海上自衛隊のイージス艦「みょうこう」。砲は艦前方の１２７ミリ速射砲１門で、４６センチ砲９門を搭載した第二次大戦時の大和や武蔵とは全く性格を異にする（２００２年、岡田敏彦撮影）

　イージスよりも戦艦を－。長らく海軍の主力でありながら第二次大戦で“時代遅れの恐竜”として滅びの道を辿った戦艦（バトルシップ）がいま再び重視されている。原子力潜水艦や空母、イージス艦といった現行の海軍装備だけでは、来るべき作戦には不十分だというのだ。求めるのは戦艦大和や武蔵、独ビスマルクなどが持っていた“打たれ強さ”だという。（岡田敏彦）

　戦艦必要論を打ち出したのはシドニー大学のサルバトーレ・バボネス准教授。米外交誌ナショナル・インタレスト（電子版）への寄稿で、中国の接近阻止・領域拒否（Ａ２ＡＤ）戦略や南シナ海での島しょの基地化による“課題”を解決するためには、「未来の戦艦が必要とされる」と強調した。しかし、現代には「戦艦」という艦種は存在しない。まずは、なぜ滅びたかを辿らなければ復活の背景は見えないのだが、滅びるには理由があった。

　ドレッドノート

　英国が七つの海を支配するきっかけとなったトラファルガー海戦で用いられた戦艦は木造で、両舷（左右側面）に大砲を多数備えたものだった。以後、船体が木造から鋼製となり、帆船から蒸気船へと進化したが、左右に多くの砲を並べるのは変わりなかった。艦首の水面下には衝角（しょうかく＝ラム）と呼ばれる角（つの）を設け、体当たりで敵艦の水面下に穴をあけて沈めようという“原始的”な構造も長く引き継がれたが、１９０６年、英国海軍は画期的、というよりもはやジョーカーと呼ぶべき戦艦を開発した。それが「ドレッドノート」だ。

　それまでの戦艦のように大中小の砲をまんべんなく積むのではなく、装備は大口径砲１種類に統一。しかもそのほとんどを回転式砲塔として艦の中心線上に配置した。当時、揺れる船から移動する目標を撃破するのは難しく、実際に弾を撃って次弾の射距離を修正していたのだが、砲を１種にしたことで射撃官制が効率化され、遠距離砲戦で圧倒的に優位となった。

ドレッドノートの完成により、他の戦艦は全て時代遅れの遺物となった。日本が初めて自国で建造した戦艦「薩摩」（１９０６年進水）は完成前に旧式となったが、皮肉にも当時世界で最も多くの戦艦をもっていた英国が多くの旧式戦艦を抱えることとなり、最もダメージを被ることにもなった。

　以後、ドレッドノートの斬新なコンセプトを踏襲する艦はドレッドノート級戦艦、略して弩級（どきゅう）艦と称された。超弩級戦艦という言葉は、ドレッドノートを超えた性能を持つ、という意味だ。日本語で「ど真ん中」など強調に「ド」が用いられるのも戦艦が起源だ。

　戦艦から空母へ

　世界の海軍にとって、ドレッドノートに並ぶ大きなショックを与えたのは、大日本帝国海軍（ＩＪＮ）だった。１９４１年の真珠湾攻撃、そしてマレー沖海戦の勝利がそれだ。もろく小さい航空機の攻撃で巨艦が沈むのか、対空機関砲を撃ちながら回避行動を取る戦艦に、航空機からの小さい魚雷や爆弾が本当に当たるのか－。かねて根強かった各国海軍関係者のこうした懐疑にＩＪＮは回答を“出してしまった”。

　真珠湾では艦載機が米戦艦３隻を撃沈、２隻を大破着底させた。マレー沖海戦では、陸上基地から発進した日本海軍の爆撃機が、英国の最新鋭戦艦ＨＭＳプリンス・オブ・ウエールズを撃沈した。その巨砲も、砲弾に耐える厚い装甲も、空からの攻撃には無力だった。ドレッドノート誕生よりもショックは大きく、戦艦という艦種そのものが過去のものとなり、空母機動部隊が海軍の中核となった。日本では主力として期待された大和、武蔵、扶桑、伊勢などの戦艦ほぼ全てが「速度が遅く、空母機動部隊についていけない」という理由で冷や飯喰いとなった。

この「航空機優位」の考え方はいまも続いている。米国の原子力空母を中心とし、対空防御にイージス艦多数を擁する空母機動部隊は、２１世紀の最先端にある。一国の空軍に匹敵する戦闘機や攻撃機を搭載し、世界のあらゆる場所へ火力を投射できる戦闘群。しかし、そこにも弱点はあった。

　脆弱さ

　バボネス氏は、現代の海軍の、ある局面での脆弱さを指摘する。

　昨年６月、静岡県の伊豆半島沖で米海軍イージス艦「フィッツジェラルド」がフィリピン船籍のタンカーと衝突。８月にはマラッカ海峡シンガポール沖で同じく米イージス艦の「ジョン・Ｓ・マケイン」がタンカーと衝突した。いずれも兵員が死傷したが、タンカーに死傷者はいなかった。そしてイージス艦はいずれも船腹に大穴が開き、戦闘行動どころか通常の航海もできなくなってしまった。

　バボネス氏は同誌で「こうした事例からは、現代の海軍艦艇の脆弱さが浮き彫りとなる」と指摘する。「無論、（対空・対艦ミサイル約１００発を装備する）イージス艦の火力は艦隊にとって重要だが、敵の攻撃を受けても航行を続けられる艦が必要なのだ」としたうえで「空母機動部隊が求められるような世界規模の戦役は起こらず、航行の自由作戦（ＦＯＮＯＰｓ）のような別の形の作戦行動が発生している」と説明。「中国の台頭に対抗して頻度の増えているＦＯＮＯＰｓでは、戦闘は全く必要ない」と指摘する。

　また、現在の米軍を含む各国軍では敵の攻撃を避けるためにレーダーに映らないステルス性を重視して艦船を開発しているが「ＦＯＮＯＰｓは見つけられる、見せつけることに意味があるので、ステルスは目的に合わない」とも強調する。

　不沈の新戦艦

　さらに重要なのは「中国が（対艦誘導ミサイルなどの）精密攻撃能力を開発するなかで、強靱さは重要な性能だ」という主張だ。この強靱さこそ、かつての戦艦が備えていたものだ。

重要防御区画（バイタルパート）に厚い装甲を施し、敵主砲弾の斉射を受けても沈まない船。バボネス氏は「戦艦大和は魚雷１１本と爆弾６個の直撃を受け、ようやく沈んだ。武蔵は沈むまでに１９本の魚雷と１７個の爆弾を受けた」と、戦艦の強靱さを強調したうえで「しかし昔通りの戦艦を作る必要はない。必要なのは新発想の、現代版の戦艦だ」という。

　それは「高性能装甲素材や損傷の自動修復機能を持ち、事実上不沈艦となった船」で、攻撃兵装は対艦ミサイルや巡航ミサイル、対空ミサイルなどを作戦目的に合わせて選べるが、「カギは残存性だ」としている。さらに重要なのは、戦争の拡大を防ぐという側面だ。

　限定戦争

　米海軍のドクトリン（基本原則）は、平たく言えば「攻撃こそ最大の防御」というもの。中国のＡ２ＡＤに対しても、「指揮命令系統を破壊し、精密誘導兵器を使えなくすること」だがバボネス氏は「これでは全面戦争にエスカレートする」と危険視する。

　一方、新戦艦なら「中国や北朝鮮が多用するとみられる体当たり戦術でも耐えられる」うえ、Ａ２ＡＤがミサイルの撃ち合いになったとしても「新戦艦なら危険地帯で任務を遂行しながら踏みとどまれる」。つまり米国が勝つために、その圧倒的な戦力で米国が有利な全面戦争へと拡大することなく、局地戦で周辺地域を制圧し“勝利”を収めることが可能だというのだ。バボネス氏は「かつての大艦巨砲主義に戻る必要性はないが、軍艦艇の装甲性能を再検討すべき時にきている」と述べている。

All of the Reasons America's Aircraft Carriers Are Doomed

by Robert Farley 

September 22, 2019  Topic: Security  Blog Brand: The Buzz  Tags: Aircraft CarrierMilitaryTechnologyWorldNavy

https://nationalinterest.org/blog/buzz/all-reasons-americas-aircraft-carriers-are-doomed-82621

空母の攻略方法は知れ渡っている。あるいは攻撃を試みる方法というべきか。潜水艦発射の魚雷、巡航ミサイル、弾道ミサイルはいずれも空母に最悪の事態を与えかねない。もちろん、現在の空母は各種攻撃への防御手段を備えているが、攻撃と防御のバランスが確保されているかは残念ながら未知数である。

だがこれからはどうなるのか。30年後なら空母への攻撃方法が変わるのだろうか。空母建造者の頭を悩ませそうな5分野に触れてみたい。

水中無人機

空母にとって潜水艦が長きに渡り最も大きな脅威である。第二次大戦時には、ほぼすべての空母部隊で潜水艦による損失が発生した。冷戦時に米海軍はソ連潜水艦の存在を重要ととらえていた。対潜技術が進歩したとはいえ、潜水艦で最大の課題は空母の捕捉であり、攻撃射程内への接近である。しかも空母部隊の対潜機能の餌食になる前にこれを実施しなければならない。潜水艦には脱出経路を見つけることも重要だ。

無人潜水機は以上の問題をいくつか解決できる。接近を予期してほぼ無期限にわたり水中待機できるし、空母捕捉に成功して初めて移動すればよい。またロボット潜水艇には陸上に残した家族を心配する乗組員は皆無だ。武装がわずかでも事前設定した条件で自律運用する無人機は空母にとって厄介な存在になるだろう。

サイバー攻撃

空母は今でも頭が痛くなるほど複雑なシステムの塊だ。艦だけでなく航空団さらに護衛艦艇もある。フォード級空母ではさらに発展しており、ウェポンシステムの一部となりセンサーも同時にシステムを構成し数百、数千マイルの範囲を探査する。ネットワークはデジタル化し防御も厳重だが侵入不可能なわけではない。敵がフォード級のコンピューターシステムへ妨害や侵入してくるかもしれない。

サイバー攻撃を受ければ空母に大きな影響が生まれる。空母がセンサー能力を失えば、艦の運行のみならず航空団の運行もままならなくなる。逆に艦の位置を露呈し、攻撃手段の前に脆弱となる。極端に言えばサイバー攻撃で主幹システムが無力になれば艦は自衛できなくなる。

無人航空機

ピーター・シンガーとオーガスト・コール共著のGhost Fleet（邦題中国軍を駆逐せよ！ゴーストフリート出撃す）では米軍のUAV部隊が空母二隻（ロシアのクズネツォフ、中国の山東）を北太平洋の空母戦の最後に撃破する。無人機は前からあるし、巡航ミサイルとは自殺用の無人機と大差ない。一方で、航空機は1940年代から空母を沈めてきた。だが現在の有人機で空母を捕捉攻撃しようとすると新鋭防空装備の前に自殺行為となる。巡航ミサイルは射程が長いとはいえ、やはり防御突破で同じ問題に直面する。 .

自律運行型UAVにスタンドオフ兵器および近接距離兵器を併用すれば柔軟に防空網を圧倒できる。とくにパイロットの生存を心配しなくて良いとなれば可能性が高くなる。まず遠距離で兵器を放出してから十分に接近して空母に致命傷を与える。生命の危険を感じないロボットほど怖い存在はない。

極超音速兵器

中国、ロシア、米国が極超音速技術の開発に躍起となっており、弾道ミサイル同様の脅威となる予感がある。ただ弾道ミサイルと異なり、極超音速兵器は防御が極端に困難な飛翔経路を取ることが厄介だ。つまり弾道ミサイルや巡航ミサイルの威力と慣性を組み合わせて空母に甚大な被害を与える存在になる。弾道ミサイルには核兵器の運搬手段というイメージがあるが極超音速兵器は政治的には使いやすい兵器となろう。

軌道爆撃

空母はステルスになれない。航空機、潜水艦、水上艦艇が姿を隠すのと対照的だ。ただし空母には機動性という有益性がある。航空基地が固定されれば敵は常時その位置を把握できる。攻撃対防御の単純な戦術問題になる。空母は機動性を発揮して有利な立場を作る。

軌道爆撃システム（ニックネーム「神の杖」）はこの問題を解決する。衛星にタングステン棒や運動エナジー兵器を搭載すれば空母の位置を識別すれば即時に攻撃可能となる。ここではネットワーク間の通信といった問題は不要だ。神の杖は運動エナジーだけで水上艦に甚大な被害を与え、空母を撃沈するか、機能を奪う効果を与えるだろう。

空母は生き残れるのか

航空母艦は地政学上の影響力を生む手段だ。このため、そのを無力化を狙う国家が存在する。空母はほぼ一世紀にわたり、その目的を果たしてきた。USSフォレスタル以後の米海軍は超大型空母を運用しており、その役目は1950年代から変わっておらず、21世紀後半も変化はないと見られるが、どこかの時点で大きな変化があれば、空母の攻撃力は効果を失い、脆弱性の正当化もできなくなる。だが実際に米海軍の宝たる空母が一隻でも喪失しないとこれはわからないだろう。

Startpoint project imagines the pride of the Royal Navy in 2050

The Dreadnought 2050 concept is project Startpoints vision of the pride of the Royal Navy 35 years from now (Credit: Startpoint 2015)

Startpointプロジェクトは今から35年後「The Dreadnought 2050（ドレッドノート2050）」のコンセプトモデルを発表した。

In 1906, the battleship HMS Dreadnought entered into service with the Royal Navy. With her 12-in (305 mm) guns, high speed capabilities and other innovations, she rendered all other major warships obsolete.

1906年英国海軍に戦艦ドーレットノートが登場した。 30.5cm砲（連装6基12門）と高速性能などその他画期的な性能をもつ弩級戦艦 はそ列強各国が保有する軍艦を一気に陳腐化してしまった。

Inspired by this revolutionary design, the British Ministry of Defence (MoD) think-tank project Startpoint has unveiled its vision of a Navy vessel 35 years from now with the Dreadnought 2050 – an automated fusion-powered surface warship equipped with lasers, hypersonic missiles, a high-tech composite hull, and torpedoes that can travel at over 300 knots (345 mph, 555 km/h).

この革新的技術革新に触発されて英国防省は35年後の海軍ビジョンとして、核融合を動力としてレーザー兵器、極超音速ミサイル、300ノット（毎時555キロ）の猛スピードで突進する魚雷などを装備したハイテク複合船体の軍艦ドーレットノート2050を発表した。

The Dreadnought 2050 has a trimaran hull The Dreadnought 2050 Ops Room has holographic displays The T2050 ops room The Dreadnought 2050 is designed to be highly automated

Dreadnought 2050, or T2050, stems from an informal challenge by the MoD and Royal Navy to young British scientists and engineers from UK naval electronic systems companies and the MoD as part of the Defence and Security Equipment International (DSEI) 2015 exhibition running from September 15 to 18. Its purpose is to stimulate imaginations and encourage thinking that pushes the limits of current engineering.

ドレッドノート2050は三胴船（トリマラン）構造をしており、船内の戦闘指揮所（Ｏｐｓ-Ｒｏｏｍ）には高度に自動化されたホログラムディスプレイを装備しています。ドレッドノート2050（T2050）は、9月15～18日に開催された海軍電子システム会社や国防省から基幹防衛および防犯設備国際展示会 （DSEI）2015において、想像力を刺激し、現在の技術の限界を凌駕する目的で、英国の国防省や海軍の若手科学者やエンジニアが中心となって発表された。

At the moment, the Dreadnought 2050 is a series of concept images that encapsulate many of the cutting-edge ideas that might make their way into a surface warship of the midcentury. If it ever is built, the Dreadnought 2050 would be 155 m (508 ft) long and 37 m (121 ft) abeam, which would make it about the same size as a Type 26 frigate.

現時点でドーレットノート2050は21世紀半ばの水上艦のあるべき概念のアイデアを寄せ集めた集合体にすぎません。ドーレットノート2050を建造した場合は全長155ｍ全幅37ｍでType 26フリゲート艦とほぼ同じ大きさとなる予定だ。現時点でドーレットノート2050は21世紀半ばの水上艦のあるべき概念のアイデアを寄せ集めた集合体にすぎません。ドーレットノート2050を建造した場合は全長155ｍ全幅37ｍでType 26フリゲート艦とほぼ同じ大きさとなる予定だ。

 However, that's where the resemblance would end. Dreadnought 2050 would have a streamlined stealth profile and ultra-strong acrylic hull that could be made translucent on command to provide better views. It would also be coated with graphene to reduce drag and stabilized by outrigger hulls in a trimaran configuration. All three hulls would have ballast tanks that could be flooded to make the ship partially submersible for stealth operations.

ドーレットノート2050は超強化アクリル船体でできた最新ステルス船型によって従来型の船型が終焉となるだろう。ドーレットノート2050は超強化アクリル船体でできた炭素素材が塗られた三胴船船体の最新ステルス船型によって従来型の船型が終焉となるだろう。三つの船体にはバラストタンクを持ちステルスオペレーションとして水中に沈む一種の可潜艦となることも可能だ。

Propelled by silent electric water jets powered by either a fusion reactor or highly efficient turbines, the Dreadnought 2050 would cruise at 50 knots (57 mph, 92 km/h) and have an unlimited range, depending on its power source. A quadcopter hovering above the ship and attached by a power tether made of carbon nanotubes would host a suite of multi-spectral sensors and laser weapons to take out aircraft and missiles.

核融合反応炉または超高効率的なタービンを動力源とする静音電磁ウォータージェットにより、ドレッドノート2050は、50ノット（92km/h）で巡航し、その電源に依存して無限の範囲を持っている。quadcopter（4発の回転翼があるドローン）がカーボンナノチューブで出来た電源索で繋がれ船体上空でホバリングする。これはマルチセンサーでもあり対航空機・対ミサイル撃墜用レーザー砲塔である。

 The sides of the ship would be armed with additional energy weapons and hypersonic missile launchers, while the outriggers would fire super-cavitating torpedoes capable of traveling at speeds normally associated with airborne missiles.

船体側舷にはエネルギー兵器や極超音速ミサイルランチャーがありアウトリガー（側胴部）には飛行機やミサイルと同じスピードが出る超キャピテーション魚雷の発射管があります。

Meanwhile, in the stern there would be a large, extendable flight deck and hangar for launching and recovering multiple Unmanned Aerial Vehicles (UAV), which would be constructed aboard ship using 3D printing technology. These UAVs would be capable of attacking targets as well as surveillance. The flight deck would allow two UAVs to be launched at once, and could also accommodate a medium-sized helicopter.

船体後部には中型ヘリの発着も可能で、3Ｄプリンターで組み立てられた多機能無人機（ＵＡＶ）の離発着用に伸縮可能な大きなフライトデッキと格納庫がある。これらのUAVは、目標を監視、攻撃することが可能である。

Below this would be an transom that would open to reveal a large floodable dock for taking on stores and dispatching weapons, Unmanned Underwater Vehicles (UUV), Royal Marines, and divers. There would also be a moon pool for discretely entering and leaving the ship when the transom is closed.

デッキの下は大きなウェルドックがあり無人潜水艦（ＵＵＶ）や英海兵隊のダイバーが発進回収できる大きな開口部がある。入退出の際トランザムやムーンプールは開閉できる。

 On the forecastle would be an electromagnetic railgun capable of firing smart munitions at ranges equal to that of today's cruise missiles. Their hypersonic velocities would mean they would destroy targets by kinetic energy rather than the use of explosives.

船首には今日の巡航ミサイル並みの射程を有する電磁レールガンを装備されています。目標を爆薬で破壊するのではなく極超音速の運動エネルギーで破壊する兵器です。

The key feature of the Dreadnought 2050 is its concept of the Operations or "Ops" Room – the command center of the ship that not only oversees ship operations, but also all of its assets, such as helicopters and landing parties. For Dreadnought 2050, these would include assets ranging from deep sea to deep space.

ドーレットノート 2050の鍵となる特徴は、Operationsまたは「Ｏｐｓ」ルームのその概念です – 戦闘指揮所の命令は水上艦に限りません、例えばヘリコプターや上陸部隊の指揮も出来ます。ドーレットノート 2050は、深海から宇宙空間にわたる広い範囲を作戦指揮することができる。

The main focus is a 3-D holographic command table and attendant communications hubs that would provide a new level of situational awareness. The stereo visual display can be rotated and zoomed as the captain sees fit to focus on specific aspects of a battle at sea, on land, underwater, or in the air. Meanwhile, smaller holographic pods allow the Ops crew to focus on details relevant to their tasks.

最大の特徴は3Ｄホログラフィック指揮テーブルと付随する集中通信によって最高の戦闘状況認識によって最適の作戦が行える。指揮官は立体画像ディスプレイを回転したり、拡大したりして海上戦闘、地上戦、海中戦闘、空中戦闘それぞれを視ることが出来る。一方小型ホログラフィック受像機は戦闘指揮官は作戦の詳細について焦点をあてることができる。

According to Startpoint, the new technology would allow the captain to fix visual contact for thousands of miles, maintain secure real time, and secure voice, video, or data connections with headquarters back in Britain, with NATO, or allied forces. It would also allow all this with an Ops crew of only five instead of today's 25. This automation would extend to all ship operations, allowing the Dreadnought 2050 to trim its crew from today's 200 down to 100 or even 50.
スタートポイントプロジェクトによれば新しいテクノロジーは数千マイルはなれた安全な場所から画像を音声や、資料をリアルタイムでＮＡＴＯや英国の参謀本部、同盟国軍とともに視ることが出来る。現在25人で行われている作業を5人の戦闘指揮官でこなすことができる。ドーレットノート2050はこの省力化によって今日200名の乗員を100名から50名でこなすことができる。

 "While some of these technologies push today’s boundaries in science and engineering, there is no reason why elements could not be incorporated into future designs," says Muir Macdonald, a Senior Executive involved with Startpoint. "The Royal Navy needs visionary, innovative thinking and these concepts point the way to cutting edge technology which can be acquired at less cost and operated with less manpower than anything at sea today in the world's leading navies."

「これらのテクノロジーの一部が科学とエンジニアリングで今日の境界を押す間、要素が将来のデザインに取り込まれることができなかった理由がありません」と、スターポイントの上級相談役ミュアー・マクドナルドは言います。「英国海軍は空想家（革新的な考え）を必要とします、そして、これらの概念はより少ないコストで得られることができて、世界の主要な海軍で今日、海上の何よりも少ない人的資源と操作されることができる最新技術への道を示します。」

ドーレットノート 2050は、ステルス性を向上させるために艦橋は有してはおらず、戦闘指揮官は、船体内に置かれた専用の指揮所で周囲の状況を3Dで再現したホログラムデッキを通じて、周囲の状況確認を行い、航行や指揮を行うという様々な面で、次世代のコンセプトを盛り込んだものともなる。

核融合エンジンと複合素材による船体に加えて、レイルガン、レーザー砲や超音速巡航ミサイルで武装した次世代戦闘艦のコンセプトモデルとなる。

レーダードームの他は構造物を排することで高いステルス性を確保し、さらに核融合エンジンからの出力によりウォータージェットを駆動させることにより時速50ノット（時速92キロ）という超高速で進むことも可能にしたものともなる。

これで翼があったのなら空を飛びそうな流線型のステルスデザインである。

可潜能力を持った場合上空のドローンは潜望鏡代わりともなる。

固定状態のquadcopter（4発の回転翼があるドローン）

無人UAVドローンはquadcopter（4発の回転翼があるドローン）と同型に見える。

ムーンプールとUUVを持つウェルドック