私は保守主義者であるから、女性に求めるのは良妻賢母で、女性が家を守るのが理想ではある。

しかし、私は理想主義者ではなく現実をウォッチする経済人でもある。
日本の一般世帯でご主人の給料だけで家を買って子供にまともな教育を与え、両親を面倒をみることはほとんど不可能だ。健康な女性が専業主婦として家にいるというのは、いまや”さざえさん”くらいかもしれない。

http://www.nippon.com/ja/wp-content/blogs.dir/2/files/h00057_fig01.gif日本の人口動態は老齢化が進み、政府調査会が提言した50年後も日本の人口1億人を維持するなど、現状ではできるわけがないと思っている。GDPが将来的に縮小していくのは必然でありやむを得ないことだと思っている。

少しでも人口縮小の弊害のブレーキをかけるには女性の社会参画と出生率の上昇政策が必須である。なにもしなければ現在の約1億2700万人から2060年には約8700万人まで減少する見通しだ。50年後に人口1億人を維持するには、2030年までに出生率が現在の1.3~1.4程度から人口維持が可能な2.07まで回復させ、安定させる必要がある。

その前提条件が脳ミソに入っていたならば、鈴木都議の野次はないであろう。余りに軽薄であったと思う。そしてあまりに絶妙なタイミングであることに本人は気がついていないであろう。問題を大きくしている裏には、政府の意思が働いていると私は思っている。

https://livedoor.blogimg.jp/dqnplus/imgs/3/c/3c0a8633.jpg鈴木都議は尖閣へ上陸したと言うからには私と同じく保守側の思想を持っていると思われる。ただ、この件に関しては潔く男らしく、堂々とスケープゴードになってほしい。日本を愛しているのなら、今、鈴木都議が出来ることは、尖閣に上陸することではなく、少子高齢化対策実行のための捨て石となり世間から袋叩きされなくてはならないと思う。

http://geinounow789.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_363/geinounow789/m_siomuraayaka002-af671.jpgお国のためだ、悪役となって耐えてほしい。できることなら、「塩村都議ではなく都知事の元妻の片山さつき先生に”早く結婚しろ”と言えばよかった」などと何か余計な反論をして火に油を注いでほしい。

舛添がつられて笑ったと記者会見で弁解する意識程度では、日本の少子化対策は絶望的な状況だ。


 東京都の舛添要一知事は20日の定例記者会見で、塩村文夏都議(35)の一般質問中にセクハラとも取れるやじが飛んだ際の自身の対応を問われ「みんなが笑ったので私もつられて笑みを浮かべた。答弁に集中していて何があったか分からなかった」と説明した。

もっとも舛添先生は三人目の奥さんとの間にお子さんを二人、日本人女性二人との間に婚外子が三人と五人の子供を作られているので少子化対策を実践している。あまり悪く言えないか・・・

今回この野次問題が出たタイミングが、アベノミクスの第3の矢である「成長戦略」
を発表したタイミングははたして偶然なのだろうか・・・
政府は今回、「日本の稼ぐ力を取り戻す」ことを前面に掲げ、企業経営を透明化させることや現在約35%の法人税を数年で20%台に引き下げることなどを打ち出しました。これまで先送りされてきた「残業代がゼロ」となる労働時間制度の創設や外国人労働者の受け入れ拡大、女性の役員比率の記載を有価証券報告書に義務付けることなども盛り込んでいます。同時に閣議決定された経済政策の方向性を示す「骨太の方針」には、50年後に1億人を保持するという人口目標が初めて明記され、人口減少問題に正面から取り組むことになります。
わたしが思うに、少子化対策に子ども手当を払ってもまったく何の役にもたたない。いまの日本では働く女性が子育てを妨げている最大の要因は男性の意識だと思っている。

私はフェミニストが大嫌いである。議論するだけで虫唾が走る。男と女は異なる性を持つぶん、役割が異なるわけだからフェミニストが主張するように男女は同等であるはずがない。男女は違いがあるべきだと私は思っています。だが、残念ながら今回の私の意見は彼らに近い。

例えば子供を保育所に送り迎えは母親に負担がかかっている。仮に朝ご主人が保育園に子供を送ったとしても、お迎は圧倒的に母親の役割だ。

男性が子供をお迎えに早めに帰ることが許される雰囲気の会社はいったいどれだけあるだろう。おそらく圧倒的に少数だろう。そして、子供が熱を出した時、会社を休める男性はいったいどれだけいるだろう?妻と夫が交互に休めるようでなければ、女性は過剰に育児を負担と感じるであろう。

子供が熱を出した場合、夫と妻、突然会社を休むと言う場合、女性が休む場合がほとんどだと思う。これは、男性が子供の為に休むなど・・・という空気がいまだに日本の会社にはある。

鈴木都議の品格は非難されてもしかたがないが、問題は未だに日本の社会では、
セクハラ野次に同調してしまう男性が多いことに問題がある。結局セクハラ野次に同調すると空気は、子供が熱を出しても会社を休めないという空気を作っているのだと思う。

小学校までの子供がいる家庭の両親が仕事優先ではなく家庭優先となる空気を日本社会につくらなくては、アベノミクスの第3の矢である「成長戦略」は机上の空論に終わってしまうだろう。

この男性の意識改革が行われないかぎり、働く女性は第二子を生むことをしないであろう。

祖父母が近くに住むか同居でもないかぎり、すべての日本人男性の意識改革こそ日本の少子化を食い止める数少ない対処方であると思う。

鈴木都議はこのタイミングで馬鹿な野次を行った。先日事務所に卵二十個を投げつけられたそうだ。だが、この際徹底的に袋叩きに遭って、もっと、酷い目にあってスケープゴートとなるべきだ。あのような軽薄な野次を安易に飛ばすと、どういうバッシングを受けるか格好な例になるべきであろう。都議会でヤジの発言者の特定を求める決議案は否決した。これで幕引きを図るつもりらしいのだが、甘くはないか?首都の議会に自浄作用がないとすれば、恥ずかしい限りだ。

少子高齢化対策をしなければ日本は没落するのである。鈴木都議は非国民であると言われてもしかたないであろう。今の日本では反愛国主義罪で市中引き回しのうえ獄門くらいの散々な結果にならなくてはならない。まあ、これで事態を収拾しては、アベノミックス成長戦略は成功しないであろう。

鈴木都議は気の毒だが、都議会議員を辞職して政治生命を絶たれるぐらいの、厳罰がないと、日本社会、特に政治家の意識改革ができない。鈴木都議には日本の少子化の為、是非、捨て石となってほしいものだ。

さて、少子化対策はこの曲を聴いて幸せとはなにかを感じればよかろう・・・