三菱重工業が防衛省から受注した潜水艦が4日、同社の神戸造船所(神戸市)で進水した。艦名は「おうりゅう」。潜水艦として初めて搭載されるリチウムイオン電池など、最新技術を詰め込んだ。米トランプ政権が貿易赤字の解消を目指して日本に武器の購入を増やすよう圧力を強めるなか、新鋭艦は日本の得意分野である艦船技術を維持する役割も担う。


最新鋭潜水艦「おうりゅう」進水式

2005年から建造している「そうりゅう型」の11番艦で、20年3月の引き渡しを予定している。全長84メートル、基準排水量2950トン。水中の速力は約20ノットという。

おうりゅうは従来のそうりゅう型の大幅アップグレード版だ。従来型と大きく異なるのは、これまでの鉛蓄電池に代えてリチウムイオン電池を搭載した点。蓄電容量が大幅に増大し、非大気依存推進(AIP)システムの搭載もやめた。

海上自衛隊の潜水艦はディーゼルエンジンを回して発電した電気を蓄電池にためておき、作戦や戦闘の際には電池からの電力だけで艦を動かす。エンジン音を消し、敵に見つかりにくいようにすることで優勢に戦う。リチウムイオン電池を搭載することで、行動半径や水中での活動時間が大幅に向上する。

トランプ政権の誕生以降、米国は貿易赤字の解消に向けて防衛装備品の購入拡大を日本に求めている。特に有償軍事援助(FMS)を通して購入する武器は年々増加している。「イージス・アショア」のように高性能の武器の確保につながる一方、ライセンス生産と異なり国内の防衛産業への恩恵は乏しい。ブラックボックスとなるため、技術力の向上にもつながりにくい。

艦艇は造船業の基盤が厚い日本が独自技術を持つ分野だ。次期戦闘機では国産化に暗雲が垂れこめる。国内の技術力が生き、性能への評価も高い潜水艦は残された「牙城」といえる。商船で中国や韓国勢に押されている総合重工の造船部門にとって、防衛需要は重要な収益源になっている。

おうりゅうは三菱重工が建造するそうりゅう型の最後の艦。今回の建造で培ったリチウムイオン電池などの最新技術は次の3000トン型潜水艦にも使われる見通しだ。国産防衛装備の技術力を維持し、国内防衛産業の基盤を保てるかの正念場を迎えている。

(朝田賢治)
例年10月~11月に行われる新潜水艦の進水*命名式が、今年は10月4日にとり行われた。

9月23日にSS511(27SS)の艦名を予想する記事を書いたが、本命は黄龍・金龍としたが、本命を抑え、1行だけ最後に有力候補と書いた、應龍「おうりゅう」と名づけられた。

四神の一つ 翼を持った龍 應龍「おうりゅう」も候補として有力かもしれません。
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記事のなかで、SS511(27SS)艦名の有力候補にあげたのは、本命が黄龍「きりゅう」もしくは、その別名金龍「きんりゅう」であったが、古代中国の龍のなかでも、四神/四象の1神として青龍が一般的であるが、山海経では、應龍「おうりゅう」を四神とする候補にあげていましたので・・・・
まあ、私としては予想は「まっ、おーけぃ:(応慶)」範囲内かな?
中国神話では、帝王である黄帝に直属していた竜。4本足で蝙蝠ないし鷹のような翼があり、足には5本の指がある。天地を行き来することができる。また、水を蓄えて雨を降らせる能力があり、『山海経』大荒北経に記されている黄帝による蚩尤との交戦の描写には具体的な龍としては応竜が黄帝に加勢しており、蚩尤や夸父を殺したとされ[2]、神々の住む天へ登ることができなくなり、以降は中国南方の地に棲んだという。このため、応竜のいる南方の地には雨が多いのに、それ以外の場所は旱魃に悩むようになったという。

ちなみに日経はそうりゅう型の最後の艦と書いてますが、誤りです。当初そうりゅう型最後の艦になる予定でしたが、次の12番艦SS512(28SS)がそうりゅう型最後になり、SS513(29SS)からが新型(3000トン型)となります。

つまり11番艦SS511(27SS)と12番艦SS512(28SS)だけは、AIP推進装置を外し、オール・リチウムイオン電池のプレ30000トン型潜水艦もそうりゅう改型となる。
それゆえ艦名は、龍神界の最高の竜神の天龍(天皇)を守る対の龍、金龍・銀龍にすべきだったのになぁ・・・・
11番艦が應龍「おうりゅう」となると、12番艦名は、五色の龍で、まだ艦名となっていない黄龍;「きりゅう」となる確率が高くなった。

潜水艦の艦名の話題はこの記事の枕でして、海自潜水艦の存在感は登り竜のごとく高まってきている。9月17日には朝日新聞が、海自潜水艦が南シナ海で演習を行うというリーク記事を掲載したかと思えば、翌18日には産経新聞は、小野寺防衛大臣が15年前から南シナ海で演習をしていて、中国は気がつかなかったという談話を報道した。


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海自潜水艦「くろしお」。水中3500トンつまり容積は3500立米と在来潜水艦としては屈指の大型艦であり長距離行動を想定している。最新の「そうりゅう」型はさらに拡大した4200トンに達しており、おそらくはマラッカ以西への展開も考えている。米海軍写真。 撮影:Cynthia Clark U.S.Navy

【まとめ】

・「海自潜水艦、南シナ海で極秘訓練を実施 中国を牽制」との朝日報道あり。

・本当の目標は中国海軍力の分散消耗。

・「日本が戦略原潜を狙っている」だけで中国は海空防衛戦力を割かざるを得なくなる。


【注:この記事には複数の写真が含まれています。サイトによっては全て表示されず、写真の説明と出典のみ記載されていることがあります。その場合はJapan In-depthのサイトhttps://japan-indepth.jp/?p=42290で記事をお読みください。】

南シナ海における潜水艦の活動が明らかにされた。9月17日早朝の朝日新聞デジタル記事(編集委員・土居貴輝)「海自潜水艦、南シナ海で極秘訓練を実施 中国を牽制は次のように伝えている。

防衛省が海上自衛隊の潜水艦を南シナ海へ極秘派遣し、東南アジア周辺を長期航海中の護衛艦の部隊と合流させて、13日に対潜水艦戦を想定した訓練を実施した[中略]複数の政府関係者が明らかにした。


ただ、その目的は欺瞞されている。記事は「公海の『航行の自由』を強くアピール」(土井)するためとしている。しかし潜水艦は探知を避けて行動する。その点では効果は見込めない。意図的なリークに基づく記事である。本当の目的を誤魔化したものだ。

本当の目的は何か?

中国海軍力の分散消耗である。潜水艦投入により日本方面、東シナ海や太平洋に向けられる中国海軍力を減らす。それが目的である。
 

 海南島アプローチ

日本潜水艦は海南島の中国戦略原潜に向けられる。三亜を基地とする核ミサイル搭載潜水艦だ。平時戦時を問わず日本は戦略原潜に脅威を与える。それにより中国海軍力の分散を強要しようとしている。

中国にとって戦略原潜は最優先保護の対象である。中国は米国とロシア、最近ではインドとの核抑止を意図している。各国の先制核攻撃を防ぐため高額な報復戦力の整備にいまなお努力している。それが高額な核兵器と弾道弾であり専用の搭載潜水艦である。つまり戦略原潜は国家安全保障の水準で最重要戦力であり最優先保護の対象だ。

その行動海面に日本潜水艦を送り込めばどうなるだろうか?

中国海軍は対潜戦を強要される。海南島周辺に艦隊を集中する。それで自国の戦略原潜を護衛し同時に日本潜水艦の排除に力を注ぐ。平時戦時を問わずそうせざるを得なくなる。結果、日本正面に向けられる海軍力は減る。尖閣諸島、先島諸島、太平洋に投入される艦隊戦力は減少する。

また、対日戦を避ける要素ともなる。「日本は戦時に戦略原潜を襲う」「沈められる可能性がある」と認識させればそうなる。中国は戦略原潜つまり対米抑止力の消耗喪失を恐れる。そのため対日戦に二の足を踏む。そのような効果を見込める。

これが日本潜水艦投入の理由である。

大きく見ればゲール・デ・クルース(巡洋艦戦略)と呼ばれる分散強要戦略だ。その視点からすれば中国海上輸送に潜在的脅威を与える効果もある。あるいは艦隊そのものに対潜戦を強要する効果もある。

ただし、期待効果の筆頭はやはり戦略原潜の不安全化と反応だ。なぜならゲール・デ・クルースとしての著効性も高いからだ。少数潜水艦の平時投入でもヨリ強い不安感と反応を引き起こせるのだ。


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▲写真 中国戦略原潜094型。海南島を拠点としておりその保安が南シナ海防衛における焦点の一つともいわれている。撮影:SSBN-0-lover

■ 米海軍による先行

なぜそのように判断できるか?

先行例を模倣している形だからだ。米海軍もまた力の分散強要を試みている。南シナ海で中国戦略原潜に脅威を与え中国海軍力を消耗させようとしている。日本潜水艦の活動はそれに倣った形である。つまり目的も同じと考えてよい。

ちなみに米海軍にはオホーツク・アプローチの前例がある。冷戦時代、米国はソ連戦略原潜の聖地に攻撃原潜を送り込んだ。それでソ連に対応と力の分散を強要するアイデアである。

これは大成功した。ソ連艦隊の太平洋進出は鈍ったのだ。特にソ連攻撃原潜の太平洋展開数を大きく減らせた、これは高く評価されている。

それを南シナ海で同様の行動を行っている。

米海軍の目的は米国の海軍関連記事に示唆されている。

そして南沙を含む周辺海域の聖域化を追求している。これは常々述べられている。まずは「そこを狙え」と言っているようなものだ。

その行動も活発である。米海軍は音響観測艦や哨戒機、そして攻撃原潜を送り込んでいる。結果、衝突も発生した。例えば09年の音響観測艦インペカブルへの中国側妨害はそれである。

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▲写真 インペカブル (音響測定艦)出典:US Navy, Military Sealift Command

日本の潜水艦運用も同じ効果を見込んでいる。そうみてよい。中国との正面切った対立は困難あるいは不利となった。このため従来の防御的態勢から一歩踏み出したのだ。米国に倣い中国に力の分散を強要しようとしているのだ。

 

■ 軽空母、巡航ミサイル

なお、将来的には日本巡航ミサイルや軽空母も海南島に指向される。(*1) いずれも検討中の兵器である。もちろん日本は「離島防衛に用いる」と述べている。ただし本質的にはそれに向く武器ではない。まずは口実だ。

巡航ミサイルは防空を強要する。平時に搭載潜水艦や搭載哨戒機を南シナ海で行動させるだけでよい。それだけで中国は危機感を抱き防衛体制を強化する。

戦時に一度でも三亜を攻撃すればそれ以上の過剰反応をもたらす。ミサイルは撃墜されてもよい。「日本が戦略原潜を狙っている」だけで中国は海空防衛戦力を割かざるを得なくなるのだ。

あるいは瓊州海峡の鉄道連絡船も目標となり得る。現状では四隻の連絡船でしかつながっていない。(*2) 民間人被害を出さないように注意する必要はあるが使用不能にできれば効果は大きい。(*3) 国内世論への影響から解放軍は防空強化を強要される。

「いずも」型軽空母にF-35Bを搭載すればフィリピン東周りでの攻撃も可能となる。これも可能性を誇示するだけでよい。平時にセレベス海、スールー海に軽空母を送る。そこからバラバック海峡経由で艦載機を南沙、海南島に向ける。そうすれば中国海空軍に南シナ海の防衛強化やフィリピン東方における海上哨戒も強制できる。

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△フィリピン東廻り攻撃 作図:文谷数重

 *1 なお、日本による海南島アプローチと第三世界への攻撃も含めた日本巡航ミサイルの活用については今月号の軍事研究で述べている。

文谷数重「日本の『巡航ミサイル』の攻撃目標」『軍事研究』2018年10月号(JMR)pp.56-67.

*2 鄭ほか「関於瓊州海峡戦略通道建設的思考」『軍事交通学院学報』18.4(軍事交通学院,2016.4) pp.1-3,17.

連絡船は貨車40-44両を搭載する粤鉄1-4号の4隻のみとされている。

*3 ただし連絡船そのものは攻撃し難い。戦時国際法において旅客船(正確には”passenger vessels when engaged only in carrying civilian passengers”)は敵国船でも攻撃対象から除外される。その旨は明認されている。「民間人が乗っていない状態」と主張できる状況が必要となる。あるいは鉄道接続部、連絡船桟橋や支持するドルフィン部を破壊するかである。なお鉄道は攻撃除外目標ではない。


海自の潜水艦隊はその能力・技能は世界一だと思うが、現在練習用潜水艦2隻おやしお型を含めて、おやしお型9隻+そうりゅう形9隻わずかに20隻、あと4年で攻撃用潜水艦22隻+練習用潜水艦(2隻)体制になるとは思うが、圧倒的な米露中の潜水艦隊から比べたら、実に慎ましやかな数量にすぎない。

最近 隅田金属文谷数重氏はさかんにいずもの空母化を叫んでいますが、わたしはいずもは対潜ヘリ空母のままでいるべきだと思っています。100歩譲って、F-35B搭載能力を持ってもいいとは思っていますが、F-35Bを搭載したいずもが、フィリピンから海南島を攻撃するって・・・・どうよ?と思ってしまう。

いずもにF-35Bは見栄えはいいが、いざ有事の際は、旧帝国海軍の戦艦大和といっしょで、動かず活躍する機会はあるのだろうか?大艦巨砲主義が19世紀の末から20世紀初頭の海軍戦略で、空母機動艦隊戦略は20世紀旧帝国海軍が立案した20世紀~21世紀初頭の海洋戦略である。

現代海戦において最強は潜水艦であり、潜水艦戦において最強な海軍が、海洋を制するのである。


しかしながら、唯一の被爆国日本は3.11福島原発事故も重なり、極端に原子力にアレルギーを持つ日本では、原子力潜水艦を保有するのは、かなり絶望的である。
ところが、近年日本のリチウムイオン電池技術の発達は、AIP推進機関を不要とするどころか、原子力潜水艦がなくとも足りる性能になりつつある。

近年EV自動車の開発競争は、次世代電池の全固体電池次々世代電池であるリザーバ型蓄電池空気マグネシウム電池リチウム空気電池などそうりゅう型が開発された頃は夢の技術だったスーパー電池の開発が急速に促進され、騒音が激しい原子力潜水艦の能力を短期間であれば上回る水中性能を上回る、通常動力型潜水艦が日本で誕生するだろう。

原子力潜水艦名は水中速度20ノット強の通常動力潜水艦に比べ水中速力が30ノット以上出せることが最大の強みで、太平洋や大西洋を高速で移動することができる。

しかしながら、チョークポイントでの待ち伏せ戦闘となると海自の通常動力潜水艦が圧倒的に有利である。

海自の潜水艦は音を海中に伝播しないようにす為に、船体と海の間を魔法瓶のように隔離したフローティングデッキ(音的に宙に浮いてしまった、船体と切り離された構造)を採用しており、ステルス潜水艦である。無音潜水艦なので、ソナー員は、遠くで魚が鳴く魚鳴音まで聞こえるのだそうだ。

原子力潜水艦は、原子力潜水艦は機関を止めても、原子炉を止めることはできず、
高温高圧蒸気のパイプの音は決して消す事が出来ない。通常潜に比べ静音性に劣る。いざ、限られた海域での短期的な戦闘を行った場合、今ですら海自潜水艦は世界最強なのに、次世代・次々世代電池が実用化した場合、潜水艦として無双な存在となる可能性が高い。

もともと海自の潜水艦定数16隻は宗谷・津軽・対馬(対馬海峡東水道)・朝鮮(対馬海峡西水道)・大隅の重要海峡に3ローテーションで貼り付ける為という理由付けがされているが、定数を22隻としたのは、南シナ海と東シナ海に3ローテーションに南シナ海や東シナ海海域での作戦を意図してのことかと思う。

ロシア帝国を崩壊させたのは帝国海軍が日本海海戦に勝利したのが一つの要因であった。ソ連が崩壊したのも、海上自衛隊のP-3C部隊によるオホーツク海のソ連潜水艦隊を100%探知していたと知ったからだという。

【山内秀樹】2008年9月海上自衛隊徳島教育航空群で開催された「VS会」でのスピーチから
(略)
ソ連SSBNの最終的配置としては、長射程ミサイルを搭載したD型SSBNを最後の聖域と認識していたバレンツ海に北洋艦隊のものを、オホーツク海には太平洋艦隊のものを潜ませ、米本土を狙っていた。
 しかし、バレンツ海には米国のSSNが常に張り付き、有事の際は目的を果たすことなく撃沈の憂き目を見ることが確実だった。

 三方をソ連領土に囲まれたオホーツク海こそがソ連の内海と考えられたが、ウラジオストックを基地とし、オホーツク海に展開しようとするSSBNは完全に海上自衛隊によって探知・捕捉・追尾される状況であった。「漏れいずるお話し」に耳を傾ければ、P-3Cの配備後は日本周辺のソ連海軍潜水艦は100%捕捉・追尾できていたらしい。
 もっとも宗谷海峡を通過し、オホーツク海の奥深くに展開したデルタの位置局限は、三沢のP-3Cの担当だったと思われるが。

 ソ連自体がその戦略オプションの喪失をはっきりと認識したのはウォーカー・スパイ事件の結果である。米海軍のウォーカーから入手した米海軍暗号解読キーを元に、ソ連海軍は自国の潜水艦がどの程度米海軍に探知されているかを知り、オホーツク海に展開したSSBNの戦略オプションの喪失を認識したと考えられる。

 こうしてソ連は、太平洋方面における米本土に対する核抑止力のオプションを失い、外交的オプションを失い、崩壊した。冷戦は、湾岸戦争が終結した1991年のクリスマスにゴルバチョフが辞意を発表した時点で終結した。

 我が自衛隊は一発も打たず、一兵も殺さず、居あい抜きのように相手を睨み据えるだけで、相手の軍事戦略オプションを奪い、外交的オプションを奪い、我国にとって望ましい方向で冷戦を終結に導いた。まさに、平時における軍事の有効な利用の典型であり、我が自衛隊の理想的な姿であった。
(略)
米中冷戦は米中貿易戦争前からすでに開始されている。中国が民主化して米中が共存可能な存在になるといった幻想が破れ、米国の覇権を脅かす存在となると、トランプ大統領だけでなく、米国の議会もホワイトハウスも認識を改めている。

南沙諸島・西沙諸島を不法占拠し、九段線を勝手に引いて、海南島に潜水艦基地を建設、莫大な予算でさんご礁を人工島に作り変え、中国の覇権の鍵を握る、戦略ミサイル潜水艦の聖域を南シナ海とする戦略は40年以上前から、着々と準備が整えられてきた。

中国共産党政権の野望である世界征服を阻止するには、南シナ海の聖域化を阻止するこであり、南シナ海の聖域化の阻止こそが、尖閣諸島・沖縄本島占領を目論む中国共産党を崩壊させる大きな鍵となってくる。

ソ連を崩壊させたオホーツク海作戦のように、海自ステルス潜水艦による南シナ海パトロールは、南シナ海聖域化打破作戦がもっとも有効であろう。

あまりに、海自潜水艦がステルス過ぎて中国海軍の対潜能力では海自潜水艦の発見が絶望的と悟った防衛省は、やむをえず、この15年間南シナ海で海自潜水艦がパトロールしてきた事実をリークさせ公表したのだと思う。
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南シナ海 今回の訓練海域
 
小野寺五典(いつのり)防衛相は18日午前の記者会見で、海上自衛隊の潜水艦「くろしお」が南シナ海で13日に行った訓練について「戦術技量の向上を図るもので、特定の国を念頭に置いたものではない」と述べ、軍事拠点化を進める中国への牽制(けんせい)ではないと強調した。その上で「南シナ海での潜水艦が参加する訓練は15年以上前から幾度となく行っている。昨年、一昨年にも実施している」と述べた。

 秘匿性が高い潜水艦の訓練を公表したことについては「過去も適切に公表している。特に意図があってのことではない」と語った。

 海自は南シナ海での実任務に就く潜水艦の訓練を公表したのは、今回の事例が初めてだと説明している。
中国は南シナ海を我物顔にしていたつもりだったが、海自が15年間演習していたことを探知できていなかった事実に中国海軍は愕然としただろう。

中国海軍は恥をかいたわけだが、恥どころか、顔面蒼白であろう。南シナ海から米国を追い出すどころか、実は自分達が知らずに海自に監視されていたのだ。

南シナ海が聖域ではないということは、中国戦略ミサイル原潜にとって、南シナ海はサンクチュアリではなく、中国の核戦略にとっておおきな誤算である。このことは、絶望的に海自潜水艦隊にはかなわないことを思い知ったのである。

 法の支配に基づく自由で平和な南シナ海を実現するために、日本が積極的な役割を果たし続ける意思の具現化である。

海上自衛隊が、南シナ海の公海で、潜水艦「くろしお」とヘリ空母型の「かが」など護衛艦部隊による、潜水艦戦を想定した演習を実施したと発表した。

15年以上前から行ってきたが、公表は初めてだ。安倍晋三首相は、「特定の国を念頭に置いたものではない」と語ったが、国際法に反して南シナ海支配をもくろむ中国を牽制(けんせい)した演習であるのは明らかだ。

中国外務省報道官は「域外の関係国は慎重に行動し、地域の平和と安定を損なわないよう求める」と反発した。南シナ海情勢が安定に向かっているからだという。

二重のウソをついている。平和と安定を損なっているのは中国のほうである。

南シナ海で人工島を造成し、軍事基地化を進める中国の行動は国際法に反すると、ハーグの仲裁裁判所が2016年に裁定した。それでも人工島を領土と強弁し、ミサイルなどを配備して南シナ海支配を固めようとしている。

日米など多くの国が経済上、軍事上の海上交通路(シーレーン)とする南シナ海は、インド太平洋地域の繁栄の基盤である。だからこそ多くの国が、中国の行動に懸念を示してきた。

米国は「航行の自由」作戦を展開し、中国の不当な南シナ海支配を認めない姿勢を示してきた。英国とフランス、オーストラリアは同作戦支持を表明し、海軍艦船や航空機を南シナ海へ派遣してきた。海自が沿岸国のベトナムやフィリピンに寄港したり、演習を行ったりしたのは、米英仏豪各国などと足並みをそろえる意味合いがある。

「くろしお」は演習後、ベトナムに寄港した。護衛艦部隊も東南アジア周辺海域で長期訓練を行った。中国の圧力にさらされる沿岸国など東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国に法と正義を貫くよう励ますものだ。

米中関係の悪化から中国は対日接近を図っている。その折に日本が南シナ海問題についてクギを刺した意義は大きい。

自衛隊とりわけ海自にはこれからも、外交上のメッセージを伝える重要な役割を十分に果たしてほしい。

将来周辺国の中露朝韓といった敵対国から起こりうる事態および脅威から、守るのがわが国の安全保障の目標である。

我が国に直接脅威が及ぶことを防止し脅威が及んだ場合にはこれを排除するとともにその被害を最小化することを達成するためには、我が国周辺海域において平素から警戒監視等を怠らず、事態の生起を抑止するとともに、事態に速やかに対応できる態勢を維持する必要がある。また、この態勢を可能とする海上防衛力は事態に有効に対応できる適切な機能と規模が必要である。

また、国際的な安全保障環境を改善し我が国に脅威が及ばないようにする為に、我が国の脆弱性である海外貿易と海上貨物輸送を防衛するため、海上自衛隊は目標を達成するための戦略を「関与戦略」と「対処戦略」をとっている。

海自潜水艦は専守防衛の海上自衛隊で唯一戦略兵器となりえる。

関与戦略は、海上自衛隊が平素からの取り組む事項及び方針であって、米海軍との共同連携を基盤として、我が国の周辺海域に所要の態勢を維持し、紛争等を未然に防止するとともに、関係国と連携して海洋利用の自由の確保に努めることが主体となる。

この際、特に我が国から中東に至る海上交通を安定的に維持するため利害を共有する関係国と協調して取り組むことになる。

対処戦略は、脅威の顕在化を防止し、より安定した安全保障環境を改善するため、主として海洋を通じた活動に努めることを主眼とするが、抑止が破綻し脅威が我が国に及んだ場合の実施事項及び方針であり、速やかに脅威に対処し排除することを目的とするものである。

①チョークポイント等での待ち伏せ攻撃
先にあげた宗谷・津軽・対馬・朝鮮・大隅海峡において、待ち伏せ攻撃を行ったり、揚陸艦隊が沖縄に向かえば、これを迎撃する

②敵国沿岸封鎖
機雷の敷設は航空機・新型護衛艦30FFMによって行われるとは思うが、より大陸沿岸に近い地点は潜水艦による敷設が行われるものと思われる。

大陸港湾に機雷を敷設することで、海洋封鎖をすれば、生産活動が停止し、揚陸艦隊もしくは敵上陸部隊の補給が絶たれ、敵対国は核兵器で脅しても休戦せざるをえなくなる。

③通商破壊
パキスタン・ビルマ経由で陸路物資を確保するルートを確保使用とした場合、水上艦艇で商船の停止が無視された場合、通商ルートの破壊を行う。

④敵戦略原潜破壊
それでも、核兵器によるわが国への脅迫を止めない場合、南シナ海に潜む戦略ミサイル原潜を破壊することも、海自の能力をもってすれば、不可能ではない。

海自の予算をつぎ込むのであれが、いずも空母化ではなく、潜水艦の大幅増勢だと思う。


太平洋戦争における戦艦大和や酸素魚雷・ゼロ戦最強伝説と同類だと語っています。まあ、言わんとしたいことは理解できます。要するに過剰な自信は帝国陸海軍のように、己の能力の限界を知らず、敗戦に繋がったのだから、そうりゅう型を過大評価するのは危険だというのです。

確かに、そのとおりかもしれません。潜水艦の知識のないネトウヨの中には勘違いしている人も多いでしょうが、知ったかぶりのミリヲタさんも機密だらけの潜水艦の能力、特に機密だらけの海自潜水艦の戦闘能力をどれだけ知っているのでしょうかね?

無反響タイルも旧ソ連の潜水艦が1970年代には実用化し配備されていたが、日本ではおやしお型以降で導入時期は遅かったものの、わが国潜水艦は、他国の潜水艦のように、無音響タイルのようにボロボロな姿は見たことがない。

導入が遅かったのは技術的に遅れていたのではなく、タイルが無くとも十分に静かだったのが理由であり、P-3C導入によって、日米演習で潜水艦優位が崩れたので、導入したとの話だ。

ソナーやジャミングなどの戦闘システムが米ロに遅れ、中国に抜かれていると主張する知ったかぶりのミリヲタさんも、そんな極秘情報をどこから入手したのか教えてほしいものです。

jul********さん2018/2/2219:47:43
ぶっちゃけ 
無響ブロックの装備は日本は中国より遅れたし

何より重要なのは ジャミングとソナーシステムと
魚雷システムなどの「戦闘システム」なのに
この戦闘システムでは 米ロにかなり遅れて
中国にすら追い抜かれかかっていて

「武器開発の軍人や 武器メーカーの
 努力と 全く関係のない」

鉄鋼メーカーの手柄である
船体強度しか 自慢できるところがない 惨状ですが

船体を強く作るより
魚雷を強く作る方が 簡単なので

MK48魚雷の
 運用深度 は366mですが
 攻撃深度 は18mから1374mです
https://ja.wikipedia.org/wiki/Mk48_(%E9%AD%9A%E9%9B%B7)

上のようなウリナラマンセーデマは日本の国防を弱体化させ
国賊行為 利敵行為というべきです。

日本の潜水艦が圧壊深度ギリギリでもMk48魚雷や そのコピーである
中華潜水艦Yu6射程内

そうりゅうは最大潜行能力は1000mを超えると私は信じているが、米海軍Mk48の最大水深は1347mであると、ウィキに書いてある。中国のMk48コピー魚雷Yu6も、そうりゅうを攻撃可能だと主張しているが、発見した場合であり、海底に着底「沈座」した場合、音の世界では海底の地形と区別がつかなくなります。

鎮座した場合、音波の跳ね返りで潜水艦を探そうとする相手から姿を隠せるというわけです。鎮座した潜水艦を発見することはほとんど不可能であり、南シナ海、東シナ海やチョークポイントは水深1000m以内の場所が多々あり、いかにMk48が1000m以上を攻撃可能であっても、おやしお/そうりゅう型以降の海自潜水艦を容易く攻撃することはできない。

amx********さん 2018/2/2608:16:43
また、潜水艦は潜望鏡や各種マストを上げられる浅い深度で航行しています。ソナーで機械音を探知したらセンサーマスト等を上げ、直ぐに下ろすといった事を繰り返して、敵艦艇の動きを警戒監視したり、信号を傍受したりとかといった事を行います。
深い海底に居たらその様な事が出来ないので何の為の哨戒活動かわかりません。


と書いていますが、それではなぜ、そうりゅう型がX型水中翼を採用したのでしょうか?十字型より柔軟に方向転換できるほか、海底に「沈座」した時にX型の方が舵が傷つきにくいのです。

これは、対潜水艦戦の場合、潜望鏡は必要ありません。ひたすら海底に潜み、敵潜水艦が射程内に入ることを海底から待つ為です。つまり、日常的に水深が浅い水中を移動する場合と、着底鎮座する場合、作戦が違うのです。

対水上艦船の場合は、潜望鏡深度にいて、対潜水艦戦の場合は、海底に潜む作戦なのだ。もっとも、中国の対潜能力では着底鎮座しなくとも、海自潜水艦は発見不可能なので、中国機動艦隊は鎧袖一触で破壊されるでしょう。

海自の潜水艦隊最大の弱点は人員不足であるようだ。

女性自衛官も載せると言っているが、かなり狭くて臭い男の巣にはたして女性自衛官が乗り込めるのでしょうか?どうせなら女性専用潜水艦でも建造したほうがいいのでは?(真剣に)

隅田金属文谷数重氏が海南島をいずも+F-35Bで攻撃しろと妄想していますが、
わたくしは、いずも+F-35Bではなく潜水艦搭載の巡航ミサイルで攻撃すべきであると思います。

F-35Bを海自が導入してパイロットの養成からしたら防衛費が二倍になってもなお足りません。それより、海自潜水艦の定数を増やすか、さらに潜水艦を大型省力化し垂直発射塔を備えた攻撃型スーパー電池搭載通常型潜水艦を建造するのが、もっともコストパフォーマンスに優れていると考えています。

いずも型は対潜ヘリ空母のままでよく、しいて言えば限定的に防空用F-35Bを空自で導入し、運用するのが理想だと思います。

あくまでも、海南島と南沙諸島攻撃の主力は、巡航ミサイルだと思います・

<参照>