9月18日明治安田生命J2リーグ 第33節FC町田ゼルビアVSモンテディオ山形 戦を町田市立陸上競技場にて観戦いたしました。
2017明治安田生命J2 第33節 モンテディオ山形vs.FC町田ゼルビア ハイライト動画
席の後ろがVIP控室・・・たとえJ-2とはいえ、地元の有力企業の経営者家族とおぼしき人たちがいて、富気が漂っていました。
あいにくの雨でも雨にも濡れず快適です。
収容人員は10,600人 (メインスタンド1,666席、バックスタンド他8,034席)
子供達と手を繋いでの入場
記念撮影
・・・で、試合開始・・・・
互いに中盤でのつぶし合いが続き、一進一退の攻防となった試合は後半の中盤を過ぎてもスコアが動かない。きっ抗した展開が続く中、ホームの町田は戸高 弘貴と吉田 眞紀人に代えて、平戸 太貴と鈴木 孝司を投入。対する山形も安西 海斗に代えて、汰木 康也を起用して局面の打開を図った。
先に動いた町田は、平戸が自慢の右足でセットプレーからチャンスを創出するも、ゴールならず。一方の山形はトップ下の佐藤 優平が浮いたポジションを取りながら、サイドに開いた汰木を活用するが、ゴールを決め切るまでには至らない。
終盤に入ってもスコアボードが動かない展開に、両指揮官はさらに交代カードを切ってゴールをこじ開けようとした。町田の相馬 直樹監督は谷澤 達也に代えて遠藤 純輝を投入し、対する山形の木山 隆之監督は瀬沼 優司と佐藤に代えて、永藤 歩と太田 徹郎を起用。ともに交代カードを切り尽くし、試合は終盤を迎えた。
そして表示された後半のアディショナルタイムは4分。互いにロングボールを入れてゴール前でのチャンスを増やそうとする展開の中、町田は93分に平戸のCKから井上 裕大と遠藤がシュートチャンスを作り出したが、相手DFのシュートブロックとシュートミスでゴールならず。
結局、試合はスコアレスドローでタイムアップ。町田はホームの連敗を『4』で止め、アウェイの山形は5戦連続のドローゲームに終わる。ともに死力を尽くした雨中の激戦は、勝点1を分け合う結果となった。
[ 文:郡司 聡 ]

生まれて初めてのVIP席でのサッカー観戦でした。
日本証券業協会はJリーグのスポンサーで、日本証券業協会に所属する我が社にVIPチケットが回ってきたらしいのだが、J-1の試合であれば我社役員あたりが、取引先とでも観戦に行ったのであろうが、現在J-2リーグの12位Vs13位の試合で、オマケに台風が迫っていて、天候不良も予想され、まあ・・・役員も熱心なサッカーヲタクか、よほど暇でもなければ町田までわざわざ出掛けて観るような試合ではない。
ということで、木曜日、町田支店にVIP席4席とSS席16名のチケットが回ってきたのだ。(正確にはS席はチケットだが、VIP席チケットではなく、名前を登録するだけ)
年の功で、4名分のVIP招待券を私が頂き観戦してきました。
娘は浦和でグラススキーに行く約束であったので、義父母と家内の4人で行こうとしたが、あいにくの雨で、義父は面倒になったのか行かないとのことで、3人で行った。
試合は18時キックオフであったので、通常車で30分程度で行けるので、16:30家を出た。いつになく渋滞していたので、義母はおもむろに車内でおにぎりを食べ始めた。海苔と鮭の美味しい匂いに誘われ家内も1つ食べた。私も勧められたが、なぜか食べなかった。
鶴川街道や小野字の交差点が難所で、到着は17:40になってしまった。

VIP席関係者はスタンドに近い多目的広場が駐車場として用意され、無料で駐車することができた。
VIP専用入り口から入り、エレベーターに乗って、4階に到着すると、町田ゼルビアのマスコットキャラクター「ゼルビー君」にお出迎えしてもらいました。


VIP席の裏には・・・食事と飲み物が用意されていました。
ラッキー・・・テヘペロ・・・
妻と義母は・・・しまった感漂っていました・・・
知らなかったなぁ

それほど豪華というわけではありませんが、カレーに牛煮込み、サンドイッチ、チョコケーキ、かぼちゃポタージュにキヌアときゅうりのサラダ、魚のローストと肉料理と10品以上はありました。
見た目はホテルビュッフェから比べれば質素でしたが、一つ一つ丁寧に料理され、昼にタイカレーを食べたにもかかわらず、美味しいカレーでした。特にかぼちゃのポタージュは今まで飲んだかぼちゃのポタージュの中で一番おいしかった。(手作りだと思いますが案外冷凍だったりして・・・
)

VIP席にはJ-2の試合でもフリードリンク・フリーフードのようです。
J-1とか、日本代表のVIP席はさぞや豪華なのでしょうね・・・・

席の後ろがVIP控室・・・たとえJ-2とはいえ、地元の有力企業の経営者家族とおぼしき人たちがいて、富気が漂っていました。
短パンにTシャツではなく、小奇麗な格好をしていって正解でした。


収容人員は10,600人 (メインスタンド1,666席、バックスタンド他8,034席)
観客数は2,519人とのことでしたが・・・・雨にもかかわらず熱心なファンで会場は埋まっていました。


・・・で、試合開始・・・・
実は、前半が終わりハーフタイムになった際、場内アナウンスでVIP席にサッカー連盟の誰々様が見に来ています!~といって紹介され、その方が立って手を振って挨拶されたのだ、次に、町田スポーツ連盟の誰々さん~で挨拶、次にスポンサー社長の誰々様が見に来ていますと言って紹介挨拶・・・・・
おいおい聞いてないよ~まさか~日本証券業協会のDdog様と言われるのか???
一瞬焦ったが、紹介者は5人で終わった・・・・(笑)
せっかく立ち上がって手を振る気になっていたのに・・・(笑)

双方決定力不足の0-0ドローの試合でしたが、飽きることなく、町田ゼルビアを応援できました。
実は応援団は山形の方が沢山来ていて、どちらがホームなのかと思うくらいでした。
3連休東京に遊びに行くぞと決めて山形から応援に来た方々は気合が違うのかも。
入場料と交通費を入れると安くても1万円以上かかっているだろう。
かたや、地元は今日は雨だからと・・・止めた方も多いのかもしれません。
それでも、雨の中応援しに来ていたサポーター達は、山形サポーターの数に押され気味でしたが、雨の中飛び跳ねて頑張って応援していました。
山形のサポーターは時間とお金を掛けた分、気合を入れて応援するのは当たり前とは言え前半45分、と後半45分間飛び跳ね続け、タオルを振り、消費エネルギーは凄い!試合に出ていた選手ほでではないが、ウォーミングアップしていた控え選手と変わらないエネルギーは消費していたと思います。まあ、花笠祭りで鍛えているのかもしれませんね。
私達家族は、会社、協会のお金でVIP席に座わらせてもらって、雨にも濡れず、飲み物と食事まで頂いて・・・・私の負担は競技場までのガソリン往復200円相当ほど
・・・駐車場もタダで、なんだか申し訳なく感じてしまいました。

雨に打たれて応援するサポーターはただのファンではない。
サッカーサポーター教という宗教に身を投じ・・・・
それにしてもVIP(Very Important Person;非常に重要な人物)をVIP待遇と言いますが・・・自分でVIP待遇を受けておいて、少々おかしいかもしれませんが、正直なところVIPという言葉に違和感を感じてなりません。
VIPの存在は資本主義社会、お金が絡む世界では当たり前なのかもしれませんが、人は金を持ち、金を出資する見返りに、優越感を伴う待遇を受ける。・・・これはやむを得ない人間社界の原理なのか?
違和感を感じるのは、私は、平等主義を徹底された戦後教育の申し子だからなのでしょか?それとも日教組で共産党員だった父という特殊な環境に育ちひねくれた性格だからでしょうか?
VIPに普段は無縁なわたくしでも、そういえば私は、VISAのゴールドカードを所有していますので、VIP待遇を受けました。海外旅行に行くときに、空港でVIPルームを利用していました。高い会費を払っても、海外旅行保険が入っているので、高い会員カード分年一回以上海外旅行に行けば元を取れるので入っています。
ゴールドカードの上には、なにやら本当に特別なブラックカードがあるらしいので、ゴールドカードでは特に優越感はありませんが、それでも・・・VIPルームを利用するとちょっとだけ気分がいい気がします。

友人に親の代からデパートの外商さんを利用される方がいますが、外商さん利用顧客は何かと厚遇され、7月に銀座三越のハロッズ ザ プランテーション ルームでアフタヌーンティを頂いた際も、外商カードの威力で、窓際で一番奥の良い席に案内されました。少なくとも悪い気分ではないが・・・・これが当たり前に感じると人間というのは堕落してしまうような気がします。
これは、資本主義社会に限った話ではありません。社会主義国のはずの中国や北朝鮮でも共産党や労働党の幹部は資本主義国以上に厚遇され、体制維持に利用されています。
VIP待遇とは、古来より、相手を普通の人より特に厚遇し、その引き換えに、何かを引き出すために利用してきました、また逆に対価を払って厚遇してもらう、この行為自体は人類の普遍の行動原理かもしれません。
JRにもグリーン車があるように、お金を払えば相当の対価をしてもらえるわけで、それなりのサービスを受けたいのなら対価を払うのは、当たり前ですが、VIP待遇という言葉が、どうしても個人的に違和感を感じてしまうのです。VIPという言葉が成金的で嫌なのかもしれませんもしれません。「VIP待遇」改め「要人待遇」だと言葉が大げさかもしれませんが、まだましなような気がします。
少し成功し、社会的な地位を得た時に、人は「実るほど頭を垂れる稲穂かな」といった、謙虚で出来る人と、ふんぞり返ってしまう人、大きく分けると二つに分かれるとは思います。どちらかというと、謙虚でいられる魂の持ち主が少数派だからこそ、VIP待遇が存在するような気がします。
私がVIPという言葉を知ったのはまだバブル前の1980年代初頭、上京して間もないころでした。「ディスコに行くとVIPルームと称する特別な部屋があって、そこに出入りする男は女子を入れ食いで掻っ攫えるらしい・・・」「へっ~VIPって何?」と聞いたのがはじめて聞いたVIPだったと記憶しています。((笑))
VIP待遇というのは、人間の業ですね。人間が社会生活を営む上で生じる些細な心の隙間なのでしょう。例えば商売において、人間が人間を相手にしているのだから、人間の弱さを利用しようと考えて、VIP待遇を行っているのかもしれません。
私のようにVIPという言葉にに違和感を感じ、VIP待遇を設ているサービスに対し、ひねくれた見方をすると人間からすれば、「お金を運んでくる人か、そうではない人か」という二種類のものさしで見ているような気がして、なんだか失礼にも感じててしまう。やはり私の感性が間違っているのでしょうか?
VIP待遇を受けたのなら、それはおもてなしを受けたと考え、私のように、ひねくれて考えるのではなく、素直に感謝したうえで、謙虚に振る舞える人間が本当の大人なのかもしれません。