格付け:A+けして期待を裏切らない名盤
今週御茶ノ水disk・unionプログレ館で本当にいい買い物をしました、日本を代表するプログレッシブハードロックバンド“スターレス”の隠れた名盤「WISH」をなんと945円でゲットしました。日本のプログレッシブハードロックを語る上で必聴盤「銀翼の翼」(1985年)に勝るとも劣らない一枚です。1曲目チェンジ・ミー・インツトッー・ザ・ウインド・プログレハートの琴線に触れる泣きの中川のギターで入り、元ページェントの大木理沙もgoodだが、日本のプログレは女性ボーカルに限ると思わせる峰松真由美ボーカル、クリスクワイアーとビルブラフォードの掛け合いのような大久保寿太郎(Bs)と堀江睦男(Dr)のリズム隊、2曲目はノリノリのハードロック3曲目は少しだけポップ色を出して、WISHpart1への展開は見事だ。そしてプログレ色の強い荘厳なWISHpart2へ。「えっこれで終わり?」と少しじらすようなエンディングでしたが、もっとスターレスを聴きたいと思わせるお買い得な1枚でした。
スターレスは、1984年幻のバンド「シェラザード」の大久保寿太郎を中心に結成された
1985年「銀翼の翼」メンバー(第1期) 宮本佳子(Vo)、中川隆雄(G)、堀江睦男(Dr)、上村禎徳(Key)、大久保寿太郎(Bs)で1992年中川、大久保を中心に再結成。(第2期)原浩一(G)、川上正志(Ds)、峰松真由美(Vo)、青木彰一(Kb)加入でしたが、このWISH(第3期)は青木彰一(プログラミング)菅野有子(Kb)です。
【オフィシャルサイト】
http://homepage3.nifty.com/moore/starless/index.htm
スターレスといえばキングクリムゾンのスターレスですが、こっちのスターレスを聴く場合、少しイメージを重ねない方がいいかもしれません。
コメント