今週は一週間新型ウィルスの話題一色だったかもしれない。

ついにWHOが緊急事態宣言を出したが、はっきり言って「おせーよ」24日に緊急事態宣言を出さなかったのは中国が圧力をかけたと、誰しも思ったが、思った通りだった。

【産経ニュース】2020.1.31 09:23
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中国の習近平国家主席(右)と会談するWHOのテドロス事務局長=1月28日、北京の人民大会堂(共同)

 【ロンドン=板東和正】新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからない中、世界保健機関(WHO)は緊急事態宣言を出す判断をようやく下した。中国政府がWHOに対し、緊急事態宣言を出さないよう圧力をかけたとの疑惑も取り沙汰され、対応の遅れに批判が集まりそうだ。

 「WHOは(新型肺炎)の発生を制御する中国の能力に自信を持っている」

 WHOのテドロス事務局長は30日夜、緊急委員会後の記者会見でそう話した。緊急事態宣言の後は通常、WHOから渡航制限などの勧告が出される可能性が生じるが、テドロス氏は会見で「(中国への)渡航や交易を制限する理由は見当たらない」と早々に否定した。ヒトやモノの移動が制限されることで中国経済に打撃を与えないよう配慮したとも受け止められる発言だ。

 各地で「人から人」への感染が確認されているにも関わらず、テドロス氏はこれまで緊急事態宣言を出すことに後ろ向きな発言が目立っていた。緊急委前日の29日にはツイッターで、中国国外の感染者は中国の1%ほどしか確認されていないと指摘し、世界的な感染拡大の規模を考慮して検討される緊急事態宣言を出す段階ではないと示唆した。

 宣言に消極的だったのは、中国政府がWHOへの影響を強めたのが背景にあるとみられる。30日付のフランス紙ルモンドは中国政府がWHOに対し、緊急事態宣言を出さないよう圧力をかけたと報じた。

 テドロス氏は、中国から巨額投資を受けるエチオピアの元保健相だけに、緊急事態宣言を避けたい思惑があるとみられる中国を忖度(そんたく)した可能性もある。中国外務省によるとテドロス氏は、28日に中国の習近平国家主席と会談した際、緊急事態宣言を出すかどうかの判断を慎重に行うよう求めた習氏に対し、「(中国は)時宜にかなった有力な措置を講じている」と対応を称賛した。


 一方、WHOは新型肺炎に関する26日付の状況報告で、表記に誤りがあったとして、それまでは「並」としてきた世界的な危険性評価を「高い」に訂正し、批判を浴びた。WHOは事務的なミスだとしているが、「中国に配慮して実際より危険性を低く記していた」と推察する専門家もいる。


今週一週間、ネット上の情報を私なりに分析すると、ウイルスが毒性が強くなったり、感染力が高まるなどの変異も起こっていないことなどから、当初私が危惧した最悪事態には発展せず、大騒ぎをするする状況ではなさそうだ。

これだけ中国人観光客が五万と来日しているにもかかわらず、奈良のバスの運転手さんやガイドさんが感染したものの、公衆医療が充実した日本では、封じ込めに成功しており、いまのところ日本はパンデミックに陥ることはないと思う。間違いなく2020東京オリンピックは開催されると思う。

しかしながら政府の初動の動きは後手後手でダメダメであった。けっして褒められる動きではなかったと思う。幸い今回の新型コロナウィルスは毒性も感染力も危惧するレベルではなかった。2月から3月にかけて、日本は今後感染者は増えるとしても、早いうちに終息する可能性が高い。感染力が弱かったから何事も無いとは思うが、これだけ中国人観光客が爆発的に増えているにも関わらず、日本政府の初動は、SARSの流行した2003年外国人観光客がまだ少なかった頃と変わらない、自己申告と、サーもグラフィーだけの対応措置で充分と言えるのか?大きな課題だと思う。

今後発生する可能性がある新型インフルエンザもしくは、空気感染する感染力が強い新型ウイルス性疾病には課題が残るというか、問題山積である。

福島原発事故で、放射能に過剰反応した無知な人達が、今ネット上で大騒ぎをしたことに似ている。
そういう放射脳人間の人達にとって、新型コロナウイルスは新ニューク(新放射能)なのかもしれない。

予想できない事件事故が起きると、ネット上では過剰反応が往々にして起きてきた。過剰反応が起こると冷静な分析や、意見が提示されだしてくる。私も、過剰に危惧した記事を書いたが、いまのところ冷静な意見の方に賛同するものである。

日本人はこの時期普通にインフルエンザ対策を国中で行っている。会社や公共の場所にはアルコール消毒液が置かれ、普通にマスクを着用し、家でうがい手洗いを励行している。また、インフルに罹患したと疑えば、病院に行き、治療を行い学校の登校や会社への出社を控えるなど、公衆衛生は普段から徹底している。

空気感染する感染力が異常に高いインフルエンザウイルスと比べ、新型コロナウイルスの感染力は弱く脆弱だ。新型コロナウイルスの中国国外の死者は今のところゼロで、日本国内で重症は出ていない。
毒性もインフルエンザに比べれば、新型コロナウイルスは弱く、特効薬やワクチンが無くとも、罹患した人は自然治癒力で自然に回復ことを考えれば、新しい風邪に過ぎないわけです。

ちなみに昨シーズン(2018/2019)インフルエンザの厚生労働省の集計では
インフルエンザに関する報道発表資料 2018/2019シーズン
延べ受診者数1200万人、入院患者数約2万人 インフルエンザ死者3325人

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ということは、インフルエンザの方が新型コロナウイルスよりどれだけ恐ろしいのか改めて認識する次第です。

ジョネトラダムスウイークエンドでも今シーズンの米国のインフルエンザの状況は日本より恐ろしい。
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感染者数1500万人、入院数14万人、死者8200人!すでにインフルエンザは米国でパンデミック状態じゃん!

ところが、世間では中国人旅行者や中国からの帰国者を病原菌扱いしているのに、インフルエンザが蔓延している米国からの帰国者や米国人旅行者に対し何等対策はしていない。

結論から言えば、インフルエンザの方が転位していない新型コロナウイルスより怖いので、新型コロナウイルスの大騒ぎは過剰ということになる。

もちろん、インフルエンザ対策で、この時期のマスク着用、手洗いウガイの励行は新型コロナウイルスに対しても有効である。インフルエンザ対策は引き続きするべきであるが、マスク買占め、ネットでの高額転売など愚の骨頂!早めに冷静になったほうがいいと思う。

とはいえ、中国経済は大混乱、世界経済に大きく影響を与えるのは必至、米中貿易戦争の外需が冷え、内需もダメなら、資金ショートが起き中国国内の民間企業は倒産ラッシュ、モノの生産がストップ不況のインフレ、つまりスタグフレーションが強まる。習近平も日本に行く余裕がなくなるんじゃないか?

この大騒ぎは、反二階で習近平国賓来日を快く思わない官邸の中の誰かが主導で騒いでいるのかもしれません。大騒ぎをして、中国からの旅行者を遮断を口実に習近平の国賓来日が中止となるかもしれません。


【世界のニューストトメス5世】2020年01月31日17:04

中国は1カ月半も、ウイルスを隠蔽し患者や告発者を弾圧し被害を深刻化させた

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画像引用:中国が新型コロナウイルスに敗北する恐怖 | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
https://www.newsweekjapan.jp/stories/assets_c/2020/01/goastbusters-thumb-720xauto-182024.jpg

中国の対策は隠蔽と弾圧だった

世界保健機関(WHO)は1月30日、ようやく中国新型ウイルスで緊急事態を宣言しました。

中国政府は1月8日に発生を把握したが30日まで隠し続け、今も被害を過少に発表しては訂正している。

WHOは中国に支配されており、事務総長を始めとして中国の賄賂漬けになっているというのが世界の評判です。

WHOの緊急事態宣言も遅きに失し、中国国内だけで既に数万人が感染し、世界にウイルスを輸出した後でした。

中国は事態を隠蔽して経済や政治に悪影響を及ぼさないよう発表を遅らせたが、却って被害を拡大した。

1月31日現在中国での感染者数は1万人と発表されているが、今までのパターンから実際にはこの数倍の感染者が存在します。


新型ウイルスは感染していても発熱など自覚症状がある人は2割とされ、感染者数の5倍の感染者が存在します。

すると中国国内では既に数十万人、日本にも100人近い感染者が存在する可能性が高い。

新型ウイルスが中国や世界経済に与える影響に注目が集まっています。


日米の為替や株価は乱高下しているが、数日たつと元に戻るのを繰り返していて、結果として発生前とあまり変わっていない。

新型ウイルスが大発生しているのは中国だけで、日米でも国内感染が発生したが大発生はしていない。

中国で爆発的に感染者が増えた理由は共産主義にあり、情報隠蔽が関係している。

中国無き世界に備える日米欧

中国保健当局は2019年12月8日には新型肺炎発生を確認したが、対策は「隠す」だけでした。

肺炎被害を訴える人を逮捕したり隔離し、真実をネットに投稿した人も逮捕していました。

武漢市では1月20日になっても、被害を訴えた人を公安や警察が「デマを流した」と逮捕していました。


新型ウイルスが確認してから1カ月半もの間、中国政府は対策せず、感染者を逮捕し隠蔽を計りました。

この1カ月半で武漢市内の感染者は数百人に増えたと見られ、隠しおおせなくなった1月20日過ぎにようやく対策を始めました。

1月23日に中国政府は武漢封鎖を発表し、市民を閉じ込めて脱出を図る人を逮捕していました。


検査キットの不足で市民は病院に行っても検査をしてもらえず、医療器具や医師も不足し治療を受けられませんでした。

この間に武漢の感染者は数千人に達し、封鎖する前に中国全土に感染者が移動してしまいました。

新型ウイルスに感染しても8割の人には自覚症状がないので、発熱した人だけを隔離しても無駄なのです。

中国政府は中国からの団体旅行禁止や国内旅行禁止を打ち出したが、対策はまたしても移動の禁止が主だった。

こうした移動の制限を中心とした対策は、既に感染者が移動した後なので、あまり効果がないと見られている。

今後数日で中国全土の感染者は数万人に増え、自覚症状のない感染者は10万人単位になります。

中国経済が受ける長期的ダメージ

中国国内の団体観光旅行が禁止になり、こんな状況では禁止されなくても旅行しなくなる。

まず観光業が打撃を受け、消費も大幅に減少し、公共交通機関の利用者が減り、自動車の販売も減少します。

中国の自動車販売は2年連続減少したが、早くも3年連続減少が確定するかも知れない。


新型ウイルスワクチンが実用化するまで数か月かかり、3月頃までこの騒動が続く可能性が高い。

すでにトヨタなど外国企業の工場は操業がストップしており、第一四半期はゼロかマイナス成長になる可能性がある。

それより深刻なのは世界が「中国なき世界」を織り込み始めた事で、日米株価は思ったほど落ち込んでいない。


これは日米は中国が消えても構わないという事で、生産拠点としての中国にはもう魅力がない。

既にコスト上昇で他の国で生産した方が安くなっていて、大消費地としてもそれほど魅力がない。

中国の消費はあった方が良いが、無ければないで構わないという方向に向かっている。


2019年のGDP伸び率は+6.1%だったが、米中貿易摩擦とウイルスショックで20年は5%成長がやっとになる。

しかもこの数字は大幅に下駄を履かせていて、中国政府の借金で不動産価格を支え、膨大な土木工事で成長を維持している。

終わりが見えてきた中国経済に対して、日米などは見切り時を計算しているように見える。


565人中8人が感染なら武漢1400万人では20万人が感染している

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画像引用:武漢から帰国も受診拒否:自らの頑なさを恥じているか? – アゴラhttp://agora-web.jp/archives/2044061.html

武漢だけで感染者20万人の推測

日本政府は全日空チャーター機で武漢の日本人を帰国させ、合計人数は565人だった。

1月29日に206人帰国し感染者4人(当初3人+追加1人)、30日の第2便は210人中2人が感染していた。

1月31日の第3便は149人中2人が感染していて計8人、再検査で1人増えたので今後も増える可能性があります。 

565人中8人が感染していたので感染率は約1.4%、低いようだがこれを武漢や中国に当てはめると大変な事になる。

武漢の人口は1400万人だが帰国者は周辺にも住んでいたので、武漢都市圏は1400万人ほどになります。

1400万人の1.4%は19万8千人なので、武漢には約20万人の感染者がいないとおかしい。

ところが1月31日時点での中国全土の感染者数は約1万人で、武漢周辺はその半分以下と見られる。

1月25日頃に武漢の感染者数より武漢以外の感染者数が多くなり、日を追って差が拡大している。

すると武漢に20万人の感染者が居たら、中国全土では50万人以上でないと計算が合わない。

中国が発表していた感染者数は実際の40分の1以下に過ぎず、2月半ばには100万人も視野に入ってくる。

日本では帰国者を含めて2月1日までに感染者20人、国内で感染した数名は武漢からの観光客と同じバスに乗務していた。

今のところ日本国内で日本人から日本人への感染は確認されていません。

なぜ中国以外では大流行しないか

世界各国も続々とチャーター便を飛ばし武漢の自国民を帰国させているが、大規模感染には至っていません。

中国以外の国での感染者は2月1日までに26か国合計165人で、増えてはいるが中国よりずっとすくない。

中国は武漢だけで20万人、中国全土で50万人以上に対して、世界では165人しか感染していない。

新型コロナウイルスはなぜか中国人にだけ感染力が強く、他の人種には感染力が弱いのでしょうか。

おそらくそうではなく中国で爆発的流行を起こした原因は、ウイルスではなく中国の医療制度にある。

日本では感染を疑われる人や発熱した人は病院に行けば診察してもらえ、治療費は先進国では安いうえ3割負担です。

中国では省や市によって医療制度が異なり、北京や上海市民は高福祉だが、田舎や農村は貧しい。

充実している北京や上海ですら、普段から病院は何時間もの渋滞が起き、夜明け前から診察券を求める行列が出来ていました。

この診察券を取り仕切っているのは病院の警備員で、警備員に賄賂を渡さないと最後列にされてしまう。

数時間待って診察してもらっても医師に賄賂を渡さないと診察してもらえず、入院や治療するにも賄賂が必要です。

中国の医療制度では、薬を処方すると医師の収入になるので、医師はなるべく高額で効果がない薬を大量に処方します。

田舎都市の武漢ともなると1100万人に対してまともな病院が4つしかなく、これを東京に当てはめると酷い状況だと分かる。

検査しない限り感染者ではない

新型ウイルス騒動で市民は4つの病院に押しかけたが、ほとんどの市民は検査すら受けられず追い返されている。

その結果政府が発表する感染者数は、実態の5%というとんでもない事になっています。

中国では病院に行っても検査してもらえないので、「検査しない限り感染者ではない」という理屈で感染者に加えていません。


他にも問題があって中国には農民工という農村戸籍の都市労働者が3億人以上いるが、この人たちは医療を受けられない。

中国では現在も戸籍がある場所から出て就業するのは違法であり、違法なので病院に行くことはできない。

農村戸籍の人も6億人ほどいるが、まともな病院がある農村はほとんど無いので、熱が出ても病院に行く文化が無い。


中国で熱が出て病院に行き検査を受けられるのは、都市戸籍の4億人のうち、賄賂を渡せる2億人程度です。

中国共産党が守っているのは4億人の都市戸籍住民だけで、この人たちが共産主義革命を起こし中華人民共和国を建国した。

加えてさらに事態を悪化させたのは中国政府による情報統制で、日本語では「隠蔽」と言います。

WHOの事務総長は中国の言いなりとされる人物で、1か月も隠蔽に加担したうえ今の中国の対応を称賛している。

中国政府が最初に新型ウイルスを把握したのは12月初めで、現場の医師には12月中に「人から人へ感染する」と伝えられていた。

だが中国政府が人から人への感染を認めたのは1月20日過ぎで、この1カ月半の間に爆発的に感染が拡大した。

世界各国も中国の隠蔽に気づき、ほとんどの国で中国からの入国に何らかの制限を設けた。

中国発表の数字もウソであると気づいており、だからこそ事実上の国境封鎖に踏み切っている。

今後世界各国は「中国外し」に動く筈で、中国に依存し金目当てで多めに見て来たのを反省する事になる。