あまりにも、突然のニュースだ。コージー・パウエルの交通事故死、ジョン・レノン、フレディ・マーキュリー、ジョン・ボーナムetc 皆、偉大なロックアーチストの死は突然だ。
 
ゲイリー・ムーアは、日本人好みの泣きのギターの天才だった。名演の数々をゲイリー・ムーアの冥福を祈りながら、とにかく聴いて下さい。泣けます!
 
GaryMoore (ミックス:自動で延々PVが再生されます)
 
Gary Moore - No Reason To Cry (ゲイリームーアミッックス)
 
 
 泣きのギターは何と言ってもこの曲が真っ先に思い浮かぶ・・・
この演奏はロックというよりエレキギターとベースドラムによる室内楽としてクラシックの名演として記憶されてもいいかもしれません。
 
 私が、一番最初にゲイリー・ムーアに痺れたのは、ロックの名盤中の名盤シンリジーの BlackRoseであった。ブライアンダウニーの印象的なドラミングとケルティックなゲイリームーアのギタープレイが絡みフィルリノットのボーカル。ロックのジャンルを越え、芸術的な名盤である。
 
アリバイも印象的な1曲だ・・・ゲイリームーアのシンリジーでのライブ映像は貴重だ。
 
そして、ブラックローズ・・・ゲーリームーアのギターを堪能、いや官能してしまう一曲だ!
 
元コロシアムのドラマー、ジョン・ハイズマンとギタリストのゲイリー・ムーアが中心となり1974年に結成。音楽的にはフュージョンを指向していたが、ゲイリー・ムーア、キーボード奏者にレインボーのドン・エイリー、ベース・ギター奏者にホワイトスネイクのニール・マーレイという、後にハードロック・シーンで活躍するミュージシャンが参加していたこともあり、ハードロック色が濃いジャズフュージョンバンドだった。
 
 
こちらも名盤中の名盤だ!Greg Lake & Gary Mooreのデュオだ。
グレッグ・レイクのボーカルとゲイリー・ムーアのギターがこれほどまでに調和したサウンドを醸し出し、私は大好きだ。 
 
ゲイリー・ムーア(Robert William Gary Moore1952年4月4日 - 2011年2月6日)はスキッドロウでプロデビューし、コロシアムⅡでのジャズギター、シンリジー加入以降のハードロックギタリスト、またブルース・ギターでも天才だった・・・スーパーギタリストの一人であり、その逝去は世界的損失である。
 
元シン・リジィのブライアン・ダウニー(Dr)は、「本当にショックだ。ゲイリーとは、彼がPLATFORM THREEに在籍していた1967年以来の知り合いで、それからはずっと素晴らしい友人だった。シン・リジィを離れてから、2006年にもう一度彼と共演できて、とても嬉しかった。ゲイリーはいつも私やファンの心の中にいるだろう。彼が逝ってしまったなんて信じられないよ」と、メッセージしている。

2008年10月にリリースされたオリジナルアルバム『BAD FOR YOU BABY』がゲイリー・ムーアの遺作となってしまった。豪腕と繊細さを併せ持ち、天才的なひらめきと超人的なテクニックで、ストラトもレスポールも極上の音色で泣かせ続けた至宝のギタリストが、次なるステージに旅立ってしまった。合掌。
 
また、シン・リジィでゲイリーとギター・コンビを組み、現在もシン・リジィに在籍するスコット・ゴーハム(g)は、「『BLACK ROSE』時代、シン・リジィでゲイリーと一緒にプレイできたのは、私にとって素晴らしい経験となった。彼は偉大なプレイヤーであり、偉大な人間だったんだ。彼がいなくなると寂しくなるよ」と語っています。
 
彼を“ロック界の人間国宝”と呼んだのは、日本の音楽評論家、伊藤政則氏。力強いピッキングによる“泣きのギター”で知られる北アイルランド出身のギタリスト、ゲイリー・ムーアが6日朝、58歳で急死した。
 休暇先のスペイン。コスタ・デル・ソルの高級ホテルで、就寝中に息を引き取ったという。
 「ロックスターにありがちな(薬物などの)ケースではない。強健だった」と関係者は語るが昨年4月の来日では、かなり太っていた。
 公演を見た中年ロックファン(42)が明かす。「シン・リジィ時代のハードロックを期待したが、最近はブルースに傾倒していた。それでもギターソロの場面になると鬼の形相で速弾きを見せ、会場は感動に包まれた。ステージを走り回っていたころと違い、かなり貫禄が出て巨体だったのは事実です」
 21年ぶりの来日について、ゲイリーは夕刊フジに、こう答えていた。
 「何度も行くチャンスはあったと思うんだけど、うまく話がまとまらなくてね。最後に日本に行ったとき具合が悪くて死にそうに辛かった記憶が、僕を日本から遠ざけてたのかもしれないな」
 さよならを言いにきたのだろうか。
ゲイリームーアのギタープレイ&音楽

ブルースロックの泣きギターと言えばゲイリームーアです。彼のギタープレイからはフレーズ単位で哀愁を誘います。特にバラード系の曲の出来はほんと素晴らしいです。メロディを先に作って後からコードを付けた様な違和感のないギターソロがコード空間へ溶け込んでいきます。弾いているときの表情からも感情を込めているのがわかりますが、ギタープレイからはシンプルなメロディに感情によって付いた装飾音の数々が香りとして残ります。音の消え際も悲しいです。

ゲイリームーアのギターソロやテクニック

ビブラートを響かせるときに、演歌のこぶしに似た揺れのあるビブラートを付けています。ザックワイルドのようなワイドで激しい速い揺れというほどではありませんが、ビブラートのツボを押さえたしっかりした揺れです。直線の揺れではなく曲線ですね。哀愁さを出すには曲線の揺れが必須なのかもしれません。それとアーミングでのビブラートとも上手く使い分けて表情を出しています。哀愁さとは別に勢いを感じさせるパワフルなソロを弾ける一面もあります。
 
 
哀愁のギタリスト ゲーリー・ムーアよさようなら!ありがとう!
 
アンコール!アンコール!アンコール!