ATD-Xは第6世代戦闘機への架け橋である
Stealth (part 1) )
p221
p221~224「第六世代戦闘機」
Stealth (part 1) )
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《20××年、中国との国境に近い尖閣諸島の上空-。 日本領空内に識別不能の航空機があるとの連絡を受け、東京・府中にある航空総隊司令部は沖縄、那覇市に位置する南西航空混成団にスクランブル発進を要請した。 即座に飛び立ったのは第五世代戦闘機の代表であるF22。米国との交渉の末、限定的に二十機だけ導入したうちの一機は離陸すると間もなく超音速クルーズに入り、現場周辺空域に到着した。F22を操縦するパイロットは、即座に後ろに控える三機の第六世代型「小型無人戦闘機」に最新鋭のデータ・リンクを使って独白のフォーメーションを指示。敵味方識別装置に反応しない領空侵犯機を迎え討つ態勢を整えた……》◇
p221~224「第六世代戦闘機」
在日米軍司令官の経験もあるリチャード・マイヤーズ元米統合参謀本部議長ら米空軍関係者らの間では、第六世代戦闘機について基本的なコンセプトが共有されている。 第一に挙げられる特徴はF22までの戦闘機のようにパイロットが操縦するのではなく、高性能スパコンと人工知能(AI)を搭載した大型の無人飛行機(UAV)になるということである。 第二に機体は小型・コンパクトで、かつ高運動性能を発揮。さらに高度な軍事通信ネットワークで偵察衛星や作戦本部と結ばれた上で、F22のような第五世代の「有人隊長機」に追従する形を取る可能性が高いと見られている。 ハリウッド映画「ステルス」ではこうした基本コンセプトを踏襲して、AIを搭載した無人の最新鋭ステルス戦闘機が僚機を操縦する隊長を自らの「意思」で救出するといったストーリーが描かれている。 第六世代戦闘機について、米空軍でF22増産派として知られたマイケル・モーズリー前参謀総長は2007年10月の段階で、米空軍が基本構想作りに着手したことを明らかにしている。 この際、モーズリーが明らかにしたのは①いわゆるUAVの形態を取ること②特殊なラミネート技術を機体表面に使うことで、ステルス性能を一段と向トさせるなとの点だけである。 しかし、すでに映像イメージとしても出回っている第六世代戦闘機にはまだ明らかにされていない、驚くべき「特性」が曝かれている。それは米空軍が水面下で第六世代用に研究を重ねているとされる、「変形」(Morphing)という技術コンセプトである。 かつて米海軍が主力艦載機としていたF14「トムキャット」も、低速時と高速時で翼面積を変化させる「可変翼」のメカニズムを採用していたことはある。だが、「心神」の初期開発に深く関与した元技術研究本部OBによれば、第六世代の「変形」はF14のようなメカニカルなものではなく、竹などの材質が持ち合わせる「しなり感」に近いものを機体に持たせるものと見られている。これによって、求められるミッション(任務)特性に応じて、その外観を変えることができる技術とされているが、詳細はまだ不明なままだ。 やはり、「心神」の初期コンセプト作業をリードした元技術開発官一航空機担当)の林富士夫は、それを「目標に応じて体形を変える兵器」と表現する。例えば、攻撃目標が海中に潜んでいる場合は「まるで『魚雷』のような姿形となって出撃することも可能」(林)という。 一方、米国防長官直属の諮問機関である国防科学委員会のウィリアム・シュナイダー委員長は「第六世代戦闘機」の特性として、「ノード、リレー(いずれもコンピューター:ネットワークにおける接続中継点の意味)」という言葉を使う。シュナイダーによれば、F22など第五世代戦闘機の特徴は「総合的な軍事通信ネットワークとの統合」にある。 たとえば、F35には「1900万ものソース・コード」(シュナイダー)があり、これをいたずらに変更したり、新たなコードを付け加えることは不可能に近いとされる。実際、イスラエル空軍はF35の導入にあたり、自前のレーダーのコードを入れようとしたが、「そのためにはすべてのソース・コードを変えなければならないことを悟った」(同)という。 シュナイダーら米軍事技術の門家にとって、すでに第五世代戦闘機も「非常に統合された軍事ネットワーク)システムの一部」と映り、「独立した飛行機」としてはその能力を存分に発揮できるものではない。 こうした発想の延長線上にある第六世代についてはさらに高度な軍事作戦ネットワークとの一体化を進めることに主眼を置いており、「すべての戦闘機が全体のコミュニケーションのノード「接続中継点」、あるいはリレーになり、多くのミッション形態に柔軟に対応できるようになるだろう」と指摘する。p227
21世紀の今日、技術研究本部では新たな発想で新時代に即した偵察用の小型UAV開発にも着手している。技本が2004年から「無人機研究システム」の名称で研究しているUAVはF15戦闘機から空中で分離、自律飛行する小型偵察用のものである。その原理はラジオコントロール方式に基づく遠隔操作ではなく、事前に設定したプログラムに沿って自律飛行するもので、初歩的ではあるが「空飛ぶロボット」の思想を盛り込んでいるのが特徴とされている。 かつてF104をべースに開発した無人飛行機と、新たな偵察用UAV開発。 二つのプロジェクトで蓄積したノウハウが将来、時空を超えて第六世代型の「UAV戦闘機」へとつながる技術的な素地を生み出す、と見る日本の関係者は決して少なくない。 前述したシュナイダーも「第六世代戦闘機」の特性の一つとして、「有人になるかもしれないが、あ る種の自律性も有し、特定の分野についてはパイロットが操縦する必要はなくなるだろう」と指摘している。
【自衛隊無人偵察機UAV技術は、将来UACV心神と巡航ミサイルへ発展する可能性を秘めているかもしれない】2009/1/25(日) 午後 10:31http://blogs.yahoo.co.jp/ddogs38/22920420.html
上記の投稿は無論本書出版前に私(Ddog)が投稿したものである。執筆当時UAVと心神と第六世代戦闘機を結びつけて考えて書いた文章をネットで検索したところヒットしなかった。
ATD-X心神のXF-5エンジンがなぜ、出力が5トン級と、F-22並みの13~15トン級にはるかに及ばないにもかかわらず、開発にGOサインを出したのか?その答えはは無人戦闘機として小型化すれば通用する目算があってではないだろうか?日本の防衛省・技本(TRDI)の深謀遠慮が窺(うかが)われる。
やはり、私が睨んだとおり、心神は将来第六世代無人戦闘機へ発展する可能性があるのではないだろうか?2039年ゼロ戦初飛行100周年までには、日本の空を守る世界最強戦闘機を甦らせてもらいたいと希望します。

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