「反差別」という 差別が暴走する 【Newsweek.June.24.2014】
日本 在特会のヘイトスピーチを
力で抑え込む反ヘイト団体
彼らが求める法規制は新たな憎悪を生む
在日韓国・朝鮮人が肩を寄せ合って暮らす日本各地のコリアンタウン。そこで白昼堂々、「朝鮮人を日本海にたたき込め」と叫んで練り歩く日本の排外主義団体「在特会(在日特権を許さない市民の会)」のデモとヘイトスピーチ(差別的表現)が社会問題になって久しい。
日本人一人一人の隠れた差別意識が、デモや横断幕という社会運動の形で表に出るようになったのか在特会デモの特徴だ。
差別的な言動は「一部の極端な人々」にとどまらず、一般社会にまで拡大しつつある。Jリーグ浦和レッズの本拠地、埼玉スタジアムで掲げられた「JAPANESE ONLY」の横断幕、四国の仏教巡礼路に貼られた「人切な遍略道を朝鮮人から守りましょう」というビラ――。日本人はあからさまな差別を傍観しているわけではない。その代表が、差別的な言動を糾弾する「反ヘイト」活動だ、差別は悪だから反差別は善。差別を糾弾する活動や団体は無条件に正義の姿を帯びるはず――だが、活助の現場を見れば単純な善悪二元論は揺らぎだす。
コリアンタウンでヘイトスピーチを連呼してきた在特会のデモが様変わりしたのは、昨年初めだった。在特会のデモや集会をつぶすために結成された「レイシストをしばき隊」などの反ヘイト団体が現れ、昨年3月末には在特会デモ参加者の倍以上となる500人を動貝。6月末には2000人以上を集め東京都新宿区のコリアンタウン・新大久保に在特会デモが侵入するのを阻止した。
今やデモ現場の「主役」は在特会ではない。中指を突き立て、拡声器で歩道から「死ね」と聞くに堪えない罵声を浴びせる「しばき隊」や「男組」といった反ヘイト団体だ。
先月末、埼玉県川口市の駅前で在特会のデモに参加しようとした42歳の男性が、反ヘイト活動家の38歳の男性に顔を殴られ、右目周辺の骨を折る事件があった(双方が暴行容疑で逮捕)。今月初めには、在特会メンバーを「この世におれんようになるぞ」と脅した反ヘイト団体の元代表が大阪府警に逮捕された。
人数の多さても激しさでも、今や現場の空気を支配しているのは反ヘイト団体だ。。デモ終了後、少数派となった在特会は反ヘイト団体からの暴力を恐れて、驚察の監視の下で帰路を急ぐ、反ヘイト団体はそのさまを「小学生の集団下校」と嘲り、なお挑み掛かろうとする。追いつ追われつの攻防戦の結果、在特会の勢いは既に失速。デモや集会は中止になり、告知すらままならないことも多い。
「これが果たして善か」 反ヘイト団体は「反差別」という絶対的な大義を盾に、相手の言動に少しでも差別的な響きがあれば容赦なく身元や過去を暴き、徹底的な批判を加え、社会的生命を抹殺しようとする。
時に暴力もいとわない。寛容さや理性を「日和見」と嘲り、あえて憎悪の連鎖を引き起こす。 「これが果たして善であり、正義だろうか」。黒人奴隷という負の。歴史ゆえ、差別に敏感だったアメリカでは既にこうした問い掛けがなされている。差別する側と差別される側か逆転したような反差別の暴走は、「愚かな不寛容」とも批判される。
日本もかつてのアメリカと同じ道を歩み始めている、いや、むしろ日本のほうが深刻かもしれない。
https://livedoor.blogimg.jp/mediaterrace/imgs/b/f/bf9697da-s.jpg 「しばき隊」を率いるのは、フリー編集者の野間易通だ、イラク戦争の際の反戦デモ、北京五輪のときのチベット人解放運動、福島原発事故後は反原発……と、この10年余りの間に次々と政治運動に参加、12年に首相官邸を20万人で包囲し、反原発活動家らと野田佳彦首相(当時)の面会を実現させた官邸前デモで、運動家としての頭角を現した。
ただ実際に野田との面会が実現すると、反原発運動はピークを過ぎたかのようにしぼんでいった、ちょうどその頃火が付いたのが、韓国の李明博大統領による竹島(韓国名・独島)上陸をきっかけにした在特会のヘイトスピーチだ。
12年末には、日本の政権が民主党から原発再稼働に意欲を見せる自民党の安倍晋三に代わった。「反原発運助もリセットしなければ」という焦燥感。さらに「ファシズム政権に対抗する街頭闘争が重要だ」という使命感に燃え、野間は反原発運動の仲間を中心に、組織を「しばき隊」に衣替えした。「反原発運動の基盤が反ヘイト活動に転用された」(在特会を調査する徳島大学の樋口直人准教授)のだ。
怒りのマーケティング
しかし、野間たちに唐突な方向転換を悪びれる風はない。それどころか、野間は反原発運動を通じて確立した「怒りのマーケティング」の手法を反ヘイト活動に活用していることを半ば得意げに語る。『私たちは決して許しません』と呼び掛けるのではなく、『ふざけるな、ボケ』と叫んだほうが人は集まる」
参加者同士が「頑張ろう」と呼び掛け合う生半かなスタイルではなく、ただひたすら官邸に罵声を浴びせる。野間らの怒りのマーケティングは 「炎上マーケティング」でもある。反原発活動では、当時の民主党政権閣僚の「遺影」を官邸前に掲げた。
不謹慎とネットで炎上したが、その画像はツイッターなどで拡散。後に20万人を動員する官邸前抗議につながった。
反ヘイト活動でも、野間たちは怒りの感情を大いに利用した。しばき隊の支持者が歩道から中指を立てて拡声器で罵声を浴びせ、「実戦」を担う男組が刺青をちらつかせて在特会デモに肉薄し、にらんで怒鳴りっける。その暴力的な画像をネットで拡散して炎上させ。さらにに動員をかけていく。
男組「副長」の石野雅之は、自分たちを汚れ役だと自任している。実際、去年から今年にかけて暴行や傷害の罪で「組長」らが検挙されている。
こうした暴力の嵐の中で、在特会デモは衰退し、かつては数百人規模だったデモも今や固定メンバーしか集まらなくなった。中止になることもりしばしばだヘイトスピーチ排除という初期目的をほぽ達成した今、反へイト団体は権力への働き掛けを強めている。暴力的なイメージが広まったしばき隊は、公的機閲やメディアの受けを良くするため、組織名をC.R.A.C.(対レイレシスト行動集団)」と改称 男組傘下に「差別反対東京アクション)などの新団体を設立し、自治体や議会への働き掛けを続けている。
在特会を公共施設利用から締め出すことに加え、反ヘイト運動家の多くが目標として収り組んでいるのがヘイトスピーチの法規制だ。ただ彼らの要求は、憲法が保障する基本的人権を侵害する危険性をはらんでいる。
2000年間にわたるユダヤ人差別とナチスによる迫害の記憶が強いヨーロッパの多くの国では、ヘイトスピーチは法律で処罰の対象になっている。一方で建国以来、自由を国是とするアメリカや、戦前に激しい言論弾圧の歴史がある日本では「表現の自由」「集会・結社の自由」の保障が強く意識されてきた。
国会議員としてしばき隊や男組と連携し、ヘイトスピーチ規制の立法化を目指す有田芳生参議院議員(民主党)は、彼らを「ぎりぎりまでやってくれる」と称賛する。「既存の運動や政党は合法主義のあまり、闘わなくなった。きれい事と目先だけの人権派ばかりだ」
法をないがしろにすると受け止められかねない発言だ。「良識の府」である参議院の議員とは思えない言葉だが、それだけ有田は現在の左派の凋落が我慢ならないのだろうか(有田はかって20年にわたり共産党員だった。有田はしばき隊や男組を、30年代にファシスト台頭の阻止を目指したスペイン内戦の人民戦線外国人義勇軍にすらなぞらえる。
追い求め続ける「運動」
ただ、怒りを原動力に「正義」を押し通そうとする過激な活動に対して戸惑いと反発も生まれている。実際、反差別運動の参加者の中にも、差別デモに向かって「死ね」と叫ぶことへの違和感は存在する。左翼運動に詳しい金沢大学の仲正昌樹教授に言わせれば、その空虚さは 「メディアと警察に守られながら過激さを競い合うコントそのもの」でしかない。
「差別する人を差別する」活動――。同性愛差別の不当性を訴えてきたアメリカ人ジャーナリスト、アンドルー・サリバンが批判する「愚かな不寛容」そのものだ。
反ヘイト活動を炎上マーケティング頼みと笑ってもいられない。ネットの匿名性と炎上に依存した反ヘイト活動には歯止めが在在しないからだ。
http://homepage2.nifty.com/shihai/message/shin.jpg 「ヘイトスピーチのターゲットは在日韓国・朝鮮人、戦時性暴力被害者、沖縄、婚外子、生活保護利用者、反原発を叫ぶ人々……」 、反ヘイト団体「のりこえねっと」共同代衣で在日韓国人3世の辛淑玉はまくし立てた、在特会との闘いを経て、反ヘイト団体の糾弾対象は慰安婦問題の検証作業、「ファシスト」と位置付ける安倍政権、そして表現の自由へと拡大している。
とりわけ辛は元慰安婦への「侮辱と憎悪」の封殺、さらにヘイトスピーチ規制の法制化を目指している。法規制に慎重な日本政府に対して、辛は「このままではヘイトクライムで大勢が殺されていく」と憤る。
野間によれば、彼らの活動に最終目標はない。現在の目標は「政権打倒にシフトしている」という。実際、安倍政権への抗議デモには「しばき隊」メンバーが集まり、今年48歳になる野間のツイッターには「安倍死ね」という。言葉が飛び交う。
「死ね」という反抗期の子供のような言葉を使って相手を罵倒し、法規制なしには「大勢が殺されていく」と一般市民の恐怖をあおる……そこに理性や知性はない。現在の反ヘイト団体は「運動のための運動」を追い求めでいるかのようでもある。
まともな議論もなく正義を振りかざして突き進めば
ヘイトスピーチをめぐる法規制は相手の言論を封じる
ただの武器になる
法規制なき日本は恥か
国際的な圧力を日本にかけるため、有田や辛の関係者らは8月にスイスのジュネーブを訪れる。人種差別撤廃条約の日本での実施状況が審査される国連で、審査委員らに日本がいかに「レイシスト」な国であるかを訴え、法規制の勧告を求める。
ただ日本の反ヘイト団体がヘイトスピーチの法規制へ突っ走る一方で、世界ではその見直しの動きが起きている。
カナダでは今月、70年代以降ヘイトスピーチ規制の根拠となってきた人権法13条が廃止される、英米法に詳しい静岡人学の小谷順子教授によれば、もともと過激な反黒人・反ユダヤ人団体を想定して制定された人権法を盾に、例えば職場での軽口まで人権委員会に 訴えるケースが目立つようになったためだ。
00年代以降はイスラム団体による訴えが増え、ムスリム社会に対する一般的な批評や開祖ムハンマドの風刺画を載せたメディアまで「ヘイトスピーチ」として訴えられるようになった。やみくもな言論封じが顕著になったため、法規制廃止には目立った反対が起きていない。
オーストラリアでも先住民への福祉を特権と皮肉ったコラムニストと掲載紙が裁判で敗れたことをきっかけに、反人種差別法改正が審議されている。現行法では、「差別された」と集団が不快感を訴えるだけでヘイトスピーチと見なすことが可能だ。
オーストラリアの社会政策に詳しい名古屋大学の浅川晃広講師によれば、問題になった記事内容の賛否はともかく、「表現の自由」への萎縮効果を問題視する空気が社余に広がっているという。改正案では一般社会の目から見て名誉毀損や脅迫に当たる表現のみか対象になる。
「日本でもヘイトスピーチは名誉毀損や威力業務妨害などの現行法で取り締まれる。あえて法規制する必要があるのか」と、在日韓国人3世で今は日本国籍を取得した浅川は言う。「ばかげたヘイトスピーチは公開の場で批判すれば済むことだ」
日本の反ヘイト活動家の多くは「法規制のない日本は人権後進国」とあおるだけで、アメリカで起きている不寛容さへの反省や、海外の見直しの動きには目を向けない。まともな議論もないまま「正義」を振りかざして突き進めば、日本の法規制は
カナダやオーストラリアのように、相手の言論を封じるただの武器になってしまう恐れがある。
「韓国人女性=腐れ売春婦」というプラカードを堂々と街頭で掲げる差別活動は到底、容認されるものではない。しかし差別的な言論を暴力や権力といった「力」で抑え込もうとするだけでは、憎しみが消えるどころか、新たな憎悪の連鎖を生むだけだ。
日本は独り善がりの「正義」と腕っ節ばかりが支配する息苦しい国になるのか。もどかしさを引き受けてでも、議論を重ねる国にとどまるのか。ヘイトスピーチをめぐる議論の行方は、日本の今後を占う1つの分水嶺なのかもしれない。
深田政彦(本誌記者) ※写真はネットより検索拝借
私は、在特会が主張する、過剰に在日朝鮮人を保護しすぎる逆差別を止めるべきという意見に賛成だ。小ずるい在日朝鮮人達の保護という利権を取り上げるべきだ。
しかしながら在特会が行っている新大久保におけるヘイトスピーチには賛成しかねていた。在特会が、汚い言葉で朝鮮人達を罵ることは、日本人の美徳から少々乖離した行動だと感じる。私は反民主党の日の丸デモに参加したことがあるが、新大久保デモについては支持したくない。
新大久保のデモは誇り高き日本人が、朝鮮人と同じレベルになってしまう。案の定、目には目を、在特会にはしばき隊、どちらも五十歩百歩である。
しばき隊の裏には在日本大韓民国民団(民団)が動いているだろうが、直接の証拠はない。そもそも民団は韓国政府が運営資金の6割から7割を負担しており活動の内容は、日本での参政権を要求する、教科書検定問題への抗議を行うなどで韓国の国益にそった動きをしているが、現在は、北朝鮮の影響下にある朝鮮総連と共存している。民団の裏には韓国と北朝鮮の影が見える。
このNewsweekの記事で批判されたしばき隊と関係の深い反日国会議員有田芳生はツイッターで激しく反応している。批判されていることに自分で焦りを感じているのだろう。今後コメンテーターの仕事を失うし、議席も失いかねないと感じたからだろう。
有田芳生@aritayoshifu
明日発表の「ニューズウィーク」日本版がヘイトスピーチの記事を掲載すると今朝、書きました。読みました。久びさのだまし討ち記事で、呆れています。まだ外にいるので、帰宅して紹介します。ザイトク界隈の別働隊「本誌記者 」深田政彦氏には、徹底して反論していきます。2014.06.16 20:41
@aritayoshifu 久びさに激怒しています。深田政彦記者のようなオウムよりも統一教会よりも悪質な者とは徹底的に闘います。
2014.06.16 21:31
「ニューズ ウィーク日本版」(深田政彦記者)批判(39)「既存の運動や政党は合法主義のあまり、闘わなくなった。きれい事と口先だけの人権派ばかりだ」。私はそう確信している。「『良識の府』である参議院の議員とは思えない言葉だが」とは論評だから勝手にどうぞ。そこからまた大飛躍が起きる。22:59 - 2014年6月19日
「ニューズ ウィーク日本版」(深田政彦記者)批判(41)私が18歳で共産党に入ったのは1970年5月。母の日だ。それから20年後の90年に共産党から追放される。何があったかは「哀しい日本人と日本共産党」(週刊金曜日)に書いた。深田の貧困な人間観は、他者の人生を単色に染め上げる。 23:17 - 2014年6月19日
「ニューズ ウィーク日本版」(深田政彦記者)批判(43)時間が経過し、意図が明らかになってはじめてわかることがある。深田記者はザイトク界隈の行動に抗議する人たちが気に食わない。そこで最初から批判することを目的に取材者を選択した。騙すのだからひたすら低姿勢で相手に対した。18:10 - 2014年6月20日そうとう有田先生は焦り怒っているようだが、有田芳生としばき隊は一身一体なのだ。
有田芳生と関係が深い関西のシバキ隊団体(通称・友達守る団)幹部の在日朝鮮人・元代表の林啓一(凛七星)容疑者(52)が生活保護不正受給で逮捕されている。

しばき隊メンバーは次々に警察に逮捕されている。
背乗り(はいのり)とは、工作員が他国人の身分・戸籍を乗っ取る行為を指す警察用語。
北朝鮮情報機関もよく使う方法であり、日本人拉致にも背乗りを目的としたものが多い。日本で工作活動を行うほか、韓国に入国するためのパスポートを得るためである。周囲に気付かれないよう身寄りのない人が狙われやすいという。
添田充啓(40)と木本拓史(42)の両被告に懲役10か月執行猶予3年の判決
手塚空容疑者(22)が自転車で在特会デモに突入 暴行で逮捕
「しばき隊」は差別主義グループのザイトク界隈がコリアンタウンを脅迫して歩く蛮行を阻止するために生まれた義勇隊。これは基礎知識。「しばく」には「現行犯で捕えること」「しかる」という意味がある(『日本国語大辞典』)。醜悪下劣なレイシストはもっと「しばく」ことが必要です。 2013.07.12 22:38
どう考えても有田芳生は事実を淡々と伝えた深田政彦記者を非難できない。
シバキ隊周辺が次々逮捕されている裏には公安が動いている。シバキ隊は事実上監視団体になったようだ。有田芳生の言動も公安がチェックしているであろう。
シバキ隊の裏には民団、朝鮮総連その裏には韓国、北朝鮮の工作員の姿が見え隠れする。
日本の平和的デモを妨害する目的で生まれたしばき隊。最近ではこのように韓国・中国の国旗を持参するようになった。

あきらかにこの集団は中韓の工作員の息はかかっているであろう。この団体は明らかに危険団体だ。公安も監視を強化しているであろう。
こうなってくると、ホンチャンの右翼団体が頼もしく見える。
わたしもこのブログで中国や韓国へ辛辣な言葉を使っている。韓国人はサイコパスだとか・・・
だが、わたしの主張はへイトスピーチやレイシズムではなく、基本的には事実を述べ分析したにすぎない。
ヘイトスピーチやレイシズムの規制に関わる議論についてだが「自由」と「規制」のバランスが必要だと思う。日本において未だ在日韓国人に対する言論は自由ではない。ネット社会における嫌韓が言論の主役になりつつある。
私は30年以上前から嫌韓であったが、最近の嫌韓の流れは事実を知ってしまった多くの国民のその素直なリアクションだと思う。
過度のへイトスピーチやレイシズムの規制は反対だが、ある程度バランス感覚のある適度の規制も大人の国として日本には必要かもしれない。
一般的な差別禁止法で、アメリカの1964年公民権法の制定の際にも、またそれから半世紀近くを経た2006年にドイツで一般平等待遇法が制定された際も、「自由の制約」は規制反対論の側の最大の根拠の一つだった。
これに対する規制必要論の側からの主要な反論は、規制反対論が言う「自由」には「差別を受ける側」の自由が含まれていない、というものだ。またその上で、差別を受ける側の自由が一般的な意味での自由よりも規制が正当化されるべきだと主張して世界各国で論争となっている。
自由の先進国であったフランスをはじめリベラルな欧州ではヘイトスピーチが禁止されている。日米はヘイトスピーチ規制に慎重である。しかしながら、フランスの極右政党「国民戦線」 マリーヌ・ルペン党首は「フランス国民は声高に意思を示した。
EUによって支配されることも、EUの法に服従することも国民は望んでいない。」と大勝した選挙後の会見で述べている。欧州は移民排斥に向かうものと思う。
日本の場合はこれは明らかな差別だが、反日国家からの移民は禁止にすべきと思う。これは当然の差別である。国旗やそれに付随するものを侮辱する外国人を強制送還する規制は国益の観点から必要であろう。
仏でロマ人少年が暴行受け重体、根強い差別に怒りの声
日本も、リベラルから一転移民や少数民族を撲殺するようになった欧州のようにならないよう、移民は制限すべきであると思う。そうではなければ同じような事件が近未来に日本でも起きかねないと思う。
日本においてヘイトスピーチの規制についてある手度の規制は必要と思うが、野間易通が関与した反核官邸前デモのようなものも当然規制されるということも規制推進派は認識すべきだろう。
また、在特会の場合、自ら暴力を呼び込んでしまったので、多少自業自得な点もあるが、暴力行為を行う男組の存在を許してはならない。
警察側は指定暴力集団として厳しく取り締まるべきであろう。
市民団体である在特会側が今後本物の政治結社、所謂本チャンの右翼、特に暴力団との繋がりが強い侠右翼と連携しだす可能性は否定できない。
その場合将来的に暴力に対し暴力で対抗する仁義無き戦いの連鎖がまた新たに始まることになりかねない。
反へイト団体を隠れ蓑とした暴力集団は、絶対に放置してはならない。断固撲滅させなくてはならない。
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