Ddogのプログレッシブな日々@ライブドアブログ

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タグ:サッカー

9月18日明治安田生命J2リーグ 第33節FC町田ゼルビアVSモンテディオ山形 戦を町田市立陸上競技場にて観戦いたしました。

2017明治安田生命J2 第33節 モンテディオ山形vs.FC町田ゼルビア ハイライト動画

互いに中盤でのつぶし合いが続き、一進一退の攻防となった試合は後半の中盤を過ぎてもスコアが動かない。きっ抗した展開が続く中、ホームの町田は戸高 弘貴と吉田 眞紀人に代えて、平戸 太貴と鈴木 孝司を投入。対する山形も安西 海斗に代えて、汰木 康也を起用して局面の打開を図った。

先に動いた町田は、平戸が自慢の右足でセットプレーからチャンスを創出するも、ゴールならず。一方の山形はトップ下の佐藤 優平が浮いたポジションを取りながら、サイドに開いた汰木を活用するが、ゴールを決め切るまでには至らない。

終盤に入ってもスコアボードが動かない展開に、両指揮官はさらに交代カードを切ってゴールをこじ開けようとした。町田の相馬 直樹監督は谷澤 達也に代えて遠藤 純輝を投入し、対する山形の木山 隆之監督は瀬沼 優司と佐藤に代えて、永藤 歩と太田 徹郎を起用。ともに交代カードを切り尽くし、試合は終盤を迎えた。

そして表示された後半のアディショナルタイムは4分。互いにロングボールを入れてゴール前でのチャンスを増やそうとする展開の中、町田は93分に平戸のCKから井上 裕大と遠藤がシュートチャンスを作り出したが、相手DFのシュートブロックとシュートミスでゴールならず。

結局、試合はスコアレスドローでタイムアップ。町田はホームの連敗を『4』で止め、アウェイの山形は5戦連続のドローゲームに終わる。ともに死力を尽くした雨中の激戦は、勝点1を分け合う結果となった。

[ 文:郡司 聡 ]
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生まれて初めてのVIP席でのサッカー観戦でした。

日本証券業協会はJリーグのスポンサーで、日本証券業協会に所属する我が社にVIPチケットが回ってきたらしいのだが、J-1の試合であれば我社役員あたりが、取引先とでも観戦に行ったのであろうが、現在J-2リーグの12位Vs13位の試合で、オマケに台風が迫っていて、天候不良も予想され、まあ・・・役員も熱心なサッカーヲタクか、よほど暇でもなければ町田までわざわざ出掛けて観るような試合ではない。

ということで、木曜日、町田支店にVIP席4席とSS席16名のチケットが回ってきたのだ。(正確にはS席はチケットだが、VIP席チケットではなく、名前を登録するだけ)
年の功で、4名分のVIP招待券を私が頂き観戦してきました。

娘は浦和でグラススキーに行く約束であったので、義父母と家内の4人で行こうとしたが、あいにくの雨で、義父は面倒になったのか行かないとのことで、3人で行った。

試合は18時キックオフであったので、通常車で30分程度で行けるので、16:30家を出た。いつになく渋滞していたので、義母はおもむろに車内でおにぎりを食べ始めた。海苔と鮭の美味しい匂いに誘われ家内も1つ食べた。私も勧められたが、なぜか食べなかった。

鶴川街道や小野字の交差点が難所で、到着は17:40になってしまった。

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VIP席関係者はスタンドに近い多目的広場が駐車場として用意され、無料で駐車することができた。
VIP専用入り口から入り、エレベーターに乗って、4階に到着すると、町田ゼルビアのマスコットキャラクター「ゼルビー君」にお出迎えしてもらいました。

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VIP席の裏には・・・食事と飲み物が用意されていました。

ラッキー・・・テヘペロ・・・
妻と義母は・・・しまった感漂っていました・・・
知らなかったなぁ

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それほど豪華というわけではありませんが、カレーに牛煮込み、サンドイッチ、チョコケーキ、かぼちゃポタージュにキヌアときゅうりのサラダ、魚のローストと肉料理と10品以上はありました。

見た目はホテルビュッフェから比べれば質素でしたが、一つ一つ丁寧に料理され、昼にタイカレーを食べたにもかかわらず、美味しいカレーでした。特にかぼちゃのポタージュは今まで飲んだかぼちゃのポタージュの中で一番おいしかった。(手作りだと思いますが案外冷凍だったりして・・・

VIP席にはJ-2の試合でもフリードリンク・フリーフードのようです。
J-1とか、日本代表のVIP席はさぞや豪華なのでしょうね・・・・

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席の後ろがVIP控室・・・たとえJ-2とはいえ、地元の有力企業の経営者家族とおぼしき人たちがいて、富気が漂っていました。
短パンにTシャツではなく、小奇麗な格好をしていって正解でした。

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あいにくの雨でも雨にも濡れず快適です。
収容人員は10,600人 (メインスタンド1,666席、バックスタンド他8,034席)
観客数は2,519人とのことでしたが・・・・雨にもかかわらず熱心なファンで会場は埋まっていました。
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子供達と手を繋いでの入場

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記念撮影
・・・で、試合開始・・・・

実は、前半が終わりハーフタイムになった際、場内アナウンスでVIP席にサッカー連盟の誰々様が見に来ています!~といって紹介され、その方が立って手を振って挨拶されたのだ、次に、町田スポーツ連盟の誰々さん~で挨拶、次にスポンサー社長の誰々様が見に来ていますと言って紹介挨拶・・・・・

おいおい聞いてないよ~まさか~日本証券業協会のDdog様と言われるのか???
一瞬焦ったが、紹介者は5人で終わった・・・・(笑)

せっかく立ち上がって手を振る気になっていたのに・・・(笑)

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双方決定力不足の0-0ドローの試合でしたが、飽きることなく、町田ゼルビアを応援できました。

実は応援団は山形の方が沢山来ていて、どちらがホームなのかと思うくらいでした。
3連休東京に遊びに行くぞと決めて山形から応援に来た方々は気合が違うのかも。
入場料と交通費を入れると安くても1万円以上かかっているだろう。

かたや、地元は今日は雨だからと・・・止めた方も多いのかもしれません。
それでも、雨の中応援しに来ていたサポーター達は、山形サポーターの数に押され気味でしたが、雨の中飛び跳ねて頑張って応援していました。

山形のサポーターは時間とお金を掛けた分、気合を入れて応援するのは当たり前とは言え前半45分、と後半45分間飛び跳ね続け、タオルを振り、消費エネルギーは凄い!試合に出ていた選手ほでではないが、ウォーミングアップしていた控え選手と変わらないエネルギーは消費していたと思います。まあ、花笠祭りで鍛えているのかもしれませんね。

私達家族は、会社、協会のお金でVIP席に座わらせてもらって、雨にも濡れず、飲み物と食事まで頂いて・・・・私の負担は競技場までのガソリン往復200円相当ほど 
・・・駐車場もタダで、なんだか申し訳なく感じてしまいました。

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雨に打たれて応援するサポーターはただのファンではない。
サッカーサポーター教という宗教に身を投じ・・・・

修行(苦)と法悦悦楽)を共有する宗教と僧侶(熱心な信者)の関係に近いのだなぁと関心してしまいました。

それにしてもVIP(Very Important Person;非常に重要な人物)をVIP待遇と言いますが・・・自分でVIP待遇を受けておいて、少々おかしいかもしれませんが、正直なところVIPという言葉に違和感を感じてなりません。

VIPの存在は資本主義社会、お金が絡む世界では当たり前なのかもしれませんが、人は金を持ち、金を出資する見返りに、優越感を伴う待遇を受ける。・・・これはやむを得ない人間社界の原理なのか?

違和感を感じるのは、私は、平等主義を徹底された戦後教育の申し子だからなのでしょか?それとも日教組で共産党員だった父という特殊な環境に育ちひねくれた性格だからでしょうか?

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VIPに普段は無縁なわたくしでも、そういえば私は、VISAのゴールドカードを所有していますので、VIP待遇を受けました。海外旅行に行くときに、空港でVIPルームを利用していました。高い会費を払っても、海外旅行保険が入っているので、高い会員カード分年一回以上海外旅行に行けば元を取れるので入っています。

ゴールドカードの上には、なにやら本当に特別なブラックカードがあるらしいので、ゴールドカードでは特に優越感はありませんが、それでも・・・VIPルームを利用するとちょっとだけ気分がいい気がします。

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友人に親の代からデパートの外商さんを利用される方がいますが、外商さん利用顧客は何かと厚遇され、7月に銀座三越のハロッズ ザ プランテーション ルームでアフタヌーンティを頂いた際も、外商カードの威力で、窓際で一番奥の良い席に案内されました。少なくとも悪い気分ではないが・・・・これが当たり前に感じると人間というのは堕落してしまうような気がします。

これは、資本主義社会に限った話ではありません。社会主義国のはずの中国や北朝鮮でも共産党や労働党の幹部は資本主義国以上に厚遇され、体制維持に利用されています。

VIP待遇とは、古来より、相手を普通の人より特に厚遇し、その引き換えに、何かを引き出すために利用してきました、また逆に対価を払って厚遇してもらう、この行為自体は人類の普遍の行動原理かもしれません。

JRにもグリーン車があるように、お金を払えば相当の対価をしてもらえるわけで、それなりのサービスを受けたいのなら対価を払うのは、当たり前ですが、VIP待遇という言葉が、どうしても個人的に違和感を感じてしまうのです。VIPという言葉が成金的で嫌なのかもしれませんもしれません。「VIP待遇」改め「要人待遇」だと言葉が大げさかもしれませんが、まだましなような気がします。

少し成功し、社会的な地位を得た時に、人は「実るほど頭を垂れる稲穂かな」といった、謙虚で出来る人と、ふんぞり返ってしまう人、大きく分けると二つに分かれるとは思います。どちらかというと、謙虚でいられる魂の持ち主が少数派だからこそ、VIP待遇が存在するような気がします。

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私がVIPという言葉を知ったのはまだバブル前の1980年代初頭、上京して間もないころでした。「ディスコに行くとVIPルームと称する特別な部屋があって、そこに出入りする男は女子を入れ食いで掻っ攫えるらしい・・・」「へっ~VIPって何?」と聞いたのがはじめて聞いたVIPだったと記憶しています。((笑))

VIP待遇というのは、人間の業ですね。人間が社会生活を営む上で生じる些細な心の隙間なのでしょう。例えば商売において、人間が人間を相手にしているのだから、人間の弱さを利用しようと考えて、VIP待遇を行っているのかもしれません。

私のようにVIPという言葉にに違和感を感じ、VIP待遇を設ているサービスに対し、ひねくれた見方をすると人間からすれば、「お金を運んでくる人か、そうではない人か」という二種類のものさしで見ているような気がして、なんだか失礼にも感じててしまう。やはり私の感性が間違っているのでしょうか?

VIP待遇を受けたのなら、それはおもてなしを受けたと考え、私のように、ひねくれて考えるのではなく、素直に感謝したうえで、謙虚に振る舞える人間が本当の大人なのかもしれません。


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THE BRILLIANT LEGAL STRATEGY                    
「FIFAはマフィア」という論理 【Newsweek】2015/06/09

司法 外国籍のFIFA幹部も緻密な戦略で一網打尽
不正の温床と化したFIFAを米司法省は救えるか

 スイスの5つ星ホテルで早朝に繰り広げられたFIFA(国際サッカー連盟)幹部の逮捕劇。
たちまち「長年黒い噂が絶えなかったFIFAについにメス!」といった見出しが、世界中のメディアに躍った。まるでFIFA自身が崩壊の危機に瀕しているかのような騒ぎだ。

アメリカの司法当局は本当に「腐り切った」FIFAをつぶそうとしているのか。答えはノーだ。それどころか、米司法省はぶIFAを救おうとしている。

早朝の逮捕劇の1週間前に、ニューヨーク東部地区連邦地方裁判所に提出された起訴状からは、司法省がFIFAの悪徳幹部を逮捕し、訴追し、うまくいけば刑務所送りにすることで、FIFAを救おうとしている意思がうかがえる。司法省に言わせれば、FIFAは一部幹部による不正行為の被害者だ。

今回の起訴の中核を成すのは、70年に制定された組織犯罪取締法(RICO)だ。当時の議会は、マフィアなどの犯罪組織が正体を偽って、一般社会や合法的な団体に浸透しつつあることに危機感を募らせていた。

そこでRICOでは、マフィアの構成員が恐喝や詐欺を共謀して利益を得ることで、合法的な団体や企業を設立したり支配したりする行為を禁止している。

こうしたマフィアの隠れみのとなる団体は「エンタープライズ」と呼ばれ、個人の集まりから組合、社団、法人など適用範囲は幅広い。

今回のケースでは、ワールドカップ(W杯)開催地の決定や、テレビ放映権の付与、マーケティング契約をめぐる不正が指摘されている。それだけに、FIFA自身が犯罪組織だと誤解する人もいるかもしれない。

しかし起訴状では、FIFAは悪徳幹部による長年の不正によって被害を受けてきたエンタープライズとされている。問題の幹部は、国際試合の独占放映権やマーケティング契約で便宜を図る代わりに、計1億5000万ドルを超えるキックバックを懐に入れてきたという。

各国代表チームも被害者 

この起訴状は、スイスでFIFA幹部が逮捕され、米司法省
が記者会見を行った先週に一般公開された(インターネットでも見ることができる)。164回に及ぶ起訴状の中で、検察は「被告とその共謀者が生じさせた損害は広範に及ぶ」として、次のように指摘している。

「被告らは私腹を肥やすために共謀して、FIFA、(6つの)大陸連盟、その下の各国・地域団体――上位団体から資金援助を受ける各国のサッカー協会、代表チーム、ユースリーグ、および育成プログラム――が100%の恩恵を得る権利を奪った。
……それは被害を受けた機構の評判を著しく傷つけ、誠実な選手やリーダーを獲得する可能性を低下させ、効果的な運営と中核的ミッションの実現能力を低下させた」

不正を働いたFIFA幹部に対する司法省の姿勢は厳しい。それもそうだろう。彼らはFIFAの幹部として、与えられた任務をきちんとこなす責任があった。それなのに共謀して、便宜を図る代わりに莫大な賄賂を要求して、自らの懐に入れていたのだ。中にはFIFAが受け取るべき金額の一部を自分の銀行口座に振り込ませていたケー
スもある。

だが、そこに落とし穴が潜んでいた。
今回起訴された幹部の多くは外国籍で、アメリカに住んだことはない。それなのになぜ彼らをアメリカ(より具体的にはニューヨーク東部地区)で立件できたのか。アメリカの裁判所には、彼らを裁く管轄権がないのではないか。

ここが今回の司法省の戦略の鮮やかなところだ。問題となった不正な資金の大部分は、銀行間の電信送金によって支払われていた。そしてこれらの銀行のサーバーがニューヨークにあった。つまり汚職幹部への送金が、ニューヨーク東部地区にあるサーバーを経由していたことを理由に、アメリカの司法当局はその取引に対して管轄権があると
考えたのだ。

アメリカを見くびったツケ 

たとえ賄賂の授受にアメリカの銀行が使われていなかったとしても、アメリカの司法当局は問題のFIFA幹部を立件できた可能性は高い。起訴状によると、彼らはしばしばニユーヨークで、「進行中の贈収賄計画」を協議する会合を開いていた。つまりその共謀行為は、アメリカで進められたのだ。

ジェームズ・コミーFBI長官は、「会合を開く形であれ、世界で指折りの金融システムを利用する形であれ、わが国の地に接触すれば、腐ったエンタープライズは(アメリカで)責任を問われる」と断言した。 ニユーヨークで詐欺の計画を練ったり、実際に送金手続きを行う人物と打ち合わせをしたりすることで、問題のFIFA幹部はアメリカの裁判所の管轄に引っ掛かったわけだ。また明確にニューヨークで違法行為をしていない幹部も、RICOの下、共謀者としてまとめて責任を問われることになった。

ロレッタ・リンチ米司法長官は記者会見で、今回の捜査をローマやシチリアのマフィア捜査になぞらえた。議論はあるかもしれないが、それは適切な比較といえるだろう。

FIFA上層部は長年結託して、自分たちだけが与え得る権利や便宜の見返りに、キックバックを得てきた。つまり、ゆすりやたかりによって私腹を肥やしてきたのだ。そしてFIFAを不正の温床に変えた。

だが、そんな不正がいつまでも続くはずがない。「(FIFA幹部は)アメリカは自分たちの資金にとって安全な場所だと思っていた」と、リンチは語った。 長年不正な行為に手を染めてきた「詐欺のプロ」たちが、なぜそんな甘い見通しを立てたのかは分からない。だが、彼らがアメリカを見くびったツケは高くっきそうだ。

マークージョセフースターン
2002年の日韓ワールドカップ招致活動の頃から日本人の多くは疑惑の目でFIA(国際サッカー連盟)を見ていた。2002年の日韓ワールドカップは前会長アヴェランジェ氏が日本単独で話を進めていたところで,日本大会を阻止すべく度を超すロビー活動を行った。ちょうど会長選挙を巡り欧州やアフリカの理事に韓国が金で捻じ込んできた。このあたりが腐敗の原点であったと私は感じる。

その後も続く腐敗体質に遂に米国がレッドカードを突き付けた。米司法省が、スイスのジュネーブブにあるFIFA本部をスイス当局と連携して、FIFA関係者14人を大掛かりな不正利得やマネーロンダリング(資金洗浄)などで告発した!

米国税庁のリチャード・ウェブ捜査官は、現時点で1億5100万ドルの不正資金を突き止めたことに触れ、「今日、FIFAにレッドカードを突き付ける」と宣言した。

 米司法省が起訴した164の中身は深刻なものだ。FIFAの腐敗がはびこったと
されるのは直近の約20年。ブラッター現会長の在任時期とほぼ重なる。
 
チューリヒで起きたFIFA幹部の逮捕劇はスパイ小説さながらだった。幹部らはFIFA総会の開かれる五つ星ホテルに滞在していたが、夜明け前に踏み込んだスイスの捜査員十数人によって逮捕された。

長年にわたりスポーツ界に君臨してきたブラッターの続投はほぼ確実とみられていた。 だからこそ司法省の発表は絶妙のタイミングだった。79歳の会長はFIFAというマフィア組織のドンなのか? この一連の動きの最終的な標的はブラッターなのか?とりあえず会長の辞任表明という事態になっている。国際的なイベントや政界へのロビー活動などで賄賂などお金が動くことは常識だと世界中がFIFAの体質にあきれ、諦観してしまっていた。

 FIFAの汚職体質は昔からスポーツ界で公然の秘密だった、これまで告発こそされなかったことがむしろ異常であったかもしれない。しかしFIFAは自ら墓穴を掘った。10年12月2日、18年と22年のワールドカップ開催国を同時に決定したこれが怪しい。

 理事会の投票では票の買収行為が起きる可能性があった。ロンドンのサンデー・タイムズ紙は、ナイジェリアのアモスーアダムとタヒチのレイナルドーテマリーの2人が票の見返りにカネを要求している場面の盗撮ビデオを公表した(2人は投票権を剥奪された)。パラグアイのニコラスーレオスは
賄賂こそ要求しなかったが、イギリスにナイト称号の授与を求めていたとのことだ、あつかましすぎる。

 2つの開催国の同時選出っされたが両方とも、本命ではない候補が開催国に決まった。18年は、サッカーの母国イングランドや強豪国スペインーポルトガルの共催といった強力なライバルを押しのけ、ロシアがその座を手に入れた。

 さらには22年のカタールだ。石油による資金は豊富かもしれないが、ワールドカップに1度も出場したことがなく、夏には気温が平均50度にもなる。これではブラッター率いるFIFAの決定の裏に怪しい不正行為があったと世界中のサッカーファン誰もが思った。

サッカーはもともと西欧のスポーツであり、アベランジェ氏以前の会長は6代続いて欧州出身者だった。しかし、アベランジェ氏とブラッター氏は、サッカーを世界に広げ、西欧の運営から非西欧の運営へと転換した。 当初、この動きは当たった。ワールドカップは世界的なイベントになり、商業収入も増えた。

ところが、2006年にドイツでワールドカップが開催されて以降、西欧から不満が漏れ出してきた。06年までのワールドカップは必ず2回に1回は欧州で開催されていたが、10年南アフリカ、14年ブラジル、18年ロシア、22年カタール-と非西欧での開催になった。今回の事件には、非西欧スタイルの運営と、非西欧地域でのワールドカップ開催に、西欧勢がFIFAの腐敗体質に怒りを感じ始めていたことは否めない。

韓国やアフリカ、中南米の未成熟な後進国から腐敗のカルチャーがFIFAに撒き散らされた。何十年にわたって汚職と賄賂が横行し醜い暗部も肥大していた。
FIFAの腐敗体質に欧米諸国の連盟はFIFA脱退やボイコットでFIFA改革をしなければサッカーは死ぬと考える人達が出始めていた素地があった。

そして遂に米国が動き出した。米国ではサッカーはマイナーなスポーツであった。だが、元々サッカーファンであったヒスパニック系から白人層にもサッカーファンが拡大し始めている。米ワシントンポストの調査によると、自身をサッカーファンだと自認する人の割合は28%に上昇してきた。米国の人口が3億2千万人なので、およそ9、000万人のサッカーファンがいる計算だ。これはサッカー強豪国であるドイツやフランス、スペイン、イングランドなどの人口を上回っており、数としては各国のサッカーファンよりも多いことになる。

ファン層の拡大に伴って、サッカー関連ビジネスは米国の成長産業になっている。米国FOXTVが落札した次回W杯(開催国ロシア)を含めた国際大会の放映権料は、11億ドルとブラジル大会の放映権料(4.3億ドル)の2.6倍に跳ね上がった。それだけの大金を支払ってでも米国での放映権がビジネスとなるのだ。

無能なオバマは米国は世界の警察を止めるといって国際秩序を混乱に陥れた。
中国の最近の行動が、米国の作った戦後秩序に対する挑戦している。IMFに代わる国際金融機関、アジア・インフラ投資銀行の設立、アジア人によるアジア安全保障の提唱などは明らかに米国の覇権に対する挑戦である。

無能なオバマ周辺もようやくここにきて、この混乱を回復させようと米国自身で動き出したように見える。米司法当局が事件に関与したのも、米国による国際秩序維持の意思表示である。今まで欧州だけでは解決できなかった巨悪へのメスは、米国の金融機関を賄賂で利用した不届き者への懲罰だけでなく、改めて米国の存在感の誇示であり、米国の底力を感じさせる事件だ。 





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 いやー、何度観ても、いい試合でした。ニコニコ動画では全試合の動画がありましたが、ニコニコ動画はYahoo!ブログには貼れない(?)ので IDがある方はこちらから   ↓  ↓
【2010WC】 デンマーク vs 日本 ④【圧縮版】
 
 
 
◆南アW杯第14日 ▽1次リーグE組 デンマーク1―3日本(24日・ルステンブルク) 岡田武史監督(53)が24日のデンマーク戦後の記者会見で、エースMF中村俊輔(32)=横浜M=らを先発から外した苦渋の決断について初めて言及した。進退伺を出すほど追い詰められていた指揮官はW杯直前で戦術、メンバーを代えた。1次リーグ突破の最大のカギは、カメルーン戦に勝ってギャンブルに成功したことだった。
歓喜の直後の記者会見で、岡田監督が口を開いた。直前の戦術の転換、選手起用の変更。カメルーンに勝って賭けが当たったからこそ、言及することができたのかもしれない。「我々がやろうとしたサッカーの中心選手の不調が続いていた。それがW杯の重圧なのだろう。どこかで踏ん切りをつけなければいけなかった」
中心選手。それは紛れもない、俊輔のことだ。GK楢崎やFW岡崎、DF内田も入るだろう。岡田監督は5月24日の韓国戦を最後にコンディションが上がらない主力の起用を断念した。MF遠藤はイングランド戦やコートジボワール戦で切れが戻ってきたが、俊輔や楢崎は復帰させなかった。
2年前、岡田監督は俊輔に救われている。2008年3月のW杯アジア3次予選、バーレーン戦で惨敗を喫した直後に俊輔を招集。6月のオマーン戦で勝利し、事なきを得た。以来、俊輔と遠藤を軸に攻撃が形成された。合宿の度に指揮官は俊輔、遠藤、中沢を呼んで話し合いも重ねた。俊輔ベンチは、岡田ジャパンの心臓を外す行為だった。だが、岡田監督は踏み切った。
俊輔を起用しないことでサッカーをガラリと変える必要があった。中盤の底に阿部を起用し守備力を上げ、両サイドに大久保と松井を配置することで攻撃に人数をかけず個々で打開する展開となった。パスが回らなくなり、ボール保持も難しくなった。理想をかなぐり捨ててまで、勝ちにいった。だから指揮官は「この日の勝ちよりカメルーン戦の1勝の方が大きい。あの1勝がなければ、何も起こらなかった」と言った。
賭けに勝った岡田監督だが、まだ大会は終わりではない。試合後のロッカールームでは「次はパラグアイ戦だ。気持ちを切り替えろ。でも今夜だけはお前たちを褒めてやる!」と言葉をかけ、選手も沸いた。4強へ、岡田監督はエースの完全復活を待っている。俊輔が再び攻撃のタクトを握った時、日本はさらなる進化を遂げるはずだ。
 サッカー日本代表の“まさかの”決勝トーナメント(T)進出に、次のパラグアイ戦の放送権を放棄していたフジテレビは痛恨の表情を浮かべている。25日、定例会見を行った豊田皓社長(64)は「あの時(昨年12月の放送権抽選会)は賢明な選択だった」と、関係者の責任問題にもならないとした。一方、25日に1次リーグ日本-デンマーク戦を放送した日本テレビは、午前3時放送開始(試合開始は同3時半)ながら同時間帯の史上最高視聴率30・5%を記録し、お祭りムードに沸いている。
豊田社長は、日本-デンマーク戦の視聴率について「みんな見ていたんだなあと、数字を見てびっくりした」と話した。キックオフから2時間半前の深夜1時ごろに帰宅し「酔っていたので寝ましたが、家族がうるさくて起きてしまい、つい見てしまった」という。「サッカーというのは、全世界的に見たいソフトになったんだなと、あらためて感じた」としみじみと語った。
昨年12月、民放各局によるW杯放送権抽選会が行われた際、同局は1次リーグの日本戦選択権を得たテレビ朝日、日本テレビに次いで3番くじを引いたが、決勝T1回戦を回避し、G組ブラジル-ポルトガル戦の放送権を選択した。当時は日本の1次リーグ突破は難しいとされていた背景があり、世界的なスター選手が対決する同カードを選んだ。
豊田社長は「くじについては運命的なことだから仕方がない。あの時は裏番組などのタイムテーブルを見回してチョイスした結果なので…」。日本の決勝T進出については「私は行くと思っていた」と語りながらも、2月と5月の対韓国戦で2連敗したことに触れ「2回負けたのがすごいショックで。2回負けて、ちょっと危ないかなぁと思っていた」と揺れる気持ちを明かした。
結果的に日本中が沸き上がり、50%以上の視聴率も望めるドル箱カードを逃したことになり、関係者の責任問題に発展するとのでは、という憶測も出始めている。だが、豊田社長は「あの時点では賢明な選択だった。誰も処分するとかは考えていない」とし「誰か(処分)してほしいですか?」と質問者に自虐的に突っ込んでいた。
http://www.uniqlo.jp/uniqlock/swf/blog_small.swf?user_id=Bo4uxIuSX6BfwXZC金曜の朝6:50分発の急行電車は、いつもとちょっと違う雰囲気だった。
だれもが、つい1時間半前にに終った激闘の余韻に浸っているかのようだった。
そして、誰もが眠そうだった。いつもと比べ、朝、日経新聞を開いているオヤジが少なかったからだろうか、誰もがうつらうつら眠そうであった。
 
視聴率が早朝の3時の試合で40%超の視聴率やはり、日本人は日本を愛している!皆、日本が大好きだと思うのです。
 
昨年のWBCワールドベースボールクラシック2009 も最後日本の優勝でたいへん感動したが、「えっもう忘れているって!」・・・最後10回表イチローの勝ち越し打で韓国を下しとっても爽快だった優勝決定戦・・・・・【WBC侍ジャパン優勝に思う】を読んでいただければ思い出しますよ!
 
 
こういった時、日本人は老若男女一丸となって全員日本を応援していると思います。
日本が好き!祖国を愛していると、素直に国民が一丸となることが如何に美しいことか!なんで、日本人は東京裁判史観まだ目覚めないんだ!一致団結した日本は素晴らしいじゃないか!
[千葉景子(参議院議員神奈川選挙区法務大臣)あたりはおそらくこんな時でも日本を応援していないだろう!あぁ元々日本人ではないかも?]
 
だが、もしかしたら、中村俊輔選手とフジテレビ社長だけは、複雑な心境なのだろう。(オシム前監督もひょっとすると・・・・複雑な心境かもしれませんね)
私が中村俊輔だったら、素直に勝利を祝えない。だがかつてキングカズ三浦和義選手だって、日本初出場のワールドカップフランス大会で岡田監督に召集されなかった。そのことを思えば恵まれている、幸せなのだ。
 
私を含めさすがに多くの日本人は今回の2010WC南アフリカ大会は、三戦全敗だと思っていました。カメルーンにオランダ・デンマーク、勝てるわけがない。
特に韓国戦の敗戦はひどかった。
だが、直前のイングランド戦、3ゴール(闘莉王・中沢・闘莉王)すべて日本、口の悪いイギリスのタブロイド紙は「得点王中沢・闘莉王をイングランド代表に召集せよ」と言われたけれど、今思えば、この試合には幾つもダイアモンドの原石があった!
 
 
川島のスーパーセーブ。本田のシュート、あのオウンゴールさえ無ければ、いい試合だった。だが凡人の私にはその未来へ繋がる糸口が見えてなかった。ところが岡田監督はあの試合で、カメルーン戦の構想が出来上がったのだというのだ!凄い!
 
私は正直に告白すると・・・カメルーン戦なんかは、とりあえず観ておくか・・・といった程度の意気込みだった。眠気と戦って辛うじて1点目のゴールを観たが、その直後から暫く記憶が飛び、気がついたら、カメルーンの猛攻の最中・・・・勝った瞬間も、エッ!日本ってひょっとして勝ったのか?気づくのに数秒かかった!
 
 
全然期待されなかったのがかえってよかったのかもしれません。ジーコジャパンもあの緒戦オーストラリア戦に勝利していれば・・・2006年日本中の期待の重圧が100Gほどあったに違いない。
 
岡田ジャパンが掴んだ緒戦の1勝が歴史的なデンマーク戦勝利、決勝トーナメント出場に繋がった。今思えば、もっと気合を入れてカメルーン戦を見ればよかったと、にわかサッカーファンは思うのでありました。
(それでも私中学・高校とそれぞれ僅かな期間でしたが、サッカー部へ所属していた事はあります・・・根性無しですぐ辞めちゃいましたが・・・)
 
これから決勝トーナメント、この勢いで是非パラグアイ戦には是非平常心で、勝っていただきたい!イングランド戦で活躍した森本を投入したらどうだろう!
 
パラグアイの次ってスペインかポルトガル・・・・だが進化した日本サッカーならいける!
 
 国蝶のオオムラサキの羽化の写真ですが、よくみるとサムライブルーだ!
なんか、日本サッカーが羽化して羽ばたくような気がする縁起がいい写真なので載せておきます!
 
 
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