有事の際、民間フェリーで自衛隊員輸送…防衛省 【読売新聞】2014年05月02日
南西諸島での有事や大規模災害などに備え、防衛省は、民間のフェリー2隻を借りて自衛隊員の輸送に活用することを決め、月内に常時借り受けるための長期契約を結ぶ。
自衛隊が保有する輸送艦は3隻だが、これまで輸送力不足が明らかになったケースもあることから、民間船も活用して直ちに出動できる態勢を取り、補うことにした。
防衛省によると、月内に入札を実施して対象の船を選び、賃借契約を結ぶ。2015年度以降は、20年間の契約を締結することも検討する。
民間のフェリーは、北朝鮮による弾道ミサイルの発射実験や自衛隊の演習の際に防衛省が一時的に借り、部隊などの輸送に使った例がある。そうした際に借りたのは、いずれも総トン数1万トン以上の大型船。過去に使用した約1万7000トンのフェリーは約800人を乗せることができ、速度も30ノット(時速約55キロ)以上だった。防衛省は今回もこれと同クラスを想定しており、普段は船会社が管理し、必要な時に使えるようにする。

二隻のうち一隻は「ナッチャン・WORLD」でもう一隻はまさか台湾に売却したばかりの姉妹艦の「ナッチャン・RERA」」を台湾からレンタルすることはしないだろうから・・・
調べたら、この高速フェリー「すずらん」改め、「はくおう」であった。
| 総トン数 | 17,345 トン |
| 全長 | 199.5 メートル |
| 全幅 | 25.0 メートル |
| 竣工年 | 1996 |
| 船舶種類 | Car Ferry |
| 推進機構 | Diesel |
| 乗組員数 | |
| 旅客定員 | 507 |
| 登録港(母港) | 小樽 |
| 登録国 | 日本 |
| IMO番号 | 9116266 |
| コールサイン | JD2726 |
| MMSI番号 | 431861000 |
| 運行会社(英語表記) | Japan Government |
| 運行会社(日本語表記) | 日本政府 |
| 運行会社 国名 | 日本 |
| 所有会社(英語表記) | Japan Government (Japan) |
| 所有会社(日本語表記) | 日本政府 (日本) |
| 建造所(英語表記) | Ishikawajima Harima Heavy Industries Tokyo Yard |
| 建造所(日本語表記) | 石川島播磨重工東京 |
| 建造国 | 日本 |
本船は、新日本海フェリーにて「すずらん」として運用されていた船を譲渡され運用開始したものである。敦賀・舞鶴など遠隔地から24時間以内で北海道内に往復可能な性能が求められ、旅客フェリーとしては別格の高速性能を付与されていた。
総トン数 17345トン
航海速力 29.4ノット
輸送人員 約800人
車両等裁量 トラック122台、乗用車80台
既存の海上自衛隊輸送艦では、おおすみ型輸送艦がトラック65台を積載可能であるが、災害派遣などの経験から、より輸送力の高い輸送艦が求められていた。
自衛隊では2014年度から「はくおう」「ナッチャンWorld」の試験運用を開始し、2015年より民間資金により設立され両船を保有する特別目的会社と20年間の使用契約を締結し、PFI方式による運用を行う方針であると発表した。

○ 災害派遣等多目的に対応する救難艦の建造 (1隻:508億円)
・ 事故発生時に潜水艦の乗員を救出し、大規模災害時には医療支援・被災者支援等を行うため、潜水艦救難母艦「ちよだ」の後継として、新型潜水艦救難艦(ASR)(5,600トン型)を建造・ 大規模災害等に対応するため、手術用寝台2床と病床約10床を設置するなど、医療機能を強化し、医療支援、被災者生活支援、入浴支援等の拠点として使用・ 水難事故等に際し、飽和潜水の高い技量を有する潜水士による
行方不明者捜索や、無人探査機(ROV)による沈没船舶の状況確認を実施

※1 DSRV(Deep Submergence Rescue Vehicle):海中に潜航し、遭難潜水艦から乗員を救出するための深海救難艇
※2 ROV(Remotely Operated Vehicle):遭難潜水艦の状況確認やDSRVによる救出活動等の支援を行うための遠隔操作式の無人探査機





島嶼防衛など有事の際の運用に際して、民間企業の船員を使用すると、紛争地域への立ち入り制限を受けるなど制約が生じることが考えられる。このため、船員は主に予備自衛官を活用し、「はくおう」については、通常の訓練および整備は従来通り新日本海フェリーに委託して行う方針である。
高速輸送艦ナッチャンWorldの為に自衛隊特別目的会社を設立 2013.7.27

総トン数 10712トン
最大速力 36ノット(満載状態)
最大搭乗人員 1746人
最大搭載車両 普通自動車350台、または普通自動車195台+トラック33台


どうするのであろうか?ナッチャンは津軽海峡フェリーに所属していたので艦名は
「つがる」でどうだろうか?敷設艦「つがる」は退役済。
強襲揚陸艦、海自に導入へ=離島防衛・災害対応を強化 【時事通信】2014/02/01
防衛省は、昨年12月に閣議決定された新たな防衛大綱で東シナ海の離島防衛や、南海トラフ巨大地震など大規模災害への対応を重視する方針が示されたことを受け、輸送力や航空運用能力に優れた強襲揚陸艦を海上自衛隊に導入する。大綱に基づき、5年間の装備品調達目標を定めた中期防衛力整備計画(中期防)の最終年度である2018年度までに、必要とされる機能や装備を検討。その後、導入計画を具体化する。America (LHA 6) Builder's Sea Trials
中期防には、離島防衛で自衛隊部隊を素早く展開させることを目的に「多機能艦の在り方について検討の上、結論を得る」と明記。南海トラフ巨大地震への対応でも「十分な規模の部隊を迅速に輸送、展開して初動対応に万全を期す」と記した。(2014/02/01-05:28)
自衛隊が計画する強襲揚陸艦は米海軍最新型のアメリカ級までいかないまでも3万トン級のワスプ級の可能性が考えられる。なぜなら「おおすみ」排水量基準8900tに・「いずも」排水量基準19500tを足すとおおよそワスプ級になる。

艦名は「りゅうきゅう」、姉妹艦は「えぞ」ではどうだろうか?
もし、強襲揚陸艦が1~2隻建造されたとすると・・・
2020年代揚陸作戦に投入できる艦艇は11隻
護衛艦(DDH):「いずも」「かが」「ひゅうが」「いせ」
輸送艦(LHA):「りゅうきゅう(強襲揚陸艦)」「えぞ(強襲揚陸艦)」
輸送艦(LST):「おおすみ」「しもきた」「くにさき」
輸送船(JHSV):「つがる(ナッチャンWORLD)」
輸送船(T-AKR):「はくおう」
なかなか壮観である。





コメント