バブルが崩壊して20年も不況が続く日本。これは失われた20年ではなく、デフレ不況が恒常的となった20年なのではないでしょうか?
ギリシャ問題ユーロ危機が財政再建へ走らせる理由なのだろうが、日本は3.11が発生し、財政再建より復興再建が優先されるべきだ。
こんな当たり前のなことを大手マスコミが理解できず財務省の片棒を担ぎ消費税増税論を後押しする論調が目立つ。
それよりもなによりも、最大野党である自民党までも消費税増税に賛成と言う。
これで自民党の命運も尽きた。誰が自民党を応援するのだろう。
民主党も政権から引きずり降ろしたい。この非常時に財政再建消費税増税は自殺行為だ!
消費税増税は経済に影響を与えるが、野田首相はほとんどこの事は考慮していない。それどころか野田は「ブレ」ない事に酔いしれているように見える。
鳩山由紀夫・菅直人同様馬鹿!アホ!マヌケである!
「ブレない」のはかっこよくも見える。野田はそんな自分に酔いしれているのだ・・・
小泉のように・・・
自民党も自分達が省税増税に傾いていたからしょうがないとはいえ、3.11や世界恐慌寸前になりかけているのだから、財政再建は後回しにすると英断すれば選挙に勝てるし、解散に追い込みやすいのに、谷垣は馬鹿もバカ!あんたが大将なんだから・・・まったく!
ニーチェの言葉-197
自分の哲学を持つな
「哲学を持つ」と一般的に言う場合、ある固まった態度や見解を持つこ
とを意味している。しかしそれは、自分を画一化するようなものだ。
そんな哲学を持つよりも、そのつどの人生が語りかけてくるささやか
な声に耳を傾けるほうがましだ。そのほうが物事や生活の本質がよく見
えてくるからだ。
それこそ、哲学するということにほかならない。
『人間的な、あまりに人間的な』
状況が変わったり、新しい要因や情報、まったく別の状況に立たされた時、政治判断を変えることは、政治家にとって必要な資質であり常識である。
政治判断を変えることを柔軟性という。要は正しい判断ができればいいのだ「ブレる」とか「ブレない」といった事は、政治家の自己満足にほかならない。
「ブレない」ことに政治家としての価値を見い出そうとする野田が異常なのである。
野田に限らず最近の政治家には「ブレない」ことを自己アピールや政治的テクニックの一つと考えている者が多い。
奇人小泉首相をマネているつもりなのであろう。小泉以後安倍・福田・麻生と政策や意見を変えることによって支持を失った政権が続き、また政治生命を断たれた政治家も多い。
安倍政権は愛国総理のはずが対米政策を誤り、最初に中国に訪問したばかりに・・・宗主国様に愛想をつかされた。福田はその逆だったがやはり・宗主国様に愛想をつかされた。
麻生さんは良かったのだが、財政再建派の与謝野を財務大臣にしたことにより失速した。選挙に負けたのは麻生さんのせいではなく、一旦自民党政治は終るべきであった。民主党政権を国民は望んだのではなかった。
鳩山由紀夫が沖縄普天間問題で、日米関係と、沖縄の信頼をぶち壊した。あの原発事故の張本人である菅直人が今度のダボス会議で反原発に意見を変えるとか・・・これは政治家というより人間としても失格である。
鳩山や菅を変節したと叩いた自民党も消費税賛成では自民党も解党するべきだ。
谷口は馬鹿である。政治家としてのセンスもへったくれもない。政治家にとって一番大事なことは、正しい情報と知識を基にした正しい政治判断を下すことである。
谷口は馬鹿である。政治家としてのセンスもへったくれもない。政治家にとって一番大事なことは、正しい情報と知識を基にした正しい政治判断を下すことである。
かつて自民党が与党のときに財務大臣として消費税増税派であったからとはいえ最大野党党首までもが消費税に賛成なんて・・・私にとっては絶望以外のなにものではない。
日本は、今日、デフレが続き金利がさらに低下傾向にあり、新卒者の就職状況は最悪の状態が続いている。この経済状況で「増税に不退転の決意」なんて野田や財務省は正気の沙汰ではない。
増税を急がなければならないほど日本の財政が悪化しているわけではない。日本の長期金利がまた1%を割込んで、これが世界で断トツの低い金利であることである。ところが増税を推進する財政再建原理主義者は、これを一切触れようとしない。
石原新党は立ち上がれ日本、大阪維新の会、みんなの党と組めば政権を取れるかもしれない。増税なき財政再建をめざすべきだ。ただ、石原氏は消費税については上げる時は、二段階ではなく一気にあげればいいんじゃないかとは発言している。
党としての方針となるかは見守るしかないが、ここは早期の消費税引き上げ反対と何故消費税引き上げが今ではないか説明すべきだろう。
1 月 25 日、2011 年の貿易収支(通関統計)が 2 兆 4927 億円と 31 年ぶりの赤字となったことが大きく報じられた。夕刊フジは1月17日、「石原新党『80人』3月旗揚げ」と、平沼氏が経済人との新年会で「自民党から30-40人、民主党からも集めて70-80人の集団でキャスチングボートを握る」と宣言したことなどを報道していた。
このニュースを聞いて、「あれ?つい最近も赤字になったのではなかったっけ?」と思った人がいるかもしれない。その感覚は正しくて、リーマンショック直後、「2008 年度」の収支が 7648 億円の赤字であった。
しかるに「2008 暦年」の収支は 2.1 兆円の黒字。これは 2009 年 1-3 月期が「陰の極」であったために生じたマジックである。結果として、今回は暦年ベースで「31 年ぶりの貿易赤字」と騒がれたのである。
さらにトリビア話を続けると、財務省が伝えているのは通関ベースの数字であって、これを IMF ベースの国際収支に落とし込む必要がある。通関統計では輸出は FOB、輸入はCIF で計算しているので、輸入価格は運送費と保険料を含む分だけ輸出よりも多めに出てしまう。
体感的に言うと、IMF ベースに換算する際に輸出は 5%、輸入は 7%程度減少することになる。従って 2008 年度の 0.7 兆円の赤字も、IMF ベースでは 4 兆円の黒字に化けてしまった。
今回の 2.5 兆円の赤字は、さすがに黒字にはならないだろうが、その場合はIMF ベースで「1963 年以来の赤字」ということになる。
つまり「暦年と年度」「通関ベースと IMF ベース」によって、貿易収支は何通りにも姿を変える。今回の「貿易収支が赤字になった」「経常黒字も消えるかもしれない」という大合唱は、少々行き過ぎのように筆者は感じている。
2011 暦年の貿易赤字は、震災によるサプライチェーン問題や、原発の停止による代替燃料の緊急輸入などによる打撃が主因である。「黒字がなくなる」という議論は、これらの一時的な要因のみならず、円高による生産拠点の海外移転や、資源価格の高止まりといった中長期的な動向を重視している。
ただし、本誌 2011 年 12 月 2 日号で詳述した通り、日本貿易会が行った貿易動向調査では 2012 年度は通関ベースで 3.2 兆円、IMF ベースで 4.5 兆円の貿易黒字になる見込みである。
「貿易収支が赤字になり、経常黒字も危ない」というのは、3 年連続で黒字が減少していた 2001 年頃にもよく聞いた議論である。が、実際にはそうならなかった。貿易動向調査というミクロの積み上げ作業を長くやっている者としては、「マクロの分かりやすい予測は得てして外れる。貿易は複雑系なり」というのが率直な印象である。
今回の論議では、「経常収支・赤字転落説」が真剣に語られている。実際に赤字に転じるようだと、日本経済の成長力がさらに低下するのみならず、政府債務の財源確保が難しくなるだろう。
日本の国債の95%は国内で保有されているが、経常赤字が続くようになると、新たな国債の消化は外国人投資家に頼らざるを得なくなる。そうなれば長期金利が上がりやすくなるという「恐怖のシナリオ」が出現する。
消費税論議の最中にあっては、少し勘ぐれば増税への誘導を目指す狙いもあるのかもしれない。
これまた貿易会の予測で行くと、貿易黒字は趨勢として減少するものの、対外投資のリターンによってもたらされる所得収支の黒字が堅調なので、当面の経常収支は安定的に推移する見通しである。2011 年度は 12 兆円台となるものの、2012 年度は 16 兆円強と、10年度実績とほぼ同水準に戻る。GDP 比 3%程度の黒字が維持されるのであれば、「日本経済が借金体質に陥って、そのうち国債も国内で消化できなくなる」という懸念は、ある程度先のことと見ることができよう。
だから安心だとは口が裂けても言えないところだが、「財政再建のための時間はまだ残されている」のだと、前向きに受け止めたい。
この問題に関して言えば、所得収支をもっと重視する必要があるのではないかと思う。
本誌のかねてからの持論通り、日本は貿易立国から投資立国への移行期にある。そして経常黒字の中身を、貿易黒字ではなく所得収支の黒字で埋める時代となっている。だとすれば、今後は GDP に所得収支を加えた GNI(国民総所得:昔の GNP と同じ概念)を軸にして、経済政策を考えていくことが必要になるだろう。
石原慎太郎は『東京から日本を変える』と都知事4選を果たしたが、国政の体たらくに我慢できなくなったのだろう。
79歳と高齢で芥川賞作家田中慎弥に「おじいちゃん新党」と揶揄されたが、芥川賞選好委員を辞したのは田中慎弥に皮肉られたからではなかったのだ。(当然か)
民主党では国が滅ぶ、自民党もダメだと思うのは私ばかりではなかったのだ!
亀井静、平沼両氏も同じ危機感を持ってはいただろうが、ゴミ新党ではなにもできない。私が望むのは『保守の再結集』だ。これは保守思想を持つ人間の願い出もあるのだろう。
おじいちゃん3人は高齢にもかかわらず憂国の士として昨年後半から動き出した。
私は応援したい。これにみんなの党と橋下新党が加われば政権が取れる。昨年11月の大阪ダブル選挙で、石原氏は選挙戦最終日に橋下氏の応援に入ったが、「将来の連携を考慮したもの。」石原、橋下両氏の関係は極めて良好のようだ。水面下で連携交渉は進んでいるはずだ。
消費税増税、増税路線まっしぐらの財務省の思惑を頓挫させることが出来る。
保守再結成!憲法改正!

コメント