Ddogのプログレッシブな日々@ライブドアブログ

政治経済軍事外交、書評に自然科学・哲学・聖地巡礼・田園都市ライフ、脳の外部記憶媒体としてこのブログを利用しています。2020/11/30以前はGoogle検索でキーワードを入れると常に上位にありましたが、日本のトランプ大統領デモを紹介した記事が米国でバズって以降検索アルゴリズムから排除され検索ヒットされにくい状態です。是非ブックマークをお願いします。このブログをご訪問していただいた方の知識や感性として共有できれば幸せに思います。



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カタパルト搭載目的はF35BのSTOL(short take-off and landing, 、エストール短距離離着陸)発進補助用である。 カタパルト+STOL発進でF35Bのペイロード15,000lbs (6,804kg)がF35AやF35Cの18,000lbs (8,165kg)並に上昇すると思う

カタパルト搭載を搭載したとしても、おおすみ後継多目的輸送艦には斜め甲板着艦フック用ワイヤーは装備しないと思う

故にE2Dのような有人早期警戒機は搭載しない→無人早期警戒機大型ドローンタイプの開発搭載が検討されるだろう

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もともとの艦首は台形。海幕によると、細い先端部分での乱気流を抑えてF35Bを安全に運用するために、甲板を横に付け足して四角形にすることが必要となっていた。


ロシアのウクライナ侵攻戦争が地上戦のせいだろうか、いずもかがが、艦首を改良するなどF35Bの発着が容易となった以外関連ニュースや空母保有の是非論をあまり見かけていない。
そんななか川重が3月に電磁カタパルトの提案をしていることを今頃知りました。

しかし、当ブログでは2017年9月の記事にて「防衛装備庁の将来海上装備とは?」とのなかでもしかしたらカタパルトではないかと可能性を書きました。



これは、水面下で、輸送艦おおすみ+掃海母艦みうらの後継艦が二万トン前後の強襲揚陸艦ではなく5万トン前後の正規空母の建造が検討されている可能性もある?。個人的には観てみたいが現実性はないだろう。カタパルトを装備した強襲揚陸艦みたいな艦になる可能性が高い。


カタパルトの有無はたとえV/STOL機のF35Bの運用を念頭においても設置の意味は大きい。仮にカタパルト搭載護衛艦を建造したならばした場合す艦載機型のF35Cを導入するのか?元々は艦載機のE2Dを運用するのか否か?私の知る限り議論されてはいない。現時点においては、カタパルト搭載護衛艦はF35Bとオスプレイにヘリコプターを搭載する艦となると私は思う。陸自が攻撃/戦闘ヘリの運用を止めることが決まったので上陸/強襲地点の掃討任務はF35Bのウエイトが高くなる。そう考えると三井造船やJMU案の2万トンクラスより一回り大型の3万クラスでカタパルト付の可能性があるのではないか?仮にF35CやE2Dの運用となれば着艦フックとワイヤーや斜め甲板など必要となるので5万トンクラスが必要となり、パイロットの訓練にも一段と手間がかかる。ヘリコプターとF35B,とオスプレイなら
着艦装備は不用だ。カタパルトはF35Bの発艦時燃料や兵装を能力一杯に搭載可能となる装備である。それだけでも十分である。
陸自の戦闘/攻撃ヘリの配備中止したが、強襲揚陸作戦に、ドローンはもちろん使用するだろうが、ドローンでは柔軟な対応ができるか疑問である。.強襲揚陸艦にカタパルトを装備して、F35Bの攻撃能力を増すことで 有人戦闘/攻撃ヘリコプターの空いた穴をF35Bが埋めることを考えているのではないだろうか? 私は最近台湾有事はすこしだけ遠のいた氣がしている。理由は習近平がまだまだ軍を掌握しきれていない為、軍部が台湾侵攻に抵抗する可能性がある。人民解放軍の幹部は台湾侵攻がいかに無理なのかそして下手をすれば軍が壊滅する可能性を知っている。






執筆中




なおギガセル電池は電磁カタパルトに使用されるとの話だが、レールガンや高出力レーザにも最適ではないだろうか?


















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NGAD Future Air Combat Program Test Unit Stands Up
The Air Dominance Combined Test Force will handle testing for both the Next Generation Air Dominance program and the F-22 Raptor.

Bwar-zoneY
THOMAS NEWDICK
|
PUBLISHED JUL 3, 2023 5:16 
NGAD 将来空戦計画試験部隊が立ちあがる。

新しいステルス性の第 6 世代有人戦術ジェット機を導入する米空軍の取り組みは、次世代航空優勢 ( NGAD) プログラムのための飛行試験部隊の設立により重要な一歩を踏み出しました。カリフォルニアのエドワーズ空軍基地は、新設の制空総合試験部隊(CTF)の本拠地であり、新型戦闘機と関連システムの飛行試験と、ステルス戦闘機F-22ラプターの継続試験を担当することになる。 NGAD はその代替となる予定であり、同時に NGAD 開発プログラムに貢献しています。

6月30日、空軍は6月9日の指揮官交替式において、F-22ラプター総合試験部隊が制空総合試験部隊に正式に移行したと発表した。同サービスによると、これは「次世代エア・ドミナンス(NGAD)ファミリーのシステムの飛行試験を任務とする」という。

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カリフォルニア州エドワーズ空軍基地の第412試験航空団第411飛行試験飛行隊に所属するF-22ラプターが太平洋上で試験出撃を実施。 <em>写真提供:カイル・ラーソン/ロッキード・マーティン</em>
カリフォルニア州エドワーズ空軍基地の第412試験航空団第411飛行試験飛行隊に所属するF-22ラプターが太平洋上で試験出撃を実施。写真提供:カイル・ラーソン/ロッキード・マーティン
この声明は、NGADの中心となる有人第6世代戦闘機と同様に、新部隊がより広範な「システムファミリー」構想の中でさまざまな要素を証明するための統合テストキャンペーンを実施することを明らかにしている。結局のところ、NGAD には、高度な自律性を備えた高度なドローンだけでなく、新しいジェット エンジン、武器、電子戦スイート、センサー、ネットワーキング エコシステム、戦闘管理機能など​​の開発に焦点を当てた取り組みも含まれています。

Air Dominance CTF は、エドワーズの第 411 飛行試験飛行隊の一部です。指揮官の交代により、マイケル・コールマン中佐がデビッド・シュミット中佐から引き継ぎ、その模様は以下に埋め込まれたビデオで見られる。




第411飛行試験飛行隊。 <em>空軍歴史調査局</em>
第411飛行試験飛行隊。空軍歴史調査局
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コールマン氏は空軍の声明で、「制空軍CTFの設立は、我々がより統合され、より致命的になっていることを示していると同時に、空戦の未来を形作っている」と述べた。「私たちは個々のプラットフォームとして戦うのではなく、キル チェーン全体にわたるシステム オブ システム アプローチを活用します。私たちは、NGADを通じて、空軍が激しい競争環境で空を制御できるようにする革新的なプラットフォームとシステムのファミリーを支援する上で不可欠な役割を果たします」と彼は付け加えた。
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次世代制空プログラムの概念的な有人戦闘機コンポーネント、またはタンカーから燃料を補給する NGAD を示す、ロッキード・マーチンのアートワークの接写。 <em>ロッキード・マーティン</em>
次世代制空プログラムの概念的な有人戦闘機コンポーネント、またはタンカーから燃料を補給する NGAD を示す、ロッキード・マーチンのアートワークの接写。ロッキード・マーチン

コールマン氏は朝鮮戦争以来、敵対的な航空攻撃で米兵が死亡していないという事実に言及し、「4月に空爆による戦闘損失ゼロの70周年を祝った」と続けた。「このCTFは、伝統を確実に継承することに重点を置いています」と彼は言いました。

制空軍CTFのその他の詳細はほとんど発表されていないが、空軍はこの部隊が開発試験(DT)および運用試験(OT)コミュニティの代表者、プログラムオフィス、およびサポート請負業者から構成されていることを確認した。

従来、開発テスト段階では、特定のシステムの設計がすべての技術仕様を満たしていること、およびすべての契約要件が満たされていることを検証します。開発テストの後には運用テストが続き、運用上代表的なタスクを実行する運用上代表的な環境でシステムが評価されます。そうすることで、戦闘で使用するための手順と戦術が開発されます。

空軍によれば、「DT と OT の統合により、CTF は契約された設計に対してシステムをテストしながら、同時に実際の運用環境に対してテストを行うことができます。この統合されたテスト環境により、戦闘員に適切な速度で機能を提供できます。」

このアプローチは、空軍自身の言葉を借りれば「迅速かつ革新的な戦闘能力を提供する」という空軍の野望も反映している。

しかし、NGADのDT/OTの連携した取り組みが、最近空軍から「調達不正」で批判されているF-35統合打撃戦闘機計画の落とし穴をどのように回避するかを見るのは興味深いだろう。この批判の一部は、いわゆる「同時実行性」に関連しています。

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統合試験部隊の F-35A がエドワーズ空軍基地から新しい <a href="https://www.thedrive.com/the-war-zone/f-35-has-今年 1 月に実現された、Technology Refresh 3</a> (TR-3) 構成。 <em>アメリカ空軍/エドワーズ空軍基地</em>
今年1月、統合試験部隊のF-35Aが新しいテクノロジー・リフレッシュ3 (TR-3)構成で初めてエドワーズ空軍基地から離陸した。アメリカ空軍/エドワーズ空軍基地

F-35 の場合、これには開発と生産のプロセスが組み合わされていました。生産を高速化してコストを削減しながら、より迅速にアップグレードを導入するはずでしたが、 実際は逆でした。明らかに開発テストと運用テストを同時に実行すること自体が落とし穴を引き起こす可能性があるのではないかと疑問を抱くのは当然だと思われます。

空軍はおそらく、設計変更やその他のアップグレードを段階的に NGAD にシームレスに統合できるようにするために、「オープン アーキテクチャ標準を活用する」という戦略に基づいていると考えられます。NGAD となるものに関連するこれまでの実験的なリスク低減の取り組みも、少なくとも2010 年代半ばまで遡ります。さらに、少なくとも 1 機の NGAD デモンストレーターも何年も飛行しており、最近では最大 3 機が活動していると伝えられています。

NGADプログラムを運用開始に向けて推進するだけでなく、エア・ドミナンスCTFは「差し迫った脅威に対する致死性を維持する」ために、運用中のF-22の能力を強化し続ける。F-22 は空軍の「特効薬」戦闘機としての地位を維持しているだけでなく、ここで読むことができるように、すでに NGAD 関連のさまざまな種類のテストの代替品として使用されています。
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第412試験航空団第411飛行試験飛行隊のF-22ラプターがカリフォルニア州エドワーズ空軍基地から離陸。 <em>アメリカ空軍の写真:ジャンカルロ カセム</em><br>
第412試験航空団第411飛行試験飛行隊のF-22ラプターがカリフォルニア州エドワーズ空軍基地から離陸。アメリカ空軍の写真:ジャンカルロ・カセム

エドワーズにNGADに焦点を当てた飛行試験ユニットを設置することは、プログラムの作業ペースが加速していることを示す一連のマイルストーンの最新のものであるが、その内容はほとんど秘密のままである。これまでの競争力のある戦闘機プログラムとは対照的に、空軍はこれまでのところ、NGADに関与する元請け業者の詳細や、さまざまな企業が提案に協力する可能性のあるチーム協定の詳細を公表していない。

NGAD の技術的およびプログラムの詳細に関する詳細も機密扱いとなります。

私たちが知っていることは、空軍が2024年中にNGAD戦闘機の設計について最終決定を下す予定であるということだ。最近発表された報告書では、有人戦闘機に関しては、空軍が少なくとも2機の中から選択する予定であることが示されている。元請け業者または請負業者のチーム。同報告書は、匿名の「[NGAD]プログラムに関与した情報源」を引用し、NGADのデモンストレーターが現在3名存在するが、正確にどのような構成で、どのように使用されているのかは明らかにされていないという前述の点にも言及した 。

次世代制空権ロッキード
ロッキード・マーティンのスカンク・ワークスからの最近のティーザーは、NGAD有人戦闘機の可能な構成を示唆しているようだ。ロッキード スカンク ワークス ロッキード スカンク ワークス

この情報は、ある時点で、ボーイング社、ロッキード・マーティン社、ノースロップ・グラマン社と思われる 3 つの元請け業者またはチームが NGAD の争奪に関与していたことを示唆しています。これらのさまざまな啓示に対する私たちの見解をここで読むことができます。

一方、今年5月、空軍はNGADプログラムのエンジニアリング、製造、開発(EMD)段階に関する極秘の契約募集を発表した。NGAD を「将来の F-22 の後継機」と説明するこの文書の発表により、供給源選択プロセスが正式に開始され、NGAD に対する空軍の要件が業界に提供されました。詳細については、こちらをご覧ください 。

明らかに、特に最終的に選択される戦闘機コンポーネントが米国最後の先進的な高性能有人戦術機になる可能性があるため、NGAD プログラムの賭け金は高い。

NGAD戦闘機を何機取得できるかについては、変更される可能性があるが、フランク・ケンダル空軍長官は、計画では同機約200機のコピーが必要で、それぞれの費用は「数百ドルになる可能性が高い」と述べた。何百万ドルも。」これらのジェット機は、少なくとも1,000機の 協調戦闘航空機 (CCA)無人機と並行して運用される予定で、その試験もおそらく制空軍CTFによって行われることになる。

ステルス性の高い F-35A 統合攻撃戦闘機とともに飛行する、さまざまな段階の高度なドローンのレンダリング。
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ステルス性の高い F-35A 統合打撃戦闘機とともに飛行する、さまざまな層の高度なドローンのレンダリング。 ロッキード・マーチン・ スカンク・ワークス

しかし、CCAプログラムは、将来の無人航空機の配備に関連した取り組みの1つにすぎず、空軍がNGADおよびより広範な航空戦力能力を支援するために、他のさまざまなタイプの無人機をさらに数百機、さらには数千機発注する可能性もある。これらもほぼ確実に制空空軍CTFが実施する統合試験キャンペーンに関与するだろう。

空軍は今後10年の前半にNGAD戦闘機の運用開始を望んでおり、特に航空優勢CTFが非常に多忙な事業となることはあらゆる兆候が  ある。現時点ではF-22の退役予定日は未定。

全体として、NGAD に関する確かな詳細は依然として興味深いほど不足しています。しかし、エドワーズ試験部隊内の変更の発表は、革命的な空戦プログラムになると期待される計画の背後に勢いが増していることを示す新たな兆候である。

以上-war-zonより引用



進む人民解放軍のエンジン開発【柏原竜一のインテリジェンス】




柏原竜一さんは、J20の新エンジンを過大評価されていますが、日本製の自動車のエンジンを散々ばらしてコピーしようとして30年コピーできなかった中国が高性能なジェットエンジンを作れると思っていない、冶金技術がまるで駄目で中国のジェットエンジンの寿命は極端に短い。

まあ、カタログスペックは間違いなく向上した可能性が高いが、実戦ではどうなるかおおよそ想像がつく。

中国は第五世代戦闘機J20は確かに限定的ステルス性能を持っている。だが限定的なもので電子機器レーダーはロシア製のコピーもしくは派生させたものでわたしはをーぞーの記事にある新エンジンのJ20は過大評価だ。




 

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毎日朝6時に部屋を出て会社に行って9時過ぎに帰ってきます。なかなかブログを書く力尽きてしまっています。また弁護士さんにも余計なことをあまりかかないようにと釘をさされたこともちょっと気力が萎えた理由でした。わたしはそれでも前向きに生きています。忙しい日々です、また忙しくないととてもたまらないのです。週の半ばに一人で温泉施設に通ったり新横浜の横浜市障害者スポーツ文化センター(横浜ラポール)へ通うことに決めました。無料ですが週2回ほど通う予定です。当初泳ぐか水中歩行と思っていましたが、施設の方からフィットネスで自転車こぎストレッチを進められています。


会社に復職し体重が70kgから78kgに増えてしまいました。橋本界隈は安くておいしい中華料理屋さんが多く、王将より安くて美味しいお店にはまったことが太った原因かもしれません。

話は変わりますが、このブログで書いてきたこと、日本の株価が安すぎること、中国経済が崩壊すること、防衛予算を倍増すべきこと、行き過ぎた脱炭素反原発は間違いだと言うことなだなど私の書いてきたことはほとんど間違っていなかったと思います。今じゃわざわざ私が騒がなくともたくさんの方々が私と同じ考えでしかも優れた情報発信をされており、自衛隊の新兵器もひと段落で正直このブログで何を書くべきか些か迷っています。
毎日更新するのは難しいけど、リスタートしたいと思います
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私は每日車椅子でJR横浜線橋本駅関内駅間を通勤している者です。この4月に復職したので車椅子通勤は2ヶ月が過ぎたことになる。車椅子での乗車は有人改札口で行先を告げる。駅員は降車駅でスロープを持って待っていて降車をすることができる。逆に言うと駅員がいないと下車できない。
 いつもの桜木町行の横浜線に乗っていると菊名駅大口駅間で突然止まりました。車内アナウンスがあり横浜駅東海道線で人身事故があり暫くして次のアナウンス「東海道線の復旧は1時間後の予定です・・・」同じ車輛にいた人たちは「お・・・ぅ」と声があがる私も内心「横浜線も暫くこもままか?」



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高校生のれい君は一番新しい友人である。ここもと度々南口バスターミナルで会う。高校で福祉科を選択して将来福祉関係の仕事に就きたいと言う。私の電動車椅子に興味津々で、私が電動車椅子での生活を忌憚なく話したり、私の人生経験を面白おかしく話したりして、今日また会った。なんでも車椅子私をバスに乗せてみたいと言う。勿論快諾した。いつもはバスの運転手さんにやってもらうのだが、些か怖かった。先日女性運転手さんが下車する際支えきれずひやりとしたことがあった。体重と電動車椅子あわせると100kg近い。
2月ほど前図体がよい筋肉ムキムキのおにいさんが車椅子をバスに積みましょうかと言う。「ありがとうございます」とお礼を言ったが、バスはスロープが出て自走でも乗れたり運転手さんがスロープを押して乗ることができることを話すと、自慢の筋肉が使えないと知るといささかさびしそうだった。
車椅子で通勤お買い物をしていると皆さん私に皆我先に親切にしてくれる。まるで私は神様のお使いであるかのように扱ってくれるのだ、ものを落として拾おうかとしていると、周りにいた何人もの人が拾おうとしてくれる、先日も物凄い勢いで落とした小銭入れを拾いに来てくれた方がいた。私に親切にするとなにかいいことでまあるかのようだ、先日も妙齢のご婦人がスーパーの籠をとりましようかと声をかけてきた。知的で清楚、ドストライクのご婦人たったので、♪それよ僕りませんか?うふっフ〜さぁ〜♪と声をかけたくなつた。車椅子に乗ってなければけして声をかけられないだろう。先もㇲーパーで親切にしてくださつたご婦人に、なんだかスピリチュアル好きのような印象がしたので、徳貯金がチャリンチャリンと溜まりましたよよと言うとたいへんニツコリとした笑顔を返してくれた。全ての人が徳貯金を意識しているとは思えませんが、無意識でかんがている人もいるのかもしれない。できるとかんがえているのだろうかなり積極的に声をかけられる。中には間に合ってますということもあるのだが、「結構です」「大丈夫です」とは一切言わない全て「ありがとうございます」「声をかけていただいただけでありがたいです」と言い続けていると皆さん列をなして親切を施しにきてくれています。日本人の民度が高いのか、お手軽な一日体一膳善行

執筆中
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【産経】2023/5/29 18:37

政府は29日、首相公邸内で親族と記念写真を撮るなど不適切な行動が批判された岸田文雄首相の長男の翔太郎首相秘書官(政務担当)が6月1日付で辞職し、後任に山本高義元首相秘書官を充てる人事を発表した。事実上の首相による更迭とな更迭となる。6月21日の今国会会期末が迫り、重要法案の審議が残っている中、政権運営へのダメージ回避を図ったとみられる。

26日の参院予算委員会では、立憲民主党の田名部匡代氏が「公私混同がはなはだしい」と追及。首相は「公邸内には迎賓機能や執務機能を有する公的なスペースがあり、不適切な行動だった」と陳謝し、本人に厳重注意したと説明した。更迭は否定していた。

ただ、与党からも「大変遺憾だ」(公明党の石井啓一幹事長)などと批判が出ており、更迭が不可避な情勢となった。

首相は2月にも、LGBTなど性的少数者に対する差別発言をした当時の首相秘書官、荒井勝喜氏(経済産業省出身)を交代させた。今年、首相秘書官2人を更迭する異例の事態となった。


藤井聡 (京都大学大学院教授)【公式】おはよう寺ちゃん 5月25日(木)



物価高に賃金上昇が追い付かず、家計が苦しい状態が続いている。今後も「電気料金の値上げ」や「防衛増税」「保険料の引き上げ」などが控え、国民の生活は苦しくなるばかりだ。岸田文雄政権肝いりの「異次元の少子化対策」でも、増税を否定する一方で、社会保険料の上乗せ徴収や扶養控除の縮小など、「ステルス増税」とでもいうべき負担増が仕掛けられている。専門家は「1世帯当たり10万円の負担増となり、優遇されるのは官僚や金持ちだ」と批判する。



【表】「4人家族で1カ月に必要な金額」京都総評の試算と内訳

政府は児童手当の支給対象を来年度にも拡充し、現行の中学生までから、新たに高校生にも1人当たり月額1万円を支給する方針だ。第3子以降の支給額も倍増させ、所得制限も撤廃することを検討している。

児童手当の拡充に加え、育児休業給付の充実や保育サービスの利用拡大などで、2024~26年度に年間3兆円規模が必要となる。その財源について岸田首相は22日、「大前提として、消費税を含めた新たな税負担については考えていない」と述べたが、代わりに歳出カットや企業の拠出金のほか、個人の負担増となるものも検討されている。その一つが「社会保険料の上乗せ徴収」だ。

実際の負担額は所得に応じて変わる可能性があるが、政府は1人当たり月500円程度、年間6000円程度の上乗せを検討、26年度にも徴収を始める方向だ。現役世代や高齢者、単身者らは手取り収入が減る上、「目的外使用」との批判もある。

もう一つが「扶養控除の縮小」だ。現行の扶養控除は、扶養する親族が16歳以上19歳未満の場合、所得税を計算する際に年収から38万円を差し引くことで税負担が軽くなる仕組みだ。16歳未満が対象の「年少扶養控除」は、民主党政権が子ども手当(現児童手当)を導入した際に廃止された。今回も児童の手当拡充とともに、縮小または廃止となる可能性が高い。

少子化対策をめぐる国民負担について、「1世帯あたり10万円の負担増と試算でき、多くの国民の生活が悪化する」と指摘するのは経済アナリストの森永卓郎氏だ。

「社会保険料の上乗せ徴収では、所得ゼロを含む全世帯、特に高齢者らが最も影響を受けるもので、増税よりもひどいものだ。児童手当の所得制限撤廃では、夫婦共働きで高収入の『パワーカップル』は大きなメリットを得られるが、そこには実は官僚も含まれる。国家公務員の平均賃金は民間の正社員と比べて約3割、非正規まで含めると約5割高いので、有利になる役人も大賛成なのだろう。低所得層の賃金を底上げをすべきなのに金持ち優遇になっている」と強調した。

家計や企業を取り巻く環境はすでに厳しい。大手電力7社は家庭向け電気料金を6月分から値上げする。今月12日には75歳以上の公的医療保険料を24年度から段階的に上げる健康保険法などの改正法も成立。防衛費増額の財源を確保する特別措置法案も23日に衆院を通過した。国有財産の売却などの税外収入や歳出改革、決算剰余金を組み合わせて防衛財源を捻出し、不足分を増税で賄う方針だ。

帝国データバンクが4月末に発表した調査結果によれば、23年も2万品目を超える食品の値上げが予想されている。仕入れ価格が上昇しても価格転嫁ができないことなどによる「物価高倒産」も10カ月連続で最多を更新した。

国民や企業などの負担率は47・5%に達し、江戸時代の年貢にたとえ「五公五民」とも揶揄(やゆ)される。

岸田首相は、負担分は公的サービスに還元されているとして「同列に論じるのは不適当だ」と反論しているが、経済への影響は避けられない。

第一生命経済研究所の永濱利廣首席エコノミストは「G7(先進7カ国)で2010~20年の国民負担率の上昇率を比較すると、日本は6・9ポイント上昇しており、2位のカナダの3・3ポイントと比較しても2倍以上の伸びだ。国民負担率が1%分上昇すると、(持続的な経済成長の目安となる)潜在成長率マイナス0・11ポイントの押し下げ要因になる。また、社会保険料の負担が増えると、逆に未婚率を上げて少子化に拍車をかける構図にもなりかねない。企業の賃上げの機運にも水を差す可能性がある」と警鐘を鳴らす。

国民負担が増え続ける背景について、前出の森永氏は「財務省が岸田政権に、負担増を働きかけているのだろう。国民からさらに巻き上げ、日本を重税国家にしようとしている」と強調した。




やっぱりセルインメイだったのか?岸田文雄では日本の本格的復活は難しい
株価が上がったのはバッフェット効果と相場の綾、サミットの成功もゼレンスキー大統領のサプライズ、岸田文雄はつきだけであり。所詮岸田文雄は今の岸田翔太朗がそのまま総理になったものだと考えていい。岸田文雄=岸田翔太朗である。そもそも自分の長男を秘書官にした時点で政治家として落第であり、首相官邸で親族集め宴会をする感覚と長男を秘書官に据えるセンスは同じであり、宴会は岸田文雄が中心であったと思う。私がこのブログでゴールデンウィークの頃から株が上り日本が復活するかも知れないという記事を書いてもなぜか筆が進まず結局アップできなかったのは岸田文雄が内閣総理大臣だからである。

執筆中
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昨日弁護士の先生と契約いたしました。これでブログを書く心の余裕がうまれましたのでまた執筆に力を淹れられるか思っています。

朝5時前に起床し6時に部屋の鍵をかけ6時20分のバスにの乗り帰宅はなんだかんだで9時すぎです。帰ってきて背広を掛けかいものを整理し、ネットをいくつかチェックしているうちに意識が遠のいてなかなかブログが書けないでいました。ですが、ここもと私の心を悩ませてきた課題に対応方法がみえてきたこと。またようやく每日の日課が、かたまりだしたので、停滞ぎみの読書とブログは建て直しが必要なので、頑張ろうと思っています。皆さんご声援宜しくお願い致します。

先日友人から電話がありとやころで弁護士は決まったか?と連絡があった。私は一番クレバーな弁護士さんに決めたと言った。正直なところ離婚の弁護士費用相場100万円に尻込みしてあっちこっち相談していたのだ、紹介もうけたが共産党系弁護士や怪しい弁護士は会う前から勘弁だつたので弁護士協会を通して三人の弁護士さんと会って話した。一番最初に会った弁護士さんが基準となつた一回5000円かかるのでそんなに多くは会えない。2番目に会った弁護士は酷かった私は絶対に勝てない、勝てないのに100万円払うのはきついでしようから少し安くしてあげますとか言う、バカなのか?一回限りの相談料すらもったいない金返せと思い30分ほどで終わりにした。女性の弁護士の方と相談した。、知的で感じがよくドストライクの方だった。だが女性弁護士を口説きたいなんて了見では離婚裁判の結果はろくなもんじゃないだろう。

友人はNYで仕事をしてたこともあり英語に堪能なのだがクレバーCleverよりsmartの方が誉め言葉で、smart.の方が教養がある頭の良さだと言う、一方クレバーCleverの場合ずる賢いと言う意味での頭の良さだと言う。

私は弁護士はsmartよりCleverの方がより誉め言葉じゃないかなあ?と反論した。
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G7サミット、対ロ制裁とウクライナ支援強化 中国にもメッセージ

【ロイター】

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アメリカは繁栄のピークから衰退へ

日本がナンバーワンの時代が復活する!?

岸田ビジョン」は挫折するのか


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「捨てる神あれば拾う神あり」私は拾う神様に守られているようだ。落し物全部回収の幸甚
一人暮らしを1月から始め、やたらと物を落としたり、置忘れしているが神様にまもられているのだろうか?すべて無くすことなく私の手もとに戻ってきています。偶然や幸運で片付けられるレベルから少しだけ越えもはやシンクロニシティの領域に入るようないるような幸運の連続、「幸甚の至り」だ。最初の幸運は、一月の末だったと思う、まだ電動車椅子獲得前、ノーマルタイプの車椅子でタイソーまで買い物に行って会計をしようとすると財布が入ったポーチが無い!部屋に置き忘れたか?方道20分をかけて来たのに辛すぎる!万が一途中落していたら?頭の中が真っ白になつた、およそ100mほどアパートに向かって進んだ路地で車椅子が何かを轢いて擦れる音かした!財布が入った私の
ポーチである!な、なんで?いまだに理解できていない。多分椅子の脇に置いたのを忘れアパートへ帰ろうとして、ずり落ち気付いたのでろう?いずれにしても幸運であった。私は思わず「神様ありがとう」と大きな声で呟いていた。
次の災難は銀行口座を作りに電動車椅子納入後でドラッグストアと回った杖を上下さかさまにして後部のポケットに突き刺しアパートに帰ってきたところ杖の下部が抜けて無くなっている回った銀行2件とドラッグストアに電話して落ちてないか聞いたが無いと言う。道路に落としたと可能性は無いと思ったが、とりあえず探さねばなるまいとアパートも玄関を開けるとなんとスロープの柱に引っかかっていた。夜、弁当屋に弁当を買いにサンダルを履いて弁当屋に行った。弁当を買い道路を横切ると高級車の親父がクラクションを鳴らした、なんだ?「サンダル落してるよ!」と紳士が声をあげてくれた。「本当だ!」道の反対側にあるサンダルを拾おうとしたら、道を歩いていたご婦人がサンダルを拾って私にもってきてくれました。なんと皆さん親切です。またそれから半月後弁当を食べ終わるとまた靴が無いのに気が付く。暗い夜道弁当屋を往復したが無い、暗いので翌朝探そうかと思って諦めたとたん、食堂の隅にポツンと靴があるのを発見。、未だにどうしてあそこにあったのか納得できていないが、管理人さんが玄関に落ちていたようなことを翌日言っていた。通勤途中で靴が脱げることは何度も、あった。多くの場合周囲の見知らぬ人達が助けてくれた。バスを降りる際は運転手さんが気づいてくれて、椅子の下に落ちていた靴を発見してもらったことがあった、。ある強い雨が降っていた朝は、ポンチョで足元が見えず関内駅前の横断歩道で靴が脱げた、わざわざ雨の中走ってきてくれて靴を拾い履かせてくれた紳士がおられました。。たいへんありがたく感激です。、その後毎朝寄るファミマで再び靴が脱げてしまった、お客さん靴が脱げていますと店員の方が靴を持ってきてくれた。情けないやら有難い。今度は室内なので慎重に靴を履いた。ある時はスーパーで買い物中電動車椅子が何かに乗り上げた。私の靴である。自分で気が付き自分で履いた。そんな事はたびたびであるが最新の靴一時不明事件のは焦った。14日日曜横浜の弁護士さんに会いに行った帰り、遅い昼ごはん兼夕飯はをミーウィ5階のさち福屋でブリ大根定食を食べでいた。、箸を落してふと見ると靴がない!横浜の弁護士会事務所から順を追って思いだしていった。ご飯屋さんに入る前6階図書館で本を返却し本を借りた際は車椅子から降りて後ろに積んだバックから出し入れしたので、そこでは「心配しないでください。履いています。」でした。図書館か途中通路のどこかにあるはずと、確信を持つとそのまま十五穀米のお代わりを貰い杏仁豆腐まで食べてからみせを出た。杜の通路には落ちてはなく、2階受付へ、とどいていない。遺失物届けを出しで下さい、どんな靴か?と言うので、右足の靴を見せこれの左足!遺失物届けの起票は後まわしして図書館へ行った。受け付けの方の表情で、良かった図書館で落としたかと分かった。靴は既に遺失物として梱包されていた。遺失物受取書を書いた。身分証明書の提示をもとめられたので図書カードと、ミウィカードを提示したが却下された。マイナカードか運転免許証どちらがいいか尋ねると運転免許証でとお願いされた。未だに運転免許証の身分証明書としての地位は絶大だ。その免許証とマイナカードと保険証、身体障害者手帖相模原市医療証を纏めたカード入れを財布スマホといつしよに自称中核カバンに入れ
て中核カバンは更に通勤用の大きなカバンに着替や書籍と一緒に入れている。
朝、橋本関内間一時間ほど乗車するので、トイレに入ることにしている、トイレから出て改札脇で駅員さんの誘導を待っていると、見慣れたカード入れを持った駅員さん、「これ落としませんでしたか?皆のトイレに落ちていました」と言う。カバンが傾いた時転げ落ちたのだろう。「私のですありがとうございます」そ、れにしても守られている。なんと言う幸運か!
て小銭入れが度々カバンの中で行方不明になるのでパスモと紐で結んて中核鞄の
の中にいれている。7/11で現金を降ろした際イートインコーナーでコーヒーを飲んだ。小銭で払った。本を少しだけ読み駅に向かうと。そう、後ろから紳士が走って来て。忘れてますよと、パスモと小銭入れを持って追いかけてきた、「ありがとうございます」大感謝である。私が注意散漫になのか?5/3大学時代のグラスの友人達と親友の葬式帰り以来の麻雀をすることになつていた。5/2図書館閉館後
身体障害者用トイレで用をたしていた。帰りのバスの発車時刻も迫っていた。当然面子Sから明日麻雀しないと言う電話。面子たKと下らない意地の張りあいで腹を立てているのだ、トイレから面子SとKに私から再度電話。バスの時間がちかづいたので、バス停へ、バス停で、大きな通勤用カバンをまるごと図書館脇のみんなのトイレに置き忘れてきた!図書館も締まり人がいない6階身障者用トイレ
絶対あるだろうと思っていたが、見るまでは生きた心地がしなかった。5/3結局面子Sは現れず。中華食って温泉入っで飲んで帰ったが世パラっていたのでバス停で杖を落して警察から電話があって、翌日警察署に取りに行った話は既にブログに書いたが、杖に電話番号を貼っておいたのが功を奏したのだが、この落とし物が全て返ってくる幸甚は私を哀れと思う神様の業かもしれません。神っている。次は無いと謙虚にしているが、常にバス運転手やJR職員のように靴ヨシ杖ヨシ、カバン財布スマホヨシ、スイカパスモ(別々)ヨシと
目指をしているがそれでもやるから恐い。ひたすら拾う神様に只々感謝しかない。






 
焦って
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米財務長官、債務上限問題で警告「債務不履行は経済的・金融的大惨事に」 
5/11(木) 23:59配信

All Nippon NewsNetwork(ANN)

アメリカのイエレン財務長官はアメリカ政府の債務が上限に達し、資金難に直面している問題で「債務不履行は世界的な景気後退を招く」と警告しました。


 イエレン財務長官は11日、G7(主要7カ国)財務相・中央銀行総裁会議が開かれる新潟市で会見し、アメリカ政府の債務上限問題に言及しました。

 イエレン財務長官は「議会が債務の上限引き上げに応じなければ、政府は6月上旬までに債務を履行し続けることができなくなる」と述べ、議会下院で多数を占める野党・共和党に譲歩するよう求めました。

 また、債務不履行になれば何百万人ものアメリカ人が職を失い、アメリカは経済的なリーダーシップを失うだろうと警告しました。


【Xデー】米国債6月1日にデフォルト!?楽観視できぬ世界経済【朝香豊の日本再興チャンネル】

高橋洋一先生の言う通り政府機関の一部閉鎖は過去にもあるが、デフォルトになったことは1度もない





米国が破綻すると騒ぐ連中のなかには中露のインテリジェンス機関の息が掛かった人達もいる。

国家情報長官の警告する米国の本当の危機【柏原竜一のインテリジェンス】


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コラム:世界の「脱ドル化」は誇張 今年も続く米債買い
Jamie McGeever

[オーランド(米フロリダ州) 26日 ロイター] - 世界各国がドルの保有を減らしているという説が大きな話題となっているが、実際の数字を見ると、中央銀行も民間セクターもドル建て債券の保有を増やし続けているのが実態だ。


 4月26日、世界各国がドルの保有を減らしているという説が大きな話題となっているが、実際の数字を見ると、中央銀行も民間セクターもドル建て債券の保有を増やし続けているのが実態だ。写真は米ドル紙幣。2022年7月撮影(2023年 ロイター/Dado Ruvic)
最近公表された複数のリポートでは、準備通貨の分散や「地経学的」調整、人民元の国際化を図る中国の動きといったドル保有減少の背景が指摘された。しかし今年に入って世界が積極的にドル建て資産を売っている証拠はまだ見られない。

各国中銀の外貨準備に占めるドルの割合は徐々に減ってはいるが、公的部門はドル建て資産を売るどころか、総合すれば買い越している。民間セクターも同様だ。

米連邦準備理事会(FRB)のエコノミスト、カルロ・バートート、ルース・ジュドソン両氏がまとめたデータ(バリュエーション調整後)によると、海外中銀と民間機関は今年1、2月に米国債を買い越した。

両氏の推計では、海外中銀は2月に米国債を計476億ドル(約6兆3300億円)買い越した。ただ名目の米国債保有額は200億ドル減って計3兆4440億ドルとなっている。この矛盾は、米国債価格が2月に下落したことでおおむね説明がつく。

これに民間セクターのフローを含め、1月の数字も加えると、世界の米国債保有総額は1、2月に差し引き289億ドル、米政府機関債は同224億ドル、それぞれ増えていることが両氏のデータで分かる。

スタンダード・チャータードのG10FX調査責任者、スティーブン・イングランダー氏は、世界の中銀はドル以外の外貨保有を増やしていくと考えている。ただ、その過程は何年もかけて「水がしたたる」ような遅いペースになりそうだという。


「脱ドル化とはドル買いが止まることだと考えているなら失望するだろう。買う価格が下がるだけで、買いは続く」と同氏は説明。「ドル懐疑派の最右翼でさえ、ドル資産が壊滅的に売られるような事態は予想していない。実体を伴わない物事はまともに受け取れない」と語った。

<旺盛な買い>

脱ドル化は何年も前から極度に誇張されてきたが、今月にはユーリゾンSLJキャピタルを率いるスティーブン・ジェン氏の調査ノートによって、この議論に新たなひねりが加わった。同氏は国際資本フロー専門家として長年の経験を持つ。

ジェン氏は、為替レートの変動を調整すると、ドルは昨年、準備通貨としてのシェアが「驚くほど急降下」したと指摘。これは「ドルが豪腕的に制裁に使われたことが理由だと想定される」と主張した。

同氏の計算では、世界の公的準備に占めるドルの割合は昨年47%と、前年の55%、2001年の73%から落ち込んだ。昨年のシェア低下スピードは過去20年間の緩やかなペースに比べて10倍も速いという。

国際通貨基金(IMF)のデータでは、世界の外貨準備に占めるドルの割合は昨年末時点で58.4%と、ユーロが誕生した1999年以来で最低だった。



ただ、この割合が低下する中でも世界のドル資産買いが増えるのはあり得ることで、現在起こっているのはそうした状況のようだ。

FRBのバートート、ジュドソン両氏の数字を見ると、海外中銀の米国債買いは昨年47億ドル増えている。バリュエーション調整後の米政府機関債の買い越し額も973億ドルに達し、その大半が中国によるものだった。

もっとも、海外中銀の米国債保有総額が約3兆5000億ドルに及ぶことを考えれば、買い越し額は取るに足らない規模だ。一方、米政府機関債の同保有額は約6500億ドルなので、相対的に大きな買い越しだったことが分かる。

民間セクターも含めると、海外勢は昨年、米国債を3750億ドル、米政府機関債を1800億ドル、それぞれ買い越していた。

ドルの卓越ぶりは色あせていると言って差し支えないのかも知れないが、その変化は極めて段階的だろう。

ゴールドマン・サックスのアラン・スチュワート氏は「フローとバリュエーションに影響を及ぼすような真の変化は、ほとんど認識できないほど遅いペースで進みそうだ」と述べた。
(筆者はロイターのコラムニストです。本コラムは筆者の個人的見解に基づいて書かれています
わたしはバイデンや民主党リベラル勢力が米国を内部からぶち壊していると感じていますが、米ドルを基軸とした通貨体制は依然有効に働いていて私も一時金融危機の連鎖を心配したが杞憂で終わった。



米国のシリコンバレーバンク等から逃げ出した資金のほとんどは米国内に滞留していた。主に米国の国債や公債で運用するMMFに300兆円以上滞留していたのだ、



米銀行破綻はリーマンショックの規模を超える勢い 次はPacific Western Bankか & FOMC速報


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水戸の高校教師(日教組で共産党親派)の家に生まれ公立の小中高校と何事もなくを一浪を経て明治大学商学部に入学。証券市場論ゼミを選択。85年プラザ合意前に某大手証券会社に内定。1986年バブル到来とともに証券会社に入社以来37年勤務、60年生きてるきた。家族を持ち家を買い楽しことも沢山経験できた。色々なことがありましたが2021年脳溢血となり半身不随となってしまった。新型コロナ禍とはいえ、約1年半の監禁生活を経て2023年1月より一人暮らしを始める。紆余曲折を経て4月より復職。毎日電動車椅子で2時間かけ通勤を開始。ただでさえ慣れない新生活であるが、でもこの数週間の出来事は怒涛のような出来事が次々と現れ私を襲い私を引っ叩いている。私は独りで立ち向かい、一つ一つ対応している。ちょっとした映画のような毎日だ。4/12重度の糖尿病で緊急入院していた義弟が急死した、結局情けないことに、身体障害者の私が水戸に帰ると邪魔なだけで葬式には出たかったが、出れなかった。家内の弁護士と名乗る男性から連絡を受ける。「私も弁護士さんをたてますので」と言って切電。迎撃体制に入った。加えて復職にあたり入浴が問題となったが早退して対応することにしたが、社内規定が年間40時間しか認められないことが判明。また、私が住む見守り付き高齢者アパートの住人達と生活時間の違いからトラブルがあり引っ越しする決断に迫られ引っ越しを決意。引っ越しに向け動き出す・・・・復職を果たしたものの、DXが進み休職前に担当していた業務のいくつかは自動化されており各支店にあったバックオフィスを合理化統合し誕生した私の所属部署はいずれチャットGDPに置き換えられそうである。私は上司と相談しプログラミングのコースも含んだDX人材養成の研修を受けることまで始めてしまった。
天よ我に百難を与えよ!
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●対離婚弁護士迎撃戦
まずは法テラスへ相談したが月収が法テラス利用制限を越えており利用できないことが判明・神奈川県弁護士会へ相談。正式に相談したのはまだ一人だが、離婚裁判をした友人やそんp知り合いなどの話を聞く限りわたしの立場はっ勝ち目がないらしい。確かに原因を作ったのは私であるが、妻子を路頭に迷わすことはしてきていない。月2万円の小遣い+株の配当金+若干の臨時収入でご婦人たちとお付き合いをしてきた。ラブホ代は男性が必ず払う (女性に払わすと必ず途端にフラれる)が、ご飯やイベント代は原則割り勘だった。そうでもないご婦人も居たが長続きはしなかった。

あくまで少ない小遣いをやりくりしての不倫活動こ。
妻の趣味にも付き合って(私も楽しかった)パワースポット巡りな京都奈良熊野をして夫婦関係も良好だった。妻が私との営みを拒んだので、大人の付き合いと割り切ってSEXを楽しめるご婦人と誰に迷惑をかけるでなく楽しんだだけなのだ。確かに妻が癌にかかっていた時も不倫していたが、妻を見捨てることはしなかった。むしろ妻の子宮に負担をかけないように妻以外とHしていたのだ。
まあ、世間一般には私の行為は許されない行為だそうだ。確かに私も否定できないが、それが私の人生であり運命だったのだ。

妻が癌の疑いがあった時さすがに私も後ろめたかった、会うのを 止めておこうかと何度も思ったが、出会った女性があまりに私の理想のご婦人だった。大学時代最初にお付き合いして、私に多大な知的影響をあたえた賢いKY女史と同じ御三家JG出身といのが大きかった、運命を感じてしまったのだ。これも運命、地獄に堕ちるかもしれないが堕ちたならそれも運命と覚悟はしていた。

結果として現世でその罪を償うことになったのだ。私の方が逆に慰謝料を貰いたい。義弟の死の責任の一端は、私を老健から出所させた波いいが、荷物と一緒に見知らぬ土地のアパートに金も持たせず放置された兄を心配しかって水戸から上京して何とか生活できるよう手伝ってくれたりしていて自分の夫の病状に気が付かず病気があっかした。妻は私が復職が難しくなった時も知らん顔。それより4/15に迫る住宅ローンの返済はどうするんだとわたしに迫る始末。住んでもいない家、私が一時帰宅を要請しても拒否。びもいい弁護士を選び、戦ってやる。

妻の弁護士はまるで自分を観ているような上から目線、傲慢居丈高威圧的だった、「妻は何を要求していますかとの私の質問に、「貴方バカじゃなかったらわかるでしょう、離婚、財産分与、慰謝料」と暴言を吐いた、まあ弁護士の会話の範疇では暴言ではないのかもしれませんが、この馬鹿野郎にギャフンといわせることができる弁護士に依頼しようと思う。

5/3友人と麻雀をする約束をしていたが1名来られず、麻雀は中止となった。美味しい中華料理屋が二俣川にあるというので行ってきた。お店の名を香蘭と言うワンタン中華丼セットに餃子を喰った。かなり旨かった。奥さんは中華街のお粥の超名店お粥名店謝甜記(シャテンキ)」の娘さんだと言う。まあ実力があるシェフであるところに嫁いだのだろう。
 その後竜泉寺の湯へ行き電気風呂に入る。4/30に秦野で美味しいうどん(白笹うどん 多奈加)の肉みそうどんを喰って清川村の清川温泉へ行っていたので温泉は2件目である。

ちなみに自分が身体障害者になって初めて知ったのだが身体障害者が温泉の大きな湯船に浸かると浮いてしまう、下手すると溺れる、驚いた!これは身体障害者じやないと気が付かないトレビアである。


電気風呂は浮腫んでしまった私の足にはかなり効果的だった。目に見えて浮腫が改善した。
竜泉寺の湯へ行った後長津田のサイゼリアでワインを飲んで、焼き鳥屋で更に飲んで橋本に帰った。
かなり酔っていたのでバス停で杖をおとしてしまったらしい。自室に着くと警察から電話、杖を落しませんでしたか?車椅子を見ると確かに杖が無い。杖に携帯電話番号を貼っておいたのが功を奏した。
5/4朝警察署へ行って杖を受け取り、カバンを修理に出した。5/2カバンが全開となり図書館で借りた本が落ちたので相談したら1300円で調整できると言う中身を出して持ってきてくださいと言うから持って行ったところ3300円だと言う。フザケルナと思い、休みだと言う店長にも電話をかけさせたが3300円だと曲げない前日1300円と言ったのは担当者の間違いだと言う。「詐欺だ足元見やがって」と思ったが払った。

映画スズメの戸締りを観たかったので、南大沢のTOHOシネマズ南大沢へ観に行った。南大沢のアウトレットモールが出来た頃1.2度来たことはあったのだが20年近く経てといぇも素晴らしい街に成熟していた。サンマルクカフェで充電させてもらいモールで水筒クッションを買い18:55~21:05の回を観た。

23時過ぎ自宅近所の回転寿司でご飯を食べ帰った。
5/5下の妹が来ると言う。身体障害者の兄を気遣ってだろう。だが私は自分が身体障害者だと忘れ遊びまわっているので無理して来なくて大丈夫と言った。次回上の妹が来るとき一緒に来る時任一緒に来ることにした。
ブログに「天よ我に百難を与えよ」と書いたからって、天はあっさり次の難を寄越すことは無いの天は寄越してきた。

救急搬送事件

5/5天気が良いので昼ごはんは近くの公園でお弁当を買って食べることにした。
弁当を食べ終わると風が吹いて弁当容器が飛ばされた。拾おうとしたら公園入口の車止めに車椅子が嵌まり二進も三進もいかなくなってしまった。車椅子から降り、車椅子を持ち上げて外したは良いが、些か疲れ車止めに座って休憩していたところ一陣の強風が吹き私はバランスを崩し麻痺側の左へ倒れ左頭部を強打してしまった。痛かったがたぶん大丈夫と思った。すると近くにいた小学校高学年~中学生の少女が「おじさん大丈夫?」と駆けつけてきてくれた。すると「おじさん耳から血が出ている!」と言う。「なんですと~これはヤバいかも!」少女はたぶん119番にかけてみたかったのだろう「救急車って119番?」「そう119番」「公園で人が倒れています!」まあそこまでは良かったのだが場所の説明が要領を得ず結局倒れた本人が説明すると程なくして、救急車が到着GWの当番病院でMRIがある協同病院に12:30搬送された。ERは大混雑「時間がかかりますが良いですか?」と受け付けは言うが患者に「駄目です」と拒否できるわけがない。2時間が過ぎた頃MRIをとってもらった。どうやら大丈夫そうだがまだ時間がかかるという。搬送されて5時間17:30後ようやく私の順番が回ってきた。
その間交通事故で搬送されてきた重症者から比べれば私は軽傷なのだろう。
それにしても協同病院の担当スタッフの手際の悪さレベルの低さには呆れてしまった。5時間も待たされたのですから当然印象が悪い。

頬骨骨折だという。

痛みは無い陥没もない。何も処置されなかった。

耳から血が出ている正体は切れていたのだった。私を担当したのは4月にはいぞくされたばかりの研修医だった「どうしようかな」と繰り返し呟き、明らかに縫合に自信が無く看護婦や先輩と何やら相談しているが、できれば縫合処置を避けたがっていた。「勘弁してくれ!」頭を打ったときより怖い!なんだかんだで処置が終わり18:30のバスにギリギリに乗れた。6時間も病院ですごしてしまった。
翌5/6は午後横浜弁護士会で別の弁護士さんに話を聞いてもらう約束だった。しかしながら、前日の緊急搬送事件の余波で約束の時間に間に合いそうもなくまた翌週に変更してもらった。毎週リハビリに通うかかりつけの先生に、まず研修医がビビりながら縫った箇所を診てもらった。とりあえず合格だった。一安心したが、頬骨を骨折したが何の処置がなかったことを話した。何とかかりつけの病院から私の昨日のMRI画像をできるのだ、すると確かに骨折している。それでなにも処置無し?まあER忙しかったんだろうね、大丈夫とはおもうが、紹介状書くから一応形成外科の専門医に診てもらえという。整形外科は首から下で首から上は形成外科が担当だと言う。知らなかった。土曜は血圧の薬を貰いに内科も行かなくてはならない。案の定大混雑。ギリギリ弁護士に会えるかとおもっていたが全く無理だった。クソ〜忙しすぎる。駅で引き返すことにした。
最近悪いことが起きると次はラッキーが交互にやってくる。そこで前日かばんの修理を依頼したお店に5/6行った。すると3300円は間違いでしたと2200円返金してもらった。

ゴールデンウィーク最終日、大学時代のサークル(美研/美術研究会)の友人2人が橋本で飲もうと言うので、最近マイブームのすぐ近所の町中華楽楽中華本店で飲むことにした。ファミリーコース5980円、最初サラダクラゲが出たかと思うと次々と料理が15-16品運ばれ3人とも大満足だった。行きは私が駅まで迎に行ってタクシーで楽楽中華へ行ったはよかったが、・・・天気は豪雨・・・タクシーが捕まらなくなる。
雨が降ると相模原ではタクシーがつかまらない。まず私が5〜6社電話をかけたが、車は出払っている早くて一時間後とか言い出す。先入観の無い友人にかけてもらうとやっと捕まえることができた。まったく最後まで難義の連続GWだった。GWだけで百難は十分あったかもしらん

5/10折角紹介j状を書いてもらったのでケアマネさんにつれていってもらい再び協同病院へ担当山田医師
協同病院なんかには行きたくもなかったが、近所に形成外科があるのはここしかなくしかたなく。朝から橋本駅より混雑しており笑った。2時間待ったが全開が5時間だった為なんだか直ぐ看てもらえたきがするから不思議だ、(笑)結論から言えば何もしなくて大丈夫だった1月程度で繋がるとのこと。幸い陥没した下に筋肉は無く痛みもない。

ケアマネさんにおひるをごちそうすると申し出たが時間がないとのことで、仕方がないので1週間で4回目の楽々中華塩ラーメンにマーボー丼800円安くてうまい

楽々中華の後は髪を切り業務スーパー城山店へ始めて行った。16:00から入浴担当はショートカットが似合う看護婦の愛ちゃん。17:00から電動車椅子の入れ替え。休日は忙しい。
※転居問題
今差し迫った事案のなかで、1番進展していない。入浴が自由に入れないシステムの為早帰りをせざるを得ないのに、年間40時間しか早帰りできず、自由に入浴できるアパートへ転居せざるをえない。その上生活時間が異なる他の老人達は、私が夜帰ってきて早朝手やでていくので煩いとクレームム騒ぎになっているのでいい加減出て行きたい。
独身の身体障害者に住居を提供してくれるのは公的な物件にかぎられ様々な条件が課せられ、その多くが妻と離婚成立ではないとむずかしい。離婚成立後改めてさがすかも。また、入浴問題は、日帰温泉施設で目先対応することにした。
引っ越しに腰が重いのは最近橋本にハマってしまい、橋本から動き難くなってしまった。



https://www.youtube.com/watch?v=OwXg_8G_IXQ



執筆中

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https://youtu.be/-tB1x7opAGg
(ブルームバーグ): 米FOXニュースは24日、高視聴率を誇っていた番組のホスト、タッカー・カールソン氏が即日退局すると発表した。親会社フォックスの株価は一時5%を超える下げとなり、約3%安で取引を終えた。

FOXは先週、投票集計機メーカーのドミニオン・ボーティング・システムズが2020年米大統領選の報道で名誉毀損(きそん)があったとして起こした損害賠償請求訴訟で、約7億8700万ドル(約1060億円)の支払いに同意したばかり。夜間の時間帯の人気番組ホストを失うことで、FOXは番組編成上も大きな打撃を被る。

同社は「FOXニュースメディアとタッカー・カールソン氏は、別々の道を行くことで合意した。カールソン氏のネットワークへの貢献に感謝している」とのコメントを出した。FOXは、カールソン氏の最後の番組出演日は21日だったと説明した。

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ドミニオンの弁護団はカールソン氏が経営陣や同僚、ゲストを侮辱していた証拠を暴いていた。また、FOXニュースの元プロデューサー、アビー・グロスバーグ氏が起こした係争中の訴訟では、カールソン氏を女性差別などで非難している。

事情に詳しい関係者によれば、フォックスのラクラン・マードック最高経営責任者(CEO)とFOXニュースのスザンヌ・スコットCEOが21日夜にカールソン氏の降板を決めた。同氏への取材はできなかった。

FOXニュースに批判的な非営利団体メディア・マターズ・フォー・アメリカのアンジェロ・カルソン代表はカールソン氏について「手に負えなかった」と述べ、同氏がある時点で傲慢(ごうまん)になっていたとの見方を示した。

カールソン氏の退社はFOXニュースにとって大きな痛手であることは、フォックスの株価急落が如実に示している。

年俸が1000万ドル(約13億4300万円)を超えていたカールソン氏には、他のネットワークがすでにアプローチを始めている。同氏が他局で番組を持てば、FOXを公然と批判することになりそうだ。

保守系テレビ局ニュースマックスのクリス・ラディーCEOは、カールソン氏がFOXを辞めた今、同氏と「会話を持ちたいと考えている」と明らかにし、FOXニュースの決定は、同氏の人気を踏まえれば「理にかなっていない」と話した。

別の保守系チャンネル、ワン・アメリカ・ニュース・ネットワーク(OANN)もカールソン氏との話し合いを望んでいる。同社は「FOXニュースの損失はOANNの利益になるかもしれない」とツイートした。

原題:Tucker Carlson Leaves Fox News in Shakeup After Settlement、Fox Axed ‘Uncontrollable’ Host Carlson, Who Badmouthed Bosses(抜粋)

(c)2023 Bloomberg L.P.



アメリカ時間の昨日 月曜日の朝に突然 このタッカーカールソン降番のニュースを見つけた、及川さんは何か解説していないか・・・・その時点ではまだだったが、
タッカー・カールソンが FOXニュースから離れるという話が唐突です
まず 先週の金曜日 4月21日の夜の タッカー・カールソンの番組
タッカー・カールソンTonightこれが彼の最後の放送ということになったという発表なんです
これは FOXニュースとそしてタッカー・カールソン双方が合意したという発表が 出た。
当ブログの読者の皆さんにタッカーカルソンを今更説明するひつようがなく、このニュースがいかに大きな意味があるか説明する必要もないだろう。
タッカー・カールソンはアメリカの1ジャーナリストアメリカの1ニュースキャスターという地位にとどまらず、トランプ支持派MAGAの代弁者として全世界に影響を与えるインフルエンサーである。
トランプさんの考え方トランプさんの主張していることこれを第三者の立場でトランプさんよりも分かりやすく説明していたのがタッカーカルソンだった。わけですその意味でこのタッカーの影響力
は大きい。フォックスニュースのタッカーカールソンのこのを知らないのはリベラル派のメインストリームメディアのテレビニュースかり流れる日本人にとっては偏ったニュースがっ偏ったキャスターや解説者で解説説明される為MAGAが傍若無人な右翼団体のように報道されている。特に1月6日の議事堂事件の真相について」地上波で報道されるのはだいぶ先だと思われます。日本ではタッカーカールソンが暴いた情報は陰謀論にされてしまっている。

タッカーカールソンの情報はアメリカの保守派だけで人気があるというのではなくヨーロッパとか他の国世界中で見られてるんですよね普通に保証されてるが日本だけは残念ながらそうなっていない。
これ日本には電波利権問題があり報道の自由が制限されている。
世界ではケーブルテレビガ発達しいろんなチャンネル=いろんな意見が多いですからその中で放送されてるわけですですので世界的にこのトランプのMAGAというものをタッカーカールソンガ解説していたのだ。

FOXニュースの夜間視聴者数が325万人おり、ケーブルニュースで最も 視聴されている番組となったんです
そして タッカー・カールソンと言えば、トランプ前大統領と近い距離にあり、非常に親し。今年になって、「2021年の1月6日事件、つまりトランプ支持者達がワシントンD.C.の議事堂を暴徒化して襲ったんだという話になっていたが、実は真相はそうではなかった」と真実真相を曝露したすごい報道をタッカーカールソンによって報道されたわけです。

ではなぜそんなタッカー・カールソンが解雇されなければいけないのか?
及川氏は解事実上の解雇だと解説しています。
解雇されるという背後にあるのはこの2人の存在であると
FOXニュースのオーナー・社主である メディア王ルバート・マードック、それから FOXニュースの取締役の1人であるポール・ライアン元下院議長関わっている。
この2人の名前が出ており、この2人の存在が今回の解雇の背後にあると言われています。
ルバート・マードックは もう世界のメディア王ということで 有名です。
ポール・ライアンとは共和党の元下院議長です。
彼は若くして下院議長になった。2015年オバマ政権の時に 共和党が下院の多数派を取った時に下院議長になっている。その時の副大統領がバイデン、大統領がオバマでした。
その後 トランプが大統領になりました。彼はこの時のまさに下院議長でした
ただ このポール・ライアンは共和党内の主流派であり反トランプで、ものすごくトランプ元大統領を嫌っている。このポール・ライアンが今 支援しているのが、デサンティス フロリダ州知事だそうです。彼はデサンティス州知事のアドバイザーに収まっている。
デサンティス氏が今回か次回以降いずれ大統領になった時には、彼が大統領の顧問としてホワイトハウス入りを狙っているのではないかと 言われている。
今回の件に関係しているだろうと 言われているのが、ドミニオン社のFOXニュースに対する訴訟です
2020年の大統領選挙の時にいろいろ 選挙の開票で 問題があったわけで、疑惑はかなり濃厚であり、その点裁判所の判断は気になるところですが、話の文脈からすると、どう手をまわしたかは知らないが、疑惑だらけのドミニオン社投票機は正しく稼働していたということになるが、
2020年の疑惑だらけの大統領選挙で槍玉にあげられたのが このドミニオンという会社でした
その後 このドミニオンという会社は、当時批判をしてきた相手、すなわちFOXニュースとかそれ以外の保守系のニュースメディア、それから ジュリアーニ弁護士とか、当時 トランプ大統領を応援していた色々な人たちを 一斉に名誉毀損で訴えたわけです。

この裁判が2年間ほど続いていてFOXニュースは16億ドルの名誉毀損訴訟を係争中
それが つい最近 和解で決着しまして、最終的には7億8700万ドル(それでも すごい金額ですけど半分ぐらいの金額)で収まって和解したと言われています。一説には和解条件が、タッカーカールソンの降番とも噂されています。

ここに「裁判の中で どんなやりとりがあったのか? この2年間社主としてルパードマードック氏は係争を(被害最小限で)収める責任があった。そこでマードック氏は 裁判に出て法廷で宣誓証言している。


「故意に嘘の放ったかというと送を許可したFOXニュースの幹部は 懲戒または解雇されるべきだ」
「彼らは 叱責されるべきで もしかしたら処分されるかもしれない」
そういうことが 明確にこの裁判文書に書いてあるんですよね
そういうふうにマードックは法廷で 宣誓して言っているんですね
これが何のことを表しているかというと、2020年の大統領選挙のその後の報道です
トランプ大統領が この選挙はおかしいというふうに クレームしたわけですよね
当時は「負けた人間が何を言っているんだ。彼は嘘を言っている。これは陰謀論だ」という レッテルを彼らは貼られたわけですけど
それがこの「嘘の放送」という言葉の意味です。
FOXの幹部はこう言っていると
「トランプ前大統領の選挙の嘘に魅了された視聴者がFOXのライバル会社の ニューズマックスやワンアメリカネットニュースという他の保守系ネットワークに 群がるのを防ぐためにそうした」と訴訟では述べられている
こういうことが この訴訟文書の中に出ているわけです
ということで ここではっきり分かることは、「マードックはとにかくFOXのオーナーとしては このドミニオン社と和解しなきゃいけないので、こういう発言を法廷でしていた」ということです
とにかく「FOXのトランプ寄りの姿勢」というのが 問題になっていたわけです
マードックよりもっと熱心にFOXのトランプ寄りの姿勢を 批判していたのが、取締役の一人であるポールライアンです。ポールライアンはマードックに もうトランプから離れるように促していたと
これが先ほどの裁判の文書の中に出てくる。ポールライアンは「もうFOXニュースはトランプの嘘に付き合うべきではない。トランプに関わるべきではない」と主張していた
そんな中で、全てのネットワークの中で 一番トランプのことを結果的に応援する放送をやっていたのが、FOXニュースの一番人気のタッカー・カールソンの番組だった。
ここに大変な矛盾があったがどうもFOXとつい最近和解したドミニオンにこの件は関わっていたのではないかと言われています
このタッカー・カールソンの件が出てすぐにドミニオン社は「決してこの裁判でタッカーカールソンを解雇するということを和解の条件にはしていません」というふうに発表しているので余計に怪しい。
ただ、本当のところはどうなのかわかりません
この件が出た後すぐにFOXコープの株価が急落しています。

当然だと思うんですが 急落しています
それくらいFOXニュースの稼ぎ頭がこのタッカー・カールソンだったんですよね
じゃあこの後タッカーカールソンはどうなるのか
昨日の今日なので何とも言えませんけれども
このタッカーカールソン解雇の知らせが出たのが月曜日の朝です
その日の夜に、アメリカの月曜日の夜なのでちょうど日本時間の火曜日の朝なんですけど
FOXのライバル局であるニューズマックスのニュース番組にトランプさんが生出演しているんですよね
ここにトランプさんが生出演していまして
ニューズマックスのグレッグ・ケリーの番組でトランプ氏が直接インタビューを受けているわけです
これは前から決まっていたことなんですけど
でもちょうどその日にこのタッカーの解雇の件の知らせが出たので、トランプさん自身もショックを受けたっていうことを言ってたみたいなんですけどね
タッカーカールソンがどこかに移るとしたら、その選択肢の一つになり得るのはニューズマックスではないかと思うんですね
そうするともう一気にこのニューズマックスの方が視聴率が上がるということになるというふうに思われます



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政府は11日、潜水艦から発射する長射程ミサイルの開発を三菱重工業に発注したと発表した。開発期間は2023〜27年度の5年間。相手のミサイル発射拠点などをたたく反撃能力の手段として活用する想定だ。

発見されにくい潜水艦に長射程ミサイルを搭載すれば、相手はどこから反撃されるか分かりづらいため抑止力が高まる。射程は1000キロメートル程度とみられる。

政府は①国産巡航ミサイル「12式地対艦誘導弾」の射程を延ばす能力向上型②島しょ防衛用の「高速滑空弾」――の量産も三菱重工業と契約した。いずれも26年度からの納入をめざす。契約額は潜水艦発射型を含め計3780億円ほどだ。

政府は米国製の巡航ミサイル「トマホーク」を購入し26〜27年度の配備も目指している。国産ミサイルの開発と使用実績のあるトマホークを組み合わせることで重層的な抑止力を構築する狙いだ。

23年度予算に計上したトマホークの取得経費は契約ベースで2113億円だった。30年代に音速の5倍以上で飛ぶ極超音速誘導弾を潜水艦に搭載する目標も掲げる。

潜水艦の長射程ミサイル 魚雷型で28年度にも前倒し配備

政府、垂直発射式は30年代


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政府は自衛隊の潜水艦に搭載する長射程ミサイルを2028年度にも配備する計画だ。これまで想定していた30年代から前倒しする。艦船の大規模な改修が必要となる垂直発射式だけでなく、魚雷発射管を用いた水平発射式も取り入れることで導入を急ぐ。

政府が22年12月に閣議決定した防衛力整備計画は「潜水艦に搭載可能な垂直ミサイル発射システム(VLS)」の開発・整備を明記した。水平発射式への直接的な言及はなかった。

VLSを整備するには、長射程ミサイルだけでなく垂直に撃つための新しい装置が要る。同時並行で進めるには時間がかかり、配備は30年代を見込んでいた。

水平発射式の長射程ミサイルなら既存の魚雷発射管を活用しやすい。配備を早めることが可能になった。

海上自衛隊の潜水艦はもともと水中での静粛性に定評がある。敵に発見されにくい状況で長射程のミサイルを搭載すれば、相手にとってはどこから反撃されるか分かりづらい状態になる。日本の抑止力を高める効果を期待する。

潜水艦から水平発射する長射程ミサイルの開発は政府が三菱重工業に発注した。契約額は584億円だった。23〜27年度に開発期間を終え、28年度にも配備をめざす。

相手のミサイル発射拠点などをたたく反撃能力の具体的な手段になる。

今回のミサイルの射程は日本から中国や北朝鮮に届きうる1000キロほどとの見方がある。自衛隊が保有するものでこれまでの最長は百数十キロだった。速度は音速に近い亜音速を見込む。

防衛省・自衛隊は30年代にVLSから音速の5倍以上で変則軌道を飛ぶ極超音速誘導弾を配備する目標も掲げている。

潜水艦に水平発射式と垂直発射式の双方を載せれば、敵の艦艇や地上の標的に短時間で連続して発射できるようになる。反撃能力と抑止力がともに増すといえる。

国産巡航ミサイル「12式地対艦誘導弾」の射程を延ばす能力向上型、島しょ防衛用の「高速滑空弾」の量産についても三菱重工と契約を結んだ。いずれも長射程で潜水艦発射型よりも早い26年度の配備をめざす。

12式の能力向上型は地上から発射するタイプに加え艦艇や空中の戦闘機から撃つ種類も開発する予定だ。

潜水艦発射型と合わせた契約額は合計で3780億円ほどとなった。

この金額は政府が23年度予算に計上した米国製巡航ミサイル「トマホーク」の取得に必要な経費2113億円(契約ベース)を上回る。

トマホークは射程1600キロ以上の最新型の購入を想定しており、海自のイージス艦に載せる。複数の手段を使って反撃能力を高める体制の構築を急ぐ。

反撃能力 敵のミサイル発射拠点などをたたく力。政府が2022年末の国家安全保障戦略で保有を決めた。中国の軍備増強や北朝鮮の核・ミサイル開発、ロシアのウクライナ侵攻などを踏まえた。
国家安保戦略は武力行使3要件に基づき運用すると規定した。①日本と密接な関係国への武力攻撃が発生し日本の存立が脅かされる明白な危険がある②他に適当な手段がない③必要最小限の実力行使――をさす。

政府は実際に行使するかは「個別具体的な状況に即して判断する」と説明する。主要な装備となる長射程ミサイルの配備は26年度以降になる。

台湾有事を巡っては米国内で27年やそれよりも早い時期といった予測がある。ミサイル調達後も実戦で使うには訓練が必要だ。中国に台湾への武力侵攻を踏みとどまらせる要因にはなりにくいとの意見もある。
現代の潜水艦は大きく分けると2種に分けられます。戦略ミサイル潜水艦と攻撃潜水艦である。
ディーゼルエンジン+バッテリーの通常型原子力
戦略ミサイル潜水艦は海底深くに潜みじっと動かないのが基本である。一方攻撃型潜水艦も獲物を狙って海底でじっと動かない時もあるが一度獲物を見つけると襲い掛かるハンターが攻撃型潜水艦であり海自の潜水艦は全て攻撃型潜水艦である

長射程ミサイル搭載潜水艦は攻撃型電水間の亜種という位置付けだろう。

とうぶろぐでは何度か主張しているが海底にじっと動かないのなら貴重な人員を割いて有人潜水艦ではなく無人潜水艦に潜水艦発射の長射程ミサイルを積むべきだと思う。



ゆっくり解説】日本が開発する射程3,000kmの化け物ミサイル
https://youtu.be/544yLWLAyCQ







海自潜水艦発射の長射程ミサイルの攻撃目標とは?公式にはミサイルサイロ/発射拠点軍事基地空港港湾補給拠点となるであろう・・・が、海自潜水艦発射の長射程ミサイルの目標が何なのか議論されているだろうか?30年前の北朝鮮の液体燃料ミサイル「ノドン」の時代当時戦闘機による爆弾投下以外何も攻撃手段を持っていなかった頃策源地攻撃と呼ばれていた頃はトマホークさえあれば十分であるし目標もミサイル発射基地で十分であった。

しかしながら今日対中国相手に海自潜水艦発射の長射程ミサイルを抑止力とした場合いったい何処の何を攻撃するぞと事前に宣言しておくべきなのかも含め議論がなされていない気がします。

勿論攻撃目標は軍事機密ではあるが、実際の目標が100あったとするならば1000~2000目標候補だと公表しておけば、守る側は1000~2000か所分守らなければならなくなる。

しかし自衛隊はロシアではない。民間インフラ、原発、ダムといったインフラ民間施設の攻撃はできないと思われます。

ロシアも実は当初はウクライナの民間施設ではなく軍事目標中心にミサイル攻撃目標をせんていしたのではないかと考えるのが合理的だ。発電所な/変電所鉄道などは当初攻撃目標であったかもしれません。しかし、商業施設民間アパートは意図的ではなく誤情報であったりロシアのミサイル性能が悪すぎたのかもしれません。クリミア大橋爆破以降は意図的電力インフラ攻撃が開始された。冬が近い中でウクライナ電力網を破壊して暖房を止めて市民生活を立ち行かなくさせて、市民の士気を挫き厭戦気分を醸成させて降伏あるいは停戦に追い込もうという作戦でしたが成功したと言い難い。
結局。ロシア軍の電力インフラ攻撃は決定的な効果を生むことなく、ウクライナ市民の士気は下がるどころか徹底抗戦の意思はますます強固なものとなり、ロシアの行いは逆効果となってしまっていました

海自潜水艦発射の長射程ミサイルは抑止力としての効果は十分にあることに異論はないが・・・いったい中国の何を攻撃するのか、言い方を変えれば中国が攻撃を受けると困るものは何か?
ひょっとすると毛沢東時代の大躍進政策の失敗など中国4千年の歴史の大半は飢饉や飢餓の歴史であり中国共産党の最終的権力維持基盤は人民を飢えさせないことに苦心している。

中国が世界の食糧の買い集めを加速している。米農務省によるとトウモロコシなど主要穀物の世界在庫量の過半が、世界人口の2割に満たない中国に積み上がっている。中国の巨大な食欲が穀物の高騰や貧困国の飢餓拡大の一因になっているとの見方もある。

潜水艦発射の長射程ミサイルの目標として中国の戦略的食糧庫への攻撃が効果的に思います。


 戦略爆撃。しかしこれは歴史上、失敗の多い作戦でした。過去の例から見ても市民を狙った攻撃は中途半端なものだと逆に抗戦意思を高めてしまいます。恨まれ、復讐の声が強くなり士気が上がってしまいます。人の抗戦意思を砕き心を折るには徹底して苛烈な大規模攻撃が必要になります。しかしミサイルは高価であり用意できる数は少なくなるので、必然的に投射量は少なくなります。攻撃は中途半端なものに成らざるを得ず、「ミサイルを用いた戦略爆撃」で過去に成功した例は一つもありません。

【ミサイル戦略爆撃の失敗の歴史】第二次世界大戦末期のロンドン都市攻撃(V1、V2)
第二次世界大戦末期のアントワープ都市攻撃(V1、V2)
イラン・イラク戦争の「都市の戦争」(スカッド)
湾岸戦争のイスラエル都市攻撃(スカッド改)
V1(Fi103巡航ミサイル)、V2(A4弾道ミサイル)、スカッド弾道ミサイル、スカッド弾道ミサイル改(アル・フセイン)

 都市への大規模なミサイル攻撃が行われた過去の戦いの代表例は、どれも戦略目的は達成できませんでした。結果的に嫌がらせ攻撃にしかならなかったのです。ミサイルの少ない投射量でも大破壊をもたらす方法である核弾頭を用意すれば話は変わってきますが、通常弾頭のミサイルでは市民を狙った戦略爆撃は成功の見込みが低いものとなります。

 ロシア軍がウクライナで行った戦略爆撃は都市の家屋を狙った無差別爆撃は主ではなく(ただし住宅街への攻撃も複数回実施)、主目標は電力インフラを狙った攻撃だったので、投射量が少なくとも精密攻撃を行えば成功する可能性があるという見立てもありましたが、結果としてそうはなりませんでした。


西太平洋の海中に不気味にひそむ潜水艦、“イモ洗い”状態で正面衝突の危険も
いまや「3隻に1隻」は西太平洋に集中、配備する各国の狙いと最新潜水艦事情
【JBpress】深川 孝行2023.4.21(金)



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アメリカの「オハイオ」級巡航ミサイル搭載の原子力潜水艦(米海軍)

米ロ除き10カ国・地域が西太平洋で潜水艦を保有
 2023年4月8日から3日間にわたり中国は台湾の包囲軍事訓練を行い、蔡英文・台湾総統の訪米に対して“恫喝”した。

 その際、中国海軍の2番目の空母「山東」の包囲訓練初参加に耳目が集まったが、むしろ専門家は空母の下にひそむ中国潜水艦の存在に興味を示していた。4~6隻が水深数百メートル辺りで「山東」の“露払い”を務めていると見られ、虎の子の空母を海の中からもガードできるという自信の表われとも分析されている。

 太平洋の中でも、特にアジア・豪州の両大陸に面する辺りの西太平洋地域の海の中は、中国の海軍力増強を機に20年ほど前から「潜水艦軍拡競争」が勃発し、全世界に600隻弱ある潜水艦の実に3隻に1隻、200隻ほどがここに集まっていると見られるからだ。

 英シンクタンク・国際戦略研究所(IISS)の最新報告書『ミリタリー・バランス(2023年版)』を中心に、激動する潜水艦事情に迫ってみると、米ロを除いて10カ国・地域(以下)が西太平洋で潜水艦を保有する。

・中国59隻
・日本22隻
・韓国19隻
・北朝鮮約20隻(小型潜水艇は除く)
・台湾4隻
・ベトナム6隻
・マレーシア2隻
・シンガポール4隻
・インドネシア4隻
・豪州6隻

 この数字を見ると、中国が最大で日本の実に2倍以上を保有しており、そのほかタイやフィリピンも導入に触手を伸ばしていると見られる。

「地球最後の日」に備える原子力潜水艦の驚愕の“任務”
 潜水艦と言ってもピンからキリまであり、まず「体格」だが、特に正式な区別はないものの、仮に水を満杯にした大きな湯船で完全に沈めた時に溢れる水の重量、「水中排水量(単位/トン、以下同)」で比べると、次のような目安で区別できる。

・およそ500トン以下:小型潜水艇
・700~2000トン未満:小型潜水艦
・2000~3000トン未満:中型
・3000トン以上:大型

 基本的に大きいほうが外洋で長期間作戦が続けられるため有利だ。また小型潜水艇は主に北朝鮮が多数装備し、これも含めて「北朝鮮の潜水艦の数はアジア最大」とするメディアもあるが、性能は限定的で外洋での作戦も困難なため、一般的な潜水艦と同列に扱うには無理があるだろう。

 また、潜水艦は搭載するエンジン(機関)でも「原子力潜水艦(原潜)」と「通常(動力)型潜水艦」に大別され、「原潜」は空気(酸素)が無用な核分裂で莫大なパワーを発揮する原子炉がエンジンで、核燃料を一度積めば10年以上無補給で航行できるのが最大の特長だ。乗組員の食糧と精神力が持つ限り何カ月でも潜航でき、乗組員の酸素・飲料水も豊富な電力で海水から大量に製造できる。


「通常型」は普通のディーゼル・エンジンを載せた在来型の潜水艦で、浮上時はエンジンで航行し、この時バッテリー充電も行う。潜る時は空気が得られないのでエンジンは使えず(浅い潜航ならシュノーケルで大気を取り込める)、バッテリーの電気を頼りに潜航するが、数日が限界だ。

 近年は通常型の潜航時間を数週間に伸ばせるAIP(非大気依存推進)という先端技術の採用例も増えている。液体酸素と燃料・化学剤を反応させてエネルギーを得る方式や燃料電池が主流だ。

 原潜はさらに、「弾道ミサイル原潜(戦略ミサイル原潜)/SSBN)」と「攻撃型原潜/SSN」に分けられ、前者は巨大な(核)弾道ミサイル(SLBM/潜水艦発射型弾道ミサイル)を何発も垂直に並べて搭載し、何カ月も海中に隠れて“地球最後の日”に備える核抑止が任務だ。核弾道ミサイルを使えば人類滅亡が確実なので「使えない兵器」と皮肉られ、じっと隠れているのが鉄則で、敵潜水艦への追跡・攻撃はまず行わない。

 これに対し後者は、まさに敵潜水艦・艦船を魚雷やミサイルで攻撃するのが主任務で、SSBNの護衛も務める。通常型のほぼすべてが攻撃型と考えていい。

南シナ海を「聖域」にしたい中国の思惑
 ここからは各国の潜水艦事情について見ていこう。まず中国だが、急激に質・量を増しているのが特筆すべき点だ。国産のSSBN6隻が同国の核戦力の要(かなめ)の1つで、搭載するSLBMの照準を“仮想敵”であるアメリカに合わせる。

 SSBNは海中に潜り続けて発見されにくいので、核報復の切り札として核保有国は重視する。そのため敵潜水艦などが近づけない“聖域”の確保も重要で、中国は南シナ海をこれに充てようと考える。近年、南沙諸島で占拠や軍事基地化を強引に進めるのもこのためだと指摘する専門家も多い。

 また性能アップにも熱心で、近く配備の「唐(タン)」型SSBNの弾道ミサイル搭載数は現行の2倍、24発になる模様で、SSBNの総数も2030年までに2隻増の8隻体制にするらしい。

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中国の「晋(シン)」型原子力潜水艦。潜水艦発射型の弾道ミサイルを12発搭載する(写真:ロイター/アフロ)

 このほかSSN6隻、通常型47隻を揃えるが、20世紀末までは“骨董品”とも言うべき「第2次大戦型」の改良型が大半で、「太鼓を叩いて潜航している」と揶揄されるほどうるさく、探知も容易だった。


 だが2000年代以降はロシアの技術支援などで急速に近代化を図り、いまや大半が現代戦で通用するレベルで潜航時もかなり静かになったという。

 SSNや通常型の相当数には地上攻撃が可能な巡航ミサイルが装備され、また通常型のほぼ半数はAIP搭載の国産「元(ユアン)」型で揃える。

世界初「リチウムイオン電池型」を開発した日本
 中国に対抗する日本は、10年ほど前までの「潜水艦16隻体制」を改め「22隻体制」とし、さらに何隻かの上積みも模索する。

 保有する潜水艦はすべて国産で、最新鋭の「たいげい」型(4000トン超)は通常型では世界最大クラス。同艦とその前の「そうりゅう」型12隻のうちの2隻(残り10隻はAIP搭載艦)は、世界初の「リチウムイオン電池潜水艦」で、総合的な能力はAIPよりも上だという。
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日本のリチウムイオン電池搭載「たいげい」型潜水艦(写真:海上自衛隊オフィシャルサイトより)

「反撃能力の保持」を決めた岸田政権は2023年4月11日、潜水艦の魚雷発射管から発射する対地攻撃用の長距離巡航ミサイル(射程1000km超)の開発にゴーサインを出した。2027年度までに配備予定で、さらに艦内にミサイルを垂直に何発も並べたタイプの潜水艦の開発も並行して進めるらしい。

国産を決意した台湾と弾道ミサイル発射タイプを配備した韓国

 台湾は武力統一の野望を捨てない中国・習近平政権に対抗するため、2020年に潜水艦の初の国産に踏み切った。2030年までに8隻を完成させると言うが、最大3000トンに達するヘビー級のため、「初心者にはハードルが高すぎる」と不安視する向きもある。一説には英仏、スウェーデンの技術支援も噂される。

 現用の通常型4隻のうち2隻は第2次大戦で活躍した米潜水艦の改良型で、現代戦で使える代物ではなく、残る2隻も1980年代のオランダ製で老朽化が目立つ。

 アメリカが通常型を台湾に供与してもよさそうだが、残念ながらアメリカは半世紀以上前に原潜1本に絞って通常型の建造は行なっておらず、在庫も技術もないのが実情だ。

 韓国は1990年代から潜水艦の保有に舵を切り(小型潜水艇はそれ以前から)、すべてドイツ製で大半を国内ライセンス生産で賄う。注目は「弾道ミサイル通常型潜水艦(SSB)」の開発に熱心な点で、3000トン以上の船体に垂直発射管を組み込み複数のSLBMを搭載し、北朝鮮の核・ミサイル開発に対抗する。


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韓国が国内ライセンス建造するドイツ製「214」型潜水艦(写真:韓国海軍サイトより)

 2021年8月には初のSSBがミサイル試射に成功した後に実戦配備され、さらに3600トン、垂直発射管数10本にアップしたSSBの建造も2023年3月から始めた。これは2027年ごろの配備予定で、燃料電池式のAIPとリチウムイオン電池も載せる予定だという。

 将来は4500トン台も配備し、最終的にSSBを計9隻備えるらしい。一部では「原潜や核兵器開発に発展する可能性もある。ウクライナ戦争で万が一アメリカがウクライナ側を見捨てれば、いよいよ米韓同盟への不信感が高まり『北朝鮮の攻撃からアメリカは本当に守ってくれるか疑わしい』との国民の声が高まりかねないからだ」との見方もある。

 対する北朝鮮は、前述したように小型潜水艇のほか、60年以上前に開発の旧ソ連製の通常型を約20隻使い続ける。ただし「8・24英雄艦」と呼ばれる2010年代に国産した中型艦のSSB1隻が不気味な存在で、SLBMを積み発射実験を繰り返している。

東南アジアは21世紀に入り近代化・新規保有が活発化
 東南アジア諸国の中で最強の潜水艦戦力を持つのはベトナムで、通常型6隻すべてが4000トンを誇るロシアの“巨艦”「キロ」級である(艦の名前で重さの単位ではない)。

 南シナ海の島嶼の領有権で中国との対立が激しくなり始めた2010年代より配備しているが、中国側も同じ潜水艦を持ち、「兄弟艦同士の睨み合い」がすでに展開されているとの声もある。

 このほか、シンガポールは次期通常型に中型のAIP搭載艦を4隻発注しており、既存の旧式艦と順次交代する計画だ。また、マレーシアも仏西共同開発の中型の通常型を2000年代末に就役させているほか、インドネシアもドイツ製4隻を持ちうち3隻は2010年代の配備で比較的新しい。

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2019年に建造先のドイツで行われたシンガポール海軍向け「インビンシブル」級潜水艦の進水式(写真:シンガポール海軍サイトより)


原潜保有に舵切った豪州と後押しする米英
 ここ最近で最も衝撃的だったのが豪州の原潜保有宣言で、特に中国は相当危機感を持っているようだ。同国は旧式化したスウェーデン製で大型の通常型6隻の後継艦として、当初フランスが原潜をベースに開発する大型の通常型12隻と決めていた。

 だが増強する中国の脅威に対抗するため、豪米英の3カ国は2021年に軍事同盟「AUKUS(オーカス)」を結成。これに合わせ豪州はフランスとの潜水艦契約を白紙にし、米英との原潜共同開発へと舵を切るという“ちゃぶ台返し”を行った。

 開発される原潜「オーカス」級は、計画ではまず2030年代に既存の潜水艦と交代する形でアメリカから7000トン台のSSNを3隻購入。オーカス級完成までのギャップを埋め、この間に同艦を豪州で建造し2040年代初頭に完成させるというシナリオだ。

 米英の技術を注入して8隻造る見込みだが、豪州は今後30年間に32兆円をつぎ込むというから驚きだ。


 西太平洋の覇権を握るアメリカの状況はというと、原潜を67隻(全部7000トン以上の超大型。「SSBN14隻、「攻撃型」53隻)保有し、うち十数隻~20隻をここに展開していると見られるが詳細は不明である。

 一方、ロシアは51隻(SSBN11隻、攻撃型原潜19隻、通常型21隻)を持ち、15隻前後を太平洋に展開している模様だが、稼働率が低く、実際に稼働できるのは5隻程度ではとの指摘もある。

 さらにAUKUSの関係でイギリスが攻撃型原潜1隻を豪州に常駐させる可能性が高く、同様にフランスやインドも存在感を示すため、同海域に潜水艦を派遣するかもしれない。


2021年に乗組員多数が負傷する米原潜の衝突事故も
 人工衛星やドローン、各種センサー類が急激に進歩する現在、地上や水上、空中で姿をさらす兵器は非常に見つかりやすい。このため海中に身を隠して発見が極めて難しい潜水艦の存在価値は、かつてないほど高まっているのである。

 現在では長距離巡航ミサイル用の「海中発射台」や、特殊部隊を乗せた小型特殊潜航艇を海中から発進させて、敵地の偵察や重要施設の破壊のための母艦に活用されるなど引っ張りだこだ。

 経済力をつけた「グローバル・サウス」の国々が、見栄の張り合いで買い求めるケースもあり、潜水艦の需要は今後世界規模でますます増える可能性が高い。

 このように潜水艦の“イモ洗い”状態になりつつある西太平洋だが、実際2021年には問題の南シナ海で潜航中の米原潜が正体不明の物体と衝突、乗組員多数が負傷する事故も起きている。一説には警戒に当たる中国潜水艦と衝突したのでは、との見方もあるが、仮に事実でも、潜水艦の動きすべてが軍事機密で、中国が公表するとは思えない。


 今後、潜水艦同士の偶発的な“正面衝突”が本当の軍事衝突に発展しなければいいのだが・・・。

執筆中:































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政府は11日、潜水艦から発射する長射程ミサイルの開発を三菱重工業に発注したと発表した。開発期間は2023〜27年度の5年間。相手のミサイル発射拠点などをたたく反撃能力の手段として活用する想定だ。

発見されにくい潜水艦に長射程ミサイルを搭載すれば、相手はどこから反撃されるか分かりづらいため抑止力が高まる。射程は1000キロメートル程度とみられる。

政府は①国産巡航ミサイル「12式地対艦誘導弾」の射程を延ばす能力向上型②島しょ防衛用の「高速滑空弾」――の量産も三菱重工業と契約した。いずれも26年度からの納入をめざす。契約額は潜水艦発射型を含め計3780億円ほどだ。

政府は米国製の巡航ミサイル「トマホーク」を購入し26〜27年度の配備も目指している。国産ミサイルの開発と使用実績のあるトマホークを組み合わせることで重層的な抑止力を構築する狙いだ。

23年度予算に計上したトマホークの取得経費は契約ベースで2113億円だった。30年代に音速の5倍以上で飛ぶ極超音速誘導弾を潜水艦に搭載する目標も掲げる。

潜水艦の長射程ミサイル 魚雷型で28年度にも前倒し配備

政府、垂直発射式は30年代


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政府は自衛隊の潜水艦に搭載する長射程ミサイルを2028年度にも配備する計画だ。これまで想定していた30年代から前倒しする。艦船の大規模な改修が必要となる垂直発射式だけでなく、魚雷発射管を用いた水平発射式も取り入れることで導入を急ぐ。

政府が22年12月に閣議決定した防衛力整備計画は「潜水艦に搭載可能な垂直ミサイル発射システム(VLS)」の開発・整備を明記した。水平発射式への直接的な言及はなかった。

VLSを整備するには、長射程ミサイルだけでなく垂直に撃つための新しい装置が要る。同時並行で進めるには時間がかかり、配備は30年代を見込んでいた。

水平発射式の長射程ミサイルなら既存の魚雷発射管を活用しやすい。配備を早めることが可能になった。

海上自衛隊の潜水艦はもともと水中での静粛性に定評がある。敵に発見されにくい状況で長射程のミサイルを搭載すれば、相手にとってはどこから反撃されるか分かりづらい状態になる。日本の抑止力を高める効果を期待する。

潜水艦から水平発射する長射程ミサイルの開発は政府が三菱重工業に発注した。契約額は584億円だった。23〜27年度に開発期間を終え、28年度にも配備をめざす。

相手のミサイル発射拠点などをたたく反撃能力の具体的な手段になる。

今回のミサイルの射程は日本から中国や北朝鮮に届きうる1000キロほどとの見方がある。自衛隊が保有するものでこれまでの最長は百数十キロだった。速度は音速に近い亜音速を見込む。

防衛省・自衛隊は30年代にVLSから音速の5倍以上で変則軌道を飛ぶ極超音速誘導弾を配備する目標も掲げている。

潜水艦に水平発射式と垂直発射式の双方を載せれば、敵の艦艇や地上の標的に短時間で連続して発射できるようになる。反撃能力と抑止力がともに増すといえる。

国産巡航ミサイル「12式地対艦誘導弾」の射程を延ばす能力向上型、島しょ防衛用の「高速滑空弾」の量産についても三菱重工と契約を結んだ。いずれも長射程で潜水艦発射型よりも早い26年度の配備をめざす。

12式の能力向上型は地上から発射するタイプに加え艦艇や空中の戦闘機から撃つ種類も開発する予定だ。

潜水艦発射型と合わせた契約額は合計で3780億円ほどとなった。

この金額は政府が23年度予算に計上した米国製巡航ミサイル「トマホーク」の取得に必要な経費2113億円(契約ベース)を上回る。

トマホークは射程1600キロ以上の最新型の購入を想定しており、海自のイージス艦に載せる。複数の手段を使って反撃能力を高める体制の構築を急ぐ。

反撃能力 敵のミサイル発射拠点などをたたく力。政府が2022年末の国家安全保障戦略で保有を決めた。中国の軍備増強や北朝鮮の核・ミサイル開発、ロシアのウクライナ侵攻などを踏まえた。
国家安保戦略は武力行使3要件に基づき運用すると規定した。①日本と密接な関係国への武力攻撃が発生し日本の存立が脅かされる明白な危険がある②他に適当な手段がない③必要最小限の実力行使――をさす。

政府は実際に行使するかは「個別具体的な状況に即して判断する」と説明する。主要な装備となる長射程ミサイルの配備は26年度以降になる。

台湾有事を巡っては米国内で27年やそれよりも早い時期といった予測がある。ミサイル調達後も実戦で使うには訓練が必要だ。中国に台湾への武力侵攻を踏みとどまらせる要因にはなりにくいとの意見もある。
現代の潜水艦は大きく分けると2種に分けられます。戦略ミサイル潜水艦と攻撃潜水艦である。
ディーゼルエンジン+バッテリーの通常型原子力
戦略ミサイル潜水艦は海底深くに潜みじっと動かないのが基本である。一方攻撃型潜水艦も獲物を狙って海底でじっと動かない時もあるが一度獲物を見つけると襲い掛かるハンターが攻撃型潜水艦であり海自の潜水艦は全て攻撃型潜水艦である

長射程ミサイル搭載潜水艦は攻撃型電水間の亜種という位置付けだろう。

とうぶろぐでは何度か主張しているが海底にじっと動かないのなら貴重な人員を割いて有人潜水艦ではなく無人潜水艦に潜水艦発射の長射程ミサイルを積むべきだと思う。


西太平洋の海中に不気味にひそむ潜水艦、“イモ洗い”状態で正面衝突の危険も
いまや「3隻に1隻」は西太平洋に集中、配備する各国の狙いと最新潜水艦事情
【JBpress】深川 孝行2023.4.21(金)



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アメリカの「オハイオ」級巡航ミサイル搭載の原子力潜水艦(米海軍)

米ロ除き10カ国・地域が西太平洋で潜水艦を保有
 2023年4月8日から3日間にわたり中国は台湾の包囲軍事訓練を行い、蔡英文・台湾総統の訪米に対して“恫喝”した。

 その際、中国海軍の2番目の空母「山東」の包囲訓練初参加に耳目が集まったが、むしろ専門家は空母の下にひそむ中国潜水艦の存在に興味を示していた。4~6隻が水深数百メートル辺りで「山東」の“露払い”を務めていると見られ、虎の子の空母を海の中からもガードできるという自信の表われとも分析されている。

 太平洋の中でも、特にアジア・豪州の両大陸に面する辺りの西太平洋地域の海の中は、中国の海軍力増強を機に20年ほど前から「潜水艦軍拡競争」が勃発し、全世界に600隻弱ある潜水艦の実に3隻に1隻、200隻ほどがここに集まっていると見られるからだ。

 英シンクタンク・国際戦略研究所(IISS)の最新報告書『ミリタリー・バランス(2023年版)』を中心に、激動する潜水艦事情に迫ってみると、米ロを除いて10カ国・地域(以下)が西太平洋で潜水艦を保有する。

・中国59隻
・日本22隻
・韓国19隻
・北朝鮮約20隻(小型潜水艇は除く)
・台湾4隻
・ベトナム6隻
・マレーシア2隻
・シンガポール4隻
・インドネシア4隻
・豪州6隻

 この数字を見ると、中国が最大で日本の実に2倍以上を保有しており、そのほかタイやフィリピンも導入に触手を伸ばしていると見られる。

「地球最後の日」に備える原子力潜水艦の驚愕の“任務”
 潜水艦と言ってもピンからキリまであり、まず「体格」だが、特に正式な区別はないものの、仮に水を満杯にした大きな湯船で完全に沈めた時に溢れる水の重量、「水中排水量(単位/トン、以下同)」で比べると、次のような目安で区別できる。

・およそ500トン以下:小型潜水艇
・700~2000トン未満:小型潜水艦
・2000~3000トン未満:中型
・3000トン以上:大型

 基本的に大きいほうが外洋で長期間作戦が続けられるため有利だ。また小型潜水艇は主に北朝鮮が多数装備し、これも含めて「北朝鮮の潜水艦の数はアジア最大」とするメディアもあるが、性能は限定的で外洋での作戦も困難なため、一般的な潜水艦と同列に扱うには無理があるだろう。

 また、潜水艦は搭載するエンジン(機関)でも「原子力潜水艦(原潜)」と「通常(動力)型潜水艦」に大別され、「原潜」は空気(酸素)が無用な核分裂で莫大なパワーを発揮する原子炉がエンジンで、核燃料を一度積めば10年以上無補給で航行できるのが最大の特長だ。乗組員の食糧と精神力が持つ限り何カ月でも潜航でき、乗組員の酸素・飲料水も豊富な電力で海水から大量に製造できる。


「通常型」は普通のディーゼル・エンジンを載せた在来型の潜水艦で、浮上時はエンジンで航行し、この時バッテリー充電も行う。潜る時は空気が得られないのでエンジンは使えず(浅い潜航ならシュノーケルで大気を取り込める)、バッテリーの電気を頼りに潜航するが、数日が限界だ。

 近年は通常型の潜航時間を数週間に伸ばせるAIP(非大気依存推進)という先端技術の採用例も増えている。液体酸素と燃料・化学剤を反応させてエネルギーを得る方式や燃料電池が主流だ。

 原潜はさらに、「弾道ミサイル原潜(戦略ミサイル原潜)/SSBN)」と「攻撃型原潜/SSN」に分けられ、前者は巨大な(核)弾道ミサイル(SLBM/潜水艦発射型弾道ミサイル)を何発も垂直に並べて搭載し、何カ月も海中に隠れて“地球最後の日”に備える核抑止が任務だ。核弾道ミサイルを使えば人類滅亡が確実なので「使えない兵器」と皮肉られ、じっと隠れているのが鉄則で、敵潜水艦への追跡・攻撃はまず行わない。

 これに対し後者は、まさに敵潜水艦・艦船を魚雷やミサイルで攻撃するのが主任務で、SSBNの護衛も務める。通常型のほぼすべてが攻撃型と考えていい。

南シナ海を「聖域」にしたい中国の思惑
 ここからは各国の潜水艦事情について見ていこう。まず中国だが、急激に質・量を増しているのが特筆すべき点だ。国産のSSBN6隻が同国の核戦力の要(かなめ)の1つで、搭載するSLBMの照準を“仮想敵”であるアメリカに合わせる。

 SSBNは海中に潜り続けて発見されにくいので、核報復の切り札として核保有国は重視する。そのため敵潜水艦などが近づけない“聖域”の確保も重要で、中国は南シナ海をこれに充てようと考える。近年、南沙諸島で占拠や軍事基地化を強引に進めるのもこのためだと指摘する専門家も多い。

 また性能アップにも熱心で、近く配備の「唐(タン)」型SSBNの弾道ミサイル搭載数は現行の2倍、24発になる模様で、SSBNの総数も2030年までに2隻増の8隻体制にするらしい。

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中国の「晋(シン)」型原子力潜水艦。潜水艦発射型の弾道ミサイルを12発搭載する(写真:ロイター/アフロ)

 このほかSSN6隻、通常型47隻を揃えるが、20世紀末までは“骨董品”とも言うべき「第2次大戦型」の改良型が大半で、「太鼓を叩いて潜航している」と揶揄されるほどうるさく、探知も容易だった。


 だが2000年代以降はロシアの技術支援などで急速に近代化を図り、いまや大半が現代戦で通用するレベルで潜航時もかなり静かになったという。

 SSNや通常型の相当数には地上攻撃が可能な巡航ミサイルが装備され、また通常型のほぼ半数はAIP搭載の国産「元(ユアン)」型で揃える。

世界初「リチウムイオン電池型」を開発した日本
 中国に対抗する日本は、10年ほど前までの「潜水艦16隻体制」を改め「22隻体制」とし、さらに何隻かの上積みも模索する。

 保有する潜水艦はすべて国産で、最新鋭の「たいげい」型(4000トン超)は通常型では世界最大クラス。同艦とその前の「そうりゅう」型12隻のうちの2隻(残り10隻はAIP搭載艦)は、世界初の「リチウムイオン電池潜水艦」で、総合的な能力はAIPよりも上だという。
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日本のリチウムイオン電池搭載「たいげい」型潜水艦(写真:海上自衛隊オフィシャルサイトより)

「反撃能力の保持」を決めた岸田政権は2023年4月11日、潜水艦の魚雷発射管から発射する対地攻撃用の長距離巡航ミサイル(射程1000km超)の開発にゴーサインを出した。2027年度までに配備予定で、さらに艦内にミサイルを垂直に何発も並べたタイプの潜水艦の開発も並行して進めるらしい。

国産を決意した台湾と弾道ミサイル発射タイプを配備した韓国

 台湾は武力統一の野望を捨てない中国・習近平政権に対抗するため、2020年に潜水艦の初の国産に踏み切った。2030年までに8隻を完成させると言うが、最大3000トンに達するヘビー級のため、「初心者にはハードルが高すぎる」と不安視する向きもある。一説には英仏、スウェーデンの技術支援も噂される。

 現用の通常型4隻のうち2隻は第2次大戦で活躍した米潜水艦の改良型で、現代戦で使える代物ではなく、残る2隻も1980年代のオランダ製で老朽化が目立つ。

 アメリカが通常型を台湾に供与してもよさそうだが、残念ながらアメリカは半世紀以上前に原潜1本に絞って通常型の建造は行なっておらず、在庫も技術もないのが実情だ。

 韓国は1990年代から潜水艦の保有に舵を切り(小型潜水艇はそれ以前から)、すべてドイツ製で大半を国内ライセンス生産で賄う。注目は「弾道ミサイル通常型潜水艦(SSB)」の開発に熱心な点で、3000トン以上の船体に垂直発射管を組み込み複数のSLBMを搭載し、北朝鮮の核・ミサイル開発に対抗する。


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韓国が国内ライセンス建造するドイツ製「214」型潜水艦(写真:韓国海軍サイトより)

 2021年8月には初のSSBがミサイル試射に成功した後に実戦配備され、さらに3600トン、垂直発射管数10本にアップしたSSBの建造も2023年3月から始めた。これは2027年ごろの配備予定で、燃料電池式のAIPとリチウムイオン電池も載せる予定だという。

 将来は4500トン台も配備し、最終的にSSBを計9隻備えるらしい。一部では「原潜や核兵器開発に発展する可能性もある。ウクライナ戦争で万が一アメリカがウクライナ側を見捨てれば、いよいよ米韓同盟への不信感が高まり『北朝鮮の攻撃からアメリカは本当に守ってくれるか疑わしい』との国民の声が高まりかねないからだ」との見方もある。

 対する北朝鮮は、前述したように小型潜水艇のほか、60年以上前に開発の旧ソ連製の通常型を約20隻使い続ける。ただし「8・24英雄艦」と呼ばれる2010年代に国産した中型艦のSSB1隻が不気味な存在で、SLBMを積み発射実験を繰り返している。

東南アジアは21世紀に入り近代化・新規保有が活発化
 東南アジア諸国の中で最強の潜水艦戦力を持つのはベトナムで、通常型6隻すべてが4000トンを誇るロシアの“巨艦”「キロ」級である(艦の名前で重さの単位ではない)。

 南シナ海の島嶼の領有権で中国との対立が激しくなり始めた2010年代より配備しているが、中国側も同じ潜水艦を持ち、「兄弟艦同士の睨み合い」がすでに展開されているとの声もある。

 このほか、シンガポールは次期通常型に中型のAIP搭載艦を4隻発注しており、既存の旧式艦と順次交代する計画だ。また、マレーシアも仏西共同開発の中型の通常型を2000年代末に就役させているほか、インドネシアもドイツ製4隻を持ちうち3隻は2010年代の配備で比較的新しい。

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2019年に建造先のドイツで行われたシンガポール海軍向け「インビンシブル」級潜水艦の進水式(写真:シンガポール海軍サイトより)


原潜保有に舵切った豪州と後押しする米英
 ここ最近で最も衝撃的だったのが豪州の原潜保有宣言で、特に中国は相当危機感を持っているようだ。同国は旧式化したスウェーデン製で大型の通常型6隻の後継艦として、当初フランスが原潜をベースに開発する大型の通常型12隻と決めていた。

 だが増強する中国の脅威に対抗するため、豪米英の3カ国は2021年に軍事同盟「AUKUS(オーカス)」を結成。これに合わせ豪州はフランスとの潜水艦契約を白紙にし、米英との原潜共同開発へと舵を切るという“ちゃぶ台返し”を行った。

 開発される原潜「オーカス」級は、計画ではまず2030年代に既存の潜水艦と交代する形でアメリカから7000トン台のSSNを3隻購入。オーカス級完成までのギャップを埋め、この間に同艦を豪州で建造し2040年代初頭に完成させるというシナリオだ。

 米英の技術を注入して8隻造る見込みだが、豪州は今後30年間に32兆円をつぎ込むというから驚きだ。


 西太平洋の覇権を握るアメリカの状況はというと、原潜を67隻(全部7000トン以上の超大型。「SSBN14隻、「攻撃型」53隻)保有し、うち十数隻~20隻をここに展開していると見られるが詳細は不明である。

 一方、ロシアは51隻(SSBN11隻、攻撃型原潜19隻、通常型21隻)を持ち、15隻前後を太平洋に展開している模様だが、稼働率が低く、実際に稼働できるのは5隻程度ではとの指摘もある。

 さらにAUKUSの関係でイギリスが攻撃型原潜1隻を豪州に常駐させる可能性が高く、同様にフランスやインドも存在感を示すため、同海域に潜水艦を派遣するかもしれない。


2021年に乗組員多数が負傷する米原潜の衝突事故も
 人工衛星やドローン、各種センサー類が急激に進歩する現在、地上や水上、空中で姿をさらす兵器は非常に見つかりやすい。このため海中に身を隠して発見が極めて難しい潜水艦の存在価値は、かつてないほど高まっているのである。

 現在では長距離巡航ミサイル用の「海中発射台」や、特殊部隊を乗せた小型特殊潜航艇を海中から発進させて、敵地の偵察や重要施設の破壊のための母艦に活用されるなど引っ張りだこだ。

 経済力をつけた「グローバル・サウス」の国々が、見栄の張り合いで買い求めるケースもあり、潜水艦の需要は今後世界規模でますます増える可能性が高い。

 このように潜水艦の“イモ洗い”状態になりつつある西太平洋だが、実際2021年には問題の南シナ海で潜航中の米原潜が正体不明の物体と衝突、乗組員多数が負傷する事故も起きている。一説には警戒に当たる中国潜水艦と衝突したのでは、との見方もあるが、仮に事実でも、潜水艦の動きすべてが軍事機密で、中国が公表するとは思えない。


 今後、潜水艦同士の偶発的な“正面衝突”が本当の軍事衝突に発展しなければいいのだが・・・。

執筆中:

























































 
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