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将来の地対艦誘導弾システムは現在開発中の極超音速空対艦ミサイルASM-3をベースとした陸上発射型になると予想される。XSAM-3の地上発射型ミサイルの開発を決断したようだ。

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まず、将来地対艦ミサイルSSM-3の母体でなるであろうASM-3がいかに凄い対艦ミサイルであるか解説したい。
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(写真は、超音速空対艦誘導弾用推進装置に関する研究時のものであり、その成果を反映して開発に移行した。)
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マッハ3以上(マッハ5説多数)で空母も一撃で撃沈する国産極超音速ミサイルである。
全長:5.25m
最大速力:マッハ3~5以上
射程距離:80nm(約150km)以上
重量:900kg
動力:インテグラル・ロケット・ラムジェット
誘導方式:慣性/GPS誘導(中間段階) + アクティブ/パッシブ複合誘導(終末段階)

XASM-3は、従来の国産対艦誘導弾と比較して大幅に性能を向上させることで迎撃されない確率を高めて、防空能力が大幅に向上しつつある敵艦艇をより確実に撃破出来るよう計画された。F-2戦闘機で運用する事を前提に開発されている。                                                 
最大の特徴は推進方式に固体燃料ロケットブースターとラムジェットエンジンを組み合わせた固体ロケット・ラムジェット統合推進システム(インテグラル・ロケット・ラムジェット、IRR)を採用したことで、これによりマッハ3以上の超音速飛行が可能になり敵の迎撃可能時間を減少させることが出来るようになっている。
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また、ステルス性を考慮した弾体形状にすることで被探知性を低下させ、アクティブ・レーダー・ホーミング方式とパッシブ・レーダー・ホーミング方式の複合シーカー方式を採用しECCM能力を向上させることで、敵艦艇をより確実に撃破出来るようになっている。                                                                                         さらに敵艦艇の艦対空ミサイルより長射程化させ敵の射程外から誘導弾を発射できるようにすることで、発射母機の安全性が高まっている。               
当初は赤外線画像、アクティブレーダー、パッシブレーダーの3方式の併用を予定していたが、赤外線画像誘導に関しては、これを省いても命中率・破壊力は大差ないと見られたことから、開発経費削減のため削除された。                                                              これにより開発経費が10%程度削減されたとされる。2002年時点では、XASM-3は旧式化したASM-1のみを置き換えるものとし、誘導方式が異なる(赤外線画像方式を採用する)ASM-2と併用し、対妨害性を確保すると謳って、開発が検討されていたが[4]、2009年時点ではASM-2の後継ともされている。

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将来の地対艦誘導弾システム(SSM-3)の誘導方式はアクティブ電波画像誘導方式となる可能性が高い。
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 ミサイルの電波シーカは、自ら電波を放射し、目標から反射された電波を受信して目標の検知を行っています。しかし、例えばステルス性を持った艦船のように電波を反射しにくくかつ速度が遅い目標では、目標からの反射電波が海面などの背景からの反射電波(クラッタ)に埋もれてしまうため、従来方式の電波シーカでは検知が困難になります。
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 そこで、防衛装備庁では、受信した電波信号に対し高度な信号処理を行い電波画像を生成することで、そのような目標であっても検知を可能とするアクティブ電波画像誘導方式に関する技術の研究を行っています。
 
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●クラッタ
 レーダにおいて探知しようとする対象物とは別の、例えば地形や建物、波浪、雨、雲などのあらゆる電波反射体又はその不要反射波の総称
●ECCM
 Electronic Counter Counter Measures 対電子妨害対抗手段 敵の妨害電波に対抗して、味方の電磁波の効果的使用を確保する手段・方法
●マップ照合
 外部データのマップと電波画像シーカで取得したマップを照合させ位置を特定すること。

将来地対艦誘導弾は12式地対艦誘導弾に比べ若干大きくなるが、陸上の移動キャニスタ-は、03式中距離地対空誘導弾や12式地対艦誘導弾と同じように車体は三菱重工製重装輪回収車をベースとした8輪駆動と思われます。

射程については12式地対艦誘導弾が150km-200Km以上の射程を有するがそれを上回る射程が予想されるが、公表されることはないと思われます。

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03式中距離地対空誘導弾
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12式地対艦誘導弾

地対艦誘導弾システムを種子島~南西諸島~与那国島に配備すると

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蟻の這い出る隙間がない海の万里の長城が完成する。12式地対艦誘導弾でも、十分なのだが、将来地対艦誘導弾が配備されたら、絶望的に突破は不可能となる。

中国が空母を何隻も揃えても、沿岸より動くことが出来なくなる。マッハ3-5で飛翔するのステルス対艦ミサイルは、現状の中国海軍の防空能力では撃墜は不可能である。