代ジェット戦闘機はSu27系とMig29の双発戦闘機で単発戦闘機は無かった。
ステルス性能を持つ第5世代は双発戦闘機のSu-57のみであり、売れ筋の軽量単発戦闘機の品揃えが第4世代ジェット戦闘機に続き空白だった。Su75チェックメイトを開発する必然性があった。同機の価格はF-35戦闘機の7分の1である2,500万~3,000万ドルほどとされ、軍用機市場におけるロシア機の競争力を高める狙いから、より低コストな単発機が計画された。
最大6つの標的の同時攻撃と無人航空機の搭載が可能とされる。同機の航続距離は3,000キロ、ペイロードは7,400キログラムに設計され、最高速度はマッハ1.8〜2。人工知能によって操縦がサポートされるほか、機体には5発のミサイルを内蔵、機外にも複数のミサイルを搭載できる。

試作機は同国大統領ウラジーミル・プーチンが出席する2021年7月のMAKSにて初公開され、ЛТС計画(Лёгкий тактический самолёт:軽量戦術航空機計画)に基づき開発中のスホーイによると、初飛行は2023年、オペレーターへの初受領は2026年に計画されていた。

2022年2月に始まったウクライナ侵攻戦争がSu75をチェックメイトしてしまった。


製造に必要な半導体はじめ必要な資材の調達ができなくなった。更に開発資金のパトロンだったアラブ首長国連邦が投資を止めたために。代替案としてインドを共同開発に招待していて、開発計画が完全に頓挫したわけではないが、インドの反応次第では開発中止となるかもしれない・・・
ただ・・・中国は現在空母を建造したものの、搭載戦闘機が無い洒落にならない状況なのだ、プーチンが 新規艦載戦闘機の供与に中国が喰いついてくる可能性は高い。評判の悪いJ31が艦載機化したJ35が成功するとは思えず、中国はロシア製の艦載戦闘機を熱望している。第4世代戦闘機Mig29KになるかSu75チェックメイトになるかはわからないが中国からすれば第5世代戦闘機Su75チェックメイトの艦上戦闘機化したものが欲しいところだろう。

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Su-75












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           j-15                Su-33



中国の空母艦載機「J15」お払い箱に?…欠陥露呈でパクリ先ロシアに支援要請か
産経WEST2016/5/29 15:00

覇権獲得のためになりふり構わぬ軍拡を続けている中国だが、やはりそのひずみはそこかしこに出ているようだ。中国が初めて保有した空母「遼寧」の艦上戦闘機J15に技術的な欠陥が見つかり、ロシアに技術支援を要請するか、代替機を探さざるを得ない状況になっている。もともとJ15はロシアの艦上戦闘機Su33を模倣して製造したものだ。要するに未熟さ故に模倣しきれず、パクリ先のロシアに泣きつこうとしているということになる。

生産数はたったの16機どまり

カナダの軍事情報サイト「漢和防務評論」や米華字ニュースサイト多維新聞によると、J15は配備から4年がたつが、これまで生産数は16機にとどまっている。注:(2022年時点で65機+)量産化が大幅に遅れているため、空母向けのパイロット養成に大きな支障が出る可能性がある。

J15は旧ソ連・ロシアの戦闘機Su27の艦上機型であるSu33を中国が国産化したものだ。中国はSu33を購入しようとロシアと交渉していたが、技術提供や価格などで折り合えずに決裂。このため、中国は旧ソ連崩壊で独立したウクライナに接近し、ウクライナが保有していたSu33の試作機を入手し、艦上戦闘機に関する技術を取得。J15の開発にこぎ着けた。遼寧そのものも建造に着手されながら、ソ連崩壊のあおりを受けてスクラップ同然となった未完成の空母「ワリヤーグ」をウクライナから購入し、改修したものだ。 

戦力化は間近との見方もあったが…

 中国の国営新華社通信は2012年11月、遼寧で艦載機による発着訓練が実施され、成功したと報道。中国のテレビニュースでは2機のJ15が遼寧に着艦してスキージャンプ台を使って発艦する様子が放映された。

 J15に関しては、中国海軍司令員の呉勝利上将が2015年12月に遼寧やその航空部隊を視察したことなどを受けて、駆逐艦や補給艦などを従えた遼寧が機動部隊として洋上を航行する日はそう遠くなく、2016年夏ごろには戦力化されるとの分析もあった。

こうしたことから中国は、空母艦載用として適しているとされるロシア製のエンジン「AL31F」をJ15に搭載しているが、Su33を無断でコピーしてJ15を製造した中国は正式なルートでロシアから「AL31F」を購入することができない。現在、J15が積んでいる「AL31F」は、中国が合法的にロシアから輸入したSu30MKKやSu27SKなどから転用したものだ。ただ、これではSu30MKKやSu27SKは本来の性能を発揮できるわけがない。J15の問題は中国の航空戦力に深刻な影響を与え始めていることになる。


 「漢和防務評論」は、「J15は技術的な問題が多く、遼寧への配備後も、艦上でのメンテナンスが行われていない」としているが、今のところ技術的な問題がどのようなものかは定かになっていない。しかし、J15の元になったSu27は今から40年近く前の1970年代に開発された点を考慮に入れると、特にエンジンに関するトラブルを抱えている可能性が高い。

技術不足で高性能エンジンの開発ができず

 J15に限らず、空母の艦上戦闘機は急激な発着を繰り返すため、陸上で発着する戦闘機に比べて機体やエンジンにかかる負担が大きくなる。また、潮風にさらされるためにメンテナンスも容易ではない。

J15に搭載可能な中国が独自に開発したエンジンとしてはターボファンエンジンの「WS-10」がある。しかし、エンジンの寿命が短いなど性能や信頼性の面で問題があるといわれている。中国がウクライナからSu33の試作機を購入した際、完璧な設計図を手に入れることができなかったのではないかという軍事問題専門家の指摘もある。

こうしたことから中国は、空母艦載用として適しているとされるロシア製のエンジン「AL31F」をJ15に搭載しているが、Su33を無断でコピーしてJ15を製造した中国は正式なルートでロシアから「AL31F」を購入することができない。現在、J15が積んでいる「AL31F」は、中国が合法的にロシアから輸入したSu30MKKやSu27SKなどから転用したものだ。ただ、これではSu30MKKやSu27SKは本来の性能を発揮できるわけがない。J15の問題は中国の航空戦力に深刻な影響を与え始めていることになる。

空母機動部隊運用の夢が遠のく?
 
「漢和防務評論」は代替機を導入する場合、ロシアが開発し、インド海軍が導入している空母艦載機Mig29K戦闘機か中国の第5世代戦闘機のJ31を候補に挙げている。

 しかし、ロシアがMig29Kを売却するかどうかは中露両国の軍事協力の行方やロシアと西側諸国との関係に影響されるなど不確定要素が多い。また、艦上機型のJ31の製造・運用にこぎつけるまでには10~15年は必要になる。一日も早い空母機動部隊の運用を夢見る中国がそんなに待てるはずがない。

 「漢和防務評論」は、中国にとってJ15の改良を続けることが最も可能性のある案で、Su33を製造したロシアのスホーイ社から専門家を招請し、設計図を入手するのが現実的な方法だと指摘している。

 もちろん、ロシアに対して正式に技術支援の要請をすることは、中国がSu33を勝手にコピーしたことを認めて、わびを入れることにもなるが、「漢和防務評論」は、資金さえ出せばロシアは中国にSu33の設計図を渡すはずだと分析している。



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            J-11                Su-27

中国がSu-33をデッドコピーをしなくてはいけなくなったのは、Su-27をコピーした“殲撃11”を中国が「自主開発」したと主張、中国はこの戦闘機を、自国内に配備しただけではなく、パキスタンなどにも輸出した、こうした事態に、ロシアは当然激怒。ロシアは、報復として、新規の艦載機売却契約を全面的にストップしたからであった。


ロシアのが供与した技術を勝手にコピーして、ライバル製品として輸出して怒らないほうがどうかしている。

結局のところ中国はJ-15を改良し続けているが艦上戦闘機風の空母離着艦練習機にすぎない。
インド空母はMig29を艦載機化したMig29Kを導入したので中国もMig29Kは第4世代戦闘機といえど喉から手が出るほど欲しい。

習近平 プーチン会談でロシアが中国から砲弾等武器供与引き出すとプーチンのとっておきの切り札はMig29KかSu75になるかは不明だが中国に対する艦載戦闘機の新規売却契約となるだろう。

台湾侵攻作戦にもし間に合わせたいならMig29Kを選択するかもかもしれないが作戦が2025年だとしたら製造→訓練→実戦化を考えるとおそらく間に合わない。J35を台湾侵攻作戦に使うならJ31を使ってタッチアンドゴー訓練をすればギリギリ間に合うかもしれない。おそらく中国はMig29Kより艦上戦闘機化したSu75チェックメイトを選ぶ可能性が高いと思う。