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奥山真司の「アメ通LIVE!」2020/11/24より

この表は、トランプ支持を訴える保守派に対し、トランプ勝利は難しいと考える奥山氏など「リアリストに徹する保守主義者」に対する考えをまとめたものである。

私の考えをまとめて表した表ではないが、広義ではほぼ同じである。だが、若干私の考えとは違う。あえて言えば、私は「愚かだが、己の価値観(正義)を信じる保守」なのかもしれない。

1番の米国が決めたことを日本人は異を唱えないは同意する、これは当然のことである。仮にバイデン政権になったとしても日米は断行しないし、日米同盟は堅守する。しかし、仮にバイデンが大統領になった場合は、大統領は中国と内通している可能性がある悪人であると認識して、一定の距離を保つべきである。

2番のバイデン対策を始めることに対して、これももっともだ。最悪に備えるのがリアリストだ。バイデン政権を信用せずいかに米国と同盟を保つかが日本の大きな課題となる。

3番の米国が対中融和政策に方針を変えやしないかと心配する前に、安倍前首相後、巻き返しを謀る外務省を中心としたチャイナスクールを心配した方がいいのではないか?

もはやEUですら中国共産党の邪悪性に世界は気が付いてしまい、米議会の空気はとてもバイデンが親中政策を持ち出したとしても、そう簡単に対中融和できないと思う。むしろ信念があるトランプ大統領と違って議会の言うとおりに対中政策を追認するだけに留まる可能性の方が高いと思う。今のところ米上下院とも中国に対しトランプ大統領個人よりも厳しい認識を持っていると私は理解している。

むしろ心配なのは、人事権を握る大統領が議会を出し抜き行政府内に親中派もしくはスパイを任命する可能性があり、その点は強く監視すべきと思う。

4番については奥山さんとちょっと考え方が違う。仮に内戦が起きたら内戦も米国国民の選択であり、内戦に対しても異を唱えてはいけない。それこそ内政干渉だ。仮にどちらかを日本政府が承認支援をする選択に迫られた場合は、日本は躊躇なくトランプ陣営側を支援または承認すべきだと思う。日本の国益を考えれば、米国内戦は考え方にもよるがマイナスばかりではない、むしろ日本が自由と民主主義国家陣営内で、日本のプレゼンスが高くなる可能性がある。

5番、私リアリストであるつもりだが、この件に関しては、リアリストではないと言われても、その言葉を甘受する。「正義」という言葉は「怪しい単語」であるが、「自分が正しいと思うこと」=「道理」に適った正しいこを信じたこととである。正義と現実が異なることは往々にしてある。だが、信念が無ければ現状維持のままであり、なにもかわらないのである。
リアリストは自分の信念を曲げなくてならないロジックは正しいのでしょうか?

余談ですがこのブログ名はプログレッシブな日々である。コンサバ(保守主義者)がプログレッシブ(革新)をブログタイトルとすることに違和感を覚える方もいるとは思いますので、再度説明します。

「保守」とは伝統的価値観を大切にし、社会を良くしたいと思う思想であって、決して守旧派ではない。どんな組織、会社であれ、部活から国家に至るまで、日々改革改善しなければ、組織は腐り腐敗する。その為に伝統的価値観を大切にする国家を保つには、日々改革改善が必要なのである。故に当ブログのプログレッシブは「改革的保守」という意味だと理解してほしい。

日本における革新派は、「革新(プログレッシブ)」を名乗っているが、やっていることは自分たちの仲間内のちっぽけな利権を守る為の名ばかり革新で、その本質は「守旧派」である。最近では「革新派」という用語さえ使われれなくなり、十把一絡げで「アベガー」とで呼ばれていた。安倍さんが引退後は、かつての「革新勢力」は「ガースーガー」にすらなれない単なるクレーマー団体の総称として私は認識している。

さて、基本的な考え方は私と同じでも、この件に関して私と意見が異なる動画をいくつか引用します。


(2020/11/24)奥山真司の「アメ通LIVE!」のライブ ストリーム →20:30~生放送。•2020/11/24 

私も、奥山さんや和田さんのように保守言論のオピニオンリーダー的な立場であり、リアリズムを商売の種であれば、トランプへの支持をしつつもこのような動画になるであろう。


•2020/11/25  
このお二人については、今まで信じ共感してきただけに、私を含め正義を信じる愚かな保守主義者にとって、失望が一部怒りへと、変わってしまった人達がいる。

私は、この問題が解決したら、再び彼らの話には耳を傾けるつもりだ。
ただし、私は上念氏の株式相場で常日頃彼自身が言う「逆神」であったと、言い訳をする姿が頭の中で見えてくる。上念氏やケント氏は今まで、保守側の人間から支持され自分たちの方が正しいと強く思いこんでしまい。いささか謙虚さにかけているように思えます。

バカなリベラル左翼から批判されても痛くも痒くもないが、保守側から批判されることに慣れておらず、内心動揺しパニックに陥っていると私は分析します。

それゆえ、保守側の視聴者に対し、上から目線で暴言を吐き、かつての支持者から反論をくらい、暴言を吐く、その悪循環に陥っているだけです。

本当の保守派は、多少上念氏やケント氏が違う意見を言ったとしても、是々非々で寛容であるべきと思います。ここで上念氏やケント氏を裏切り者扱いにして、切り捨てたら左翼と同じです。



•2020/11/24 


GSA長官がバイデン陣営から受けた脅迫を公にして、ホワイトハウスの移行を始めざるを得なかった。本意ながら政権移行はやむを得ないことで、バイデン陣営に押し切られるだろうと予測するチャンネルクララにあって、その中でも超リアリストな意見を吐く江崎さんと百田氏のやりは、保守の立場として正しい態度である。

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幻想を希求する百田氏と私は同じ考えである。いまのところそう思わせるKAZUYA氏の番組内容であった。一番違和感というか、がっかりしたのはKAZUYA氏のこの動画であった。動画の下に「うお座のうさぎ」の投稿ネームで投稿内容を、ブログ用に書き換えて再掲します。


上念司さん、ケント・ギルバートさん出演の虎ノ門ニュースが低評価の嵐だけど、それはおかしくね?•2020/11/26


私は普段は冷徹なリアリストのつもりだが、この米国憲政史上重大な事件である2020年米国大統領選挙については、正義(トランプ陣営が)が勝つ神話を観たい、正義が勝つと信じたいのだ。確かに現状はかなりトランプ陣営にとってピンチだ。厳しいのは百も承知だ。感情と論理・現実は切り離せと言っても、今回は違う。現状を知ったうえで私は正義の側を支持する。そして世界中の正義が勝つと信じる人たちの思いが、悪を挫くと信じたい。いや、我々が支持するからこそトランプ大統領陣営は戦えるのだ。トランプ応援団が無ければ、今回の選挙結果は、もうとっくに民主党らの悪党の思うままの結果に決まっていただろう。現実はまだまだ結果は出ていない。決して諦めないトランプ応援団といっしょに、正義(トランプ陣営が)が勝つ神話を観たい、夢を見たいのだ。

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なぜ、私を含めトランプが選挙で勝つことに熱くなる理由は、ハリーポッター、ロードオブザリング、ナルニア物語、ドラゴンボール、スターウォーズのような世界的なベストセラーの物語はすべてこの構造に収まる。

2020米国大統領選挙は第2幕ではないか?確かに現状はかなりトランプ陣営にとって厳しい。私は奥山真司氏の言うところのリアリストの立場をとっているつもりだが、どうしてもバイデンが大統領になることが許せない。私の持つ価値観にけっしてそぐわない。

現状は厳しいと私も認識している。厳しいのは百も承知だ。感情と論理・現実は切り離せと言っても、それはできない。現状を知ったうえで私は正義の側を支持する。自分の価値観にウソが付けない。

多くのたぶん保守派の人達が上念さんやケントさんKAZUYAさんの動画に低評価のブーイングの評価を入れたことは、百田さんに煽られて低評価を押したのではない。

低評価を押した人は自分の素直な気持ちなのだと思う。上念さんやケントさんKAZUYAさんは、リアルにその事実を受け入れるべきで、低評価を押され逆切れしている姿は、更に失望してしまう。いままでの彼らのファンをバカにしていると思う。

自分たちはリアリストだと自分を上に置いて、上から目線でトランプ支持者を冷笑しているように見えます。ファンをバカにするのはいかがななものか?上念さんもケントさんもKAZUYAさんも好きですが、この点が今まで支持してきただけに裏切られた気がするのは私だけではないと思います。
彼らはバカなリベラル左翼から批判されても痛くも痒くもないが、保守側から批判されることに慣れておらず、内心動揺しパニックに陥っていると私は分析します。

それゆえ、保守側の視聴者に対し、上から目線で暴言を吐き、かつての支持者から反論をくらい、暴言を吐く、その悪循環に陥っているだけです。
本当の保守派は、多少上念氏やケント氏が違う意見を言ったとしても、是々非々で寛容であるべきと思います。ここで上念氏やケント氏を裏切り者扱いにして、切り捨てたら左翼と同じです。

わたしは百田さんに示唆されなくとも最近のケントさんと上念さんはいかがなものかかと思っています。厳しいし現実は皆わかっているが、皆、自分が正しいと信じる価値観(正義)を信じているにすぎない。

KAZUYA氏の動画は、左翼がよくやるセクト争いを助長させています。保守を分裂させたら上念さんの理論で言えば、日本に浸透したチャイナのスパイのせいということになってしまいます。

かつてKAZUYA氏は保守派の強い支持によって参議院議員となった青山繁晴議員をKAZUYA氏が批判した。その時は勇気があると思ったのだが、今度は百田氏を批判しだした。

百田氏の言うことなすこと100%正しく誤謬がないなどと思う人間はいない。保守側の人間だって、常に正しいというわけではない。百田氏を批判することは保守分裂を助長する行為であって、なんらプラスにならない。KAZUYA氏が上念氏やケント氏を擁護することは、感情論であって、保守全体にとってなんらプラスにならず、保守分裂を助長する行為はいかがなものかとわたしは思う。