
トランプ氏によるF/A-18大量発注発言、関係者の間からは驚きの声
【Newsln】2017 02/20 09:39
トランプ大統領が17日、Boeingのサウスカロライナ工場で行われたB787-10型機のセレモニーに出席して、F-35の発注機数を削減して代りにF/A-18を大量発注するとする考え方を示したことが関係者の間で衝撃をもって迎え入れられている。
トランプ氏は既に、大統領就任前の時点で、4000億ドル近くにまで膨らんだF-35計画を批判して大統領就任後は計画を見直すことを表明していたが、これまでのところ、F=35計画見直しに関わる発言は一切なく、関係者の間では、F-35計画は見直すには、計画は巨大になり過ぎているとする安心論も広がっていた。
今回、トランプ大統領が行った発言内容は、「我々は今、真剣にF/A-18の大量発注を行うことを考えている。もしF-35のコストが削減とならないのであれば、ステルス機能を搭載したF/A-18を発注することになるだろう」というもので、計画の見直しを表明したものとはなっていないが、今回の発言を受けて、F-35の受注元となるLockheedはF-35の大幅なコスト削減を提示できなければ、契約そのものに変更が加えられてしまう大きな難問を突き付けられたこととなる。
F-35のユニットコストは、年初に結ばれた新しいLot 10の契約でF-35A/B/Cの全ての機種で1億ドルの大台を割り込む水準にまで低減したが、それでも、総コストは、当初の30~40%も上回る状況ともなっている。
そのため、トランプ大統領の発言は、Lockheedに対して、当初の見積もり金額に沿った、金額を提示できなければ、契約を見直すという、非常にクリアな方針を伝えたことにもなっている。
Bloombergの報道によると、トランプ氏は、計画見直しを示唆するTweetを行った昨年末の段階で、F-35計画の責任者(program executive officer for the F-35 Lightning II Joint Program Office)を務めているChristopher C. Bogdan(Lt. Gen., USAF)氏とカンファレンスコールを持つことで、F-35の代替としてF/A-18を採用する可能性について意見交換を行ったとしている。そしてそのカンファレンスコールでは、トランプ氏からは、F/A-18では、F-35の性能には及ばす役不足ではないかとする率直な質問が寄せられたが、Bogdan氏は、「不適切なものではない」と述べて、F/A-18の採用案に対して理解を示したとしている。
カンファレンスコールの後でBogdan氏は、「phone conversations with President-Elect」とする内部資料を作成し、この資料は既に、国防省内で回されることで、トランプ政権がF-35の代替としてF/A-18を採用する可能性については打診が入っていた模様ともなる。
また、Bloombergは、F-35の代替としてF/A-18を採用するという案そのものについては、BoeingのDennis Muilenburg CEOから提案を受けた可能性を示唆している。
そのため、F-35の代替としてF/A-18を採用するという案そのものについては、トランプ氏による思いつきで飛び出したものではなく、かなり深く練られ、専門家による検討を踏まえたものである可能性も浮上してきている。
F/A-18にステルス機能を追加した機体は、F/A-18XTと呼ばれているもので、コンフォーマル・フューエルタンクの追加、エンジンの出力向上、エンクローズド・ウェポン・ポッドの採用、次世代コックピットの採用、先端AESAレーダーの搭載などの大幅な改良が図られたものとなる。

F/A-18 Hornet. Credit: US Department of Defense
トランプ大統領、F-35の代りにF/A-18を大量発注の考え
【Newsln】2017 02/18 07:23
トランプ大統領は17日、サウスカロライナにあるBoeingの工場を訪問して「我々は今、真剣にF/A-18の大量発注を行うことを考えている。もしF-35のコストが削減とならないのであれば、ステルス機能を搭載したF/A-18を発注することになるだろう」とする発言を行なったことがBloombergによる報道で明らかとなった。
F-35計画に関しては予算規模が当初の予想を大幅に上回ると同時に、計画自体にも遅延が生じており、今回の大統領によるこの発言は、F-35のコスト削減が図られない場合には、F-35に代わってF/A-18を大量発注するという代替案を選択する用意があるということを示したものとなる。
F-35に関しては年初に結ばれた新しいLot 10の契約で、ユニットコストは、F-35A/B/Cの全ての機種で1億ドルの大台を割り込む水準にまで低減していたが、それでも総コストは、当初予想額を30~40%も上回る状況ともなっている。
この発言を受けて、17日にニューヨーク市場でBoeing (NYSE:BA)の株価は、前日比1.90 (1.11%)高の終値172.71ドルと大幅続伸となるなど、市場では早くも、BoeingによるF/A-18の大量受注を株価に織り込む動きも生じている。
F-35Cの欠陥は絶望的な状況だと岡部いさく氏のツイッターで呟いています。
F-35Cの発進時の振動問題は、単に首脚オレオのストロークや振動減衰性能だけの問題じゃなくて、トウバーの長さや位置、パイロットのハーネス固縛強度やヘルメットの重量・重心位置など、複合的な問題なんだそうだF-35Cの戦力化にはまだ相当な時間を要しそうだ。

【トランプ政権】安倍晋三首相、F35値下げでトランプ氏に感謝
【産経ニュース】2017.2.19 20:55
【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は18日、南部フロリダ州メルボルンでの演説で、米ロッキード・マーチン社製の最新鋭ステルス戦闘機F35を値下げしたことについて安倍晋三首相から感謝されたことを明らかにした。
トランプ氏によると、今月上旬の日米首脳会談で安倍首相からいきなり「ありがとう」と言われ、「何のことだ」と聞いたところ、「F35で何百万ドルも節約してくれた」と答えたという。
F35について、トランプ氏はかねてから開発・製造コストの高騰を問題視し、ロッキード・マーチン社側と価格引き下げを交渉。国防総省は3日、日本の航空自衛隊向けの4機を含む90機分のF35の調達費用に関し、ロッキードが7億2800万ドル値下げすると発表した。
トランプ氏は「私は同盟国の分もまとめて交渉した。メディアは決して私に感謝しないが、日本は感謝している」と述べた。
F-35の値下げを泣く泣く飲んだロッキードだがトランプ大統領は容赦しない。
F-35Cをキャンセルもしくは大幅減にしてF/A-18XT Advanced Super Hornet を大幅発注するという。巨大になりすぎたF-35計画にメスを入れる良い選択であると思う。
トランプ大統領は選挙公約として「350隻海軍の建設」や「フィラデルフィア海軍工廠の復活」など強い海軍の復活を主張しており、思いつきでF-35Cを大幅に減らし、
F/A-18XT Advanced Super Hornetを大量発注を考えていると発言するとは思えません。
かなり計画的に周到に考えられた現実的海軍復活策の一環だと思う。
2009年3月17日にボーイング社でF-15SEサイレントイーグルが発表され、既存の第四世代戦闘機のステルス化の可能性が試されるようになり、F-15SEは1機だけ製作され2010年7月8日初飛行した。残念ながらF-15SEは採用されなかったが、Advanced F-15 2040Cとして2040年代まで使用されることになった。
F-18も2010年7月に開催されたファンボロー航空ショーにてCGイラストが発表されたが、F-15SEの焼き直しで、まさか実現するとは思っていなかった。
2月8日には2011年度インド航空祭"Aero India"にて公開したF/A-18Eの新たなオプション案「インターナショナル・ロードマップ」と
モックアップが発表されている。

Advanced Super Hornet 試作機は2013年8月9日に初飛行している。
アドバンスド・スーパーホーネットの改良点は以下の図に書かれている。
コックピットをF-35同様の次世代型コックピットに換装

11x19インチの大型カラーディスプレイ(タッチパネル式マルチタッチ対応)が装備され、レーダー、僚機、空中警戒管制機、イージス艦などからの各種情報をデータリンクを通じ表示できるのが特徴。また、ディスプレイの表示をいくつかのウィンドゥに区切って分割し画面分割数やウィンドゥのサイズなど、表示する情報をパイロットが変更できる。
レイセオン社がF/A-18E/F スーパーホーネット向けに開発したAPG-79パルス・ドップラー・レーダーを搭載、従来の機械スキャンアレイF / A-18レーダーよりも信頼性、画像解像度、ターゲットとトラッキング範囲が大幅に拡大している。オープンシステムアーキテクチャとコンパクトな市販の部品を使用することで、より小型で軽量なパッケージで大幅に機能を拡張できます。このレーダーは、多数のソリッドステート送受信モジュールで構成されており、実質的に機械的な故障は起きえません。
また情報リンクも向上してクラウドシューティングも可能となる。


エンジン推力を20%向上させたF414-GE-EPE(Enhances Paformance Engine)へ換装。低い加速力・上昇力の改善。燃焼効率の改善による航続距離の延長。

ミサイル・レーザー警戒用のセンサーや機首下へのIRSTの増設など監視・警戒システムの強化。ボーイングはこの改良により機体全周囲を警戒可能になるとしている。
ステルスウェポンポッドの搭載。ウェポンポッドの搭載量は、AIM-120なら4発、Mk 82 500lb(227kg)爆弾なら2発、Mk 83 1,000lb(454kg)/Mk 84 2,000lb(907kg)爆弾なら1発搭載可能。F/A-18E/Fはこのポッドを最大3個搭載する事が可能。これによりステルス性の向上、空気抵抗による加速力の減少を改善、航続距離の延長などが見込める。

機体背部にコンフォーマル・フューエル・タンクの装備。ドロップ・タンクよりも低抵抗かつ揚力も発生する形状により戦闘行動半径が10%向上する。タンクの容量は片側につき1,500lb(680kg)、左右合計3,000lb(1361kg)である。左右合計3500lb(1588kg)との情報もある。


ウィングトップ燃料タンクは亜音速で追加の抗力を作らないどころか、タンクの装備によって重心位置が変化し尾翼によるトリムが不要となる事により速度性能が上昇するとも言われています。

電波吸収材の多用やエアインテークのレーダー探知妨害設計などにより現行のF/A-18E/Fと比較し、全面のRCSは50%未満に低減され機体全体のステルス性を高めているもののF-22やF-35のような高いステルス性能は有していません。しかしながら、中国のなんちゃってステルスのJ-20やJ-31相手なら十分なステルス性能であると思います。






そのうちに”いずも”と”かが”にカタパルトを取り付けて~♪ F/A-18XT Advanced Super Hornetを飛ばして~♪

F-35C: 主翼がAIM-9X搭載時のG荷重に耐えられず・主翼を交換へ
【BusinessNewsline】2017.02.23 14:52
空母艦載機版のF-35Cに関して、AIM-9Xを搭載した飛行試験の結果、当該ミサイルを主翼の先端に取り付ける方法を採用した場合、ミサイルが取りつけらたことによって生じる空力加重が主翼の設計上の耐久加重を上回る可能性が生じることがF-35 Program Officeが公開した資料に基づくAviation Weekの記事で明らかとなった。
F-35にミサイルを搭載する場合は、ステルス性を確保するためにウェポンベイ内に搭載する方式が採用されているが、AIM-9Xに関しては、従来機と同様に主翼に取り付ける方法が採用されている。
今回、判明した問題とは、AIM-9Xを主翼の先端に取り付けた上で、機体に加重がかかる急旋回などの飛行操作を行った場合、主翼先端部分(outer wing)の構造部分がミサイル用パイロンの搭載で生じる加重に耐えられなくなるというものとなる。
開発元のLockheed Martinでは、改良版の主翼先端部分の設計は終えており、既に生産済みの32機の量産機については全て、主翼先端部分の置換を行うことを予定している。
ただし、この作業により、海軍でのF-35C導入計画に更なる遅延が生じることは避けられない見通しともなっている。
F-35は、敵機が有する索敵範囲の外からアウトレンジ攻撃を行うという発想の元で開発が進められてきたということもあり、急旋回を行いながらミサイルを発射するというドックファイトのような空中戦は想定の範囲外だったことが、今回のような問題が生じる原因となったものと見られている。











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