【A Young Person's Guide To Progressive rock】すべては’69年ロックの年から始まった、プログレッシブロックとは?
ライターはDdogと申します。1963年生まれ、並みのプログレファンです。かなりディープなプログレファンからすれば物足らないかもしれませんが、新世代へ 私の好きなプログレッシブロックの素晴らしさが伝われば本望でございます。A Young Person's Guide To Progressive rockとは、もちろんキングクリムゾンの初のベストアルバム「新世代への啓示:A Young Person's Guide To King Crimson」より頂きました。
すべては’69年ロックの年から始まった、プログレッシブロックとは?
1969年はロック元年
’69年はベトナム反戦運動・米国のカウンターカルチャーが一つのピークを迎え、60年代一つの時代を築いたビートルズが崩壊寸前となり、日本では日本では東大安田講堂事件があり一つの時代が終わろうとしていた年でした。’69年を私はロック元年と呼んでおります。偶然にも69は日本語でロックとも読めるが、
’69年はロック元年と呼んでもふさわしいその後の音楽に多大に影響を与える実に数多くの名盤が世に輩出された年でもあります。
このアルバムこそすべてのはじまり、プログレッシブ・ロックというジャンルを確立した記念碑的な作品で、その後のプログレやロック史に多大な影響を与えたといって過言ではありません。
ちなみに筆者は小学校に入学した年でした。
キングクリムゾン 『クリムゾン・キングの宮殿』(In The Court Of The Crimson King)
2.
風に語りてI Talk To The Wind (6:05)
3.エピタフ(墓碑銘) Epitaph (8:47) including- a. March For No Reason- b. Tomorrow And Tomorrow
4.
ムーンチャイルド Moonchild (12:11) including- a. The Dream- b. The Illusion
King Crimson - Moon Child - YouTube
5.
クリムゾン・キングの宮殿The Court Of The Crimson King (9:22) including
- a. The Return Of The Fire Witch
- b. The Dance Of The Puppets
こちらは、現在オリジナルをYouTubeで聴くことはできませんが、
スティーブ・ハケット:ギター、ボーカル。(元ジェネシス)ジョン・ウェットン:ベースギター、ボーカル。(元キングクリムゾン/UK/エイジア)チャスター・トンプソン:ドラムス。(元ジェネシスツアーサポートドラマー/フランク・ザッパ&マザーズ/ウェザー・リポート)イアン・マクドナルド:フルート、キーボード。(元キングクリムゾン/フォリナー)ジュリアン・コルベック:キーボード、ボーカル、 以上豪華メンバーで完全コピーしています。
レコーディング・メンバー
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グレッグ・レイクGreg Lake / bass guitar, lead vocals
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イアン・マクドナルドIan McDonald / reeds, woodwind, vibes, keyboards, mellotron, vocals
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マイケル・ジャイルズMichael Giles / drums, percussion, vocals
通説では「ビートルズの「アビイ・ロード」をチャート1位から蹴落としたとされているが、全米ビルボードチャートは28位が最高です。
しかし、プログレッシブロックの原点はこの1枚から始まったと言って過言ではない名盤中の名盤プログレッシブロックの至宝であることに間違いございません。
後日詳しく本アルバム一曲一曲について語りたいと思いますが今回は軽くご紹介
プログレッシブロックとは?
「プログレッシブ」とは、本来、「先進的」・「前衛的」というような意味だが、プログレッシブ・ロック・バンドという場合、そのアルバムや楽曲などが次のような特徴がある。
アルバム全体を一つの作品とする意識の徹底(コンセプト・アルバム)
大作・長尺主義傾向にある長時間の曲歌が短く演奏重視で、インストゥルメンタルの楽曲も多い
技巧的で複雑に構成された楽曲(変拍子・転調などの多用)
芸術性を重視した曲作りクラシック音楽やジャズ、あるいは現代音楽とのクロスオーバー・ミクスチャーを試みたものも多く、高度な技術を有する
シンセサイザーやメロトロンなどといった、当時の最新テクノロジーを使用した楽器の積極的使用
今までにない独創的な音楽性(あるいは既存のプログレバンドの音楽性から強く影響を受けている)
上記の特徴は、ピンク・フロイド、キング・クリムゾン、イエス、エマーソン・レイク・アンド・パーマー、ジェネシスなどのバンドが持つものである。
おそらく、ピンク・フロイドの音楽をプログレッシブ・ロックと形容したのを皮切りに、その音楽と同様の特徴をもつキング・クリムゾン、イエスの音楽もプログレッシブ・ロックと呼ばれるようになり、これらのバンドの音楽の特徴である上記(の一部)を満たすものは、プログレッシブ・ロックである、と分類されていったのであろう。
(略)
上記のバンドのほかにヨーロッパでは、ソフト・マシーンをはじめとするカンタベリー出身のジャズ・ロック・バンドが体系化したカンタベリー・ロックや、1960年代から70年代にかけてドイツで生まれた実験的な音楽を指すクラウト・ロックもプログレッシブ・ロックの一派とされる。
一方、1970年代のアメリカでは、イギリスのプログレッシブ・ロックの影響を受けたカンサスやボストン、ジャーニーなどが台頭し、アメリカン・プログレ・ハードというジャンルが誕生した。
また、1990年代以降はドリーム・シアターなどによるプログレッシブ・メタルと呼ばれる音楽形態も生まれた。2000年代にはアット・ザ・ドライヴインから派生したマーズ・ヴォルタが登場し、パンク、エモを通過した新たな形のプログレッシブ・ロックを掲示した。
(略)
キングクリムゾン 『クリムゾン・キングの宮殿』が発表される以前の曲作りはシングルで売り出す為の2~4分の曲作りの枠から大幅に踏み出した制作姿勢をもつバンドを総称した呼び方である。ロックというジャンルにとらわれることなく、クラシックやジャズ他ジャンルとの融合といった今までにないロックを目指した。 変拍子 を取り入れるなど前衛的あるいは先進的(プログレッシブ)・実験的な音楽といえる。クラシックやジャズなど演奏法にとどまらず、精神までも取り込もうとしていた。初期の頃は軸足はあくまでロックの側にあったが、神性や技術力が著しく高く、文字通りプログレッシヴな音楽を志向しているくうちに、ロックの要素が薄くなり、ニューエイジ音楽や、ジャズ色が強いフュージョンへと発展していったものもあるが、ドリームシアターに代表されるプログレメタルなど、プログレの定義に含められないこともままある。
筆者はQUEENをプログレと定義するが、ディープなプログレファンからすれば、刺殺されない勢いで否定されるかもしれない。自分はプログレのつもりでも他者が見ればプログレでなかったり、その定義は決まった範疇はなく、結局のところプログレの定義とは、聞き手の主観であると思う。
ちなみに日本ではプログレッシブロックをプログレ四天王
キング・クリムゾン、ピンク・フロイド、 イエス、エマーソン・レイク&パーマー(EL&P)、四天王に
ジェネシスを加え5大プログレバンドと言われています。単なる音楽好きであればプログレはこの5大バンドファミリーにソフトマシーンなどのカンタベリー系の数バンドさえ知れば十分ですが、間違って一歩 プ
ログレのディープな深みに嵌ってしまうと・・・・何処までも奥深いStarless And Bible Black な世界が広がっているので、注意ください。
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