Prompt Global Strike  (全世界を標的とした即時攻撃)
Conventional Strike Missile 「非核攻撃ミサイル」
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     オバマは核なき世界を目指すというノーベル平和賞を受賞するような演説の裏で、非核攻撃ミサイルCMSやX-51超音速巡航ミサイルを着々と開発しているのである。
 
 アメリカ空軍はすでに1995年8月に、先端を尖らせた形状で爆発しない弾頭をICBMに搭載して発射、強化コンクリートに近い特性の花崗岩盤に命中させて、貫通力のテストを行っている。その結果、突入角90度で30フィート(約9m)の深さまで貫通し、当時の既存の貫通兵器をしのぐ貫通力を実証した。 
アメリカ海軍は、CTM構想に先だってトライデントの命中精度を大きく向上させることを考えた。議会からの予算措置は得られなかったが、トライデントのメーカーであるロッキード・マーチン社ではMk4突入弾頭の後部に再突入後の大気圏内操縦用フラップを装備することを研究し、命中精度を10m以内にできると予想した。

http://holyland.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_456/holyland/CSMTRAJECTORY2.jpgCSMは、ICBM級の6000㎞以上の射程をもつものとなり、実際には10000㎞を超える射程となるようである。CSMで特徴的なのはその飛翔経路で、ICBMのような弾道ではなく、それよりも低い、より平坦な飛翔経路を飛ぶことが考えられている。
これは発射から目標突人までの時間を短縮するとともに、ICBMとは異なる飛翔経路を飛ぶことにより、ロシアや中国の早期警戒システムがICBMではないことを察知しやすくすることも意図しているという。また、CSMがアメリカとロシアとの間の戦略兵器を巡る各種条約や協定に抵触しないよう、CSMは大気圏外ではなく大気圏上層を飛翔させるというアイデアもあるようである。
この飛翔時間の短縮については、アメリカ空軍宇宙コマンドの機関誌「High Frontier」の2009年2月号に掲載された論文の中で、弾道で飛翔した場合に7000カイリ(約12640㎞)の射程で到達時間が51分、9000カイリ(16250キロ)で52分となるのに対し、CSMの低い「飛翔経路では7000カイリで45分、9000カイリで52分になると述べられている。
CSMのロケット本体についても現在のところまだ決定はしていない。アメリカ空軍はミニットマンⅡやピースキーパーといったICBMをすでに退役させており、そのロケット本体を利用する可能性も検討されているようである。
海軍はトライデントSLBMを活用して研究を行っている様です。
最大の弱点は、相手は核弾頭ICBMなのかCMSか判別できない点であろう。
まさか攻撃している相手にいちいち電話連絡するわけにもいかず、結局ICBMを持っている中国やロシアには使えない兵器になるかもしれないが、NPR(核態勢見直し)のオバマメドベーチェフ会談で、ICBMとの識別のためにCSMやその配備基地へのロシアの査察を認めることを申し出たのか、大きな問題とはならなかった。Air Force Magazineの2008年7月号は、2012年予定のミサイル全体の試験開始、2015年にはCSMを運用開始する予定と報じています。
Conventional Strike Missile Pushed by Air Force | AVIATION WEEK  
 
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米国防総省は、論争を呼んでいる「全地球即時攻撃」プロジェクトについて、[2014年の配備を目指し、]2011年にはおよそ2億4000万ドルの予算を付けたいと考えている。このプロジェクトの最終目標は、地球上のほとんどすべての場所を1、2時間以内に攻撃できる武器の開発だ。
だが、2億4000万ドルという金額は、ほんのわずかな頭金にすぎない。技術開発途上であるため、総額がわからないのだ。公的にはミサイル1基につき5億ドルかかる可能性があるとされているが、10億ドルするだろうという予測もある。
米国防総省はこの目的を達成するため、3種類の技術の開発を推し進めている。その1つ目は、核弾頭を搭載した大陸間弾頭ミサイル(ICBM)を通常弾頭に取り替えて再配備するというものだ。だがこれは、他国がこのミサイルを核ミサイルと誤認し、核ミサイルで反撃する事態を誘発する危険性を抱えている。
ブッシュ政権は、論争を呼んだこのICBM再配備構想を再三にわたって推し進めようとしたが、そのたびに議会は予算を付けることを拒んだ。その理由はきわめて明快だ。このミサイルは見た目も飛び方も核ミサイルとまるっきり同じなため、ロシアあるいは中国から核ミサイルが発射されてハルマゲドンとなってしまう可能性があるからだ。当時のプーチン大統領はその危険性を警告していた。
計画を支持する側は、ブッシュ政権での計画が潜水艦を使うものだったのに対し、現在の計画は地上基地からの打ち上げになることを指摘し、ロシアや中国にあらかじめ情報を与えておけば誤解は生じないし、両国はレーダーで違いを認識できるだろうと主張している。しかし、パキスタンやインド、イスラエルやイランといった国が独自のミサイルを開発していたらどうだろうか。多極的な世界では、「全地球即時攻撃」プロジェクトが危険を呼ぶ可能性は高いはずだ。
米国防総省による2つ目の取り組みは、音速の5~6倍で飛ぶことのできる短距離巡航ミサイルの開発だ(『B-52』が5万フィート上空まで運び、発射する方式、動画参照)。超音速実験機『X-51 WaveRider』の飛行テストは2009年12月に予定されていたが、障害があり、2010年5月まで延期されている。
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もう一つ、マッハ5~7で飛翔するトマホークやALCMの後継巡航ミサイルを開発中である。
推進方式はスクラムジェットでB52もしくはトライデントミサイル(1基に12発)に搭載する構想で。
トマホークでは1000Km先のターゲット1時間飛翔し到達しても移動する標的はいなくなってしまう。
かつて、ウサマ・ビン・ラディンが潜むアジトへトマホークを発射したが楽々逃げられたが、今度は600マイル(約100Km)を10分で到達する。場所さえ確認できればCSMミサイル同様ピンポイントで攻撃可能なミサイルとなる。
また、TMDでも低空を飛行する極超音速ミサイルを迎撃することは現在のところほとんど不可能。

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「全地球即時攻撃」計画に向けた米国防総省による3つ目の取り組みは、音速の20倍で飛ぶグライダーだ。 
米国防高等研究計画局(DARPA)は『Falcon』(Force Application and Launch from Continental United States)プロジェクトで、極超音速技術実証機『HTV-2』(Hypersonic Technology Vehicle 2)等を開発している。
HTV-2の初の飛行テスト(PDF)は、4月23日(米国時間)に行なわれた。この実験では、カリフォルニア州からロケットで宇宙にまで打ち上げられ、そこで切り離されて大気圏に突入し、音速の20倍の速度で飛行しながら、30分後に、およそ7600キロメートル離れたクェゼリン環礁の北部に着水する予定だった。
[クェゼリン環礁はマーシャル諸島にある世界最大級の環礁で、97の小島と礁湖からなる。米軍はマーシャル諸島共和国政府から11の島を賃借し、ロナルド・レーガン弾道ミサイル防衛試験場を設置している。ここから長距離弾道ミサイルを発射し、カリフォルニア州ヴァンデンバーグ空軍基地から迎撃側のミサイルを打ち上げる等の実験を行なっている]
浮力を高めるために薄っぺらいクサビ型をしたHTV-2には、極超音速飛行の厳しい環境に耐えられるように炭素繊維強化炭素複合材料が使われ、精度を上げるための自動ナビゲーション・システムが搭載されていた。地球に帰還する他の宇宙船よりも低い迎角で、より遠く、より正確な位置まで飛ぶことが期待されていた。
だが、実験は完全には成功しなかった。大気圏のなかでマッハ20を超える速度で制御された飛行を行なうことには成功したものの、打ち上げから9分後、HTV-2からの通信は途絶えてしまったのだ。DARPAは現在、その原因の究明に取り組んでいる。
米空軍の極超音速試験飛翔体「Falcon HTV2」、謎の失踪
[2011年はじめにHTV-2の再実験が予定されている。Falcon計画について紹介した2003年の日本語版記事はこちら。以下はFalcon計画の別の実験機『HTV-3X』("Blackswift")を紹介するコンセプト動画。マッハ6を実現したが、2009年に予算が停止された]
 
     核を越える兵器「非核ミサイルCSM」

オバマの核なき世界を推進する背景にはこのCSMや超高速巡航ミサイルの開発の目処が立ったからだといえよう。
米国は核なき世界を推進する一方でTMDとこの非核攻撃ミサイルで、軍事的優位を保とうとしている。
急激な国防予算の伸びで軍拡を進める中国に対し、我が国との軍事バランスが崩れるのは時間の問題である。F-22導入計画が頓挫し、国産戦闘機開発もままならない。この穴を埋めるにはCSM非核攻撃ミサイルと極超音速巡航ミサイルは最適である。CMSの候補としては、世界最大の固体燃料ロケットΜ-5(ミュー・ファイブ)。現在Μ-5は廃止され、次期固体燃料ロケット(名称はイプシロンが有力候補)が開発されるらしい。これを導入するまで北朝鮮の現体制が崩壊しないことを期待したくなった。
 
石破元防衛長官が巡航ミサイル導入発言や、自民党の防衛大綱改定案に策源地攻撃用に巡航ミサイルの導入案を俎上(そじょう)した経緯からまずは極超音速巡航ミサイルの導入を図るべきだ。
 
しかしながら、やはり現憲法上巡航ミサイルの導入には無理がある。やはり憲法改正が必要である。
 
しかし、TRDIで日米共同研究中であったスクラムジェットエンジンの項目が消えている。F-2で実用化し、F22など使用されているカーボンファイバー成形技術や、スクラムエンジンの成果は米国のタダ取りか?
X-51のスクラムエンジンには日本の技術が採用されているはずだ。F-22非供与の件にしても、米国側も共同開発した国に提供しないという論理は通用しないはずだ。
 
また、JAXA(宇宙航空研究開発機構)極超音速機の研究を行っていますので日本も独自でやろうと思えば開発は容易なはずである。
 
 
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JAXSAのマッハ5極超音速機 はX51そのものではないか!