米海軍、新型ステルス駆逐艦が出航
【産経ニュース】2015.12.8 15:43

AP通信によると、米海軍最大級の新型駆逐艦ズムワルト(約1万5千トン)が7日、航行試験のため東部メーン州の造船所から外洋に向けて出航した。全長は183メートルで、建造費は少なくとも44億ドル(約5400億円)に達するという。

敵のレーダーに捕捉されにくいステルス性を備えているのが特徴で、従来の軍艦とは全く異なる異様な形をしている。来年、米海軍に引き渡される予定。(共同)







性能諸元
[排水量]:14,797 t
[全長]:183 m
[全幅]:24.5 m
[喫水]:8.4 m
[機関]:統合電力システム(IPS)、MT30ガスタービン発電機(35 MW/47,000 hp) 2基、LM500ガスタービン発電機(5 MW/6,700 hp) 2基、非常用ディーゼル発電機複数、アルストムAIM電動機(34.6 MW/46,400 hp) 2基
[スクリュープロペラ]:2軸
[速力]:最大30.3ノット(56+ km/h)
http://qnanwho.c.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_ddd/qnanwho/m_d-d88b9.png?c=a22
[乗員]:106名+航空要員:36名
[兵装]:AGS 62口径155mm単装砲(
最大射程: 118 km (LRLAP), 44 km (BLRP)2基、30mm機関砲 2基、Mk.57 VLS(20セル)、 ESSM 短SAM • トマホーク CM 4基
[艦載機]:SH-60B/MH-60R LAMPS Mk.3 2機、SH-60B/MH-60R×1機、MQ-8 UAV×3機
[レーダー]:AN/SPY-3 多機能式 (3面) 1基、AN/SPS-73 対水上/航海用 1基
[ソナー]:AN/SQS-60 中周波式 1基、AN/SQS-61 高周波式 1基、AN/SQR-20 曳航式 1基
ズムワルトの主砲AGS155mm砲は通常の後装式ライフル砲 です。
将来的にズムウォルトは射程距離110カイリ(約204㎞)のレールガンを装備する予定である。

ズムウォルト級は船体のレーダー反射断面積(RCS)はアーレイ・バーク級の50分の1だという。
15000tの巨艦が駆逐艦というのも違和感があるが、日本では2万トンの船を護衛艦に分類されているので・・・駆逐艦で良いだろう。
元々は主に対地攻撃用の大量のミサイルVLS内に搭載するアナーセルシップ(兵器庫船)として計画された船であったが、米海軍の将来水上戦闘艦を開発する一大プロジェクトとしてSC-21(Surface Combatant for 21st Century)へと膨らみ、オリバー・ハザード・ペリー級ミサイルフリゲートスプルーアンス級駆逐艦タイコンデロガ級ミサイル巡洋艦の後継となる水上戦闘艦を構想しており、同一の設計にもとづいて、フリゲート・駆逐艦の後継となるDD-21と、巡洋艦の後継となるCG-21が開発される予定であった。まずDD-21を開発し、それを拡大してCG-21が開発される計画とされた。先行して計画されたDD-21は、既に巡洋艦級と評されるまでに肥大化してCGの代役となり32隻の計画が次第に減らされ結局3隻が建造されることになった。レールガンが実用化後ズムウォルトの簡易型が建造されるのではないかと思う。南シナ海や尖閣において、高い攻撃力と抑止力になると思う。人工島は逃げ場がない為、遠距離から砲弾を打ち込むことができる
それが結局のところズムウォルト級は壮大な実験艦となるのかも知れない。