
F-15の能力向上
本年二月に公開された【防 衛 省 】防衛計画の大綱 中期防衛力整備計画 に載っているF-15JにCFT(コンフォーマル・フューエル・タンク:Conformal fuel tanks, : 密着型増槽)が装着された写真がUPされていたが、CGなのか実写なのかいまだに判別がつかない。
※写真=JA2018に出展されたF-15の改修案の模型。AIM-120ミサイルを18発搭載している
ボーイング、日本の将来戦闘機に協力用意
軍事研究 2018-8 p82
2019/2/9(土) 午後 7:06
私は自称防衛装備庁ウォッチャーではあるが、CFTを調達したという情報をまったく知らなかった。もしかしたら見逃していたかもしれないと思って検索したり見返したが、防衛装備庁の調達品目や予算、研究開発にCFTについて調達した実績を見つけることはできませでした。おそらく公募調達されていない。
航空自衛隊のF-15J/DJは機体は胴体側面に、敵のレーダー波などをキャッチして電波妨害とチャフ・フレアの発射を自動的に行なう、統合電子戦装置「IEWS」のアンテナを追加装備しているため、そもそも増加燃料タンクの装着が不可能なはずである。故に、CGの可能性が高いのだが、拡大した画像見る限り私の印象ではCGではなく、空撮写真に見える。
そうなると、あくまでも可能性の話だが、ボーイング社がCFTをサンプルとして、提供し、空自が統合電子戦装置が設置されていない機体を改修して試験をおこなった可能性が考えられる。
中期防/防衛大綱ではF-15J-MSIP102機をもう一段能力向上化すると明記されている。


Ddog案

実際、ボーイングは2018年11月に東京ビッグサイトで開催された「国際航空宇宙展2018東京」にてCFTが装着されたF-15Jが改修案として展示されていた。
胴体左右に設けられた増加燃料タンクのステーションにAIM-120「AMRAAM」空対空ミサイルの2連装ランチャーを、左右両主翼下のステーションにAIM-120の4連装ランチャーをそれぞれ装着し、空対空ミサイルの搭載数を18発に増加させる計画である。
CFTが話題となったのは、F-15Eが初飛行した1980年代前半であった、当時はネットは無かったが、日本でも導入する議論はあったと思う。
米軍のアイスランド・ケプラヴィーク配備のF-15C/DとははCFTを標準装備してたが、空自の場合、F-15の導入目的は、ソ連長距離爆撃機要撃用に想定されたものだった。CFTは対戦闘機戦闘時の機動性を損なうとして優先度が低くされた。
空自の場合、空中警戒待機・長時間滞空時は、結構早い段階で空中給油想定していた。対戦闘機だとCFT付けるより、空中給油機から給油したり吊り下げタンクをドロップした方が有利である。
CFTは増槽をハードポイントに着けず、ハードポイントには爆弾をできるだけ満載し、かつ追加燃料を確保する為に考案されたものである。
空抵抗減らせる形状にしたところで増えた重量と悪化した翼面加重が改善するわけでもない、CFTは「切り離せない増槽」でしかない。増槽は空戦時落下させドックファイトとなることに備えることは出来るが、CFTは地上でしか着脱が出来ない為、空自の戦闘機の主任務であるスクランブル発進には、必要性が高くはない。
空抵抗減らせる形状にしたところで増えた重量と悪化した翼面加重が改善するわけでもない、CFTは「切り離せない増槽」でしかない。増槽は空戦時落下させドックファイトとなることに備えることは出来るが、CFTは地上でしか着脱が出来ない為、空自の戦闘機の主任務であるスクランブル発進には、必要性が高くはない。
F-15Jは防空戦に特化した機体であった為、CFTを導入するメリットよりデメリットの方が大きく導入されることはなかった。その為CFTは導入されてこなかった。
※写真=JA2018に出展されたF-15の改修案の模型。AIM-120ミサイルを18発搭載しているボーイング、日本の将来戦闘機に協力用意
【航空新聞社WING】2018.12.10
F-15近代化提案、KC-46Aの製造も進捗
ボーイング社防衛・宇宙・セキュリティ部門海外営業バイスプレジデントのトミー・ダナヒュー氏がこのほど、航空新聞社などのインタビューに応じて、日本向けの活動現況を述べた。このなかで、日本の航空工業界とは60年以上の協力関係を持っており、日本の新戦闘機については、「具体的に言えないが、保有する新設計・技術能力を提供したいと考えている」と述べた。また、次期中期防衛力整備計画に向けて提案中の航空自衛隊F-15戦闘機近代化については三菱重工、日米両政府と協力して新技術を採り入れた約100機分の能力向上に向けて対応していく考えを示した。
ダナヒュー氏は「F-15はF-35Aと相互補完関係にあり、航続距離、ペイロード、速度ではF-35Aに勝っている」と指摘し、米空軍も航空自衛隊も複数戦闘機が補完し合う形を続けて行くことが効率的だとの見方を示した。
ボーイングの防衛航空機部門は最近、MQ-25無人艦載給油機、MH-139多用途ヘリコプター、T-X次期練習機を受注し、それらの開発に取り組んでいる。また、無人プラットフォームの開発も重視しており、スキャンイーグル無人偵察機、ウェーブライダー滑水偵察機、エコボイジャー無人潜水艦など様々なプラットフォームに取り組んでいると紹介した。
さらに全社的な運用支援部門を統合したグローバル・サービス部門が発足し、多様な地域で様々なパートナーとともにPBL(包括維持整備契約)に取り組み、部隊の可動率を20~25%向上することを目指していることも明かした。
ライフサイクルコストの観点では、ヘリコプターなどは取得コスト30%に対して維持コストが70%とも言われる。ボーイングでは、こうしたライフサイクルコストについて、如何に最適化することができるのか、取り組んでいるという。
その具体例ではCH-47ライフサイクルで、30年間に約20%のコスト低減、30%の可動率向上を目標に、データ収集解析し、適格に計画に反映させつつあると語った。
またF-15の近代化ではAIM-120空対空ミサイルを18発搭載するなどアップグレードを図っており、米空軍のF-15Cではミッション・コンピュータも強力なコンピュータへと換装したとしている。
「日本の航空機メーカーとは3社それぞれ、現在から近い将来の協力プログラムが進行しており、さらに新しく導入される機種でも協力が拡大することを期待している」とダナヒュー氏は話した。
F-15Eのダッシュ4コンフォーマル・フューエル・タンク自体には、縦2列3段の6個の流線型に成型されたハードポイントを持つため、兵装搭載用のハードポイントはF-15Cの7箇所から19箇所に増えている。
Advanced F-15 2040C 2016/7/18(月) 午後 2:24
F-35と組んだ長距離ミサイルキャリアーとなった場合ドックファイトとなるケースは稀で、CFTのデメリットが減り、CFT装着が規定路線となる可能性がある。

米国防総省は、日本に対し空対空ミサイル「AIM-120 AMRAAM」の売却を承認したと発表した。 2019/05/18 09:46
F-35のウェポンベイにも搭載可能な「AIM-120C-7」160発を日本は買ったのだが、最新式のAIM-120Dではない。AIM-120Dの最大射程は180km最高速度もマッハ4.0に対し、AIM-120Cは射程が105km。
日本は「AIM-120D」ではなく「AIM-120C-7」を選んだのか?安価であったのかもしれないが、F-35Aに搭載する目的もあるが、今回の160発はAIM-120の搭載能力をもっている「改修前のF-15JMSIP機」向けの調達という意味合いが強い可能性が高い。
F-15J MSIP機のレーダーはAPG-63からAPG-63(V)1換装されたが、APG-63(V)1の最大探知距離は163kmに留まっているので、F-15J MSIP機にはAIM-120Dは若干オーバースペックになってしまう。


2018年には新たに導入が決定した長距離巡航ミサイル「JASSM」(Joint-Air-to-Surface-Missile)と長距離対艦ミサイル「LRASM」(Long Range Anti-Ship-Missile)の採用が検討されている。 CFTを装着したF-15Jは空中発射型巡航ミサイル加えて、これらを搭載するための改修を加えたJ-MSIP機には、航空自衛隊がF-35用の対艦ミサイルとして導入する「JSM」(Joint-Strike-Missile)や、移動目標への攻撃能力を持つ誘導爆弾「ストームブレーカー」、地中貫通型巡航ミサイル「KEPD350」などの搭載も可能。
敵基地攻撃能力を手にする自衛隊兵器考 2018/5/20(日) 午後 2:06
そして、平成31年度概算要求において、「戦闘機(F-15)の能力向上」の名称で新たな改修が行われることが明らかになった。

主な改修点は以下の通り。
「搭載弾数の増加」、「電子戦能力の向上」、「スタンド・オフ・ミサイル搭載」3項目を上げています。
①敵防空システムの射程外からの攻撃能力を持たせる スタンド・オフ・ミサイル(JASSM-ER等)の搭載
②空対空ミサイルの搭載数を増やす 搭載弾数の増加
③敵の攻撃を回避して生存性を高める 電子戦能力の向上
○その他近代化改修を受けたJ-MSIP機が新たな改修の対象
同時多数目標対処のため、火器管制レーダーをF-15E近代化改修機と同じアクティブ・フェイズド・アレイAESAのAN/APG-82(V)1へ換装
セントラルコンピューターを、演算処理速度を向上しメモリー容量を増大した、ロッキード・マーチン製の物に換装。
増大するアビオニクスの電力需要に対応する為、搭載発電機(発電能力50KVA)を発電能力の高いタイプ(発電能力75KVA)へ換装し、それに伴い冷却システムも低圧除湿装置(LPWS)から高圧除湿装置(HPWS)に換装。
「電子戦能力の向上」については、従来から装備しているJ-TEWS(日本版戦術電子戦システム)を、F-2戦闘機が搭載するJ/ASQ-2 IEWS(統合電子戦システム)をベースにした改良型IEWSを搭載を軸に検討されることになるが、BAEシステムズが開発した最新型の統合電子戦システム「DEWS」が採用される可能性もあると思われます。
レーダーの換装も計画されており、一部のメディアは、F-15の戦闘攻撃機型であるF-15Eの近代化改修計画にも採用された、レイセオン製の「AN/APG-82(V)1」レーダーを採用すると報じています。APG-82(v)1 F 15 SEレーダーは日本のJ / APG-2をベースとして設計されたものです。
中期防衛力整備計画(平成31年度~平成35年度)では、期間内に20機の調達を計画しており、1機当たりの改修予算は35億円と見込まれている。
もし、F-15Xが1機100億円以下で更新できるなら・・・・35億円で改修するのではなく 一気に F-15Xを新造すべきではないか?
F-15シリーズの最終進化形としての Boeing F-15X その1 2018/7/28(土) 午後 11:12
F-15シリーズの最終進化形としての Boeing F-15X その2 2018/7/29(日) 午前 0:17
この能力向上改修によって、空対空戦闘能力の向上だけでなく新たに対地・対艦攻撃力が付与され、F-15J改は制空戦闘機空戦番長から多用途戦闘機マルチ・ロール・ファイターに生まれ変わり、2040年頃まで現役に留まると考えられる。
あと20年間はF-15MJの活躍に期待せざるをえない日本はここまで性能を引き上げる 【航空宇宙ビジネス短信・T2】 2019.4.15月曜日
Japan Plans to Sell Off 100 of its Homebrew F-15J Eagles to Pay for More Stealth Jets A good idea or big mistake?
F-15J100機余りの売却でステルス機導入の費用捻出とする日本の目論見の成否は?
by Sebastien Roblin
April 13, 2019 Topic: Security Region: Asia Blog Brand: The Buzz Tags: MilitaryTechnologyWeaponsWarJapan
https://nationalinterest.org/blog/buzz/japan-plans-sell-100-its-homebrew-f-15j-eagles-pay-more-stealth-jets-52167
米国以外でF-15イーグル最大の運用国といえば日本だ。強力な双発エンジンを備えた同機は高速、高性能レーダーと大量の燃料兵装搭載能力を組み合わせ広く伸びる日本列島周辺空域の哨戒に不可欠の存在だ。日本のF-15Jと複座F-15DJ練習機は米国外で生産された唯一の事例だ。1970年代中頃に三菱重工によるF-15Cライセンス生産が決まった。
F-15JとF-15Cは似るが、米側が供与を渋り日本はデータリンク、レーダー受信警告装置J/APR-4、電子対抗装置J/ALQ-8の国内開発を迫られた。また非誘導式Mark 82爆弾の搭載も可能となった。
F-15J初号機の初飛行は1980年で1982年の稼働開始時点で東アジアで最強の機材となった。213機を生産したが半数を占める後期生産型は多段階改良パッケージ対応のF-15MJとなり、強力なコンピューターやデジタル画面、空調機能の向上、J/APQ-1レーダー警告装置の追加、日本製ミサイル運用能力が実現した。後者には短射程熱追尾式AAM-3、レーダー誘導式AAM-4(射程62マイルから75マイル)がある。日本は地表走査用合成開口レーダー搭載のRF-15偵察機開発を企画したが2010年に断念した。
現在の日本のF-15Jおよそ155機、F-15DJの45機は四個航空団の千歳、小松、新田原、那覇の各基地で運用中だ。さらに5機をアグレッサー部隊として訓練投入している。2018年には初の女性戦闘機パイロットも登場した。
ロシア、中国の機材が日本領空に接近してくるため日本のイーグルは多忙な活動を強いられている。2018年に航空自衛隊のスクランブル発進は各四機体制で900回を数え、連日3回近く発生している。特に中国機の動きが活発となっているためF-15Jは機体耐用時間を急速に減らしており、領空接近事例の全数対応を断念せざるを得なくなった。
通常の哨戒飛行や訓練でも危険はつきものだ。1983年から2011年にかけF-15Jの喪失は十数機を数え、うち1988年には2機が空中衝突した。1998年には模擬空戦で僚機が誤射したサイドワインダーミサイルで一機が墜落したがパイロットは無事射出脱出している。
ほぼ半数のF-15MJはばらばらに改修を受け、強力なAPG-63(V)1レーダーへの改装、Link-16で米軍との共同作戦能力が実現し、F100-PW-220ターボファンエンジンにデジタル制御をつけた。
一部機材だが赤外線捜索追尾(IRST) ポッドを機首につけヘルメット搭載視野表示と連結させAAM-5(AIM-9Xサイドワインダーとほぼ同等)を運用する。AAM-5は推力偏向式で急角度飛翔が可能で発射後のロックオンも必要に応じ可能だ。IRSTはレーダーより有効範囲が短いが高精度で中国の新型J-20のようなステルス機に有効だ。
残る半数の初期生産型F-15SJは改修を受けておらず、今でも高速かつ大量搭載能力があるとはいえ、センサーや兵装システム、防御用エイビオニクスを欠くため状況認識能力や有効攻撃射程で中国の最新鋭機材に見劣りがする。例としてF-15SJは旧式AIM-7Fスパローミサイルを発射し標的に命中するまでレーダー照射し続ける必要があるが、AAM-4なら撃ちっぱなしですむ。
航空自衛隊はイーグル機材のうち古い半分を処分してF-35百機超の購入資金捻出を狙うこととした。F-35が現在の任務には最適化された機材といえないとしても。
2018年12月に日本はF-15SJをF-35A、F-35Bの計105機に更新するとの報道が出た。先に発注した42機のF-35はF-4EJファントムの更新用機材の位置づけだった。ただF-35は高価なため旧式F-15SJを米国に買い取らせ、その後「東南アジアの某国」に再販売するとの内容だった。
F-35のステルス性の象徴たるレーダー断面積の小ささと強力なネットワーク型センサーで敵機を先に探知し交戦する能力が実現した。この点でF-15と大きく異なる。ただし、ライトニングは防空任務より攻撃機として敵防空網の突破をねらう機材であり、F-35の飛行半径はF-15の半分でステルスモードではペイロードも限定され、速力も三分の二程度のマッハ1.6にとどまる。このためF-35Aは高性能戦闘機や地対空ミサイルの脅威に生存性は高いもののF-15J後継機として理想的とは言えない。
迎撃任務の課題にさらに問題を投げかける形で日本国内で組み立てたF-35A一号機が4月9日に太平洋洋上で訓練中に墜落した。F-35の機体喪失として二例目だが事故原因は現時点で不明だ。
日本はF-22ラプターのようなステルス制空戦闘機導入を長く希望していたが、報道によればF-22/F-35ハイブリッド機材の検討はあったが中期防衛力整備計画で海外提案は棚上げし、F-3ステルス戦闘機開発を進めるとある。
F-3は予定通りに開発となれば2030年代中頃の供用開始となる。そこで2018年に日本は500百万ドルでF-15MJ改修を発表し、まず89百万ドルで試作型2機で改修を始める。計画ではAAM-5運用能力、Link-16データリンク、IRST以外にも新技術導入を全機に均一に搭載するとある。そのひとつにAPG-63(V)3アクティブ電子スキャンアレイ (AESA) レーダーの導入が考えられ、米空軍のF-15Cと同等になる。AESAレーダーは強力な性能がありながら妨害に強く従来のレーダーより優れる。
F-15は兵装運用能力も強化し、新型四本ミサイルラックで現行の8本が最大18本(四本ミサイルラック4個と短距離ミサイル2本を翼端につける)に増える。これで六対一といわれる中国の数的優位性を覆す。
またF-15MJではAGM-158JASSMステルス巡航ミサイル運用能力も実現すると発表されている。射程230マイルのスタンドオフ兵器で敵防空レーダーにホーミングし破壊する装備だ。JASSM調達で専守防衛から一転して対地攻撃能力が加わり、中国や北朝鮮の弾道ミサイルを狙う意図が見える。日本には有人機より弾道ミサイルの脅威が大きい。そこまで高価でないその他の空対地兵装やジャミングポッドが導入されればF-15Jは真の多用途機になる。.
今後日本運用のF-15機材数は急速に縮小するはずだが、残るF-15MJの改修で能力の幅が広がる。日本のイーグルは今後二十年間にわたり安全保障戦略上で重要な役割を果たすはずだ。■
Sébastien Roblin holds a master’s degree in conflict resolution from Georgetown University and served as a university instructor for the Peace Corps in China. He has also worked in education, editing, and refugee resettlement in France and the United States. He currently writes on security and military history for War Is Boring.Image: Wikimedia Commons
★★航空自衛隊F-15新規改修の方向性が見えてきた 【航空宇宙ビジネス短信・T2】2018.12.4火曜日
US government, Boeing to help Japan upgrade missile, electronic warfare capabilities for F-15 jets 米政府、ボーイングが日本のF-15改修を助け、ミサイル搭載本数、電子戦能力の向上をめざすF-15PreMSIPの後継はF-15XJapanとF-3のHigh-low mixにすべきだ
By: Mike Yeo
https://www.defensenews.com/digital-show-dailies/japan-aerospace/2018/11/30/us-government-boeing-to-help-japan-upgrade-missile-electronic-warfare-capabilities-for-f-15-jets/
ボーイングが発表したF-152040Cミサイル搭載本数増加版の想像図 (Courtesy of Boeing)
日本がF-15イーグル戦闘機の改修を企画中で米国政府、ボーイングの支援を想定と防衛省関係者が語った。宇野 茂行(防衛政策局防衛政策課主席次長)は米国・ボーイングは海外軍事販売制度を使う想定で日本国内の防衛産業も加わるとDefense Newsに語った。
防衛省はでF-15J/DJのうち2機の改修予算を概算要求89百万ドルとしているが、これが今後の改修作業の原型となるのだろう。さらに386.7百万ドルを経常外予算で要求している。
改修で「新型電子戦装備で周辺国の能力向上に対応する」とある。また搭載ミサイルの本数を増やすねらいもあり、AGM-158共用空対地スタンドオフミサイル等のスタンドオフ兵器搭載も可能となる。
ボーイングは日本国際宇宙展でF-15高性能版の模型を展示した。現行F-15は最大8発搭載仕様だが、大幅に増える。
宇野によればF-15Jのレーダーも改修対象だが概算要求では特記していないという。
宇野は口にしなかったが新型レーダーが電子スキャンアレイになるのは確実で、米空軍のF-15C/D型、シンガポールのF-15SG、サウジアラビアのF-15SAがレイセオンAN/APG-63(V)3レーダーを搭載しており、米空軍F-15EストライクイーグルはやはりレイセオンのAN/APG-63(V)1を積んでいる。
宇野はもともと多段階改修を想定して製造されている日本の後期型F-15J/DJの88機にこれまでLink 16含む追加装備が搭載されているが今回の改修ではまずこの各機が対象となると述べた。
2018年末公表見込みの中期防衛ガイドラインが改修内容をより詳しく述べ対象機数も明らかになるだろう。
三菱重工はライセンス方式でF-15を213機1981年から1999年にかけ生産し、うち約200機が日本国内7ヶ所の飛行隊に配属されている。うち一個飛行隊はアグレッサー部隊だ。■
これは費用対効果が高い考え方ですね。F-15にはまだ活躍して貰う必要があります。人口の高齢化とともに運用機材の高齢化も必然なのでしょうか。従来より長く運用に耐える機材の設計、製造、運用維持が必要ですね。
2019/2/9(土) 午後 7:06
ほれみろ!F-15の真の価値は目先のF-35より価値がある
2018/12/24(月) 午前 10:57
2018/12/24(月) 午前 10:57
F-15PreMSIP機の再生は可能か? 2018/3/4(日) 午前 5:52
防衛省平成28年度補正予算(第2次)案の概要 F-15J/DJの寿命延長と近代化改修検討 2016/8/26(金) 午後 10:22
2019-11-03 03:40:14





コメント
コメント一覧 (1)
F-15の能力向上(390億円)となっていましたが、改修機数は掲載されておりません。
今年度は2機(108億円)となっていたはずなので、それに当てはめれば「7機位の改修になるのでは」と予想しております。
Ddog
が
しました