http://www.uniqlo.jp/uniqlock/swf/blog_small.swf?user_id=Bo4uxIuSX6BfwXZC
http://www.tokyovalley.com/yahoo_blog/article/article.php
米国でのトヨタ自動車のリコール(無料回収・修理)問題に端を発し、トヨタ自動車バッシングが過熱している。リコール対象車は、米国と欧州などを合わせると1000万台にもなるという。

これはトヨタが世界中で1年間に販売される規模を上回る。トヨタバッシングは民間企業1社の問題ではなく、対応を誤れば、日本の国家基幹産業の危機、国家存亡にも関わることになってしまう可能性がでてきた。

今日の電車の中刷り広告は週刊現代以外、「トヨタ叩きは米国の陰謀論」で埋め尽くされている。

イメージ 1
イメージ 2
イメージ 3
イメージ 4


私個人的には永年ホンダ車のユーザーであるので特段にトヨタに思い入れがあるわけではないが、バンクーバーで日本選手のメダルを期待する以上に、国を愛する日本人として、トヨタバッシングには、憤りを感じざるをえません。

米国で過熱するバッシングに米当局の影を感じます。理不尽な振る舞いにこれは米国の陰謀ではないかと感じてしまうのは、一般的日本人として普通の感覚です。

しかし、週刊朝日の中刷り広告を見て、中共代理人の週刊朝日と自分が同じ思考にあることに「ハッとして」興ざめし、少し冷静に状況を分析しました。


「トヨタ潰しを目論む米国の陰謀仮説および要因」

<1> 反米発言を連発し、日米安保体制を揺るがす、民主党鳩山・小沢政権に対する揺さぶりおよび、普天間問題に対する日本側への警告説

<2> 米国基幹産業の最後の砦GM・クライスラを葬ったトヨタへの仇討ち説 および、「国営自動車メーカー」として再生したGMを後押しする米政府の露骨な政略説

<3> 就任1年が経ち演説以外何の成果を上げられないオバマ政権への批判の矛先をかわすためのスケープゴート説

<4> オバマのグリーンニューディール政策を何が何でも成功させ「国産ベンチャー企業」の育成を目論む国策説

<5>G2による世界秩序の構築を目指す陰謀が存在するのではないかという日本側の疑心暗鬼

<6>日米離反を画策する中国共産党中央宣伝部のインテリジェンス活動の成果

週刊朝日は戦前に「鬼畜米英」報道のDNAを持つ朝日新聞系列の週刊誌であるために、日米安保条約を破棄することに加担できればバンバンザイであるが故に反米記事は大好物の週刊誌だ。ポストも反小沢報道で週刊朝日にパイを奪われた観があるので、陰謀報道に走るのだと思います。

トヨタバッシングが米国陰謀論がこれだけ囁かれるのは、大多数の国民にとっては、揺らぐ日米安保体制に不安を感じ、経済の閉塞観自信のなさを抱えている為に、中共の息が掛かったようなマスコミが垂れ流す「トヨタリコール米国陰謀説」だけではなく、バブルの発生と崩壊が、日本に覇権を握らせない為の米国の国家戦略であったことを多くの日本人はうすうす感じている素地があるからでもある。

私が思うに、オバマ政権というものは究極の「ポピュリスト」政権であると考えています。

米国人の偽善性をくすぐり、弁舌の巧みさで、オバマは米大統領の座を射止めた。しかし、演説だけは上手いが「中身が伴わない政権」である。就任1年が経過し具体的成果は何も成し得ていない。

経済については大恐慌の崖っぷちに立たされたが、ガイトナー財務長官とバーナンキFRB議長の手腕で予想以上に回復している。経済問題についてオバマは何も手出しをしていない事では衆目が一致する。

オバマは核兵器を根絶しようと演説したが、具体的に米軍の核兵器を削減することをしないどころか、新型バンカーバスターの新型核兵器を開発しているにもかかわらず、厚顔にもノーベル平和賞を辞退せずに貰った。中国に対し弱腰外交を行い、COP15でも指導性を発揮することなく、オバマは大統領として無能であるレッテルが貼られ様としている。

故にオバマ政権のホワイトハウス中枢が今件を煽っていることは否定しないが、過剰な陰謀論・謀略説は逆に日本の国益を損なうものと私は考えます。

米世論調査会社の調査結果では、GM救済に反対する有権者が約半数(48%)に達する一方、賛成は35%にとどまり、米国人が怒っているのは、トヨタではなくGMとクライスラーに対してなのである。

米雑誌[Time]の記事によれば、トヨタをバッシングしてほくそ笑んでいるのは、GMやフォードではなく韓国・中国の自動車メーカー勢である。

今回のリコール問題で息巻いているのは米商務省だが、米国の連邦機関間の風通しの悪さを考えると、国務省管轄の普天間問題で、両省が連携している可能性は低い。

米国内で最近中国のインテリジェンス活動が成功を収めている。中国の国益は日米離反であります。日本においても反米宣伝、米国内においても従軍慰安婦問題や南京虐殺の歴史的捏造宣伝を行い、米国内において一定の反日的ニューマを作り出すことに成功した。トヨタバッシングで過剰に日本国民が反米的になるのは中国の思う壺でもあるのだ。

反日の特亜諸国が捏造した南京大虐殺とか、従軍慰安婦問題というのは、一般市民を標的とした戦略爆撃を行ったり、日本の降伏を知ってもなお原爆を投下する犯罪行為、戦時中米国国籍を有する日系人を収容所に収容した米国人の日本に対する贖罪意識を和らげている傾向にある。いわば日本バッシングは米国民の脳内麻薬として機能している側面も理解すべきだ。

トヨタバッシングが陰謀だと安易に決め付けたくないのは、単に消費者的立場からすれば、トヨタ車は完璧だという「安全神話」ゆえ、その反作用が多分に働いているというのが結論だと思う。

【トヨタの苦境:牛を溝から救い出す】 The Economist
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/2775

米国ではミスが発生した場合、早期に公表し問題解決に邁進しない企業は国籍に関係なく世論に激しくバッシングされる。訴訟された場合もミスを隠した場合極端に不利に立たされる米国の世情にトヨタがあまりに鈍感であった。品質に過剰に自信を持ちすぎたトヨタ側の驕りが、米国側の叱責を買った可能性が高い。

【盲点はトヨタ生産方式にあった?】[NEWSWEEK]2010.02.17
http://newsweekjapan.jp/stories/business/2010/02/post-1001.php
2月5日のニューヨーク・タイムズ紙にトヨタの経営文化の崩壊についてのコラムを書いたところ、フィナンシャル・タイムズ紙オンライン版が反論を掲載した。
 
 私はコラムの中で、トヨタ生産方式に問題があると指摘した。無駄を省き、カイゼンを重ねるトヨタ生産方式を武器に、同社は業界トップに躍り出た。だが、自慢の生産方式への盲目的な追随と過信によって、現場で不備が見つかってもそれを認めたがらない空気が生まれたのではないかという指摘だ。

 これに対して、フィナンシャル・タイムズのステファン・スターンは次のように論じている。
この指摘は正しくない。トヨタ生産方式は順調だが、同社は過去10年間に成し遂げた驚くべき成長のプレッシャーに苦しんでいる。経営陣は傲慢かもしれないし、タイヤのスリップがよくあることだと認める勇気がないのかもしれない。だが生産ラインの現場では、従業員は問題を正確に把握できていたと思う。それがトヨタウェイだ。
この議論こそ、トヨタがかかえる真の問題を示唆している。それは、業界トップに上り詰めることでトヨタ生産方式が強化されたと同時に、傷つけられたという課題だ。

需要急回復に迅速に対応できない

トヨタは、必要なものを必要なときに必要な量だけ調達・生産・供給する「ジャスト・イン・タイム生産方式(カンバン方式)」によって在庫の最小化をめざしてきた。私はこの方式について、次のような仮説をもっている。

市場が順調に成長し、需要が強いときには、このアプローチは有効だが、景気低迷を経て需要が回復し、複雑な部品調達システム全体を再び始動させなくてはならない状況では、かえってマイナスになるという仮説だ。ジャスト・イン・タイム方式を採用していないメーカーは、在庫があるおかげで迅速に対応でき、それまで積み上がってきた繰り延べ需要に応えることができる。

私のこの理論は、需要が激減して回復に転じる前までは、トヨタ生産方式が問題なく順調に機能していたという前提に基づいていた。世界一の自動車メーカーになるという目標が逆にトヨタ生産方式を傷つけているという可能性は想定していなかった。

現場の従業員は本当に、問題を正確に把握していたのかもしれない。だとしたら、彼らが声を発さない(あるいは、発言を禁じられている)のは、トヨタ生産方式への盲目的な信頼とトヨタウェイのせいではなかったか。

オランダとイギリスで米国でのリコール問題を議論するということは、トヨタがいかに「世界のトップメーカー」である証拠だろう。それゆえ政治的にたたかれている側面がある。対応さえ間違えなければ「リコールの影響も長くて2─3カ月」と予測する専門家もいる。

私も、陰謀や政略説そのものを否定はしないが、日本側で過剰に米国の陰謀を騒げば騒ぐほど問題が拗(こじ)れてしまう可能性が高い。トヨタバッシングは安易な米国の陰謀論で片付けるべき問題ではないと思う。

陰謀である前にトヨタ自身に問題の本質がある。トヨタはここ10年であまりに成長し世界各地に工場をつくりすぎたこと、コスト削減策として、正社員を減らし派遣社員を多用した事が、品質管理にほころびが生じているのではないか、という点だ。

【給料はなぜ上がらない! 】
http://blogs.yahoo.co.jp/ddogs38/5208624.html
豪腕・奥田会長 日本の賃金を下げる
2002年03月期決算で経常利益1兆円に日本で初めて超し上場来最高益を出したトヨタが春闘で ベアゼロ→他企業追随→日本全体が賃金抑制となり今日の景気後退の元凶となる。
労使交渉において当時の奥田会長が経営陣を一喝してゼロ回答となったとのことだ。
過去最高益を出した企業がベアゼロ回答、当時の奥田会長が経営陣を一喝したことが、日本をデフレの泥沼へ突き落とした犯罪的行為であろことをよく理解しておいて頂きたい。

トヨタはそれだけではなく派遣や契約社員、期間工など間接雇用の拡大した。その結果、社内に蓄積すべきスキルの水準が落ち、製品の品質を脅かすことになってしまったのである。熟練工の相対的な減少で、かつてのトヨタの強みだった”トラブル対応能力の高さ”も失われつつある。 

米下院エネルギー・商業委員長が、2月25日にトヨタ車の品質問題で公聴会を開くと発表した。
トヨタの豊田章男社長が出席するか否かは現時点ではわからないが、個人的には豊田章男社長出席した場合は何かしらの罠に引っかかりそうな予感がしてならない。

今件を安易な米国の陰謀論として捉えるのではなく、トヨタという世界的エクセレントカンパニーの体質をどう強化していくか、またトヨタの問題に限らず、日本のものづくりが行過ぎたコストカットで危機に瀕していると考えるべきである。