NGF次期戦闘機(イメージ)
我が国の防衛と予算(案)
Defense Programs and Budget of Japan
令和2年度予算の概要
次期戦闘機(約280億円(関連経費含む))
○ 我が国主導の次期戦闘機の開発(111億円)将来のネットワーク化した戦闘の中核となる役割を果たすことが可能な戦闘機について、国際協力を視野に、我が国主導の開発に着手(戦闘機システム全体の初期的な設計作業に着手)○ 戦闘機等のミッションシステム・インテグレーションの研究(76億円)戦闘機等の作戦・任務遂行能力の根幹となるミッションシステムを将来にわたり我が国が自由にコントロールすることを可能とするために必要なミッションシステム・インテグレーション技術を研究する次期戦闘機(約280億円(関連経費含む))○ 遠隔操作型支援機技術の研究(1億円)有人機の支援を行う遠隔操作型支援機の実現に求められる編隊飛行技術や遠隔操作に必要なヒューマン・マシン・インターフェース技術等に関する研究を実施○ 次期戦闘機の開発体制の強化次期戦闘機の開発を
F-2戦闘機の後継となる「将来戦闘機」について、2020年度予算の概算要求で111億円の開発費具体的な金額を示した。開発費とは別に関連の研究事業費が約320億円も計上する見通しである。
また、令和2年度予算の概要には次期戦闘機のイメージ図が公表された。
事業名が将来型戦闘機から次世代戦闘機(NGF)へ変更になった。
従来公表されていたイメージ図では従来公表されていた水平尾翼がある26DMUから水平尾翼が無い45度程度のVテールの24DMUに近い。
また、令和2年度予算の概要には次期戦闘機のイメージ図が公表された。
事業名が将来型戦闘機から次世代戦闘機(NGF)へ変更になった。
従来公表されていたイメージ図では従来公表されていた水平尾翼がある26DMUから水平尾翼が無い45度程度のVテールの24DMUに近い。
24DMU
主翼は24DMUより大きく翼面積を若干広げたイメージだ。高アスペクト比の三角翼ようだ。アスペクト比が高いと、亜音速で航続距離と耐久性が向上、離着陸時の重量が大きくでき、燃料・兵装をより多く搭載できる。23~26DMUシリーズよりより一層機体と翼が一体化したブレンディングボディ化し、従来のF-2後継機の風洞モデルや、26DMUを発展させた従来モデルイメージから大きく変化したので、若干意外に感じています。

主翼は24DMUより大きく翼面積を若干広げたイメージだ。高アスペクト比の三角翼ようだ。アスペクト比が高いと、亜音速で航続距離と耐久性が向上、離着陸時の重量が大きくでき、燃料・兵装をより多く搭載できる。23~26DMUシリーズよりより一層機体と翼が一体化したブレンディングボディ化し、従来のF-2後継機の風洞モデルや、26DMUを発展させた従来モデルイメージから大きく変化したので、若干意外に感じています。

26DMU発展モデル
F-2後継機の風洞モデル

あくまでもイメージ図なのだが、似たようなアングルのF-22と見比べてみれば一目瞭然だが、F-22改造戦闘機案が却下された可能性は高い。少なくとも次期戦闘機は、F-22改造案は決定ではない。
2018-10-29 13:10:54
2018-08-23 13:33:48
F-22
次期戦闘機(NGF)のイメージ図の印象はどちらかといえば、同じ無尾翼機であるYF-23や英国のBAE Systems Tempest、米空軍のMcDonnell F-101 Voodooの翼型に相似している。
2019-05-09 13:47:50
2018-07-17 22:31:00
F-2の後継機の出発点は、米国に対し極秘ではじめた高機動研究機の研究で、X-2先進技術実証機で結実したが、21世紀の戦闘機は高機動によるドックファイト重視よりも、長距離戦闘範囲で、よりアウトレンジから攻撃可能な長距離空対空・空対地/艦兵装を機内内部に備えた大型戦闘機が主流となりそうである。
次期戦闘機(NGF)は射程400km+の極超音速対艦ミサイルASM-3改や、射程300km超M4+のJNAAM空対空ミサイルを搭載する為、航続距離と兵装搭載量を重視し、F-22を上回る大型戦闘機となりそうである。ただ機体は大型でも、RCS(レーダー反射断面積)は第5世代戦闘機より低く、よりステルス性が高い戦闘機になるであろう。次期戦闘機(NGF)は日本の国防戦略にマッチする令和のゼロファイターとなりそうである。
ASM-3(改)(イメージ)
○ ASM-3(改)の開発(103億円) 諸外国の艦艇の近代化に対応するため、超音速飛しょう により高い残存性を有する空対艦誘導弾の射程延伸等の能 力向上を実施
岩屋防衛大臣閣議後会見【防衛省】 平成31年3月19日
次期戦闘機(NGF)は射程400km+の極超音速対艦ミサイルASM-3改や、射程300km超M4+のJNAAM空対空ミサイルを搭載する為、航続距離と兵装搭載量を重視し、F-22を上回る大型戦闘機となりそうである。ただ機体は大型でも、RCS(レーダー反射断面積)は第5世代戦闘機より低く、よりステルス性が高い戦闘機になるであろう。次期戦闘機(NGF)は日本の国防戦略にマッチする令和のゼロファイターとなりそうである。

○ ASM-3(改)の開発(103億円) 諸外国の艦艇の近代化に対応するため、超音速飛しょう により高い残存性を有する空対艦誘導弾の射程延伸等の能 力向上を実施
岩屋防衛大臣閣議後会見【防衛省】 平成31年3月19日
Q:ミサイルの件に戻るのですけれども、先日策定した中期防で、アメリカ等から長距離巡航ミサイルの整備が決定されているかと思うのですけれども、今回、国産でミサイルの射程を伸ばしていく、国産ミサイルを改造していくというところの意義や必要性については、どのようにお考えでしょうか。
A:我々が保有するミサイルといいますか、誘導弾については、基本的にはすべからく長射程化を考えていかざるを得ない安全保障環境にあると思います。そういう意味で、外から調達するもの、あるいは国内で生産するものについても、基本的に長射程化を図っていく方向の中での取組でございます。
Q:関連ですが、今でき上がっているASM-3は、もう調達はしないのでしょうか。
A:ASM-3というのは、F-2のみが搭載可能なのですが、この能力を最大限発揮するには、新たなミッションコンピューター、AMC(アドバンスド・ミッション・コンピューター)の搭載が不可欠だと承知をしております。そして、このAMCというのは、まだ開発中でございまして、従って、でき上がったASM-3については、直ちに導入ということではなくて、長射程化を図り、また、AMCをしっかり開発した上で、導入を図っていきたいと、これもできるだけ早く導入ができるように、努力をしていきたいと思っております。
Q:今のASM-3の関係ですが、研究開発にまだこれから時間がかかると思うのですが、しばらくしたらまた、F-2は退役時期が始まるわけで、そうすると開発というのは、F-2の後継機を視野に入れて開発されるのでしょうか。
A:当然、そうでなければいけないのだろうと思います。
http://www2.tbb.t-com.ne.jp/imaginary-wings/tenji/tenjixf324.html
http://www2.tbb.t-com.ne.jp/imaginary-wings/
http://www2.tbb.t-com.ne.jp/imaginary-wings/次期戦闘機(NGF)のイメージ図は直線的なデザインを多用する第5世代戦闘機のF-22、F-35、J-20、Su-57とは異なり、現在計画されている第6世代戦闘機を標榜する BAE Systems Tempest、独仏共同開発のFCAS( Future Combat Air System:将来航空攻撃システム)の機体デザインに近い。次期戦闘機は第5世代戦闘機であるF-35の性能を大幅に上回る第6世代戦闘機をアピールするのであろう。
しかしながらイメージ図以外いまだ、次期戦闘機(NGF)の国際共同開発案の詳細については発表されていない。イメージ図から読み解くと、ロッキードマーチン案とノースロップ案どれにも肩入れするのではなく、ボーイング、英国のテンペスト計画の参加案も加え、あくまでも日本主導の国際共同開発になるのではないかと期待できる。
依然米国はF-22にF-35の機能を搭載した機体を提案しているものの、米国は日本が独自にアップグレードするために必要なソースコードの提供を拒否しており、日本の技術参画を制限しているとのこと。またF-35についてもパートナー国としても日本の参画を拒否しているとのこと。それならば、英国の第6世代戦闘機である英国BAE Systemsとの協力するぞと、米国と依然交渉をギリギリのところで交渉しているところである。
次期戦闘機(NGF)のモデルは決定されたわけでなく、英国と共同開発を目指すのか、従来どおりアメリカ側と共同開発を目指すのか依然迷走中であるから、次期戦闘機はイメージ通りになると決まったわけではない。
次期戦闘機(NGF)は、毎日新聞の報道によれば、「米軍が使用する”戦術データリンク”を搭載する方針を固めた。」とリークがあった。高度な戦術ネットワーク機能は日本だけで完結しては意味が半減であり、米軍との相互運用性はマストアイテムである。国内の防衛産業基盤の維持も必要であるから、米英と交渉を継続する見通しだ。
防衛省は次期戦闘機の基本方針として、(1)航空優勢の確保(2)人工知能(AI)技術を適用した情報処理能力や、ステルス機を探知するセンサーなど次世代技術と拡張性(3)日本独自の判断で能力を向上させる改修の自由(4)国内企業の関与(5)開発・取得コスト―の5項目を挙げている。
ATLAのHP・安全保障技術研究推進制度 研究成果12/09更新にも
「GaN HEMT の放熱効率を高めるダイヤモンド膜の形成に成功 発熱量を40 %低減し、レーダーシステムの小型化が可能に」
最大推力15トン以上のXF-9高推力エンジン試作品が防衛省に納入され、XF-9高推力エンジンなど、核心部分は日本側の技術が基幹となる。
次期戦闘機のイメージ図は、米ロッキード・マーチン社やボーイング社、ノースロップ社、英BAEシステムズ社から回答を得た後に描かれかれている。
国際共同開発のネックであり、日本はF-2開発で高い勉強代を払ったが、海外企業と提携し共同開発を行った場合、プログラムが「ブラックボックス化」され改修の自由が奪われないよう、どこまで情報が開示されるか、開発費・製造分担率などが大きな課題となる。日本主導であればある程度の自由は保てるものと期待できる。
ただ、「米国国防省は日本との互換性に関して”重要な要因”とみなすべきと述べており、”日米同盟の重要性と地域の安全保障を鑑みた場合、日本がアメリカと協力することを期待している”」と報道され、トランプ政権は次期戦闘機の国際共同開発相手が英国に奪われるのではないかと危惧し、日本に米国側と組むよう圧力をかけているという。
2018-05-06 12:33:59
小野寺元防衛大臣は「日本の将来の戦闘機にとって最も重要なのは、戦闘機の性能でそれに続いてアメリカ側とのデータリンク能力。もちろん戦闘機は日本が自由にアップグレードできることも必要だ」と話しています。
小野寺元防衛大臣の思惑通りの次期戦闘機が実現したならば、やがて日米英同盟となる可能性があり、次期戦闘機は日米英の共用戦闘機戦闘機のたたき台になる可能性もある。
【12/27追記】
はやくも派生CGが作成されツイッター上で12/23に公開されていました。
小野寺元防衛大臣の思惑通りの次期戦闘機が実現したならば、やがて日米英同盟となる可能性があり、次期戦闘機は日米英の共用戦闘機戦闘機のたたき台になる可能性もある。
【12/27追記】
はやくも派生CGが作成されツイッター上で12/23に公開されていました。
イラストにはZephyr164 2019.12.21と書かれています。
防衛省のイラスト公開が12/20、その翌日の12/21に作成したことが強調されています・・・ちょっと仕事が速すぎるだろう!!!
防衛省のイラスト公開が12/20、その翌日の12/21に作成したことが強調されています・・・ちょっと仕事が速すぎるだろう!!!
最終的にロッキード・マーチンF-35が勝者となった統合打撃戦闘機計画(JSF: Joint Strike Fighter Program)のマクドネルダグラス/ブリティッシュエアロスペース/ノースロップ・グラマンチーム案に次期戦闘機(NGF)の翼型が相似しているともネット上で見かけました。マニアックなのでイラストを探して載せておきます。

















コメント
コメント一覧 (4)
私は以前より、次期戦闘機は複座で在るべきと考えていましたが、並列にできるとは思ってもいませんでした。大型の兵器格納庫などを考えると並列も可能な胴体幅になりますし、より大型のレーダーも積める訳で、なるほどと感心しております。
Ddog
が
しました
派生CGもほぼ同じ幅で単座ですので、並列複座に見えるの錯覚ですよ!
Ddog
が
しました
イメージ図では、操縦席からの見通しを重視した風防ではなく、比較的後ろ寄りに胴体と一体化した操縦席が配置されています。(それも丁寧に中央部分に何かラインが描かれています。)
テンペストの操縦席廻の画像を見直してみると、やはり複座を想定しているようです。次世代戦闘機は複座ですね。ただしテンペストではF22のような格闘戦闘機のイメージを引き継いだ形状、縦列複座です。
XF-9のスリムさはせいぜい直径で10㎝の話です。それも並列に置いたなら機体外形では大きな差は出てきません。が、とても軽くなりますね。
Ddog
が
しました
そうですか・・・?
並列複座戦闘機といえばSu-34やF111ですが、マルチロール機というよりば、戦闘爆撃機です。F-2後継機も複座は単座とミックスで保有することは望ましいところですが、NGF次期戦闘機が並列複座戦闘機という情報は未だ知りません。
また、複座ですとパイロット養成ももっと沢山しないといけませね。
Ddog
が
しました