Ddogのプログレッシブな日々@ライブドアブログ

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このタイミングで甘利明経済再生担当相のスキャンダルが出たのは明らかに意図的な何かが働いたと思う。最重要閣僚の一人甘利経済再生相は余人に代え難い。

だが嵌められた可能性が高いとはいえ、もし大臣室で金銭の授受をしたというのが事実だとしたら、ちょっと信じがたい脇の甘さである。一度辞任をして禊選挙を正々堂々とするべきだと思う。それにしても残念だ!甘利大臣の功績から考えれば、このようなスキャンダルで甘利大臣が辞任するようなことになると日本にとって大きな損失だ!

幾つかまた記事をスクラップしました。

「はめられた」与党に同情論=野党は攻勢強める—甘利氏疑惑
【WallStreetJournal】2016 年 1 月 25 日 19:00 JST 更新

金銭授受疑惑が浮上した甘利明経済再生担当相に対し、自民党内には「わなにはめられた」(高村正彦副総裁)との同情論も出ている。甘利氏を「被害者」と印象付けることで、野党からの追及圧力をかわす狙いがあるとみられる。ただ、こうした主張に、野党側は「無責任だ」(共産党の山下芳生書記局長)と反発を強めており、攻撃の手を緩めない考えだ。

安倍晋三首相は25日、首相官邸で甘利氏と面会。今後の対応について意見交換したとみられる。この後、首相と会った河村建夫衆院議院運営委員長(自民)は、記者団に「(首相は)心配していたが、われわれとしては乗り切ってもらいたいという話をした」と語った。

政権サイドは、業者側が甘利氏との会話を無断で録音して「証拠」と主張していることに着目。政府関係者は「相手は相当悪質だ」と批判した。高村氏は23日の民放番組で、「まさにわなにはめられた。攻撃側が用意周到にストーリーをつくっている」との見方を示した。

甘利氏は自らの疑惑について、28日までに説明する意向。政府・与党はこれを踏まえて今後の対応を検討する。野党は速やかに説明責任を果たすよう攻勢を強めているが、自民党幹部は25日、「調査には時間がかかる」と反論した。

甘利氏が進めている調査内容が今後のカギを握るが、政府関係者は「甘利氏自身はカネを受け取っていないということは言える」と明言。政権側では、調査の焦点は秘書と業者の関係にあり、整合性の取れた説明ができれば、続投可能との見方も広がる。

これに対し、民主、維新両党は25日、合同で設置した疑惑追及チームが初会合を開き、独自調査に乗り出した。維新の党の柿沢未途氏は、高村氏発言について「はめられた、と言い張れば賄賂を受け取っても不問にできるのか」と批判。別の出席者も「仮に(業者側の)策略としても、実際にお金をもらって動いたら犯罪が成立する」と違法性を指摘した。 

[時事通信社]
業者側が甘利氏との会話を無断で録音して「証拠」と主張していることに着目。政府関係者は「相手は相当悪質だ」と批判した。高村氏は23日の民放番組で、「まさにわなにはめられた。攻撃側が用意周到にストーリーをつくっている」との見方を示した。
週刊文春が、甘利明経済財政担当相の賄賂スキャンダルを載せている。他でもない甘利大臣に喧嘩を売るのだから、相当にしっかりした証拠が積み上げてあると考えるべだと思う。

特に補正予算が成立して、本予算の審議が始まったタイミングでさく裂した、ということは準備万端、タイミングを測ってのパンチということになる。

わたしも嵌められたと思うのだが、民主党ではこのような高等な芸当ができない。
一昔であれば米国の機関がからんで与党の首相や大臣を揺さぶったのだが、今回は米国ではない。もし米国であれば、TPPの交渉の最中にこのカードを切ってくるはずだ。
 甘利明経済再生担当相(66)の金銭授受疑惑をめぐり、週明けから大きな動きがありそうだ。野党が甘利氏に早期説明を要求しているうえ、疑惑を報じた週刊文春が「第2弾」の掲載準備に入ったようなのだ。甘利氏は先週末に出席したダボス会議(世界経済フォーラム年次総会)でも“釈明”に追われ、本業の「経済政策」に集中できない状況が続いている。「辞任秒読み」という見方も広がってきた。

「安倍内閣の重要閣僚の1人として、首相にご迷惑をお掛けしているのは忸怩(じくじ)たる思いだ」「もう少し明るい気持ちでここに来たかったが、カメラに囲まれているのは別の意味で囲まれている…」

甘利氏は23日、スイスでのダボス会議の討論会に出席し、険しい顔でこう語った。司会者の外国人ジャーナリストから質問が出て、答えざるを得なかったのだ。

時代劇の「悪代官と越後屋」を連想させる、前代未聞、1200万円もの金銭授受疑惑。政府は、甘利氏が28日までに調査結果を報告すると国会に説明し、26~28日に予定されている衆参両院での代表質問を乗り切りたい考えだ。

しかし、野党は受け入れていない。

民主党は「甘利氏が25日中に説明することが予算案の審議入りの前提」との強硬姿勢を見せた。甘利氏や事務所側に現金を渡したと証言した建設会社幹部を、参考人として国会招致することも検討している。同党は25日午前、疑惑調査チームの初会合も開いた。

注目されるのは、週刊文春が28日発売号で準備しているとされる疑惑報道「第2弾」の新事実だ。27日昼ごろには誌面のコピーが永田町に出回るため、国会審議への影響は避けられない。

ここにきて、告発者や文春側への疑問も噴出している。

自民党の高村正彦副総裁は23日、「録音されていたり写真を撮られていたり、罠(わな)を仕掛けられたという感がある」と語った。毎日新聞の山田孝男特別編集委員も25日朝刊のコラム「風知草」で、「告発の意図と手法に疑問がある」と書いた。

東京地検特捜部などの捜査当局も、告発者周辺に関心を寄せているといい、疑惑の展開が注目されそうだ。
告発側が意図的に嵌めたと思うのだが、TPP反対の農中や農林関係ではここまでやれるか?最大黒幕として怪しいのは中国か韓国である。安倍政権のことを不倶戴天の天敵と思っているのは、中国と韓国だろう。韓国よりも中国の方が動機がある。
公安は動き出していると思うのだが、千葉の建設業者Sの総務担当一色武とは何者か?自分を守る為に、いつどこで会ったかを記録、領収書はメモといっしょに保管、 50時間以上にもおよぶ会話の録音データ、とどめはピン札のコピー・・・
普通、贈賄をした側はなるべくばれによう証拠を残さないようにしようとするのが自然だ、ピン札のコピーは不自然すぎる。
絶対に裏があるはずだ!尖閣問題の元海上保安庁のリークをしたのは一色正春氏
もし一色武なる人物の本名が偽名だった場合、中国関与の臭いがするのはこじつけしすぎ?
甘利明経済再生担当相は22日午前の閣議後の記者会見で、週刊文春に報じられた自らの金銭授受疑惑について「自分のことに関して、法に反するようなことはしていない自信がある」と述べた。「1週間以内には記憶を確認し、話ができると思う」とも語った。記者会見の詳細は以下の通り。

--週刊誌報道について、閣議で安倍晋三首相や他の閣僚と話したか。閣議後、少し残っていたが、首相や官房長官と話したのか

「閣議において、今回の週刊誌報道に関しての私の発言はありません。閣議後、ダボス(会議)に向けて、国会承認がいただければ、ということでありますが、まだそこがいただいておりませんで。その事情を官房長官にちょっと話をしていたということです」

--今日、国会で経済演説を行う。野党は退出も示唆している。国会が不正常な状況になりつつあるが、どう考えるか

「ええ、忸怩たる思いがあります。まず、はっきり申し上げたいのは、私は法に反するような行為はいたしておりません。これははっきり申し上げたいと思います。ずっと申し上げてきていること、聞いていらっしゃる方も、歯がゆく映ることはよく分かっております。ただ、2年半前、私の記憶が間違っていないなと、自信はあるんですけれども、週刊文春さんの報道が、テープで事細かく記述されています。そして証人もいるんだというようなお話もされています。ですから、私の記憶と違う部分があります。これをしっかり客観的に、できるだけ埋めていかなきゃならないんですね。私自身『何でそんなことで時間がかかるんだ』と、分かります、皆さんが思われるのは。ただ私は、自分の発言が二転三転することは避けたいと思っているんです。これはご理解いただけるかと思います」

「ですから、しっかり、できるだけ記憶を、2年半前の記憶を思い起こして、そばにいた者、秘書もいました、そういうものも含めて、しっかりと当時の記憶、私の記憶を検証したいと思っているんです。私の記憶だけでこうでしたと、この部分が違ったじゃないかと、というふうなことだけは避けたいと思ってまして。その場限りの発言で二転三転することだけはしたくないと思っております。誠実な気持ちで申し上げていますんで、ぜひご理解いただければと思います」

--説明はいつごろまでに

「少なくとも、私のことに関して、1週間以内には記憶の確認をして、お話ができるのではないかと思います。それまでは、文春さんがやたらと細かく手取り足取りみたいな書き方をされるもんですから、その記憶と私の記憶が違うところが何点かあります。それをちゃんと責任をもって埋めたいと思っております。それは別に、引き延ばし作戦をしていることではないということはぜひ理解をしていただきたいと思います」

--全体の調査は

「秘書の件は、正直いって私、全く知らなかったんです。もう3年間ほとんど地元を留守にしてまして。それはそれで私の不徳なんですけれども、しかも所長にもう全部、任せて一切私はタッチしておりませんから。一連の報道は全く知らないんです。ですからそれはきちんと、専門家の人も交えて、ちゃんと正確に詳細に検証してくれ、ということを申し上げてます」

--途中経過を1週間以内に発表すると

「私に関してですね。私に関しては1週間後に、この私の記憶で間違いないということは、お話をしたいと思います」

--昨日、事務所から支持者に対し「疑惑の金について返した」との説明が電話であった、との報道があったが

「どっかの社がそんな報道をしたというのは夜、知りましたけども、それは甘利事務所としての、誰がどういったか知りません、秘書が、地元の秘書が後援者に言われていたのかどうか知りませんけれども、甘利事務所としての正式な発信ではありません」

--あったか、なかったかはともかく…

「いや、あったかないかというか、それは今、まさにこれから本格的に検証するわけですから。これは全くうちからの正式な発信ではありません」

--今回の週刊誌報道に限らず、大臣室や事務所で50万円という大きな金額の寄付などを直接、受け取ったことはあるか

「えー、今回の件のうんぬん以外ですか? それはないです。いやあの、お菓子とかはよく持ってこられますよね、訪問されるときに。それだけです」

--寄付も含めて、大臣室で直接、寄付を受け取ったりすることは、通常はないと

「通常、おいでになる方は、お菓子を持って『大臣室で食べてください』というような感じで来られる方はあります」

--週刊誌報道では、先方は何十時間も録音データを残しているという。逆に大臣室に来たお客さんの録音をすることはあるのか

「絶対、そんなことはないですし、お客さま、特に『大臣室に行きたい』とか、『どんなの』って来られる方が大変喜ばれて、はしゃいで、景色を見たり、記念写真を撮ったりして帰られますけども。私の知る限り、最初に大臣室を見せてくれということで来られて、はしゃがれて、それを秘密裏に録音される方って聞いたことがありません」

「で、あの方々は、うちの秘書から、熱心な支持者で、『ぜひ、大臣室っての、行ったことないから見たい』というような話が、秘書から私にありまして。それで、そういう方はもう、どうぞと、開かれている大臣室ですから。で、来られて、最初から秘密裏に録音をして、それ以降、全て録音をとっているというのは、何なんだろうと。あの報道が出て、最初からそういう仕掛けをしてこられるっていう方って、何の目的があるんだろうということで、そこが極めて驚きました。私の後援をするんだという、秘書から触れ込みでしたから。だから何の目的なんだろうかと。最初から最後まで秘密裏に全て録音したり、秘密裏に写真を撮ったり、ということって何なんだろう、という思いです」

--開かれた大臣室ということだが、大臣室にお客さんは多いか

「もう、もう頻繁です。もう、多い日は1日何件も来られます。特にこの大臣になってからは、表敬訪問されるお客さまが多いと思います」

--大臣室や事務所で寄付を受け取ることはないというが、週刊誌報道と食い違いがある。記憶としては一切受け取ったことはないということか

「冒頭に申し上げたように、私の記憶と報道が部分的に違うところがあります。それを埋めてますから。あそこが違う、ここが違うということは、ちゃんと検証しているところです。今まで申し上げたこと以上のことは言うことができません。作業中ですから。それは理解をしてください。ちゃんと説明しますから。逃げ隠れはしませんから。誠実にお答えをいたします」

--調査の過程で建設会社側とコンタクトは

「少なくとも、私は電話番号も何も知りません。私は基本的に誰とも連絡はとりません。とりませんというか、検証の打ち合わせ以外で、先方に電話をかけるとか、先方に何とかするなんてことは全くありません。全く連絡先すら知りません」

--取材を受けてから、報道が出てから問題が指摘されている公設秘書らと直接話したりしているのか

「まあ、あんな報道された事実があったのかと、非常に驚きましたから、そういう話はしました。ただ、そこは、まあ、そこもいろいろ報道されていることと、本人の話が違うものでありますから。それは第三者も含めて今後、本格的にちゃんと検証していかなければならないと思います」 

--事務所に任せていて知らなかったとしているが、それほど信頼できる秘書ということか

「ええ、事務所長を任せておりましたから。この3年間は地元秘書のミーティングに一度も出ることができませんでした。国政に、安倍内閣、第2次内閣ですから。1次内閣も私、やってましたから。1次内閣、あんな形になりましたから。2次内閣は全力投入で成功させたいと思っていましたから。それに全精力を注いでいました」

--株価など経済も難しい状況になっている中で、こういう対応に追われていることについて何か思うところは

「とにかく、私どもの事務所に関することは、きちんと第三者を交えて、できるだけ正確に、情報精査をしなきゃならないと思っています。併せて、経済も今、大変なところですから、私は私で、もうそこは第三者を交えて調査させることに、しっかり託して、私自身は自分自身のことと、それから国政の課題に専念したいと思っています」

--昨日、参院決算委員会で辞任を否定した。調査はこれからだが、改めて現段階の意向は

「職務に専念いたします。間違いなく職務に専念します」

--進退について、首相に相談はしたか

「ありません。首相からは『とにかく、しっかり説明責任を果たして、乗り切って職務に専念してくれ』と。これしか言われてません」

--調査結果の公表は、どういう形で考えているか

「私自身のことについて、私の記憶と報道との違いを埋めていく。そして私自身のことについては、できるだけ早く、可能ならば1週間以内にしたいと思います。ただ、それ以外は、報道だけ見てますと、膨大な話ですので、これは専門家、第三者を交えて、しっかり検証してもらうよう指示は出してます」

--記者会見で公表するのか

「そちらの、秘書がいろいろとった行動についても、含めて、それは会見をします」

--1週間以内に説明する、というのは自身の問題に関してか

「ええ、自分のことに関してですね。私は法に反するようなことはしていないという自信はあります。ただ、それを、きちんと記憶をたどって、週刊誌報道との違いを埋めて、ちゃんと説明できるようにしなきゃならないと思ってますから」

--秘書の問題に関してはもっとかかると

「これは私には、秘書の行動に対して、接触が全くないし、指示も全くしていないです。ですから、一連の、いろいろなやり取りについて、全く分からないんです。どれくらいかかるかも、実際に専門家、弁護士さんになりますけれど、その方たちが全部調べてもらわなきゃならないですから。これは私では、いついつまでに、ということは全く言えないです。できるだけ急いでもらいたいと思います」

--自身の問題については、専門家は入っていないということか

「ええ、私の問題については、私が立ち会っていた、そこにいた秘書とか事務所関係者と、それから、その場合に関係した関係者と、できるだけ確認をしながら一つ一つ自分の記憶を確認していってます」

--自身の問題については、自身でまとめて、そこで…

「ええ、ええ、はい。ですから自分の記憶を、2年半のことですから、しっかり呼び起こさなければならないというところもあります。自分としては、こういうことであったという記憶はあって、それと報道が部分的に違うところがあって。で、いや、こっちの方、そうじゃないはずだ、と思っているんですけど、録音もあります、証人もいます、何もあります、とおっしゃってますから、本当にそうなんだろうか、ということで。それはもう、二転三転するようなことだけはしたくないんです。だから、こうやって記憶してました、この部分が違うじゃないか、うんぬん、みたいなことにしたくないんで。正確にその記憶をたどりたい。これは、そんなのは無視してやれといわれても、それは無責任だと思いませんか」

--ある程度の確信をとったところで…

「はい、はい、はい。文春さんがですね、一字一句、全部とっていて、何を、証人もあって、とあれだけおっしゃる。ですから、それはちゃんと呼び起こさないといけないんじゃないでしょうか」

--自身は法に触れるようなことは一切していないという。秘書に話を聴いた際、秘書も同様に、金額の多寡などはさておき、法に触れるようなことはしていない、という答えはあったか

「一連のことですか?」

--例えば報道によると、秘書が寄付を受け取って、それを報告書に記載していない部分があるという指摘がある。そういうことについても秘書は否定しているのか、それとも、明確な答えがないのか

「明確な答えがないので、しっかり調査をかけています」

--秘書の行為は、法律をモノサシにすると疑義があるということか

「いや、この時点で、あまり人のことも軽々なことが言えませんので。そこはまさに、弁護士さんを含めて、きちんと調査するよう指示をしてあります」

--株式市場が乱高下を繰り返している。週刊誌報道も懸念材料とみられているが

「ええ、その不安が私自身に関してであれば、一刻も早くですね、払拭できるように努力します」
この記者会見を読む限り、甘利大臣は実際に知らなかった可能性が高いと思う。
大臣室での金銭授受についても第三者委員会で徹底的に調べてもらってもいいんじゃないか?政治を利用して私腹を肥すような暇など甘利大臣にはないはずだ。

秘書の素性はあまりよろしくなさそうだ。

甘利大臣を窮地に追い込み…姿を消したタカリ秘書の素性
2016年1月23日 10時26分 日刊ゲンダイ

記憶があいまい」「秘書の行動についてはウソじゃないかと思った」――。金銭スキャンダルを記憶と秘書のせいにして言い逃れようなんて、古い悪徳政治家の典型だ。1200万円賄賂疑惑の甘利明・経済再生相(66)は、野党の追及にシドロモドロ。告発者にタカリまくり“親分”を窮地に追い込んだ秘書は「永田町一のワル」ともっぱら。次なる醜聞が飛び出すのも時間の問題とされる中、タカリ秘書は姿をくらましている。

「カネのにおいをかぎ分ける男」

告発者である千葉の建設業S社の総務担当者を“食い物”にしたとされるのは、甘利大臣の地元、神奈川・大和市の事務所を仕切る公設第1秘書の清島健一氏(39)だ。

週刊文春の記事によると、清島氏はURとのトラブル処理の見返りに、役人への口利き依頼の「経費」などと称して何度も現金や商品券を受け取っただけではない。告発者に会うたび同僚秘書とつるんでキャバクラやフィリピンパブで接待を受け、高級車までせびったというから、まさに“ゲスの極み”だ。

「甘利大臣は次は幹事長ポストを狙っているようで、とにかく事務所を挙げて資金を欲しがっていた。なかでも甘利大臣の信頼が厚かったのが清島秘書です。理由もカネに対する嗅覚の鋭さでしょう。今回の告発者と同じように口利き依頼を請け負った“カモ”から“タカる”がパターン化していたともいわれています。つまりスキャンダルの火種は、まだまだクスブっているってことです」(自民党関係者)

清島氏は神奈川・逗子市出身。国士舘大学を卒業後、02年から江田憲司衆院議員(現・維新の党)の事務所で働き始めた。03年に江田が落選すると、05年ごろに甘利事務所に移り、11年に公設第1秘書となり、今や地元事務所の「所長」を名乗っている。

めっぽう酒に強く、どんなに飲んでも乱れないという清島氏。永田町では「カネのにおいをかぎ分ける男」という評判だが、藤沢市内の私鉄沿線にある自宅周辺では「子煩悩なマイホームパパ」の顔を見せていた。

「5年ほど前に引っ越してきて、お子さんは2人。上は小学校入学前の女の子、下は保育園に入ったばかりの男の子です。土日にはラフな格好をして、よく外でお子さんと遊んでいました。奥さまは働かれているのか、平日も保育園の送り迎えをする姿が印象に残っています」(近隣住民)

最寄り駅から徒歩10分の住宅街で、2階建ての一軒家暮らし。まだ幼い2人の子には“昼間のパパ”の二面性は見せられないだろう。文春が掲載したニンマリしながら現金を受け取る清島氏の写真からは、妙に手慣れた様子がうかがえる。

「気になるのは、少なくとも醜聞発覚の20日昼から自宅はもぬけの殻であること。家族ごと、いなくなってしまった。大和事務所にも今週に入ってからは一度も顔を出していません」(地元政界関係者)

来月4日にTPPの署名式を控え、16年度予算成立後、通常国会も後半となる春先にはTPP論戦が本格化する。「TPPの答弁ができるのは甘利大臣だけ」(自民党国対筋)といわれる“片腕”を失いたくない安倍首相以下、官邸と党本部が全力で守れば守るほど、甘利大臣の“針のむしろ”の時間は長引いていく。

今後首相官邸はどう対応するのか?
甘利大臣は菅官房長官と麻生大臣の三人は安倍内閣にとっては欠かせない三人衆だ。

甘利スキャンダルを吹き飛ばすための、安倍官邸の「奇策」
【現代ビジネス】2016年01月23日(土) 歳川 隆雄

地下道を通って逃げた?
『週刊文春』(1月28日号)が報じた甘利明経済財政・経済再生・TPP相の「金銭スキャンダル」は安倍晋三政権を直撃、1月29日に始まる衆院予算委員会を前に、同大臣の去就が焦点になっている。

22日付の『朝日新聞』(朝刊)は一面トップで「甘利氏 与党から進退論―金銭授受、業者と面会認める」、そして『産経新聞』(同)も「甘利氏 進退論くすぶる―金銭授受疑惑、辞任否定『記憶あいまい』」と、同氏の辞任不可避のトーンで報じた。

『週刊文春』の発売は21日だが、その見本刷りは前日20日午前には永田町関係者の間で読まれていた。この金銭疑惑報道が駆け巡った20日夕に首相官邸で開かれた月例経済報告関係閣僚会議後、所管大臣である甘利氏は当然ながら記者団の質問を受けることになっていたが、いつの間にか所在不明となった。

首相官邸と道路を隔てた内閣府との間には地下道があり、記者団を避けて内閣府に戻ったようだ。

実は、この地下道が「要注意」である。新聞報道にあるように、甘利大臣は、文春側から取材を受け、記事が掲載されることを19日に安倍首相に報告していたという。19日と20日の「首相動静」をチェックする。安倍首相は19日夜8時18分に、20日夜7時18分にそれぞれ官邸から公邸に移り、その後の動静は不明である。

従って、甘利氏が19日に直接安倍首相に報告していたとすれば、20時18分以降に公邸を訪れていたということになる。

菅義偉官房長官と親しい某野党幹部は20日夜筆者に対し「甘利さんが菅さんも同席した安倍総理との会談で仔細を報告、と同時にニュージーランドで2月4日に開かれるTPP交渉調印式には是非とも出席したい。その後の私の身柄は総理にお預けすると語ったと聞いている」と述べた。

一方、別の官邸関係者は異なる情報を筆者に伝えてきた。「甘利大臣は20日の月例経済報告関係閣僚会議直後の行動の逆パターンで、同日夜8時過ぎに安倍総理と菅官房長官が待つ公邸に官邸経由で入り、3人で協議したようです。総理が、潔く退きたいとする甘利大臣を何が何でも守るのでここは耐え忍んでくださいと説得したというのです」

真相は藪の中である。ただ言えることは、安倍首相にとって甘利経済財政・再生相は、2012年9月自民党総裁選挙時の安倍選対事務局長であっただけではなく、現在は言わば「精神安定剤」的な存在であり、その甘利氏を手放すことはアベノミクスの司令塔を欠くと同時に、精神的なダメージとなるというのである。

安倍官邸の「奇策」
いずれにしても、明白なことは安倍政権の主要閣僚をスキャンダル出来で交代させることが大きな痛手となるということだ。仮に甘利氏辞任となると、安倍官邸にとって悩ましいのが後任人事である。経済財政諮問会議を所管する経済財政相、安倍政権の肝である経済政策の司令塔である経済再生相、そしてTPPを所管するTPP相。この3つをこなせる人材は限りがあるのだ。

現在の自民党内を見ても、大臣答弁を含めて政策に通じている有資格者は、塩崎恭久厚生労働相、茂木敏充自民党選対委員長、林芳正前農水相、西村康稔前内閣府副大臣の4人しかいない。劇薬を承知で起用するとすれば、民間から竹中平蔵慶応大教授である。ただ、各人各様の事情があり、スンナリと決められない。これもまた安倍首相が甘利氏防衛に心を砕く理由である。 

民主党の枝野幸男幹事長は金銭疑惑第一報に接し、「天恵」だと語ったとされる。15年度補正予算を巡る国会審議で政府与党を追い詰めることができなかった民主党を始めとする野党は衆院予算委員会開催を前に手薬煉を引いて待っている。

そこで夢想と言われるかもしれないが、安倍官邸が「奇策」として検討しかねないことがある。それは、現下の円高・株安・原油安の中で「黒田バズーカ第3弾」を29日の日銀政策決定会合で発射し、22日終値の1万6958円を限りなく1万8000円台後半まで急騰させる。

その上で、16年度政府予算を成立させた直後の3月中旬に「総合経済対策」「TPP」「甘利」を、国民の信を問いたいとして電撃的に衆院解散・総選挙に打って出ることである。

民主党を筆頭に各野党は未だ候補者擁立すらできていない。もちろん、安倍政権にも大きなリスクがある。だが、高揚感に満ちている現在の安倍首相が鬼気迫る形相で「本日、衆院を解散する」と表明することは絶対ないと、誰が言えようか。

甘利大臣がどの程度絡んでいたかが不明だが、第三者委員会で究明し公表すべきであろう。

安倍政権としては、民主党に徹底追及させればいいだろう。おそらく法案審議そっちのけで、党利党略に走る愚かな民主党の姿が見えるようだ。

国民はバカではない。法案審議をせず国会で疑惑追及ばかりしたら、そんな愚かな民主党には誰も期待しないだろう。
どうあがいたって民主党はダメだろう。

それより、もし野党が法案審議にちからを入れ甘利大臣疑惑追及もほどほどであれば逆に民主党を見直すかもしれない。

執筆中





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