太陽黒点がやっと出現:異例の「太陽活動低下」は今後どうなる?【WIRED VISION】2009年9月28日
http://wiredvision.jp/news/200909/2009092823.html

http://wiredvision.jp/news/200806/2008060623.html
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1年以上ぶりに、太陽の表面に2つの黒点が姿を見せた。予想を超えた太陽の静寂も、これで終わりになるかも知れない。冒頭の写真は、現在観測されている黒点のひとつ『AR 1026』のものだ。太陽を撮影している写真家のTrevor Little氏からWired.comに届いた。 太陽フレアは通常、約11年周期で活動が増減している。黒点活動の勢いは2008年中に増すと考えられていたが、実際はそうならなかった。そして2009年になっても活動度は上がっていない。太陽黒点が観測されない無黒点日が、2009年に入っても約8割を占めている。 このような太陽活動の少なさは、これまでの約100年間に見られなかったものだ。[2008年の無黒点日数は266日。1860年以降の過去150年の記録では、無黒点日が最も多かったのは1913年に記録された311日であり、2008年の記録は歴代4位に入る。2006年11月から2009年7月の無黒点日数の表はこちら] 太陽黒点の活動は、地球が太陽から受けとるエネルギーの総量と相関関係にあり、黒点活動が大きく変化すると地球の気候にも影響がある。そのため、黒点活動には気候変動の観点から特別な注目が集まっている。 今年5月などには大きな黒点が観測され、通常の状態へ戻る前兆ではと思われたものの、消失し黒点がない日々に戻った。今回観測された黒点活動も、活動が低下した期間の終わりを告げることにはならないかもしれない。 17世紀初頭にガリレオが初めて太陽黒点の科学的観測を行なって以来[観測記録自体は紀元前のギリシアや中国にも存在する]、人類は黒点をずっと数えてきた。[11年周期については、]1745年から現在まで28回のサイクルが記録され、それぞれの周期の長さには変化があることが観測されている。米航空宇宙局(NASA)で黒点観測の主任だったMichael Kaiser氏が、2009年に入って、今回のレベルも「通常の極限から外れてはいない」と語ったのはこのためだ。 (きちょうめんな人のために記しておくと、太陽の[磁場の]極性が入れ替わるため、専門的には、11年周期は実質的には22年ともいえる)。[約11年周期で増減する太陽黒点のサイクルは、古い磁場が一方の極から引き剥がされてもう一方の極まで達する周期に対応しており、1周期ごとに太陽磁場は反転する。11年周期をシュワーベ周期、2つの連続するシュワーベ周期のセットをヘール周期と呼ぶ] [年輪年代学による14C蓄積量分析によって過去1万1400年間の太陽黒点数を分析した結果によると、過去70年間の太陽活動レベルは例外的に高く、同程度の規模での活動は8000年以上前に遡るとされる。また、太陽の磁気活動がこのように高レベルであるのは過去11400年間の10%前後に過ぎないという。 人間による科学的観測が始まって以降、何度か極小期が繰り返されており、例えば1645年から1715年にはマウンダー極小期と呼ばれる、太陽黒点数が著しく減少した期間があった。通常であれば約4万〜5万程度観測されるはずの黒点が約50を数えるだけになった期間であり、中世における小氷期中頃の寒冷期(日本語版記事)の原因のひとつとされる。 以下は太陽黒点の400年間の歴史。黒点の数をウォルフ黒点相対数の値で集計したもの。1790年から1820年はダルトン極小期、1645年から1715年はマウンダー極小期。 画像はWikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/太陽黒点米陸軍の主任科学者:地球温暖化の原因は「太陽」【WIRED VISION】2008年6月 6日[日本語版:ガリレオ-緒方 亮/合原弘子]
http://wiredvision.jp/news/200806/2008060623.html
米陸軍が、気候変動は人間に起因するものではないという主張をかかげて、地球温暖化をめぐる論争に加わった。 米陸軍研究局のBruce West博士は、「地球表面の平均温度の変化に直接関係しているのは……短期的な太陽放射の統計的変動と、より長期的な太陽の活動周期だ」と主張している。 『地球温暖化:フィクションの真実』(Global Warming: Fact of Fiction [原文ママ])という題されたブロガー向けの懇談会の一環として、West博士を交えた電話会議が、陸軍の広報担当者によって催された。この会議のテーマは「地球温暖化の原因および地球温暖化が、一部の科学者やメディアがたびたび示唆している原因によって生じているのではないとも考えられる理由」というものだ。 陸軍研究局で数学および情報科学局の主任科学者を務めるWest博士は、『Physics Today』誌の2008年3月号に、「太陽の不安定な変動」が地球の複雑な生態系に関連していると書いている。こうした地球と太陽の関係性が、地球温度を上昇させる要因だというのだ。 West博士は、「太陽は、地球の平均気温上昇の原因の実に69%を占めている可能性がある」と指摘している(PDFファイル)。 こうしたWest博士の主張は、地球上に存在するほぼすべての主要科学機関と対立するものだ。『Science』誌のまとめによると、米国気象学会、米国地球物理学連合、米国科学振興協会の3団体すべてが、この数年の間に気温変動の原因は人類だとする証拠には妥当性があると結論付けた声明を出しているという。 また、国連の『気候変動に関する政府間パネル』(IPCC)も同じ立場をとっている。IPCCは、地球温暖化への取り組みを評価され、前米副大統領のAl Gore氏とともに2007年のノーベル平和賞を受賞した政府間機構だ。 West博士も、IPCCなどの科学団体が「地球温暖化に対する太陽活動の変動の影響はごくわずかだと結論付けた」ことは認めている。そのうえで、これらの団体は太陽の影響に関するモデリングを十分に行なっておらず、そのため「地球温暖化に対する人為的影響」を「著しく過大評価した」と主張している。 最近になって、科学的にも政治的にも、気候変動がふたたび注目を集めはじめている。先日も米航空宇宙局(NASA)の監査官が報告書を公表し、NASAの広報局に所属する政治任用者たちが、「一般市民に公開する気候変動に関する科学情報に介入し、その内容に制限をつけ、歪め、周辺的なものになるようにした」[2004年から2006年の間、NASA広報局が、NASAの一部のプレスリリースを公開させないようにし、報道機関と研究者の接触も制限させていた]ことを認めた。 さらに米上院は6月2日(米国時間)、二酸化炭素排出量(人為的な地球温暖化の主要原因の1つと考えられている)を制限する法案の審議を開始した。 更新情報:陸軍の広報担当Lindy Dinklage氏が、ワイアードニュースのブログ『Danger Room』に対し、以下のように伝えてきた。「陸軍は地球温暖化について、特定の立場をとるものではない。West博士は陸軍の主任科学者であり、地球温暖化の原因について、代替となる理論の1つを示している。この研究は、陸軍に所属する科学者が世界中で実施している多数の研究の一部にすぎない」 陸軍の見解はわかった。だが、陸軍の広報局は、他に多数ある研究を選択せずこの研究だけをわざわざ選んで、広く知らしめようとしている。そして広報局は、この科学者の個人的な見解であるという説明なしに「陸軍の主任科学者」の研究結果を公表したのだから、これを陸軍公認の見解と考えるのは妥当だと私は思う。略」 [日本語版:ガリレオ-天野美保/長谷 睦]太陽活動は11年ごとに減少し、ゼロに近くなるが、新しいサイクルが始まると黒点も急速に観測されるようになる。今年1月からサイクル24に入ったが、黒点が少ない時期が異例なほど長く続いていたという。「1カ月にわたって黒点がゼロ」という同じ現象が最後に確認されているのは1913年6月。過去1000年間においては、このような時期はマウンダー極小期など3回あったが、どれも小氷期と呼ばれる寒冷期にあたるという。なお、2005年に「太陽活動が今後急速に低下する」と予測した研究者がいたが、批判が多く論文は掲載されなかったという。
温暖化なのか寒冷化なのかではなく、二酸化炭素の増加は温暖化をもたらすが、太陽活動の低下は寒冷化をもたらす。太陽活動が低下し小氷期に突入するのなら、二酸化炭素は急に増やせないので今のうちから増やしておこうではないか!
CO2削減反対!
『「温暖化が進むと”農業””食料”はどうなるか?」杉浦俊彦著(技術評論社)』http://blogs.yahoo.co.jp/ddogs38/29811416.htmlとあわせて記事にしようと思いましたが、5000字の制限にも引っかかりますおで、記事を一つとせず皆様ご自身でこの矛盾する問題をご判断下さい。


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