「いろはにほへと」の本当の意味を知っていましたか? 私は今日、真の意味を悟りました。

いろはにほへと ちりぬるを 
わかよたれそ つねならむ  
うゐのおくやま けふこえて
あさきゆめみし ゑひもせす ん

平安時代末期に流行。『涅槃経(ねはんきょう)』の
「諸行無常 是正滅法 生滅滅己 寂滅為楽」を表すと言われる。

=色は匂へど 散りぬるを=
香りよく色美しく咲き誇っている花も、やがては散ってしまう。
諸行無常(しょぎょうむじょう)

=我が世誰そ 常ならむ=
この世に生きる私たちとて、いつまでも生き続けられるものではない。
是生滅法(ぜしょうめっぽう)

=有為の奥山 今日越えて=
この無常の、有為転変の迷いの奥山を今乗り越えて
生滅滅己(しょうめつめつい)

=浅き夢見じ 酔ひもせず=
悟りの世界に至れば、もはや儚(はかな)い夢を見ることなく、現象の仮相の世界に酔いしれることもない安らかな心境である。
寂滅為楽(じゃくめついらく)
http://www2.odn.ne.jp/~nihongodeasobo/konitan/iroha.htm

NHKの番組「日本語で遊ぼう」のファンサイトでみつけました。
音として、意味も気にせずイロハを諳んじていましたが、恥ずかしながら、こんなに奥が深い哲学が隠されたとは全く知りませんでした。

昨今の相場や米国の経済の軌跡を考えると、何と心に染みる名文でしょうか!
ちょっと畏れ多くも彼の名文を駄文にしてみました。

株は上がれど 散りぬるを 湾岸誰そ 常ならむ 有為の谷底 今日越えて 浅き夢見じ こりもせず

ちょっと苦しいのですが、「湾岸」とは湾岸諸国ということで、原油価格という意味でどうですか?
半年前は天井知らずであった原油価格も今じゃ、妥当なところまで下がってきました。

<訂正追加>
イツミケさんからも、いまひとつとのことで
株は上がれど 散りぬるを 我が世誰そ 常ならむ 株の谷底 今日越えて 浅き夢見じ こりもせず

もう一つ落首をつくりました。

シオン長者の金の声、所業無常の響きあり。相場操縦の金の色、盛者必衰のヒルズをあらは(わ)す。おごれる人も久しからず、唯春の夜の夢のごとし。

貧乏倒産さんよりコメントをいただき、作り直しました!本文に付け加えます。
シオン長者の金の声、所業無常の響きあり。社落葬終のボードの色、盛者必衰の売りだらけ、おごれる人も久しからず、唯春の夜の夢のごとし。

オリジナルは無論『平家物語』冒頭部分、 祗園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらは(わ)す。おごれる人も久しからず、唯春の夜の夢のごとし。

※諸行:仏教用語の宇宙万物 所業:好ましくない振る舞い

先ほど覗いたNYSEはダウ工業株で9000ドル台をまた一瞬割り、現在も9000ドル台の下で張り付いています。

当局の対応が適正で迅速過ぎてしまい、公的資金まで早々に注入する金融処理政策は間違っている。マーケットに毒を吐き出させる余裕をもう少し与えないと、毒を吐き出さないだろう。毒をグイット腹に貯め頑張ってしまうかもしれない。毒は吐き出さないと更に腹の中を腐らせてしまう恐れが有る。

これだけ切り札を次々に出せば、手持ちのカードが無くなってしまい、次に下落した場合、決弾が無い。切り札を早く出しすぎたような気がします。

PS 杉並のS次長今日は飲みにいけず残念でした。ブログが長いとご指摘で、少し短めにしてみました。
  四国のHさんも、このブログを宣伝していただくのもありがたいが・・・ほどほどでお願いします。