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その1の投稿者への回答で人工地震テロデマの真相は中国が日本にしかけた反米情報操作であると回答しました。

そもそもこのHAARPは陰謀論者にとってどのようなものか、「気象兵器・地震兵器・HAARP・ケムトレイル」の米国の陰謀論者が書いたこの本の内容を紹介しましょう。

マインドコントロール兵器か、スターウオーズ兵器か
まず、アラスカ大学(アンカレツジ)のHAARP公式ホームページから直接引用しよう。

「HAARP相互作用電離層研究観測所」は、大気上層と太陽地球間の物理作用、無線理論および通信の研究を行う北極圏の大型施設の一つであった。同研究所には「高出力・高周波フェーズドアレイ無線送信装置」に加え、複雑なオーロラ電離層を観測・監視するためのさまざまな無線電波・光学機器があり、研究活動をサポートする各種設備が整えられていた。

ここに書かれている高周波フェーズドアレイ無線送信装置は「電離層研究装置(IRI)」と呼ばれており、これがHAARP(高周波能動オーロラ研究プログラム)の核となっている。

IRIは、最上部にダイポールアンテナを取り付けた高さ二二メートルの塔を地上に並べたものである。これらのアンテナは高周波域(そのうち最も低い周波数は現在無線通信に使われている帯域のさらに下の電波)を出力できるようになっている。塔の下部には電線の網が格子状に張りめぐらされ、アンテナから地上方向に向かった分はすべて反射される。この網の下には無線送信の装置を収めた建物(シェルター)が並んでいる。これらが一体となって、一つの巨大な送信アンテナとして働く。HAARP計画は一九八○年代末に始まり、二〇〇五年に建設が完了したとされている(”完了した”と発表されたのは二〇〇六年)。

一九九〇年代前半にその存在が明らかになって以来、計画そのものにも、監視している者たちにも、ある意味当然ではあるが多くの変化が生じている。私自身の最も大きな変化は、同様にHAARPに関する著書があるニック・ベギーチ博士と立場が入れ替わったことであろう。

ベギーチ博士とジーン・マニングは、一九九五年に「Angels Don't Play This HAARP」を自費出版した。彼らは当時、HAARPが戦略防衛構想(SDI)の落とし子である地上配備のスターウォーズ兵器だと確信していた。

一方、同書とネツト上の情報でプロジェクトの概要を学んだ私は、HAARPが人間の脳の活動とまったく同じ周波数の極低周波で世界を満たすことを想定して設計されていることを知って樗然とした(仕組みについては少し後で説明する)。

二十年間にわたってマインドコントロールの研究をしてきた私の頭にまず思い浮かんだのは、HAARPが本当にプログラム関係者が言っている通りだとすれば、北米大陸全体で想定外の精神障害が発生し、しかも研究者がそのことに気づかないといった事態になるのではないかということだった。


それではHAARPの真の目的は何か

高周波能動オーロラ研究プログラム(HAARP)は合衆国国防総省の施設であり、この種のものとしては世界最大、最強である。具体的に何をするものかについては、長年にわたってさまざまな議論が飛び交っている。

HAARPはアラスカ州南東部に並ぶアンテナ群で、全体が一つの巨大なアンテナとして働くように設計されている。現在、HAARPは実効輻射電力三六〇〇キロワットという世界最大の無線電波発生装置となっている。米国最大の民間AMラジオ局の出カは五〇キロワットで、その七十二倍の規模だ。

しかし、HAARPは人が聴く放送のための設備ではない。
この装置は、発生させた高周波エネルギーを大気の最上層(電スポット離層と呼ばれる)の特定の領域に集中させる。プロジェクトで公表されている複数の文書によると、このスポットは直径一二マイル(約一九キロ)、厚さニマイル(約三キロ)程度の領域で、高さは実験のモードにより、およそ五〇マイル(約八○キロ)から九〇マイル(約一四五キロ)まで幅があるという。

一体何のために電離層にエネルギーを照射するのだろう。答えは、大気の特定部分に、太陽から与えられているのと同じような形でエネルギーを与えるためである。自然現象を人工的に再現することで、太陽フレアなどで引き起こされるプロセスや問題の理解を深め、電離層のさまざまな状態を制御したり生み出したりしようとしているのだという。軍や学術関係者の”公式"の見解はみごとに一貫しており、HAARPは大気上層の理解を深めるための純粋な科学的研究であって、他の意図は一切ないということになっている。しかし、批判する人々はこの説明をおよそ信じていない。

厳重に隠蔽されるHAARPの実像

HAARPは一九九五年以降、さまざまな出カで運用されてきた。HAARPを使った最初の実験が行われる前から、研究者たちはこの技術が持つ可能性について考えをめぐらせてきた。

それらのアイデイアの多くはほとんどSFの世界のことのように思える。気象制御に使えるとの指摘がある一方で、火山の噴火を誘発したり、電磁波で地震を引き起こせると考える人々もいた。人の脳に直接感情や命令を送り込むことで特定の集団の「心や意識を掌握」できる可能性を指摘する者もいた。新世界秩序が世界支配のために空に立体映像を投射し、意識に直接考えを送り込んで、自分たちが生み出した新たな「神」を受け入れさせようとするだろうと予言する者たちもいた(「プロジェクト・ブルービーム」としてまことしやかに騒かれている話だが、願わくば都市伝説であってほしいものだ)。他にも、惑星防衛システムの一部で、異性人の侵略から地球を守るためのものだとする説もあった。
不思議なことに欧米の陰謀論の人達はHAARPを地震兵器としてあまり考えていないことだ。HAARPを地震兵器と関連付けているのはコーエン国防長官が言ったテロリストが地震兵器を開発している・・・の一言なのです。

HAARPの基盤となっている理論

空軍のフィリツプス研究所と海軍研究所が設置した科学委員会がまとめた「HAARPを用いた応用.研究の可能性」と題する報告書(一九九五年にワシントンの海軍研究所技術情報部門により公表)の「概要」の項には、以下のような記述がある。

太陽は、地球空間の三つの主な領域(磁気圏、電離圏、大気圏)の形成と制御に関わっている。この三つの領域は独立して存在しているわけではなく、相互に影響し合い、地球と太陽を結ぶ鎖を形成している。
この鎖は地球大気と太陽地球環境を貫く形で伸びており、太陽活動に生じた異変は太陽風と太陽放射によってこの鎖を伝わっていく。その結果、地球の気象や気候、さらには通信に影響が生じることになる。この鎖は精妙なバランスで地上の生命のデリケートな均衡を保っており、地球表面の雲はその鎖に対して決定的な役割を果たしている。

大気圏と電離圏は地球空問のうち地表に近い領域で、帯電していない大気圏の最も低い層である対流圏、成層圏、中間圏は、地球全体の温度制御や太陽の有害な放射を遮る上で決定的な役目を果たしている。その上の層、高度約六〇~七〇キロから始まる電離圏はかなりの割合の荷電粒子を含んでいる。荷電粒子は電気的な力や磁気的な力の影響を受けるため、電離圏は地球物理系全体において特別な役割を担っている。上にある磁気圏および太陽圏と電気的な力で結び付く一方、下の成層圏とは大気の力学的な力で結び付いている。

最大一〇〇万アンペア、数百キロボルトの電流と電位を保持し、制御している領域である。
荷電粒子を含む電離圏は、電磁波を用いる軍や民間の多数のシステムに影響を与えている。無線電波のうち、より低い周波数帯(VLF,ULF,HF)が電離圏で反射されることで、世界規模の通信や、地平を超えた(OTH)レーダー運用が可能となる。より高い周波数帯(VHF,UHF)は電離層を通過して伝搬するが、地球上のどこでも共通しているこの性質が、多数の民間・軍用通信、監視、遠隔計測に活用されている。衛星と地上を結ぶ経路は電離圏を通過するため、システムの効率は経路近傍の電離圏の状態や構造に大きく依存する。



一九九〇年二月に空軍地球物理研究所と海軍研究局がまとめた「高周波能動オーロラ研究プログラム合同サービスプログラムの計画および活動」という報告書には、次のような文言がある。

プログラムの柱は、電離層を加熱する独自の能力を開発し、国防上の目的に電離層強化技術を活用可能かを評価するのに必要な先駆的実験を行うことにある。

この報告書の文言は極めて重要なので、細かく分けて見ていこう。

「電離層を加熱する独自の能力を開発し」HAARPは技術的には一種の電離層加熱装置である。高周波エネルギーを電離層に照射して加熱し、数千度も温度を上昇させるのだ。このような電離層加熱装置は世界中に十数基あるが、それらとHAARPが大きく違うのは、HAARPがAPTI社の特許に基づく、独特の設計によるフェーズドアレイ(位相配列)アンテナだという点だ。

HAARPは、地上に並べたアンテナ(送信機)の放射電波の位相を調整することで指向を制御するという、他の装置にはない仕組みを持っている。これを地平を超えた監視に用いれば、弾道弾迎撃ミサイル制限条約(ABM条約)に違反することになる(HAARP計画が始まったときには同条約はまだ有効だった)。あるいはこれこそが、HAARPを民間の研究プロジェクトだと軍が主張してきた本当の理由かもしれない。

「電離層強化技術」加熱すれば大気は変化する。それを利用して何かをさせられるわけだ。

対流などのさまざまな要因を利用すれば電離層をデザインすることも可能であり、電波がどこでどの程度反射するかを制御できる。また、HAARPが生み出す熱は、空気の分子をばらばらにする。「強化」という言葉を使っているのは何とも皮肉だ。物を壊すことが強化だなどという発想ができるのは、軍ぐらいのものである。

分子がばらばらになるまでに加熱すると、電離層は極低周波(ELF)の電波を放出する。

この電波は、地面や海の深部まで到達する。プロジェクトの当初の目的はこれだった。電離層を利用して生み出した極低周波で深海の潜水艦と交信したり、地球透過トモグラフイ(EPT)という技術で地下にある敵の大量破壊兵器製造施設や配備拠点に照準を合わせたり監視したりすることを狙っていたのである。EPTは、一九八○年以降に登場してきたまったく新しい科学技術である。「土壌レーダー」などとも呼ばれ、地下の様子を探ることを可能にするものだった。
DARPA(米国国防総省国防高等研究所)は隠さなくとも地下5Kmまで監視する
地球の透視(Transparent Earth)」プロジェクトを公表している。
この章でHAARPは気象操作する可能性に触れているが、HAARPの主目的は深海の原子力潜水艦との交信ということが書かれている。
このあたりが、HAARPの構造から考えられる主目的だろう。

そして、スペースシャトルコロンビア号の墜落に北朝鮮のミサイルとこのHAARPが関わっているとか、UFOの残骸からの技術だとかいろいろトンデモな話が続くがHAARPが地震兵器である理論も証拠も、因果関係もアメリカの陰謀論者は書いていないのだ!


浜田和幸は予想通りやってくた・・・・だから言わんコッチャないのに・・・

浜田議員を信じる方はどうぞ・・・信じて下さい。
私にはアメリカがこの時期日本を攻撃する理由が思い浮かびませんね。
総理が小沢一郎だったら・・・すこしはそうかもしれないと思ったろうに・・・