2020年12月19日

三井E&SGroup　多機能支援艦　MRSS　ひうち型後継艦？

Next Generation Multi Role Support Ship （MRSS）

MRSSは人各種射撃訓練の支援の他、自走不能になった僚艦や標的艦の曳航・消火・救難・物資輸送・離島に対する災害派遣や新装備の洋上試験など多目的に使用する。当面は輸出用に提案されるとは思うが、10年後には平成11年度計画に基づき2001年に起工、2002年に就役したひうち型5隻に水陸両用戦機能を備え後継となる可能性がある。

三井E&SGroup MRSS　

おおすみ型　　　　　　　　
基準排水量 8,900 t　

満載排水量 14,000 t

全長 178.0 m

最大幅 25.8 m

深さ 17.0 m

吃水 6.0 m

全長160ｍ

ＭＲＳＳはおおすみ型より一回り小さい

推定基準排水量は計算式　

\Delta_N = 1.025L_{wl}B_{wl}dC_b

\Delta_N

：常備排水量　

L_{wl}

：水線長　

B_{wl}

：水線幅　

d

：吃水

C_b

：方形係数 (駆逐艦では一般的に0.47 - 0.52程度)

で、計算すると

長さ160ｍ幅24ｍ喫水下4ｍで計算するとおおすみ級と同じ凡そ排水量8000トン弱となる。

全幅24ｍ

乗員150名　速度20ノット

排水量1400トンのひうち型が乗組員は40名で　本船は150名と書いてありますが、おおすみ型が135名ですので、70名程度に省人化しないとひうち型5隻分の人員で3隻分確保しにくいと思います。

76ｍｍ砲ははやぶさ型ミサイル艇（スーパーラピッド型）なので、はやぶさ型から流用するかもしれませんね。

RAS(Refueling At Sea)があるというほとは、洋上補給/給油艦としての能力を持つことを意味します。

40ｍｍ機関砲は海上保安庁の巡視船みずほと同じ70口径40mm単装機銃ボフォースL/70 Mk4と思われる。15トンデッキクレーン

搭載ヘリだが、ＣＨ-47が動画では映っているが、MCH-101　2機を格納庫に収納すると思います。

Stern Gate

SideRamp　

大型トラックはハンガー内27台搭載可能

ウェルデッキには小型上陸用舟艇2隻　水陸両用車両が搭載される

ＣＨ-47はもちろん飛来機である。

根拠は希薄だがこのCGは水面下でひうち型5隻を多機能支援艦3隻のMRSSで代替えすることを提案しているのではないか？

夕日に向かう（西に向かう）MRSS・・・日本の西は南西諸島と台湾と大陸・・・という意味か？

ひうち型

コメント一覧 (15)

- 1. 羅針盤
- 2020年12月19日 09:34
- 見た感じはドック型揚陸艦。戦闘がメインでないなら、７６ミリ速射砲でOKなのかな？あとは、２０ミリファランクスとM２機銃・デコイで、最低限の防御力は確保。ヘリコプター格納庫があるなら、航空機も使えるからなおよし。
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- - 2. Ddog
  - 2020年12月19日 12:03
  - >>1
    推定基準排水量が計算式
    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8E%92%E6%B0%B4%E9%87%8F
    で、計算すると
    喫水下4ｍで計算するとおおすみ級と同じ凡そ8000トンとなる（6ｍで計算すると12000ｔ）。
    排水量1400トンのひうち型が乗組員は40名で　本船は150名と書いてありますが、70名程度に省人化しないとひうち型5隻分の人員で3隻分確保しにくいと思います。
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- 3. 野嘗
- 2020年12月20日 00:10
- FFMの技術を使って省人化を、、、
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- 4. Ｄｄｏｇ
- 2020年12月20日 10:05
- 👍
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- 5.
- 2020年12月27日 12:47
- ひうち型は遠洋タグボートなんでこれで代替なんてできないのでは？
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- - 6. Ddog
  - 2020年12月27日 15:13
  - >>5
    タグボートの部分は民間に任せればいい。
    多用途支援の役割部分の後継となると本艦になるのでは？
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- - 7.
  - 2020年12月30日 06:23
  - >>6
    それは練習支援艦の領分では？
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- - 8.
  - 2020年12月30日 06:34
  - >>7
    練習ではなく訓練支援艦でした
    
    とはいえアブサロン級など、多目的に使える同規模の船もあるので、そういう使われ方で、多くの船の代替後継になる可能性もありますね。
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- 9. Ｄｄｏｇ
- 2020年12月30日 21:52
- 2021年予算をご確認下さい。今回支援船等補助艦艇整備の予算がおりませんでした。
  https://www.mod.go.jp/j/yosan/yosan_gaiyo/2021/yosan_20201218.pdf
  このことは何を意味するのかお分かりだと思います。
  
  複数の支援活動ができ、かつ第一線で活躍もできる艦船のニーズがあると思いこの記事を書いた次第です。
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- 10. 野嘗
- 2021年01月27日 00:10
- これってひうち型の後継ではなく､うらが型の後継ではないでしょうかね？
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- - 12. Ｄｄｏｇ
  - 2021年02月01日 01:51
  - >>10
    そうかもしれませんね
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- 11. 軍事オタク
- 2021年01月29日 16:49
- うらが型の後継だと
  機雷敷設軌条機を備えるのか？
  そのあたりで船型が変わってくる。
  必要だと思うんですけどね～
  いずれにせよ自衛隊の輸送能力は必要量に比べてものすごく低いから、輸送艦関関係は6～9倍程度の能力向上が必要だと思う。
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- - 14. 野嘗
  - 2021年02月02日 09:59
  - >>11
    たぶん掃海機能も備えるのでは？輸送船も掃海部隊と共に行動しますしね。
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- - 15. Ｄｄｏｇ
  - 2021年02月02日 23:06
  - >>14
    ｗｗｗｗｗ　確かに！それどころかウェルデッキを利用して機雷敷設能力までもたせるかもしれませんね。
    もはやなんでもアリ(笑)
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- 13. Ｄｄｏｇ
- 2021年02月01日 02:01
- 自衛隊の機動能力を高めるには、はくおうナッチャンWorldのように PFI（＝Private Finance Initiative）事業船舶　を増やすべきだと思います。更に本艦のようないざとなれば揚陸艦として使える船を確保すべきですね。
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