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【インド】
インド海軍は近年、著しい増強を行っている。2000 年代に入ってから、中国が、インドの周辺国で港湾建設を進め、中国によるインド洋への進出が進み、中国潜水艦がインド洋に展開させるようになった(インドの周辺に首飾りをかけるように港湾建設をしているため「真珠の首飾り戦略」と呼ばれている)。

インドは、日本にとってシーレーン防衛上、非常に重要なパートナーである。

もし、インドが中国のような反日的な政権であったならば、日本は、米国のような空母機動部隊を持たなければならなくなるところである。インドとの友好関係は、日米安保条約にも匹敵する、国家的重要戦略である。

 2000 年代以降、中国海軍の増強に対応する為、インドも海軍予算を着実に増やしながら、海軍の近代化に取り組み始めている。

インド海軍が保有する艦艇は、2015 年現在 137 隻であるが、2027 年には 空母や原子力潜水艦を含め200 隻以上に増強する計画である。インドの東部、西部、南部方面艦隊に、それぞれ空母 1、その護衛をする大型水上戦闘艦、原潜を配備する構想と考えられる。
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東西南の3機動部隊を備えたの場合、1 つの機動部隊が整備に当たっている間、他の 1つの空母機動部隊は寄港/移動中でも、1つの機動部隊は常に戦闘可能な状態になる。

また、戦略ミサイルを搭載した原潜 5 隻を揃え、核抑止力を整備する計画とも伝えられている。さらに揚陸艦と海兵隊の増強も計画しており、海を通じて陸上兵力を展開する能力を高める可能性がある。これらの計画は、当初の予定より遅いペースではあるが、着実に実現に近づきつつある。

原子力戦略ミサイル潜水艦アリハント型 (Arihant class submarine)
 
1960年代から秘密裡に開発を進められていたインド初の国産原潜で、2009年7月26日のネームシップの竣工によって、その存在が明らかになった。2016年8月就役。
セイル直後に射程は700kmのK-15 SLBM(発射筒4基に各3発)を搭載している。
今後より射程の長い K-4 SLBM(射程3,500 km)に換装される予定である。
5隻が計画され、1番艦が就役、2~3番艦が建造中

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要目
水中排水量:6000t
全長:111m(364フィート) 幅:15m(49フィート) 喫水:11 m(36フィート)
動力:加圧水型原子炉 83MW(111,305馬力) 主機:原子力蒸気タービン(1軸) 出力:27,000馬力 1枚の7枚羽根、高スキュープロペラ(推定)
速度:水上:15 ノット(28 km / h; 17 mph) 水中: 24 ノット(44 km / h; 28 mph)
潜行深度:350 m(1,150フィート)(推定)
乗員:95名
兵装:533mm魚雷発射管6門 K-15 Sagarika SLBM12基(4基の3連装発射筒に格納)または K-4 4基



原子力攻撃潜水艦チャクラ (Chakra class submarine)

INS チャクラ(Chakra)は原子力潜水艦潜水艦 8,110トン(8,010トン)は、ロシアのAkulaⅡ級 潜水艦をリースとして借受け運用中の潜水艦である。建造は1993年に始まりましたが、資金不足のため中断。そこでインド海軍に10年間リースして残りの建造資金を得て、2008年10月にK-152 ネルパ(Nerpa)として完成した。

ロシアは、2009年からインド海軍へ原子力潜水艦「ネルパ」をリースする計画だった。ところが、2008年11月8日、乗組員・造船所職員合計208人が乗船しての試験運航中、日本海で火災鎮火システムが誤って誤作動、フロンガスが充満し、20人の造船所職員・海軍の乗組員が死亡し、21人が負傷した。

修理後、2009年12月に同艦は一度ロシア海軍の戦闘編制に加入した後、2011年12月末、ロシアとインドが技術文書に署名し、同艦は一連の試験を完了し、インドは潜水艦の受領を表明。2012年1月にインドに引き渡され、10年間インド海軍にリース中である。
要目
排水量 水上: 8,450トン 水中: 13400トン
長さ 108.0 - 111.7 m  幅 13.6 m 吃水 9.7 m
原子炉 OK-650B/OK-650M加圧水式原子炉 (190 MW)×1基 主機関OK-7蒸気タービン×1基
OK-2タービン発電機 (2,000 kW)×2基 低速電動機 (410 shp)×2基
推進器 7翼式スクリュープロペラ×1基 出力 43,000馬力
速力 水上航行時:11,6ノット 潜行時:33ノット航海日数 100日
潜航深度 保障深度 - 450m 最大深度 - 550m 圧壊深度 - 600-660m 
乗員 73人
兵装 ・650mm魚雷発射管×4基 533mm魚雷発射管×4基 533mm外装式魚雷発射管×6基?

アクラⅠ型三番艦カシャロット(オーバーホールと近代化を受け保管中)とアクラⅠ型最終艦イビス(1994年建造開始2017年7月完成予定)は、インドとリース契約を結ぶべく交渉中。

ちなみにINS「チャクラ」(ネルパ)は2代目。
初代「チャクラ」は、1988年~1991年にソ連海軍からリースされたプロジェクト670(チャーリーI級)原子力潜水艦K-43。

通常動力型潜水艦 シシュマール型(Shishumar class submarine)
ドイツのHDWドイツ造船の輸出用潜水艦である209/1500型潜水艦をもとに、インド海軍の運用要求に応じたカスタマイズされた。就役している209型としてはもっとも大型水中1,850トン。熱帯で運用されることもあって、蓄電池も他の型より大容量化されている。209型では唯一、非常時脱出用の救難球を搭載している。更なるAIP推進付加を含む近代化改修の計画あり。同型4隻(HDW製2隻インドマザゴン造船所2隻
インド核実験の為、建造中止2隻


要目
排水量 1,450 t (水上) 1,850 t (水中)
長さ 64.4 m 幅 6.5 m 吃水 6 m
機関方式 ディーゼル・エレクトリック方式 主機関 ・MTU 16V493 TY60 ディーゼルエンジン×4基 シーメンス電動機 (6,600 kW) ×1基 推進器 スクリュープロペラ×1軸 出力 4,600馬力 電源 132セル蓄電池×4セット
速力 11 kt (浮上時) 22 kt (潜航時)
航続距離 8,000海里 (8 kt, 浮上時) 潜航深度 320 m (実用潜航深度 260 m)
乗員 40名
兵装 533mm 魚雷発射管×8(魚雷×14基)外装機雷 24基
ソナー STN アトラス CSU-83 統合ソナー
※後期建造艦2隻にはDUU-5が装備


通常動力型潜水艦シンドゥゴーシュ型 Sindhughosh class submarine)

ロシア海軍のキロ型潜水艦のインド海軍向け輸出型(Project 877EKM)であり、建造もソ連/ロシアで行われた。同型艦は10隻だが9番艦「シンドゥラクシャク」が、2013年8月13日深夜、作戦航海準備中のムンバイ海軍工廠で爆発事故を起こし大破。爆発で艦体は浸水し、乗組員18名が死亡。被害は甚大、「シンドゥラクシャク」は除籍となった。イメージ 9

要目
排水量 2,325t (水上) 3,076 t (水中)
長さ 72.6 m 幅 9.9 m 吃水 6.6 m
推進器 ディーゼル・エレクトリック方式; 5,900馬力(6,600 kW); 6枚プロペラ1軸推進 4-2DL42M型ディーゼル発電機2基 ディーゼルエンジン (1,825 shp 1,500 kw)2基 電動機1基 蓄電池120セル×2 3,650 hp (2,722 kW) 5,900 hp (4,400 kW) 低速用電動機 × 2基, 204 hp (152 kW) 燃料172 t
速力 10 kt (浮上時) 17 kt (潜航時)
航続距離 6,000海里 (7 kt, シュノーケル使用時) 400海里 (3 kt, 潜行時)
航海日数 45日 潜航深度 通常240 m 最大300 m
乗員 53名 (士官13名)
兵装 533mm 魚雷発射管×6基(魚雷ないし対艦巡航ミサイル計18本またはDM-1機雷24個) Klub-S (3M-54E) ASCM (改装艦のみ装備可能)
53-65型 パッシブ・ウェーキ誘導魚雷
TEST 71/76 対潜、アクティブ/パッシブ誘導魚雷
Fasta-4 SAMシステム(9M36M Strela-3 (SA-N-8) 携帯SAM8発)
C4ISTAR Uzel MVU-119EM魚雷管制システム
ソナー MG-519ソナー(アクティブ捜索用、高周波)
MGK-400 Rubikon ソナー(アクティブ/パッシブ捜索・攻撃用、中周波)改装艦はMGK-400EMへ換装

船体は、涙滴型船形、完全複殻構造である。6区画の水密区画から構成され、1区画の浸水に対する耐性がある。
静粛性向上の為、機関はラフトを介し船体に取り付けられている。船体及びセイルの表面は、ソナーの反響低減効果があるゴム製の吸音タイルで覆われている。同タイルは、熱帯海域における太陽光線による劣化対策として表面をオゾンにより加工処理されている。
潜舵は、ソナーへの影響を考慮し、船体中部、セイル基部前方に設置され、水平引込式となっている。
参照インドは潜水艦事故が多発している為本型は全艦電池をロシア製からドイツ製をインドでライセンス生産したものに交換している。

通常動力型潜水艦カルヴァリ型 (Kalvari class submarine
スコルペヌ型潜水艦 Scorpène-class submarine)
インド海軍は、前掲のShishumar型(U209)とSindhughosh型(Kilo)の潜水艦の後継艦を選択する必要があった。スコルペヌ型(フランスのDCNS社とスペインのナバンティア社が共同で開発した通常動力型潜水艦の設計は、Exocet対艦ミサイルを発射する能力と大気に依存しない推進(AIP)を採用したことにより、ライバルのドイツのU214を打ち負かし、契約を獲得した。前期型4隻は非AIP後期型2隻がAIP採用。
一番艦カルヴァリがまもなく2017年7-8月に就役する。

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要目
排水量 水中排水量1,800 t 全長 76.2m 全幅 6.2m 吃水 5.8m
機関 ディーゼル・エレクトリック方式; 3,808馬力MTU 16V396 SE84 ディーゼルエンジン4基 Jeumont Schneider 電動機 1基 スクリュープロペラ(7翼スクリュー)1軸
速力 水中: 20ノット以上 水上: 12ノット
連続行動 50+21日間 航続距離 6,400海里(8ノット, 浮上航行)550海里(4ノット、潜航時)
潜航深度 350m 乗員 32人                               武装 533mm 魚雷発射管(魚雷/USM×18基) 6門
C4I SUBTICS 指揮統制+SISDEF 通信
レーダー ケルビン・ヒューズ・コンパクト 航法用 1基                 ソナー TSM-2233 エレドン



【中国】

米国防総省は2017年6月6日、中国の軍事・安全保障分野の動向に関する年次報告書を公表し、中国海軍が2020年までに潜水艦69~78隻を保有すると予想した。米国防総省によれば、現在の保有艦数は63隻。報告書はさらに、中国海軍が国外に拠点を開設し、着々と活動領域を拡大していると警告している。 

 報告書は「潜水艦隊の近代化を中国海軍は優先している」と強調した。2020年代前半には弾道ミサイルを搭載可能な次世代戦略原子力潜水艦の建造が始まり、今後10年の間には海軍の対地攻撃能力を向上させる新型の攻撃型原潜も建造されると見込んでいる。

中国の潜水艦戦力は、SSBN5隻、SSB1隻、SSN5隻、在来型潜水艦52隻、合計63隻を保有。隻数だけではアメリカ(原潜73隻)に次ぐ多さである。中国海軍は他国のように保有隻数維持に悩むという状況とは無縁であるが、海上核抑止能力はまだ不十分である。

初の実用SSBN晋型Jin型4隻+1隻建造中)の搭載ミサイルJL-2(巨浪2号)の射程が7,200~8,000kmと短く、同型が基地としている海南島周辺海域から発射しても米本土に届かない。また航走雑音が大きく、比較的探知されやすいことから、米本土を射程に収めるために太平洋に進出すると米ASW戦力に探知される可能性が高く、SSBNとしての機能を果していない。

2015年に晋型が哨戒を開始したとの報道はあったが、米国防省はJL-2を搭載しているとは見ていない模様で、殆ど基地から外に出ていないとの情報もあり、米国は中国のSSBNは能力が不足しており、今のところ張り子の虎と見ている。

現在、晋型の後継SSBN唐型を開発中であり、JL-2またはJL-3を搭載するだろうとしている。どの程度静粛性を改善し、長射程のSLBMを開発しているのかが注目となる。

しかしながら、通常動力型潜水艦は保有数の約7割がミサイル発射能力を持ち、潜水艦に期待するA2/AD(接近阻止/領域拒否)能力は、ほぼ一定の水準に達したものと思われる。

中国は、インド洋・アフリカ方面にも進出を企図している。2014年9月には海賊対処を名目に宋Song型SSをアデン湾に向かわせ、スリランカのコロンボ港に停泊させた。また、同年10月には艦級不明の中国原潜が同港に停泊した。さらに2014年12月から翌年2月にかけて海賊対処名目で商Shang型SSNと思われる潜水艦をアデン湾沖まで行動させている。往復17000kmにも及ぶと思われるこうした行動実績から、中国潜水艦が長期行動に耐える耐久性、信頼性を獲得しつつあることは、我が国にとってはシーレーン防衛上大きな脅威となっている。

原子力戦略ミサイル潜水艦 094型 晋級(Jin Class)

093型原子力潜水艦(商級)の船体を延長し潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を搭載した潜水艦であり、1隻の建造(2隻目実験中沈没)に留まった夏型原子力潜水艦に代わり、核抑止力確保のための弾道ミサイル搭載原子力潜水艦である。1番艦は2007年に就役した。2014年2月には、海南島の亜竜湾海軍基地(榆林海軍基地)に3隻の094型原子力潜水艦が結集していることが報道され、2016年までに4番艦まで就役したと見られている。2018年中に5番艦が完成予定。
要目
水上排水量 8000-9000t(推定)
水中排水量 11000t~12000t
全長 135m 全幅 12.5m 乗員120名 連続行動70日
潜航深度 300m 
最大速力 水上20+ kts 水中26kts
兵装 魚雷発射管x6, SLBMx12

原子力戦略ミサイル潜水艦 96型唐級
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JL-2またはJL-3を24発搭載 全長150m 水中排水量16,000t
2020年代後半建造予定

原子力攻撃潜水艦091型(09-1型、長征1号級)漢型(Han Class)
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1番艦は1974年に就役したが、陸上用加圧水型原子炉を潜水艦用原子炉として十分な研究なしに改造・導入したため、構造的欠陥が原因と考えられる放射能漏れ事故が頻発した。約10年間は完全に運用できる状態ではなかった。

続く4隻の潜水艦は1980年代に就役した(中国名:長征2~5号)。3番艦以降は艦体が8メートル延長されている。艦体が延長された理由は、航行時の(『割れ鐘を叩いているような』と表現されるほどの)雑音対策によるものと見られている。現在2隻が現役と見られている。
091型はアメリカ海軍のスキップジャック級攻撃原潜を範にとったような艦形で、涙滴型の船体に加圧水型原子炉1基を搭載したターボ・エレクトリック方式の1軸推進艦である。船体は複殻式で7つの防水区画に分かれており、第2区画上にあるセイルには潜舵が装備されている(耐氷能力は無い)。
要目
排水量 浮上時4,500-潜水時5,500
長さ 98 m 幅 10 m 吃水 24.2 feet
機関方式 ターボ・エレクトリック方式 推進器 加圧水型軽水炉 1基(90MW)
蒸気タービン 2基(12,000馬力)1軸推進
速力 潜水時25ノット / 浮上時12ノット
潜航深度 通常200m、限界300m
乗員 75人
兵装 533mm 魚雷発射管 6門SET-65E & Type 53-51 魚雷C-801 対艦ミサイル 36機の機雷を運べる
ソナー DUUX-5音波探信儀系統


なお本級の1隻は2004年1月に我が国の領海を侵犯して海上自衛隊から補足・追跡を受け、その運用能力の低さと機械的信頼性の無さを露呈した。

原子力攻撃潜水艦093型 商型(Shang Class)長征7

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商型「現代艦船」
旧式化した091型(漢型)の後継として開発された二番目の攻撃型原潜である。
2007年8月、中国軍の公式雑誌「現代艦船」で写真が公開され、2006年の12月に一番艦が就役(配備)されと伝えられ、存在が確認された。現在2隻が就役中で2隻が建造中である。
中国はロシアからヴィクターIII型原子力潜水艦の技術を導入した商型でが、米軍評価では静粛性等げはヴィクターIII型に劣るとのこと。
要目
排水量 6,000トン~7,000トン
全長107m 全幅11m 吃水10m
主機 原子炉2基 蒸気タービン2基一軸
最大速力 30ノット                                      乗員100名 連続行動日数80日
533㎜魚雷発射管x6


原子力攻撃潜水艦093型G 商型(Shang gai-Class)
改(gai)
中国が整備中の攻撃原潜は、2006年に1番艦が就役した第2世代の商Shang型(093型)で、現在2隻が就役し、船体を5メートル延長した改良型の093A型4隻の最初の1隻も今年中に登場するといわれる。また093A型に巡航ミサイル用の垂直発射筒を追加したのが093G型
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     093-G型 
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93G 
093G型における改良点としては、舵部分の形状を変え、水中での機動性や速度、騒音を大いに減少させたと紹介。また、対艦ミサイルのYJ-18(鷹撃-18)を搭載できるようになったとみられると指摘し、時おり紹介されてきた同艦の簡単な船内見取り図から判断して「中国の潜水艦はすでに、装備の自動化を向上させ、情報化能力の高い潜水艦用の指揮システムを装備するようになった」と論じた。

 文章は、「少なく見積もっても、改良型の093の多目標攻撃能力は西側原潜の80年代末の水準と同等になったはずだ」と主張した。

 さらに093G型原潜の就役は「わが国の原潜性能が遅れているという状況を変化させた。世界の先進的な原潜との性能の差は縮まった」と論じ、射程距離300キロメートルの対艦ミサイルを装備していることから、「ミサイルを複数同時に発射して、目標を攻撃することができる。遠距離になる爆撃機と水上艦との共同作戦で、対空母攻撃も実施できる」と主張。
原子力攻撃潜水艦095型 (Type 095 submarine

第3世代の095型の開発も進められている。2015年に一番艦の建造が始まり、5隻が計画中だと言う。こちらはさらにSSGN色が強まるようだ。 これまで静粛化か不十分といわれていた中国原潜であるが、095型では原子炉をはじめ各部の発生雑音が根本的に見直され、静粛性が大幅に改善されるという。
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Type95 
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通常動力 弾道ミサイル潜水艦 032型 清型(QingClass)
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032型弾道ミサイル潜水艦(032型試験潜艇 QING CLASS)は弾道ミサイルなど潜水艦用各種兵器の試験を行うために建造された通常動力潜水艦であるとされている。

2005年1月に研究開発作業に着手、2008年1月に建造開始、2010年9月18日に進水、2012年9月から洋上公試を開始、2012年10月16日に海軍に編入されている。
 
外観からは船体長に比べて広い艦幅を有する艦形、浮上時の乾舷の高さ、艦中央に配置された大型セイル、格納式の水平舵などロシアのキロ型潜水艦のセイルに弾道ミサイル発射筒を加えたように見える。太い船殻や船尾の十字舵はラーダ型に似ている。


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032型潜水艦は水上排水量3,797t、水中排水量6,628tと現役の通常動力潜水艦としては世界最大の潜水艦。全長92.6m、艦幅10m(セイルの幅を加えると13m)、喫水6.85m,艦の最大高度17.2m。

私はこのクラスの存在こそ、中国人民解放軍が中国共産党を無視して北朝鮮を裏で依然支援している証拠ではないかと疑問に思っている。もしくは、北朝鮮がこの清型潜水艦のノウハウをハッキングしたのではないかと思う。

ソ連のゴルフ級ホテル級無き後、世界に通常動力型の潜水艦は世界に2クラスしかない。この032型清型と北朝鮮の清浦級だ。

セイルが異なるため清型と新浦型はまったく異なるように見えるが、新浦型が多少小柄ではあるが、どちらもロシア潜水艦の系譜を引く同系に見える。

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この清型の断面図を見て、納得した清型の巨大セイルから救難塔が無ければ新浦
型とそっくりのような気がしてならない、新浦型の方が、若干格納筒が長そうだが、清型を西側が確認したのが2012年、新浦型を衛星で最初に確認したのが、2014年ほぼ一致する。普通に考えればわざわざミサイル実験用に1隻新しい潜水艦を建造するのは贅沢すぎる。北朝鮮の弾道ミサイル潜水艦建造を支援する目的が隠されているのなら、この清型潜水艦を建造したのであれば、納得できる。

ちなみに私が存在を知ったのは2015年5月北朝鮮がSLBM発射成功のニュースで、金正恩の後ろに移っていた新型の潜水艦はなんだ!と思った時である。
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話が飛んで申し訳ない。19号の満面の笑みも、申し訳ない。

通常動力型攻撃潜水艦035型(035型潛艇)明型(英: Ming-class)
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基本的には033型(ロメオ型)の設計にもとづいているが、水中速力向上のため、船体設計に微調整が施されているほか、主機関も強化されている。ロメオ型ではセイルの上部が前方に張り出していたのに対し、本型では下部が張り出しており、外見上の特徴となっている。同型艦23隻(退役9隻/現役14隻)

後継となる039型(宋型)の開発難航に伴って、3番めの改良型にあたる035B型(明改-II型)として9隻(305~313号艦)が建造された。これらは艦体を2メートル延長するとともに、フリーフラッド・ホールの再設計などによって水中放射雑音の低減を図ったものであり(水中吸音材も後日装備)、1997年5月より就役を開始した。また、035B型ではDUUX-5(タレス社TSM-2255「フェネロン」)側面アレイ・ソナーを備えているほか、一部はAIP機関も搭載しているという推測もある。
要目
排水量 水上1,584トン / 水中2,113トン
全長 76.00 m 全幅 7.60 m 吃水 5.10 m
機関方式 ディーゼル・エレクトリック方式・6E390ZC型 ディーゼル発電機×2基
・電動機×2基推進器 ・スクリュープロペラ×2軸 出力 3,500馬力
速力 浮上時15ノット / 潜没時18ノット
航続距離 330海里 (潜没・4kt巡航時)8,000海里 (シュノーケル航走・8kt巡航時)
乗員 士官9名+下士官兵46名
兵装 533mm魚雷発射管×8門(艦首6門+艦尾2門;魚雷16本または機雷32個)

通常動力型攻撃潜水艦039型(039型潛艇)宋型(英: Song-class)
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前型の033型明型中国が初めて設計に関与した潜水艦ではあるが、元設計の古さもあり、設計・性能の悪さが指摘されていた。潜水艦隊の近代化のため、初の独自設計潜水艦として開発されたのが宋型である。カタログスペック上は一線レベルの性能を確保したが、実際には用兵側を満足させるものではなく、並行してロシアから877EKM型(キロ型)12隻を導入するとともに、国産艦の整備についても、その技術を導入した039A型(元型)の建造に早期に移行している。同型艦13隻

要目
排水量 水上1,727トン / 水中2,286トン
全長 74.9 m 全幅 7.5 m 吃水 5.25 m
機関方式 ディーゼル・エレクトリック方式・MTU 16V396 SE83/84 ディーゼル発電機×4基・電動機×1基 推進器 ・スクリュープロペラ×1軸 出力 6,092馬力
速力 浮上時15ノット / 潜没時22ノット 最大潜行深度 350m
航続距離 330海里 (潜没・4kt巡航時) 乗員 士官10名+下士官兵50名
兵装 533mm魚雷発射管×6門(魚雷、機雷、USM運用可能)

通常動力型攻撃潜水艦キロ型(Kilo-class)
12隻を導入




通常動力型攻撃潜水艦039A型(039A型潛艇)元型Yuan-class)
現在建造が続けられている通常動力潜水艦は、2006年に1番艦が就役した元型で、14番艦まで完成。最終的には40隻以上建造されるらしい。自国開発の宋Song型(039/039G型)と、ロシアから輸入したキロ型をベースとし、当初プロジェクト名は041型と思われていたが、039型が正しいようだ。
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1番艦となる320号艦は1991年に起工されたが、進水は1994年となった。また海上公試で水中運動性能および放射雑音の面で大きな問題が指摘されたことから、就役は1999年まで遅れA型は1隻のみ。

通常動力型攻撃潜水艦039B型(039G型潛艇)元改型Yuan-class)
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2番艦から6番艦は改良型の039B型(039G型)結果として静粛性は改善しており
水中放射雑音は、当初はキロ型初期型(877型)よりも大幅に高く、日本の70年代き建造したうずしお型より若干高い程度まで改善された。それでも日本より30年遅れだ(笑)
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通常動力型攻撃潜水艦039C型(039G1型潛艇)改1Yuan-class)
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2012年頃に登場した039C型(7番艦以降)は、前期建造艦039A/B型の性能向上を図ったタイプで、詳細は不明だが、外観的にはセイルの基部前後に装着された整流フイレットが識別点になる。

セイル部分は039型(宋型)に類似しているが、全体的には、ロシアから輸入していたキロ型の影響が指摘されている。船型は両型と同じ、涙滴型船型・1軸推進方式が踏襲された。推進器も同じく7翼のスキュード・プロペラといわれている。構造様式は完全複殻式とされており、最大潜航深度は039型と同じく300メートルといわれている。
本型の最大の特徴が、非大気依存推進(AIP)機関であり、これはスターリングエンジンを用いたものと言われている[1]。人民解放軍海軍は1980年代よりAIPについての予備研究に着手したとされる。およそ15年の検討において、燃料電池は安全性と技術的困難、クローズド・サイクル・ディーゼル(CCD)は水中放射雑音の面から不適とされ、最終的にスターリングエンジンが選定された。1991年より、第711研究所はスターリングエンジンの研究を開始しており、1998年には理論モデル(出力75キロワット)を作成、2002年には試作機を完成させた。そして2万時間もの試験運転を経て、2004年に本型に搭載されたとされている。なお本型の搭載機については、ジェーン海軍年鑑では、確実性に疑問符をつけつつ、出力75キロワットの機関を2基搭載しているものと推測しているが、これは本型よりも一回り小型のスウェーデン海軍ゴトランド級(A-19型)と同程度の出力となる。
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要目
排水量 水上2,000トン / 水中2,400トン 
全長 72.0 m 全幅 8.4 m 吃水 5.5 m
機関方式 ディーゼル・スターリング・エレクトリック方式 ・陜西-MTU 16V396 SE83/84ディーゼル発電機×4基 ・スターリング発電機・電動機×1基
推進器 ・スクリュープロペラ×1軸 出力 6,092馬力 
速力 浮上時16ノット / 潜没時23ノット 乗員 58名
兵装 533mm魚雷発射管×6門(魚雷、機雷、USM運用可能)