政府は20日午前、老朽化で退役する航空自衛隊のF4戦闘機の後継となる次期主力戦闘機(FX)に、米英などが共同開発する最新鋭ステルス戦闘機F35ライトニング2(米ロッキード・マーチン社製)を採用することを決めた。首相官邸で開いた安全保障会議(議長・野田佳彦首相)で決定し、閣議了解した。

今後、42機を調達する。政府はF4の運用が限界を迎えるとされる平成28年度末までの完成機引き渡しを求めているが、機体の不具合による開発の遅延が指摘され、間に合うかは不透明だ。F35の配備が遅れることになれば、空自戦闘機の配備体制に影響が生じかねず、懸念を残したままの選定となった。

F35は、敵のレーダーに捕捉されにくい高度なステルス性と、味方同士で敵機の情報を共有できる「データリンクシステム」を搭載し、今回のFX候補で唯一の「第5世代戦闘機」に分類される。

政府は、日本領空への接近を繰り返し、第5世代機の開発を急ぐ中国やロシアに対する「抑止力」には、高性能のF35の導入が不可欠と判断した。また、米空軍もF35を1763機調達することから、同機種の最新鋭機を選定することによって日米間の相互運用性(インターオペラビリティー)の向上が見込めることも選定に有利に働いた。

今回の選定で、防衛省は(1)性能(2)経費(3)国内企業の参加形態(4)納入後の支援態勢-の評価基準を設定し、候補機を評価した。性能面で圧倒的な強みを見せたF35だが、他の2機種と比べて生産技術の情報開示部分が少なく、国内防衛産業が製造過程に関与できるのは限定的になりそうだ。

将来的な戦闘機国産化を見据えるためにも国内の防衛産業をどう育成するかが今後の課題として残る。開発遅れによる開発費の高騰で、他機種より高額の機体価格がさらに上昇することも懸念されている。



日本の官僚の国防に対する危機管理はできているのか疑問に思う。
F-35に決定したことは無責任であり、日本の空に空白を作る事になってしまった。

TPP問題で日米関係は重要すぎるほど重要だ。だが、FX問題においては米国に媚を売る必要は無かった。むしろタイフーンにて策源地攻撃を日米共同作戦するとすると日本が政策転換すれば済む事だ。

米国はF35の納入時期は2016年を約束しているというのはまったくの口約束であり、米国の運用開始が2017年から2019年にずれ込む戦闘機が、2016、2017年度中にそれぞれ4機日本に納入期されると信じるお人好しというか馬鹿さかげんに呆れてしまいました。
米政府は輸出する武器に対し価格や納期の決定権を持つ対外有償軍事援助(FMS)という理不尽な法律を勝手に作っている。
米国が開発したにもかかわらず、米軍が運用を開始する前に武器を購入する国に対しては、部品提供などの支援態勢が整わなくても、米政府は免責ですよという詐欺条項があるのだ。
だからF-35は2016年にの納入期限が守られても米軍の運用開始前なので、不具合が生じても部品交換すらできない危険性がある。=運用できない。
日本が求める16年度の納期が間に合わないことが確定した場合、来年の通常国会でのFX関連予算審議は当然認められない。財務省の思惑通り予算を削減されてしまう恐れがある

開発の遅れを懸念した防衛省が、米大使館に対し、F-35を2016年度の納期を順守する保証を米政府に文書で求めても、なんら意味が無い。
米政府、議会内で開発遅延への懸念が相次いでいる最中、防衛省がF35選定の決断するに際し絶対に遅れる納期を「守ってくれ」「守ります」との口約束をとっておいて後で責任は防衛省にないと言い訳する為の米政府の裏書を狙ったにすぎない!無責任極まりない!最近の防衛省は省に昇格した途端 統治能力を疑うことが続出している。
 米国防総省の諮問機関である国防調達委員会は来年1月、開発延長を決める見通しだ。日本が求める16年度の納期が間に合わないことが確定した場合、来年の通常国会でのFX関連予算審議への影響は必至だ。
F-35の決定は日本の防衛企業を壊滅させてしまうおそれがある。ゼロ戦で頂点を極めた日本航空産業の復活を目指にトドメを刺す恐れがある。政府が武器輸出三原則の緩和の方針を固めたが遅きに失する。全てを公開するユーロファイターやF-18とは異なり勝ち取ったとはいえ4割はブラックボックスだ。
自立した防衛産業を維持する為に防衛省はステルス戦闘機の国内開発は堅持すべきである。AT-DX心神の実証機は2014年初飛行の予定だ。AT-DXの改良型が今度はFXXの最有力候補となるが、航空産業が存続する為にFXはF-35で本当によかったのであろうか?嘆息。
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白人が慄く「航空日本」の実力

米国でライト兄弟が飛んでから欧州各国も競って飛行機をつくりだした。

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タウペ単葉機
 第一次大戦ではドイツは単葉機タウベを飛ばして空からロシア軍を見つけた。ドイツは待ち構えて完勝した。これがタンネンベルクの戦いになる。 この戦争では互いが塹壕に籠もった。飛行機はその上を飛んで先をとがらした鉄棒を降らせた。塹壕の兵士は降つてきた鉄串にずどずどと刺し貫かれた。
 
飛行機は植民地丈配にはもっと有効だった。 フランスは植民地仏印で阿片を売って儲けた。
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ポテ爆撃機
 その阿漕さにベトナム人か抗議するとフランス人は旧式の爆撃機ポテを飛ばし、彼らに機銃掃射と爆弾を降らせた。降伏した片はみなギロチンで首を刎ねられた。 「一機の飛行機は一個師団より有効だ」と仏総督は語った。

昭和十四年、イラン皇太子パーレビーの結婚式があった。そのお祝いに各国代表は国威をかけて自国製飛行機でテヘランに飛んだ。 日本は96式陸攻を飛ばした。欧米の傲慢に泣かされてきたイラン国民は同じアジアの日本の飛行機に感激した。「国を挙げての歓迎に戸惑った」と「大日本航空社史」にある。
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96式陸上戦闘機
 しかし「飛行機は白人のもの」と信ずる欧米諸国はそれをせせら笑った。
米軍事評論家フレッチャー・プラットは「日本人はまともな飛行機を作ることもそれを巧みに操縦することもできない」「なぜなら彼らは近眼のうえ内耳の先天的異常のため平衡感覚をもたない」「彼らには急降下もできない」と公言していた。

真珠湾攻撃 Attack on Pearl Harbor (カラー映像)

 日本を頭から侮ってきた彼らは真珠湾の朝、驚愕する。三菱の零戦はちゃんと急降下し、正確に雷撃もでき、迎撃する米軍機を無造作に撃ち墜した。 愚かなマッカーサーはフィリピンのクラーク基地が破壊されるのを見て「ドイツ人が操縦していた」と平気で報告している。
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零戦21型
 英植民地シンガポールなどには米国製のブリュースターF2バッファローが配備されていた。独メッサーシュミットには敵わない。でもお粗末な日本機にはこれで十分だと彼らは考えていた。 しかしやってきた零戦や隼はいとも簡単にF2を叩き落としていった。
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F-2バッファロー戦闘機
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カーチスP40戦闘機
 豪州ポートモレスビーにはラバウルの零戦に対抗して米国製のカーチスP40が配備されたが、これも零戦の敵ではなかった。 急いで英国製スピットファイアをもってきた。ドイツ機とも十分対抗できる優秀機だが、零戦の前では赤子同然だった。
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スピットファイアー戦闘機
 白人のプライドも偏見も粉微塵にされた。 「日本人の頭蓋骨は白人に比べ二千年も遅れている」と白人の優越を信じてきたフラックリンールーズペルトは、その恨みを「日本人にはゼンマイ仕掛けの飛行機も持たせるな」という遺言に込めた。

マッカーサーはこの遺言を総司令部命令301号として早々に発令し、日本にあるすべての飛行機を破壊し、航空機メーカーを解体し、航空会社を潰し、人学の授業から航空力学の科目を取り除いた。

日本人の脳味噌から「飛行機」という言葉を完全に切り収ったのだ。 日本から「飛行機」が消えたのは講話条約までの7年間だが、その後遺症は戦後にも影を落とした。
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YS-11
 昭和三十年代に「YS-11」が出てきたが、エンジンはロールス・ロイス、プロペラはダウティーロートルと心臓部はすべて外国製だった。はっきり言えば、国産機ではなかった。 世界を圧倒した航空日本はもう輝くことはないのかと半ば諦めていたら、三菱がジェット旅客機をつくる、それも結構な前評判を呼んで米国などからもうどっさり注文が入っていると先日の産経新聞にあった。
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三菱MRJジェット旅客機
 この分野ではカナダのボンバルディアが・ライバルだそうだが、元を正せばただの鉄道屋。
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ボンバルディアDHC-8 
 デ・ハビランドとかショートとか倒産航空機メーカーをかき集めて航空界に打って出ただけで伝統もない。作った飛行機も脚が出ないとかフラップが作助しないとかの事故やトラブルばかり。会社の性格も悪く、米国に進出した日本の部品メーカーを詐欺まがいの商法でいじめたことでも知られる。

零戦にとってのブリュースターみたいなものか。それにしてもやってくれるのはやっぱり三菱なんだ。

(二〇〇九年十二月三日号)