次期汎用型護衛艦DDX(12DD)予想画像



PACIFIC 2019に出展された三菱重工の30FFM発展型新型ミサイル護衛艦 FMF-AAW
自衛艦の就役~除籍年数39年で計算した表を作成して、新型汎用護衛艦の予算化の年数を改めて精査してみた。



平成19年度護衛艦「あきづき」 Akizuki class destroyer 2010年10月24日
として計算した。
基準排水量7,000~8,500t 満載排水量 10,000t全長145〜160m、前幅18m、速力 最大30kt+αMark45 62口径5インチ単装砲 1基RWS 2基Mk.41 VLS (64セル) 1基(最大2基80セル)17式SSM 4連装発射筒 2基Sea RAM 1基 / DEW(指向性エネルギー兵器)1基HOS-303 水上魚雷発射管 2基艦載機 SH-60K哨戒ヘリコプター 1機
具体的には三菱重工のFMF-AAWが64基のVLSを想定しているので、次期汎用型護衛艦DDX(新12DD)も64~80程度ではないか?また、SSMについては、開発中の極超音速巡航ミサイル/滑空弾の艦載型も搭載を見込まれる。

護衛艦用長射程化、2次契約で100億4400万円防衛装備庁は先頃、対艦ミサイル装備の航空機に対処するため長射程化を図って国内開発している護衛艦搭載向けの「新艦対空誘導弾」(その2)を三菱電機と100億4400万円で契約した。これは2017年度予算による約88億円の「新艦対空誘導弾」(その1)契約に続く第2次契約で、開発総額は224億円とされる。開発計画は2017年度から2023年度まで試作、2017年度から2024年度まで試験の計画となっている。新空対艦誘導弾は海上自衛隊の護衛艦に搭載するもので、陸上自衛隊が装備している03式地対空誘導弾(改)と共通のミサイルを使用して、動揺の大きな艦上からの発射や、長射程化のための中間誘導などが技術開発目標となっている。海自の護衛艦は現在、米国から導入したESSM艦対空ミサイルを装備しているが、防衛省ではより遠方から敵航空機に対処できる能力を持つ長射程の艦対空ミサイルを国産開発することにした。周辺諸国で長射程の空対艦ミサイルの装備化が進展している情勢に対処するもので、航空機のほか、対艦ミサイルそのものの迎撃破壊も行う構想で開発を進めている。装備化により護衛艦の防空能力の強化、海上優勢の獲得を図る。※画像=新艦対空誘導弾の構想図(提供:防衛省)

■高エネルギー兵器
<妨害電波EM>
<高出力マイクロ波兵器>
極超音速巡航ミサイルや、変則軌道弾道弾や滑空弾は、遠距離はミサイルで迎撃するが、中近距離においては主に高出力マイクロ波(HPM)が迎撃に当たることになるであろう。
高出力マイクロ波(HPM)により電気系統のショートが発生し、よほど精密に防御加工しなければ、高出力マイクロ波(HPM)の前では回線に電気コードを使用した兵器は無力化してしまう。光ファイバーやコーティング対策を行えば擦り抜けも可能であるが、中国やロシアの雑な兵器にHPM対策は可能であろうか?
<高出力レーザ兵器>
<レールガン>
レールガンも実用化している可能性がある。日本の場合対地対艦攻撃用というよりは、主に防空用として弾道ミサイル迎撃にも使用される可能性がある





左右舷の小さな開口部は、短魚雷発射管(HOS-303)用のものである。



●トマホーク巡航ミサイル
敵基地攻撃は「自衛の範囲内」河野防衛相との見解がでて、もしかしたら、護衛艦に対基地攻撃任務が出た場合、1発1億円の格安トマホーク巡航ミサイルを装備する可能性がある。
●超高速滑空発射体:HVGPと極超音速巡航ミサイル:HCM
将来的には艦載化した超高速滑空発射体:HVGPと極超音速巡航ミサイル:HCMも搭載される可能性がある。

有人機であるベル 407の機体にMQ-8Bの遠隔操縦システムを搭載し無人機とした最新型(2014年)。昼夜(day/night)両用センサーおよびレーザー目標指示装置、TSARおよび移動目標インジケーター(MTI)、SIGINTモジュール、地雷検出システム(ASTAMIDS)、共通戦術データ・リンク(TCDL)などを搭載するうえに、貨物を搭載するスペースを備え、輸送任務ものなす。

