昨日「ライラの冒険・黄金の羅針盤」を家族で観てまいりました。
「予想以上に面白かった!!」
子供にせがまれて、なんらストリーの予備知識もなく観たせいもあるが、しばし自分の心は主役のライラの歳である11・12歳になって映画の世界に入り込み、楽しみました。
「ロードオブザリング」の「ニュー・ライン・シネマ」の作品とあって、確かに美しい映像、鎧熊という人間の言葉を解す白熊映像エフェクトgood-jobでした。ストリー展開も三部作の一作目であることを了承して観れば非常に面白い展開でした。ただストリー展開の舞台の空間的移動が、オックスフォードのような学問の街→パラレルワールドのロンドン→北極へ向かう船→極北の玄関とおぼしき、最果ての街→北極の島の平原→宗教団体の秘密基地と、北へ北へと一方向にしか進んでいかないからかもしれませんが、物語の導入部分である起承転結の「起」のままエンディングになってしまった印象があります。「もう終わってしまったの?残念」という気持ちになってしまいました。(けしてネガティブな意味ではない)でも、どうせ観るなら1日かけて3部作全部が揃った時点でDVDを観たほうが精神衛生上快適かもしれません。「面白すぎて次が早く観たい!」
確かに三部作の「ロードオブザリング」の1.2作目のエンディングは本作同様、「To be continued.」の終わり方だった。同じ3部作でもカリビアンオブパイレーツの1作目は「To be continued.」ではなく、6.7話続くナルニア物語・ハリーポッターの1作目のエンディングは「To be continued.」ではなく、「End」で終わっているので、精神衛生上とても良かった。(パイレーツオブカリビアンの2作目の終わり方は「To be continued.」)そもそも「ロードオブザリング」の3作目の終わり方も「End」でなく、「To be continued.」の終わり方をしている。なるほど、「ニュー・ライン・シネマ」は最近「ロードオブザリング」の原作に無い4作目を作ろうとして揉めているらしいとのニュースがでてましたね。
ところで、「ライラの冒険・黄金の羅針盤」はキリスト教団体から、子供を無神論者、反キリスト教にしてしまう恐れがあると、キリスト教団体から非難されてるとのニュースがあることは知ってました。どこが該当する部分なのか気にして観てはいましたが、正直まったく理解できませんでした。
悪役のマジステリアムと呼ばれる教権が「カトリック」を連想させるのでしょう。でもパラレルワールドのウェストミンスター寺院らしき教会にモデルにされた、イギリス聖公会や、スコットランド教会などからは、本作が、宗教組織の教条主義や、宗教による抑圧に対する批判であり、キリスト教やその他の宗教そのものに対する批判ではないとの擁護があるようです。
気になるのでググッテみましたら、ライラの冒険は、異端であるグノーシス主義や、ミルトンの『失楽園』の大きな影響を受けているとのことです。物語の後半からその「神」や天国への反乱が主要なモチーフとなる。原罪は否定され、死者の世界は「天国」などではないこと。予定調和説・最期の審判への畏れを布教の教義とするカトリック側からすると看過できないのでしょう。アメリカの狂信的ファンダメンタリストなんかは耐えられない内容なのかもしれません。我々日本人にとっては理解しにくい批判です。
「二コールキッドマン」はとっても美しかった、でもよく悪役を演じる気になったものだと感心します。ハリウッドで「ヤッターマン」を実写化する時には是非「ドロンジョ」様役を演じてほしいものだ。
そして是非ニコールキットマンのドロンジョ様に「このスカポンタン!」と頭を小突かれたい・・・!。
【ライラの冒険】
http://daemon.gyao.jp/
【ダイモン】
http://www.goldencompassmovie.com/?&start=daemons
ちなみに私のダイモンは小ネズミのXanthiaでした。
「予想以上に面白かった!!」
子供にせがまれて、なんらストリーの予備知識もなく観たせいもあるが、しばし自分の心は主役のライラの歳である11・12歳になって映画の世界に入り込み、楽しみました。
「ロードオブザリング」の「ニュー・ライン・シネマ」の作品とあって、確かに美しい映像、鎧熊という人間の言葉を解す白熊映像エフェクトgood-jobでした。ストリー展開も三部作の一作目であることを了承して観れば非常に面白い展開でした。ただストリー展開の舞台の空間的移動が、オックスフォードのような学問の街→パラレルワールドのロンドン→北極へ向かう船→極北の玄関とおぼしき、最果ての街→北極の島の平原→宗教団体の秘密基地と、北へ北へと一方向にしか進んでいかないからかもしれませんが、物語の導入部分である起承転結の「起」のままエンディングになってしまった印象があります。「もう終わってしまったの?残念」という気持ちになってしまいました。(けしてネガティブな意味ではない)でも、どうせ観るなら1日かけて3部作全部が揃った時点でDVDを観たほうが精神衛生上快適かもしれません。「面白すぎて次が早く観たい!」
確かに三部作の「ロードオブザリング」の1.2作目のエンディングは本作同様、「To be continued.」の終わり方だった。同じ3部作でもカリビアンオブパイレーツの1作目は「To be continued.」ではなく、6.7話続くナルニア物語・ハリーポッターの1作目のエンディングは「To be continued.」ではなく、「End」で終わっているので、精神衛生上とても良かった。(パイレーツオブカリビアンの2作目の終わり方は「To be continued.」)そもそも「ロードオブザリング」の3作目の終わり方も「End」でなく、「To be continued.」の終わり方をしている。なるほど、「ニュー・ライン・シネマ」は最近「ロードオブザリング」の原作に無い4作目を作ろうとして揉めているらしいとのニュースがでてましたね。
ところで、「ライラの冒険・黄金の羅針盤」はキリスト教団体から、子供を無神論者、反キリスト教にしてしまう恐れがあると、キリスト教団体から非難されてるとのニュースがあることは知ってました。どこが該当する部分なのか気にして観てはいましたが、正直まったく理解できませんでした。
悪役のマジステリアムと呼ばれる教権が「カトリック」を連想させるのでしょう。でもパラレルワールドのウェストミンスター寺院らしき教会にモデルにされた、イギリス聖公会や、スコットランド教会などからは、本作が、宗教組織の教条主義や、宗教による抑圧に対する批判であり、キリスト教やその他の宗教そのものに対する批判ではないとの擁護があるようです。
気になるのでググッテみましたら、ライラの冒険は、異端であるグノーシス主義や、ミルトンの『失楽園』の大きな影響を受けているとのことです。物語の後半からその「神」や天国への反乱が主要なモチーフとなる。原罪は否定され、死者の世界は「天国」などではないこと。予定調和説・最期の審判への畏れを布教の教義とするカトリック側からすると看過できないのでしょう。アメリカの狂信的ファンダメンタリストなんかは耐えられない内容なのかもしれません。我々日本人にとっては理解しにくい批判です。
「二コールキッドマン」はとっても美しかった、でもよく悪役を演じる気になったものだと感心します。ハリウッドで「ヤッターマン」を実写化する時には是非「ドロンジョ」様役を演じてほしいものだ。
そして是非ニコールキットマンのドロンジョ様に「このスカポンタン!」と頭を小突かれたい・・・!。
【ライラの冒険】
http://daemon.gyao.jp/
【ダイモン】
http://www.goldencompassmovie.com/?&start=daemons
ちなみに私のダイモンは小ネズミのXanthiaでした。
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