この記事は2018年9月15日にタイトを変更しました。
旧記事名 27DDG 改あたご型8200トン型護衛艦(DDG179・DDG180)でした。
イージス艦としては7隻目と8隻目にあたる改あたご型8200トン型護衛艦を海上自衛隊は、13年ぶりに建造中である。
海上自衛隊のイージス護衛艦ぱこんごう”型4隻どあたご”型2隻の計6隻であり、
ミサイル護衛艦“はたかぜ”型がすでに艦齢が30年を超えているため、その後継となるものである。
平成27年度(2015年度)と28年度(2016年度)予算で建造が計画され、1番艦DDG1792017年4月に起工され、2018年進水、2020年竣工予定。2番艦DDG18は2018年1月に建造が開始され、2019年進水、2021年竣工予定である。
海上自衛隊イージス護衛艦第2陣の“あたご”型の計画が2002年度と2003年度だから、13年ぶりの新イージス艦の建造となる。

8,200トン型はイージス・ベースライン9Cに相当する形態となっており、弾道ミサイル防衛能力もイージスBMD5.1が予定されている。
イージスBMD5.1は日米共同開発の新型SM-3ブロックIIAの発射が可能となる。
SM-3ブロックIIAは、射程2500キロ、射高1,500キロと現用のSM-3ブロックIAよりも3倍近く性能が向上し、SM,3ブロックI A/Bが短距離弾道ミサイル(SRBM)~準中距離弾道ミサイル(MRBM)までが迎撃可能だったのに対し、SM-3ブロックIIAではさらに射程の長い、つまり弾道の高度も落下速度も高い中距離弾道ミサイル(IRBM)も迎撃できる。

イージスBMD5.1では
「エングージ・オン・リモート
(Engage on Remote : 遠隔交戦)」という機能も可能となる。
エングージ・オン・リモートとは、前方の他のレーダーからの目標情報により迎撃ミサイルを発射し、自艦のSPY-1レーダーで目標を捉えることなく、迎撃ミサイルを前方レーダーの目標情報で誘導、自艦のレーダーの探知範囲外で目標を迎撃することが可能となる。
これによりSM-3ブロックIIAの長射程を、自艦のレーダーの有効範囲に制約されることなく発揮でき、早期の迎撃や迎撃範囲の拡大が可能となり、イージスBMD艦の配置も柔軟に行なうことができるようになる。
北朝鮮からの弾道ミサイル攻撃に対し、日本海に展開しているイージスBMD艦が
SM-3BMDミサイルを撃ち尽くして残弾がない場合、そのSPY-1が捉えた目標情報を衛星などを介して太平洋側に展開しているイージスBMD5.1装備艦に伝達し、太平洋側の艦からSM-3ブロックIIAを発射、このエングージ・オン・リモートによって日本海側イージスBMD艦の情報で弾道ミサイルを日本海上空で迎撃、破壊することが可能である。
エングージ・オン・リモートは、“こんごう”型が装備しているイージスBMD3.6のレベルでも「ローンチ・オン・リモート(Launch on Remote : 遠隔発射)」という機能が可能である。これは前方のイージス艦などのレーダーの情報から、目標が自艦のSPY-1レーダーの有効範囲内に入るタイミングに合わせてSM-3ブロックI A/Bを発射し、自艦のレーダーが目標を捕捉した直後に迎撃する方式である。
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このローンチ・オン・リモートでは、自艦のレーダーが目標を捉えてから、迎撃ソリューションを算出してSM-3を発射するまでの時間を短縮することができ、自艦のSPY-Iレーダーの有効範囲を最大限に利用して、早期に迎撃することができる。 しかしSM-3の管制はあくまでも自艦のPY-1レーダーで行なわなければならず、ローンチ・オン・リモートでも迎撃可能範囲はSPY-1レーダーの有効範囲(最大探知距離500km)に限られることになる。
防衛省は、すべての陸海空自衛隊と米軍との戦闘情報を共有化するし、照準情報を共有する案を検討している。
しかし、エングージ・オン・リモートもそうだが、海自イージス艦の照準情報に基づき米海軍のイージス艦が迎撃することには、米軍が一時的にせよ指揮権を日本に委ねる形ともなるため、調整が難しい可能性がある。
イージス・ベースライン9 ・IAMD構想
米海軍はイージス艦に近代化改修を施し、アッププデートを図っているが、ベースライン8、ベースライン9AにはBMD能力が含まれていない。アーレイ・バーク級フライトI/IIの近代化改修以降の改修で、ベースラインは9Cにアップグレードされ、BMD能力が与えられている。このベースライン9に対応するBMDシステムは、イージスBMD5.0以降で、しかも新型の「マルチミッション・プロセッサー(Multi-MissiollSigna1 Processor : 多任務情報処理装置)」を装備することで、弾道ミサイルに対する迎撃と同時に対空戦闘も行なうことができ、IAMD(lntegrated Air &MiSSile DdenSe : 統合防空およびミサイル防衛)に適合することとなる。


統合防空ミサイル防衛(IAMD: Integrated Air & Missile Defence)とは、イージス艦に配備する現在の「SM3」は弾道ミサイルにしか対処できないが、米国防総省が巡航ミサイルや無人機などに対応するため、SM6をイージス艦やイージス・アショアに導入することにより 巡航ミサイルにも広範囲で対応できるようにする構想だ。政府は平成30年度予算案の概算要求にSM6の試験弾薬の取得(21億円)を盛り込んでいる。
高度なミサイルに対応するため、米軍のIAMDはイージス艦のほか、陸上設備や航空機をネットワークで「統合」して瞬時に情報共有する「NIFC―CA(ニフカ)」と呼ばれるシステムを導入している。日本の構想も順次、これを導入する。
中国やロシアは近年、マッハ5以上で飛行するなど新タイプのミサイル開発を進めており、米国防総省はリアルタイムの進路把握や確実な迎撃に向けて陸、海、空、宇宙のあらゆる装備の統合を意味するIAMD構想を打ち出している。
運用できるミサイルも、BMD用迎撃ミサイルのSM-3ブロックIAとIBとともに、対空ミサイルとしてSM-2ブロックIIIのほかにSM-6、ESSMにふえる。SM-6が運用できることで、BMD能力もSM-3によるミッドコース迎撃だけでなく、弾道ミサイルやその弾頭の大気圏突人後の終末段階での迎撃も可能となる。
このIAMDに対応するイージスシステムが、ベースライン9C以降シリーズとなる。
ベースライン9Dはアーレイズ・バーク級駆逐艦用だが、こちらは建造再開艦以降の艦に装備される。ベースライン9Eは、陸上設置のイージスBMD施設であるイージス・アショア用のものである。

世界の艦船より
2017年日本の“あたご”型の改修時装備されたのは、日本版の「ベースライン9J」ともいうべきものになると思われる。BMDシステムも、米海軍のイージスBMD5.0CU(CUはCapability update : 能力向上の略)に相当するものとなると考えられる。
イージスBMDが5.1以降は、新型のSM-3ブロックIIAが運用可能となる。“あたご”型はイージスBMD5.0なので、“あたご”型がSM-3ブロックIIAを搭載際には、もう一度アップグレードが必要となる。
改あたご型8200トン型護衛艦は、ベースライン9C/D・イージスBMDが5.1になることで、弾道ミサイル迎撃と対空戦闘を同時に並行して遂行するIAMD艦となる。BMD任務中でも艦隊防空にあたることができるようになる。DWES(重点配分交戦スキーム)の機能を持ち、イージス艦各艦の目標振分けが自動的に行なえる。 これはSM-3ブロックIIAで迎撃可能範囲が広がり、広範に展開したイージス艦同士による効率的な迎撃には重要な機能となる。
CECとSM-6
改あたご型8200トン型護衛艦は建造当初からCEC(共同交戦能力)を持つこととなる。マストの上部、IFFのリング状アンテナの上に、前後左右の斜め方向に向いた4つの平面アンテナがCEC用のUSG-2平面アレイ・アンテナ・アセンブリー(PAAA)である。
CECによって部隊の複数の艦が単一の対空戦闘状況認識を得ることで、部隊全体の対空戦闘能力の大きな向上が期待できるのだが、現時点では海上自衛隊の護衛艦でCECを装備することになるのは改修後の“あたご”型と8,200トン型だけで、航空自衛隊が導入するE-2D早期警戒機にも他の護衛艦にも今のところCEC装備の計画はない。“あきづぎ型汎用護衛艦の僚艦防空能力など、イージス艦以外の護衛艦の対空戦闘能力を十分に発揮させるためにも、将来的には他の護衛艦へのCEC装備や、航空自衛隊と海自護衛艦とのより密接な連携も必要となるのではないだろうか。
CECの装備とともに、イージス・ベースライン9艦ではSM-6対空ミサイルの発射も可能であり、終末段階でアクティブ・レーダー・ホーミングを用いるSM-6は、イージス艦にとってはいねば「撃ちっぱなし」ができるミサイルであり(実際には途中で目標情報のアップデートを行なうが)、早期警戒機とCECによってNIFC-CA(海軍統合射撃指揮対空戦)で水平線以遠での航空目標の迎撃も可能となる。
SM-6はNIFC-CAで水平線以遠の迎撃を可能とするミサイルであるだけでなく、SM-6デュアルIと呼ばれるバージョンでは、弾道ミサイルに対しても終末段階(ターミナル・フェーズ)での迎撃が可能である。
日本がSM-6を導入すると、8,200トン型と“あたご”型改修艦は弾道ミサイルに対するミッドコース迎撃だけでなく、SM-6によるターミナル・フェーズ迎撃能力も持つこととなる。
ちなみに日本のイージス・アショアも、ベースライン9EイージスBMD5.1が装備されSM-3ブロックIIA+SM-6となる見込みだ。
8,200トン型は建造当初から対水上レーダーとしてSPQ-9Bを装備することになる。前述のようにSPQ-9Bぱあたご”型では近代化改修によって装備されるようになるものである。
8,200トン型の主レーダーはSPY-1D(V)となる。
SPY-1はイージスのレーダーとして最初の巡洋艦タイコンデロガTiconderoga CG-47が就役した1983年から用いられており、それ以来30年にわたってさまざまな 改良が加えられ、8,200トン型にはその最新バージョンが装備される。
米海軍ではすでにSPY-1の後継となるSPY-6レーダーが登場している。 2016会計年度予算で建造されるアーレイ・バーク級フライトIIIの1番艦、いわばアメリカの「28DDG」であるジャックH.ルーカスJackH.Lucas DDG-125からは新型のSPY-6レーダーが装備されることとなっている。日本が8,200トン型を計画した時点では、もちろんSPY-6の輸出は許可されておらず、SPY-6の輸出許可を待って新イージス護衛艦を計画する時間的余裕はなく、8,200トン型のレーダーはSPY-1D(V)以外には選択肢がなかったのだが、日本の8,200トン型2隻は、最後のSPY-1装備艦となりそうである
8,200トン型の建造とともに、日本ぱこんごう”型 の寿命延長改修を進めている。すでに“こんごう”型は,最終艦の“ちょうかい”でも艦齢20年に近付いており、 いずれ
はその後継艦が必要となる。

世界の艦船より
基準排水量8,200トン(あたご”型基準排水量7,750トン)
満載排水量:10,070トン(あたご”型満載排水量10,000トン)
全長169.9メートル(あたご”型165.0メートル)
幅21.0メートル 水線幅19 m 吃水 6.3 m 深さ 13 m
兵装
Mk41VLS 96セル(前部64ル、後部32セル)
• SM-2 SAM / SM-3 ABM/ 07式 SUM (SM-6将来装備)
5インチ(127ミリ)62口径Mk45Mod4×1門、
新艦対艦誘導弾 4連装発射筒 2基
68式3連装短魚雷発射管 2基
FCS Mk.99 mod.8 SAM用 3基
Mk.160 主砲用 1基
Mk.116 水中攻撃指揮用 1基
機関
COGLAG(Combined GaS turbine eLeCtriC And GaS turbine)方式
(低速時のガスタービン電気推進/高速時のガスタービン推進)
LM2500ガスタービンエンジン (25,000馬力) 2基
電動機 2基 可変ピッチ・プロペラ 2軸
電源 ガスタービン主発電機 (2,800 kW) 3基
速力 最大30ノット以上
乗員 340人
艦載機 SH-60K哨戒ヘリコプター
(常時搭載機なし) 1機
艦載艇:前部煙突両舷 11メートル型作業艇1隻、7.5メートル型RHIB1隻。
艦内統合ネットワークJSWAN、海上自衛隊指揮統制・共通基盤システム洋上ターミナルMMT、CENTRIXS通信システム
艦名だが、旧帝国海軍艦船で用いられたの山の名前がつくと思うが、ネットの下馬評では「たかお」が最有力だと言っている人を多く見かける。
旧帝国海軍の山の名前由来の軍艦を一覧としてみました。
戦艦
金剛型 金剛 比叡 榛名 霧島
重巡
古鷹型 古鷹 (加古)
青葉型 青葉 衣笠
妙高型 高雄型 高雄 愛宕 鳥海 摩耶
最上型 (最上)(三隈)(鈴谷)(熊野)
利根型 (利根)(筑摩)
航空母艦
雲龍型 天城 葛城 笠置(未完成) 阿蘇(未完成)
雲龍改型 生駒(未完成) 鞍馬(未完成)
伊吹型 伊吹 (未完成)
その他 旧帝国海軍 艦名に使用された山の名前が由来の艦名
富士 三笠 赤城 筑波 高千穂 畝傍 吉野 浅間 吾妻 磐手 春日 新高
候補として、旧帝国海軍重巡洋艦で山名は、「まや」「はぐろ」「なち」「あおば」「ふるたか」「きぬがさ」だが、先日退役したDDH「ひえい」「はるな」も旧帝国海軍金剛型4隻がイージス艦名となりダークホースではないだろうか?旧帝国海軍空母だが山の名前の空母と( )は川の名前だが、その他候補として挙げておく。推測だが、川の名前は30FFM 3900トン型護衛艦30隻に再度命名されると思われます。
そこで、わたしの予想としては・・・DDG179「まや」DDG180「たかお」、大穴としてDDG179「ひえい」DDG180「はるな」かもしれません。こんごう後継 DDG181「はぐろ」DDG182「ふるたか」DDG183「あおば」DDG184「きぬがさ」あたりが順当ではないでしょうか?もし、「ひえい」はるな」が採用されたら、「まや」「たかお」は後ろに順送りとなると思います。
旧重巡の名前の殿(しんがり)の船が「なち」は命名されるのではないかと思います。全部利用した最後であれば「なち」と命名しても、「ナチスドイツ」の「ナチ」と同じ音の「なち」と命名しても基本的に文句は出ないと思います。
ちなみに、日本語でナチス・ナチ党と呼んでいる国家社会主義ドイツ労働者党の通称「ナチ」は、ドイツ語で「ナチ( Nazi [ナーツィ])」英語でも“Nazi” [ナジ]であり世界遺産の那智山の「なち」は“Nati”でありパヨクが安倍首相にヤクザのように言い掛かりをふき掛けても断固跳ね除けべきと思う。
ちなみに中国語では国家社会主義ドイツ労働者党通称「ナチ」の表記は、
繁体字:「納粹」簡体字「纳粹」であり那智山のナチは繁体字、簡体字でも「那智」で区別がつき問題はまったく無い。
ハングルでは・・・国家社会主義ドイツ労働者党通称の「ナチ」は「나치」で、那智山の「ナチ」は・・・・「나치」同じか!まあ、ハングルでは区別がつかないのは、元々ハングルは歴史的に漢字に大きく影響されて語彙が構築されてきた言語なのに、漢字を廃止したがゆえに、ハングルは、「ナチ」に限らず、さまざまな言葉の区別がつかない欠陥言語になってしまった。欠陥言語は韓国人の思考力にも悪影響を及ぼし、論理力が著しく衰え、歴史問題でも、まともに議論することすらできない。その結果、例えば世界中で旭日旗に因縁を吹きかけては嫌われていたりするのである。
もし、護衛艦名に「なち」を採用した場合韓国はほぼ間違いなく苦情を言うと思うが、苦情を言う前から韓国に忖度する必要などない。もし文句を言ったとしても、その根拠は己が使う言語が欠陥であることが問題なのである。艦名として使う「なち」は、世界遺産「那智山」が由来であって、韓国に忖度する必要などまるでない。
“Nati”と“Nazi”の区別がつかないのはハングルが自称すべての発音が表現できると言うことが、妄想的勘違いであり、漢字を廃してしまった欠陥言語である証拠である。韓国に同調するのは韓国人と同じぐらいパーの左翼、日本のパヨクぐらいで他の国(言語)はないだろう。だから、堂々と護衛艦に「なち」と命名すべきであると思う。



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